冒険と創造
人の一生について考えている。
人は生まれてからずっと、試行錯誤と冒険をしつつ生きている。
だがその度合いは、歳とともに鈍感になりがちなものだ。
流れに棹差さず、時代の大勢に身を任せた方が楽だからだ。
事なかれ主義ってヤツだね。
だけど創造が無ければ、文学や美術も生まれない。
冒険が無ければ、科学も発展しないし新製品も生まれない。
私達の世界は、どんどん狭くなっていくだろう。
それに社会全体も、ベクトルを失ってグラグラするし、
私達も進むべき道を見出せなくなってしまう。
鳥や草花には、適応は有っても冒険は無い。
人間が他の生物と違うのは、創造や冒険があるからだ。
先覚的な学者や政治家は、そのチャレンジが故に特別な人なんだと思う。
臆病な私なぞは、ただ時代に流されて来ただけかも知れない。
だけど創造と冒険は、人生の一大事だし夢でもあるのだ。
実は国そのものも老化すると、このパイオニア精神が衰える。
鮮明なビジョンの下で、前進する決意こそが必要なのだが・・・。
かつての小泉政権は、それで高い支持を得たのだ。
只単に迷っているだけじゃ、国の指導者じゃないな!
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