秋ぃ~!
酷暑の後に、やっと秋がやってきた。
家の外は、秋の虫の声で満ち満ちている。
先日も山を走っていると、野栗のイガが転がっているし、
アケビの蔓には紫の実がのどかに揺れている。
私の畑だって、ブロッコリーやキャベツ、白菜、大根、人参、
それにシロネギにと夏の野菜から大半が移り変わった。
残るはタマネギに馬鈴薯、それにニンニクを植えれば畑の作業は終わる。
都市化と共に、四季を感じることがトンと少なくなった。
暑かったこの夏だって大半がエアコン依存だし、
食べ物の旬だって定かでなくなっている。
この点、私のようなファーマーは実に恵まれている。
例えば白菜だって、時期ハズレに種を播いても結球してくれない。
そんな訳で、否応無く季節に敏感になるのだ。
四季の鮮明なこの国では、その季節との付き合いこそ大切なのだ。
古来この国の人々は、四季の花鳥風月の中で人格を育ててきた。
そうして私も、この行く秋を愛でている。
熱帯地域や寒帯地域の国に生まれなくて良かったとつくづく思う。
全てが、秋たけなわである。
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