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2010年10月15日 (金)

如是

如是とは、仏教の言葉で知恵と言うほどの意味だ。

長岡駅の直ぐ南側に日本互尊社の森がある。

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その森に入っていくと、如是蔵博物館と表札のある古ぼけた建物がある。

訪れる人も無いらしく鍵が掛かっていた。

暫くうろうろしていると、80歳くらいの老人が現れて開けてくれた。

Cimg1912

木造三階建ての建物には、野本恭八郎(互尊)に関連した資料を中心に、

山本五十六、河合継之助、山本帯刀などの遺品が陳列されていた。

はて野本互尊とは、如何なる人物かは知らない。

Cimg1921

ただ、この長岡の地に多い陽明学の徒である。

河合継之助も陽明学で生きていた。

陽明学は、朱子学とは違って言行一致を旨としていた。

Cimg1922

継之助も常々「学問は、

実行しなくては何の役にも立たない」と言っていた。

そして、その通りの生涯を送った。

Cimg1886

野本互尊は「内は独尊、外は互尊」を唱えた。

人は、只一人しかいない自分を確立することと、

多くの人々と調和して生きる互尊の精神が両方大切だと説いた。

この精神は、あの山本五十六にも大きな影響を与えたらしい。

それにしても、山本も河合も敗軍の将である。

それは偶然なのかどうか?

この博物館には、

山本五十六の日本海海戦の際の血染めの軍服などがある。

古色蒼然としたこの館の中にも、この国の歴史と人生があった。

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