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2010年10月31日 (日)

文化の香り

今、あちこちで文化祭やふれあい祭りが行われている。

日頃から練習してきた成果を披露する晴れ舞台だ。

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才能を磨いて光らせるには、それなりの努力の積み重ねが必要だ。

この点、飽きっぽい私は駄目だ。

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子供の頃から、絵も書もいわゆる造形は全くの不得手なのだ。

そもそも芸術表現は人間だけが為し得るもので、

Cimg2010

増して具象的な自己表現はその者の個性そのものなのだ。

私には、その表現手段がまったくない。

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だから晴れ舞台に立つ人達を、いつも眩しく眺めている。

その眩しさを求めて、ちっちゃな分化展などに出かけている。

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遠州横須賀は城下町だった。

街道にはウナギの寝床のような家々が並んでいる。

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その町家の一軒一軒が美術館になる。

今年は77人の表現者達が集まった。

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油彩画からガラス工芸、押し花絵画、

竹細工、写真などとりどりである。

Cimg2000

古い町並みや古寺が、場違いな輝きを見せている。

とは言え、猫に小判でその味わいの深みが分からない。

ただただ、感心するのみである。

それにしても、自分を表現できる人が羨ましい。

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