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2010年10月 5日 (火)

ミミズの気持ち

何でもミミズってのは、偉い生き物なんだそうだ。

お目にかかるのはシマミミズとかアカミミズだけど、

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種類だって沢山あって地下の世界を作っている。

地下5mも潜る仲間もいるんだそうだ。

それにミミズは、大陸の分裂が始まる5億年以上前から生きていた。

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何処の大陸にも同じようなミミズがいるのがその証拠だ。

化石にも、ミミズのトンネルが残っているらしい。

ミミズの先祖は水生動物だから、湿った土にしか住めない。

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従って、砂漠にはミミズはいない。

地球の気候の大変動で恐竜や始祖鳥は絶滅したけど、

土の中のミミズは生き残って今日に至ったのだ。

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そうして、地上の土壌を作ったのも彼らだ。

10aに1万匹ほどもいて、一年間に4トンもの糞を出す。

この糞が肥沃な土壌になるのだ。

Cimg1778

何か土の上にほおっておくと、

何時の間にか地中に潜っていくのは彼らの糞の故だ。

彼らが地面に潜ることで、地面は軟らかくなる。

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この世の中を程よく柔らかにしているのは彼らなのだ。

そんなミミズのような存在だからって、馬鹿にしないでよ!

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