ミミズの気持ち
何でもミミズってのは、偉い生き物なんだそうだ。
お目にかかるのはシマミミズとかアカミミズだけど、
種類だって沢山あって地下の世界を作っている。
地下5mも潜る仲間もいるんだそうだ。
それにミミズは、大陸の分裂が始まる5億年以上前から生きていた。
何処の大陸にも同じようなミミズがいるのがその証拠だ。
化石にも、ミミズのトンネルが残っているらしい。
ミミズの先祖は水生動物だから、湿った土にしか住めない。
従って、砂漠にはミミズはいない。
地球の気候の大変動で恐竜や始祖鳥は絶滅したけど、
土の中のミミズは生き残って今日に至ったのだ。
そうして、地上の土壌を作ったのも彼らだ。
10aに1万匹ほどもいて、一年間に4トンもの糞を出す。
この糞が肥沃な土壌になるのだ。
何か土の上にほおっておくと、
何時の間にか地中に潜っていくのは彼らの糞の故だ。
彼らが地面に潜ることで、地面は軟らかくなる。
この世の中を程よく柔らかにしているのは彼らなのだ。
そんなミミズのような存在だからって、馬鹿にしないでよ!
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