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2010年11月26日 (金)

見栄

法事で出かけた僧洞宗の寺の掲示に、

「人と自分は違う。比べることは無い。

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自分の花を咲かそう。自分の光を放とう。」と書かれていた。

私達はとかく人の目が気になるし、

できればかっこ良く思われたいと考えてしまう。

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見栄を張ってみたくなるのだが、それは一種の誇りの表現でもある。

犬にも猫にも見栄など無いだろうし、

人間だけがそれなりの誇りを持っている。

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実は自分というものは、他人と比較してみないと良く分からないものだ。

だからつい比較するのだが、だからと言って卑下も驕りも必要ない。

自然界の草花を見渡せば、赤白黄色大きいのも小さいのも有って、

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それぞれ自分の特色を出して力一杯に咲いている。

日陰には日陰の、高山には高山それ相応の植生がある。

沢山の個性があるから自然界のバランスがある。

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空虚な人間の見栄は、時に空威張りになってしまうけれど、

自分をわきまえているなら、精一杯の見栄を張って生きればよいと思う。

諸々の環境が違うのは止むを得ないし、

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どうせ人生は不条理であって、所詮は孤独なものだ。

結局の所、自分の人生は自分が生きるしかない。

訪れた市民墓地には、実に個性的な墓石が並んでいた。

生涯最後の見栄だね。

肝心なのは、自分の花を精一杯咲かせることなんだろうな。

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