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2010年12月29日 (水)

坂の上

目標に向かってひたすら進んだ、あの頃は良かったと思う。

高度経済成長の頃は、給料だって目に見えて上がった。

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高速道路が伸びて、高層ビルも林立していった。

人手不足が続いて、就職に困るなんてことも無かった。

一番良かったのは、向かう坂の上が明るく見えたことだった。

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今、この国が元気がないのは、峠の向こうの下り坂が心配だからだ。

今年、司馬遼太郎の「坂の上の雲」が注目された。

この国の青春時代が描かれているからだろう。

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思えば、何一つ失うものとて無かった時代から、

ここまで登って来たのだ。

「さて、これからどうする」ってのが、当面している事態だ。

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ところで、私達団塊の世代の生き様も同じ様なものだ。

競い合って生きて来て、この国の経済の拡大にも大いに関ってきた。

それで今、峠から来し方を振り返り、行く先を思案している。

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実は未だに、坂をトボトボと下る気になれないのだ。

と言って、登り続けることも留まることもかなうまい。

ならば、林に踏み入って別の道を探そうか。

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沢沿いに下りれば、川魚や珍しい木の実に巡り会うかもしれない。

それどころか、思わぬ桃源郷が広がっているかも知れぬ。

人は登るにしても下るにしても、発見があればそれで良い。

要は、青雲の志を忘れないことだろう。

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