コミュニティーって
私の住む旧市では、地域の公民館を中心にかなり活発な活動をしている。
子供の見守りやら年寄りのサロン、はたまた運動会や文化活動などだ。
私の所は、平成の大合併で6年前にこの市に合併した。
だが財政難の折、この期に及んで公民館建設など期待すべくもない。
況や町役場も無くなって、コミュニティーの旗振りもいない。
それで従前どおりのハンディキャップが続いていた。
それに小さな町ならではのコップの中の政争があったりして、
まともな地域民主主義が根付いている訳でもない。
世相は無縁事なかれ勝手主義である。
そんな地域で日頃顔を合わせることもないのに、
俄かにコミュニティーなどと言っても踊る訳も無い。
しかし少子高齢化に産業の空洞化と、時代の進展は止めようもない。
既に「地域のことは可能な限り地域で解決する」
地域力の時代になっている。
間もなく高齢世代が地域住民の3割以上になる。
その人々が言葉を交わす相手も無く、ジッと閉塞しているなぞは奇怪だ。
ここはやはり、かつてあったコミュニティーを復活すべきなのだ。
静岡市で「月一日挨拶運動」を始めている。
月に一度日を決めて、老若男女とにかくみんな「今日は」と挨拶する。
そこから何かが始まるだろう・・・・
ともあれ、やり方は色々とあるだろう。
私の住む地域でも、やっとこのコミュニティーを広げる拠点が出来た。
市長以下みんなでお祝いしたのだが、さて、これからどうするかだな。
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