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2011年2月28日 (月)

龍馬の死

坂本龍馬が幕末の歴史に参加していくのは、

沢村惣之丞と共に朽木峠を越えて脱藩したのは28歳の時だ。

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それから33歳で中岡慎太郎と共に刺客に殺されるまで6年間に過ぎない。

如何に時代の回転が速かったとは言え、

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交通通信の限られた江戸時代である。

攘夷が時代のエネルギーであった中で、

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この国の本当の未来を考えていた数少ない一人だろう。

しかし、その志も幕末の権力闘争の中で終焉を迎える。

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京都近江屋の二階に二人を襲ったのは誰なのか。

薩摩説、新撰組説、見回組説など諸説あるが、

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いずれにしても、龍馬はこの日から忘れられる存在だった。

それが日露戦争の最中、

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バルチック艦隊の来航を前にした不安と共にこの世に再来する。

明治皇后の夢枕に立って連合艦隊の勝利を予告したと言うのだ。

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恐らくは薩長閥の跋扈する政界への土佐の政略だったろう。

桂浜を望む高台に坂本龍馬記念館がある。

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龍馬の姉の乙女宛の書簡などが豊富に展示されていて面白い。

「そもそも人間の一生などは分からないのが当然で・・

・・・私などは運が強くて、死ぬような場所に行っても死なない。

・・ですから、四十歳になる頃までは、

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国のため、天下のために力を尽くします。」

「大きい仕事をする者は、時期を見てやることだ。

腫れ物も十分腫れるまで待たないと膿は出てきません。・・」などと書いている。

その記念館に、龍馬終焉の近江屋の部屋が復元されている。

そこには血痕の付着した屏風もある。

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この部屋に座って、昨今のTPP=偽開国騒動を思った。

誰の扇動かは知らないが、付和雷同の人達がいる。

龍馬なら今日の馬鹿騒ぎを、慎太郎にどう語りかけているだろうか。

やはり大政奉還かな?

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2011年2月27日 (日)

高知へ行こう

突然思い立って、坂本龍馬の高知へ行ってみたくなった。

NHKの大河ドラマは終わったが、まぁ~その頃合が良い。

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静岡空港からチャーター便が出ると言う。

そいつに飛び乗ることにした。

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朝食抜きで、空港に向かった。

先ず目的は、空港食堂の朝ラーである。

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藤枝地域では、朝からラーメンを食するのだそうだ。

そま朝ラーを空港が取り上げて評判になっている。

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物好きとは、先ずは何でも試してみることだ。

ラーメンを試食する価値があるかどうかは別にして、

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ともかくも朝からビールにラーメンなのだ。

どんぶりの縁の海苔は、どうも富士山を擬しているらしい。

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フッと隣の夫婦の会話を聞いていると、

どうやら旅行者ではなくて朝ラーをわざわざ食べに来たらしい。

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どうやら暇人?がいるものだが、しこうしてこの思い付きの旅は始まった。

10:15分発のFDAは、11:20には高知龍馬空港に到着してしまった。

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さすがに高知の空港は始めてだが、とうやら昨年の熱気が残っている。

到着早々だが、ちかくのカツオ舟で土佐造りの昼食である。

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自分でカツオをあぶってそれらしくするのだ。

ともあれ、高知からは幕末に多くの人物を輩出している。

当然ながら志半ばで倒れた人間が無数にいた。

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そのお陰で、今全国から歴女やらが押しかけているのだ。

私も30年ぶりの四国を堪能しようと思っている。

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2011年2月26日 (土)

男の立ち姿

もとより、しょぼくれ男の私が格好良いと言うつもりは無い。

だが内臓脂肪をたっぷり蓄えた肥満の御仁は尊敬できない。

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それは、その人の自己管理能力を疑ってしまうからだ。

第一、腹がだぶだぶと膨らんでいて良いことなど一つも無かろう。

だがこのメタボは、明らかに今日の経済社会の反映なのだ。

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かつて男達は、総じて筋肉質で俊敏だった。

農業にしろ工業にしろ、

はたまた家事だって男の筋力が不可欠だったからだ。

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誰もが汗を流して働いていた。

それが石化エネルギーとオートメーション、さらにはIT革命で、

筋肉の出番が激減してしまった。

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おまけに長引く不況とリストラで貯まるのはストレスばかりになった。

結果として、詰まった雨どいすら掃除できない体になった次第なのだ。

ともあれ、動物としての男は剽悍でありたい。

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それに、胸を張って立ち姿に自信を持ちたい。

凛として行動的であってこそ、女性の目を引くのではないか。

そんなつもりでランニングに精を出しているのだが・・・。

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2011年2月25日 (金)

心ならずも

人生は偶然に満ちているし、思う様になるなんてこたぁ~無い。

それでも自分なりにコツコツと努力して、

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余暇には園芸やスポーツなんかにも楽しみを見つけてきた。

そして気がついたら既に還暦を回っていた。

これが江戸の昔なら、十五歳で元服、二十歳で一人前、四十じゃ隠居だ。

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それでもつて平均的には人生五十年だったのだ。

ところが今、還暦過ぎったって未だ随分若いなァ~と感じる。

思い通りにならないことを幾つも経験して、

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それでもって大人になったような気がしていた。

しかし・・・、気持ちは二十歳の青年とちっとも変わらんぜよ。

まだまだ無限の人生が広がっているようにすら思う。

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とは言え、孫もすくすくと成長し世代交代の兆しも見える。

何故か私の言うことも聞いてもらえなくなったし、無視さえされることもある。

やがて、どこかに寄りかからにゃいけなくなるかも知れない。

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それが自分のことなのかどうか?

イヤイヤ万が一寄りかかるとしても、そりゃ椅子の背もたれ位にしておこう。

何もカトレアの花を咲かせるつもりだった訳でもあるまいに。

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レンゲは田圃でレンゲのように咲けばいいんだ。

何ッ・・・ドクダミの花だって・・?

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2011年2月24日 (木)

馬鹿のすすめ

私は、子供の頃から馬鹿にされたくないと思って生きてきた。

だから試験勉強もしたし、仕事にだって懸命に励んだ。

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とにかく人生は、一生懸命しかないとも思い込んでいた。

それで思い詰めて、夜な夜な眠れなくなったこともあった。

今で言うところのウツだったのだと思う。

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そんな折でも、我が細君はあっけらかんとしたもので動ずることがなかった。

お陰で私は、幾分の安心を貰ったりもした。

要するに動じないと言うのは鈍感な訳で、

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性格として誠に羨ましいと思ったものである。

だけど今、人間少しくらい馬鹿な方が丁度良いと思うようになっている。

それに馬鹿も才能だと思うのだ。

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人間は、頭脳明晰であれこれ考えて何も出来ないよりも、

時に意気に感じて馬鹿ばかしい事にも取り組むほうが良い。

むやみに他人の目を気にして、

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些細な失敗をくよくよしていたらノイロになっちまう。

考えてみれば、怜悧で利口な人には親しみがない。

人間の魅力は、その人生遍歴の味から生まれる。

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そう考えると、人間はチョツトくらい馬鹿が良い。

そして、利口な人がやりそうもない事をやるのだ。

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2011年2月23日 (水)

男の孤高

雄ライオンが一匹で生活するように、男は元来一人で生きるものらしい。

それぞれ知友は存在していても、

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愚痴など語るのはみつとも良いものではない。

それに職場は、時に戦場であり戦友と言えども巧妙争いの相手だ。

うかうかとしていれば、山内一豊のような男に出し抜かれてしまう。

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そんな男の性が、いやが上にも男の孤独を強いるのだ。

それで「男は黙って○×ビール」などと嘯いたり、

沈黙は金などと保身に徹したりする。

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これが女性なら、何やかやと集まりを作ってはお喋りする。

お陰で高級レストランはもとより、女子会の飲み屋まで女の園だ。

話柄などは、噂話やら男の品定め、姑や嫁の悪口などと、

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井戸端会議然としてもとより取り止めもない。

しかして女が黙った時には、何をしでかすか分からない時である。

この点男は、黙って浮世の風雪にも山の神の悪罵にも耐えているのだ。

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「寒木春華」と言う言葉があるそうな。

樹木は風雪に耐えてこそ春に見事な花を咲かす。

人間もしかり、

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孤高に耐えてこそその見栄えも中味も華が咲くと言うのだ。

それを信じて、今日も孤高に耐えている。

それにしても、男は辛いよ!

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2011年2月22日 (火)

頭の低き稲穂かな

「稔るほど 頭の低き 稲穂かな」

小さい頃から母親に聞かされてきた言葉だ。

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確かに稲穂は、隆々と稔に従ってその重さで穂首をたれる。

私の住む所は水田地帯だから、まことに説得力があった。

それで虚勢を張って威張る御仁と出会う度に、

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何時もこの言葉を噛み締める癖がついている。

そう、私の一番嫌いな人間が、その威張る奴なのだ。

威張る奴と言うのは、自分が中心でないと我慢の出来ない人間だ。

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中味が空っぽの癖に人の話を聞こうとする姿勢がない。

つまり成長しない人間ということだろう。

困ったことに、この手の人間が企業にも地域社会にもいる。

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つまらないことで自己主張して譲ることがない。

現役時代にも、そして今もそんな輩とすれ違うのだが、

幸いにも上司に戴いたことはない。

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仮にそんな上司と酒など飲んだら、そりゃ悲劇だね。

もっとも、その手の傲慢な人間は当然誰からも嫌われる訳で、

企業組織の中で出世など出来るはずも無い。

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ところが裏腹に、その腹いせなのか地域には色々な人が居る。

威張るってのは、その頭の軽さを見せて歩くようなものだ。

それが人間の哀しいところで、自分じゃ分からない。

皆さん、私も含めて稔りそこないな部分は隠しておきましょうよ!

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2011年2月21日 (月)

正義漢ぶる

悪者を作らなければ、正義の味方にはなれない。

問題は、誰を悪者にするかと言うことだ。

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この点「役人」は格好の標的だった。

何となく権力の場に近いようだし、

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その上、官吏である以上表立って反論できない。

現政権はそれを確実にするために、記者会見と国会答弁を禁止した。

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役人攻撃で人気を得ようとしたのだ。

この点では、メディアも同じようなパターンだった。

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最近でも「役人の給料は多すぎる」と攻撃目標を移している。

税収の減少に見合って給料を下げるべきだと言うのだ。

それはそれとしても、役人とは誰の事かがはっきりしていない。

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役人が公務員のことなら、教員や警察官、自衛官が中心になる。

公務員の給料は、人事院勧告で民間準拠でコントロールされている。

行政官庁の場合には、教員より低い給与が設定されている。

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○×タツクルなども、その肝心の誰の給料が高いのかを曖昧にしている。

公務員の給料は、ネツト上でも給料表が公表されているし、

この十年間、毎年のように引き下げられてきた。

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仮に事務次官や審議官などの一部高級官僚の給与が標的だとしたら、

そんな人達は、この広い日本に千人も居ないだろう。

どうも窮すれば鈍するなのか、弱い者いじめが気になるのだ。

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評論家と称する方々の出演料は、はたして如何ほどなんでしょうね。

ひょつとして、1時間だけで「役人」の一ヶ月以上だったlして・・・!

この国は、おかしくなっちゃったね。

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2011年2月20日 (日)

人生ちょぼちょぼ

幸不幸はあざなえる縄の如しとは昔からの諺だ。

最小不幸社会なんて言われると、なえる縄もなえなくなるが、

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人はたいてい不幸をバネにして成長・飛躍していく。

自分の子供の頃のことを思い出している。

私は晩成な上にかなり内気でスポーツも苦手だった。

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たまに草野球に加えてもらっても、ボールでなくてバットを飛ばしたり、

何時もヘマばっかりやっていた。

だから結構なイジメにもあったりもした。

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勿論目立たない存在で、学級委員の候補にすら上がったことがなかった。

そう! 私の少年期は真っ暗けで、かなり惨めな思いで過ごしていた。

近頃、昔のクラス会が開かれるようになった。

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そんな折、音頭を取って活躍しているのは、

かつて成績優秀だった委員長なんかじゃない。

たいていが、ぼんくらで目立たない存在だった人だ。

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人間の成長にとって、満足と言うのは実は大敵なのだ。

人間「これで良し」と思えば、そこで足は止まってしまう。

かつての優等生が初老に到ってすこぶる精彩を欠くのは、

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子供の頃の慢心が故ではなかろうか。

明代の学者・洪自誠の一文に「花看半開 酒飲微酔 そこに佳趣有り」とある。

ともあれ人生はかくも面白く、ちょぼちょぼなのだ。

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就職活動の苦労も、きっと艱難汝を玉にするだろう。

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2011年2月19日 (土)

無縁社会の所以

人間の世界は嫉妬の世界だ。

同期入社の同僚が少々早く係長になっただけでも、

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平常心を保てないのが普通の人間だ。

ガキの頃、隣の席で鼻水たらしてたヤツが市議会議員になったら、

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それだけで我が身の不幸を呪ってしまう。

表面を繕っていたって、所詮人間なんてそんなようなもんだ。

逆にそういう人間関係がなければ、この社会は進歩しないし発展もない。

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つまり人間は、遊んだり喧嘩したりして競い合って知恵をつけていく。

それにかつては社会全体が貧しくて、

知恵を働かせねば生きていけなかった。

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それが高度経済成長で、社会も家庭もそれなりに豊かになった。

すると、それほど競い合わなくても生きていけるようになる。

それに輪をかけて教育も福祉も競争しない生き方を助長しちゃつた。

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そんな折に日本の経済も下降を始めて、就職氷河期を迎えたのだ。

自分を他人に認めさせる訓練に乏しい若者は、

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必然的にこの冷えた社会から弾き出されてしまう。

いわんや他人を押しのけて伴侶を得ようなどとはしない。

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つまり、なすべき仕事も認め励ましてくれる人も無いままに、

「私は、居なくても良い存在・・」などと自己否定に陥るのだ。

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私達は、嫉妬も含めて人間と人間の関係なくしては生きられない。

人と付き合う知恵が、暮らしを楽しむ術にもなるのだ。

無縁社会を脱するには、

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お互いにもっと貧しくなって、互助しあう関係性が生まれることだろう。

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2011年2月18日 (金)

泣いてくれる?

「人生の終わり方」と言う本が目に留まった。

米山さんやひろさん、ふじしろさんのコメントが気になっていたためだろう。

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この本を書いたのは大正5年生まれの三浦朱門だ。

彼は、文学者にして文化庁長官まで努めた傑物である。

その男が、どんな幕引きを考えるのか興味が涌いた。

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死ぬまでどう楽しむかなどと、示唆に富んだ記述はさすがである。

しかし、もとより正解など有りよう筈もなく、

最後は社会奉仕の仕事と名誉ある死でピリオドにしている。

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ところで私は、人の死に対して案外冷静だ。

83歳で親父が逝った時も、色々と考えはしたが涙は出さなかった。

人は誰も平等に死ぬのであって、

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そのこと自体に涙しても詮無いと思っている。

それよりも、生きている間に何をするかが肝心なのだ。

それには、ある程度自侭に生きる必要があると思ってきた。

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だからどうせ俺が死んでも、女房殿とて涙しないだろう。

三浦朱門の奥さんは相思相愛と言われた曽野綾子だ。

その三浦ですら「俺が死んでも、泣くのは裏の松山の蝉くらいか」と言っている。

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私のその時はまだずうっと先かもしれないが、

もとより余命は天の許すところだ。

別に涙なんか流して欲しいとは思っていない。

只、お焼香は良い女から順にお願いしたいと思っているだけだ。

  

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2011年2月17日 (木)

あまりに放埓

チュニジアに端を発した民衆革命は、中東全体に広がり始めた。

確かに中東諸国の支配体制は、アラビアのロレンスの頃から変わっていない。

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この政変か一見、独裁を廃して自由を求める動きに見える。

しかし実は、この動きには食糧(小麦)価格高騰への不満が底辺にあるようだ。

そうだとすると、支配の形は変わっても問題は解決しない。

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危険水域に達しつつある食糧価格が沈静化しないと、この動乱は長期化するだろう。

この食糧問題に関して、日本人は極めてノー天気だ。

昨今のTPP騒動でも、食料自給率40%と主要国で異常に低いにも係らず、

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開国の正体は、どうもその40%を輸入に変えることらしいのだ。

食料自給率には、エネルギー、重量、価格ベースの三つの指標がある。

価格ベースでの自給率は国内産の価格高から幾分上がるが、

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数量ベースでは逆にかなり下がってしまう。

肝心の穀物自給率が28%で173ヶ国中で124番目の水準だからだ。

国民を養うと言う意味ではエネルギーベースが最適な指標と言える。

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余談はさておき、TPP開国論は無責任な放埓政治だと思うのだ。

本気でやるならFTAで個別に交渉すりゃ良いのに、いきなりTPPだと言う。

中東が乾燥した高温地帯であるように、

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国にはそれぞれ独特の自然や風土、文化や価格体系と秩序がある。

もちろん国土の広さも違う訳で、米国の農業経営の単位は数千haだ。

これは日本では、一つの市域の農地を全て一人で管理する規模になる。

と言って、日本では飛行機で管理することも出来ないし、

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山の多いこの国では莫大な治水費用も必要だ。

そんな事は全て無視しろと言うのは、まさに勝手放題な見識だ。

「政治主導」を掲げるこ利口(?)な政治家には、

「方便」も含めて、規範なき自由があると思っているのだろう。

政治家なんてやりたい放題で、落選したら後は知りません・・なのだ。

高速道路の料金も3年後は、財源枯渇で幾らになろうが知ったことかって!

そりゃ、放埓そのものであって、政治とは言えないでしょ。

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2011年2月16日 (水)

男の格好良さ

今更、私が少しばかり男を磨いたとて如何ともし難いが、

男はそれなりに格好良くありたいと思う。

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風貌や金回りとか資産の有無ではない。

例えば日露戦争前後の外交を担った小村寿太郎だ。

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彼は小太りの150cmほどの小男でネズミのような顔をしていたと言う。

彼の逸話は幾つもあるが、駐清代理大使の時のことだ。

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当時の清国の実権は軍閥の李鴻章が握っていた。

彼は列国公使の居並ぶ中で小村を軽く見て軽口を叩いた。

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「日本人は閣下のように、皆小さい人ばかりなのか?」と。

対して彼は「閣下のごとき大男もいるが、みんな愚鈍で使い物にならない。

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それで止む無く相撲取りにして渡世させている」と渡り合った。

流石の李鴻章も小さくなって黙ったという。

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つい先日の日中首脳会談の折、

我が管総理のオドオドと短い挨拶を読む姿と余りにも違いすぎないか。

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そう、男はセクシーであるべきなのだ。

色事にうつつを抜かすことではなくて、男らしい意志力や骨っぽさのことだ。

ちなみに欧米では、セクシーは格好良いという最高の褒め言葉なのだ。

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日本の政治にそいつが有ればガラッと雰囲気が変わる。

かつての小泉純一郎の人気は、実はそいつじゃなかったか。

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2011年2月15日 (火)

三度笠

TVが一般に普及したのは東京オリンピックからだ。

それ以前のメディアは専らラジオで、

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しきりにあの独特の節回しの浪曲が流れていた。

だから広沢虎造の名調子が今でも耳に残っている。

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「旅ィ~行けばァ~ァ、駿河の道に~ィ、茶の香りィ~、街道一の・・」

「飲みねぇ、食いねぇ、江戸っ子だってねぇ・・」ってな具合だ。

そう、清水次郎長とその第一の子分大政、そして石松は、

今日のTVのアンパンマンに匹敵する存在だった。

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それで先日、清水の次郎長の旧家に忽然と大政が現れた。

「おひけぇなすって、憚りながら拙者生まれは愛知県は桶狭間・・」

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と名乗る。

三度笠に雨合羽を翻して、清水から日本平、

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そして久能から清水港へと走るのだ。

大政を追いかけながら思った。

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こりゃぁ、この格好で日本平マラソンを走ったら受けるぞってことだ。

ともあれ次郎長はヤクザの親分だったが、

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山岡鉄舟との付合いが始まってから足を洗った。

それからと言うもの、

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慈善事業やら茶園開墾やらと随分罪滅ぼしをした。

戊辰戦争の折、

駿河沖で沈没した幕艦の水死者を埋葬したのも次郎長だ。

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浪曲と言う日本の文化は、既に過去のものになりつつある。

それと同時に次郎長も忘れられつつあるのだが、

山岡と西郷隆盛の会談にも、

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白蝶はヤクザなりのなかなかの働きをしている。

そう! 官軍に追われていた鉄舟を清水港に出迎え、

大勢の子分ともども、

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駿府に駐留していた西郷のもとに導いたのは次郎長だ。

彼ら一家の幕末ドラマは、決して古くはないと思うのだ。

来年の清水マラニックは、28名揃いの三度笠で走ろうか!

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2011年2月14日 (月)

清水を駆け抜ける

土曜には珍しく静岡が雪になった。

だが日曜日は快晴で、素晴らしい清水を堪能してきた。

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富士山の見下ろす清水駅前をスタートして、

港のエスパルスプラザを通り過ぎ、

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やがて清水次郎長の生家の前を通り抜け、

龍華寺の脇から日本平に向かって登っていく。

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標高308mの日本平から見下ろす眺望は、

まさに日本平の名に相応しい。

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富士は前日の雪をたっぷりと被い、

三保半島は群青の海に浮かんでいる。

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その絶景を横目にひたすら山頂を目指す。

山頂からはロープウェイで久能山へと渡る。

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東照宮が国宝になって観光客も一気に増え、

ロープウェイもフル回転である。

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やはり久能では、家康公の廟所に参拝せずばなるまい。

東照宮から出ると今度は駿河湾に向かって長い石段を駆け下りる。

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下り切るとそこはもう石垣イチゴのハウスばかりが広がっていて、

イチゴ狩りをせずに通り過ぎるのでは申し訳ない。

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それで仲間と共に一棟のハウスに入って、腹一杯に水分補給となった。

この間かれこれ30分ほどだろうか、

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重くなった腹を揺すりつつ再び走り始める。

今度は海岸を一路三保半島に向かうのだが、

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海の向こうには伊豆半島が広がり、天城連山もほんのり雪化粧している。

打ち寄せる波音を聞きながら駿河湾の奥へと向かうのだ。

羽衣の松の地点で、お茶屋に入って昼食となる。

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しかしながら腹にはマダイチゴがたっぷりで、ビールとおでんで済ませる。

三保半島の突先には真崎灯台があって、

そこからは清水港の内懐に向かって折り返す。

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釣り人やアクアラング、それに富士に向かってカメラを構える人も多い。

山岡鉄舟が再建した鉄舟寺を過ぎるあたりから清水の市街地に入っていく。

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鉄舟寺は、武田信玄が久能山からこの地に移した寺だ。

市街地を5kmほど走ってゴールの草薙の湯に到着、それから懇親会である。

私はこの35kmを6時間と少々で走ったのだが、

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清水の良い所を巡って、一日中たっぷりと色々楽しむことが出来た.

景色も申し分なくて、こりゃマラニック中のマラニックだな~ァ!

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2011年2月13日 (日)

人生の一日

一生涯に、こんな日が一日あったら素晴らしい。

そんなMike・齊藤さんの「感謝の集い」に招かれたのだ。

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浜松のホテルオオクラには、400人近くの人が集まった。

人は生涯に様々なところで、色々な人と出会っている。

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一瞬のすれ違いの人もいるし、四六時中顔を合わせてた人もいる。

自分がこれまで出会ったそんな多くの人達に集まってもらって、

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自分の歩み・生きてきたこの時代を再確認できたら、

そんなに素晴らしいことはあるまい。

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齊藤さんは芸能人でも政治家でも何でもない、一人の技術者だ。

とは言え、多趣味で海外の暮らしも長くて、そして魅力的な人だ。

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そうだとしても、400人もの人がこの特別の会に集まるだろうか。

「やがて私もこの世を去るだろう。人がしなきゃならない事なら

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出来る限りの力を出してやってきた。私のやり方で・・・」

彼は、弾き語りつつそう歌った。

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そう! 齊藤さんは、人生の感動を求めて今日までやってきたのだ。

驕りでも飾りでも何でもない、一人の男の生き様がそこに露出していた。

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仕事に熱中し、音楽にのめりこみ、人との交わりを喜び、

何千と言う人々との縁を結んできたM・齊藤がそこにいた。

実に実に悔しいことだが、私tが同じ真似をしたくてももはや無理だ。

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齊藤さんの前に、今日こそは兜を脱ぐ他無かった。

いやいや、私と齊藤さんが会ったのは二年前の一度だけなのだ。

そうなのだが、私は彼の集いに極自然に足を向けていた。

人間とは、かくも面白く楽しいものなのだ。

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会のフィナーレは、第九「歓喜の歌」を

フロイデ合唱団と共に全員で合唱した。

よし!この十分の一でも良いから、私も何時か真似してやろう。

だけど・・、私はフトンしか弾けないしな~ァ?

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2011年2月12日 (土)

菜の花忌

司馬遼太郎の本を読み始めたのは、40歳を過ぎた頃だ。

その時「もっと早く、なぜ読まなかったのか」と言う悔悟の念を覚えた。

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第一、語り口と言うか歯切れの良い文章が嬉しかった。

それに「ものを考えるとは、こういうことか!」と得心させてくれた。

それからと言うもの、彼の本は何時も私の鞄の中にあった。

否、今だって変わってはいない。

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勿論この20年近くの間に、彼の作品のあらかたは読みつくした。

だから二度目三度目なのだが、これが又新鮮なのだ。

歳とともに読み方が変わるのかもしれないが、

読む度に人間と言うものを見直すことになる。

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ちなみに現在は「項羽と劉邦」を再読している。

秦の始皇帝が中国大陸を統一した後の、彼の国の人間ドラマだ。

秦は、始皇帝の不老不死の願望から瓦解が始まる。

皇帝は方士に霊薬を探すように叱咤するのだが、

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紀元前の科学者である方士には所詮無理な注文だった。

結果として宦官に権力を横奪されて国が乱れていく。

そこに登場して来るのが項羽と劉邦なのだが、

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すべからく、人間の性が歴史を動かしていく。

今日は司馬遼太郎の命日「菜の花忌」である。

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2011年2月11日 (金)

寒天慈雨

春が近いんだ!

このところ恵みの雨が降るようになった。

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お陰で我が家の梅も咲き出したし、河津桜も芽を一杯に膨らませている。

ここ随分と雨がなかったから、畑はカラカラだ。

馬鈴薯を伏せようと見回ってみると、

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そのカラカラな土に干からびかかった小さな草の芽が一杯だ。

雨を待って一気に成長しようと待ち構えている。

ところで、私の地区500戸を対象にボランティアを募集した。

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子供の見守り・挨拶運動・防犯などを、それとなくやるボランティアだ。

私にすれば、地区に住む誰もが関心を持って欲しいと思っている。

それはまた、仕事を退いた人達の生き甲斐になるはずなのだ。

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募集から一ヶ月になるが名乗りは2名だけだった。

それが今日、新たに2名申し出てくれた。

とりあえず4名でスタートすることが出来る。

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ボランティアだから、無理をする必要は無い。

「それとなく」出来る事からやれば良いのだ。

その最初の火が、やがて燎原の火のように広がって行くだろう。

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そのうち、道端で子供を見送るのは普通の風景になるだろう。

子供手当てなんかより、はるかに大切なことだと思う。

母親が玄関で「行ってらっしゃい」と声をかける。

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そんな当たり前のことが、家族の日常になっていくだろう。

余寒はまだまだ続くが、寒天慈雨を得て春は始まっている。

この試みは、2年で花を咲かせるだろう。

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2011年2月10日 (木)

無茶なスローガン

管政権の諸々には呆れるが、殊に「開国」の幻想には困ったものだ。

今夜は3点に絞って考えてみる。

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第一は政府の外交音痴ぶりだ。

首相はAPECやダボスで「日本は開国する」と宣言している。

ところが日本の平均関税率は、欧米よりも遥かに低い。

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それにも拘らず開国とは、「私は裸になります」と言うに等しい。

しかも交渉相手に向かって言っているのである。

限りなく、あなたの言うとおり譲歩しますとの宣言になっている。

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そして国民には、パンズを脱ぐのか靴を脱ぐのかさえ説明していない。

第二は、二本の農産物は高品質で輸出できる幻想だ。

ひりゃ、海外の在留日本人は買うかもしれないけど、量は限られる。

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昨年の米の国内生産量は800万トン強だ。

そして大臣まで駆り出して笛太鼓で宣伝した米の輸出は、

この一年間で1900トン(生産量の0.03%)に過ぎなかった。

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味噌汁のあの味噌でさえ10,240トン輸出しているのにである。

いくら日本人が美味いって言ったって、5倍もする米を買う人は限られる。

賃金水準も生活も違うんだから。

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第三点は、TPPで輸出が伸びる幻想だ。

TPP交渉参加国のGDP比率は、米国70%、日本20%、

豪州5%、そして残りの7ケ国で5%なのだ。

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つまり日本の輸出先は、実質的に米国に絞られる。

その米国のオバマ政権は、今後5年間に輸出を倍増させると言って、

ドル安政策を遂行しているのだ。

TPPに参加して国内農業を殺せば、

それで日本の輸出が伸びるんでしょうかね?

え~ぇ 管さん!

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2011年2月 9日 (水)

人は見かけ

流石に最近では、あのガングロの醜悪な化粧は見かけなくなった。

とは言え、長い睫に厚化粧・太もも露わな姉ちゃんやら、

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土木作業員に似たずり下げズボンに、

踵をつぶしてペタペタと歩く兄ちゃんは未だ見かける。

誰が見ても醜いのだが、オツムの鈍さを体全体で表現して臆面も無い。

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若気の至りならいざ知らず、彼らはバカを隠すことを知らないのだ。

これが歳を経るに従って、表面上そいつを押し隠すようになる。

しかしながら隠すことの出来ないのは顔の表情だ。

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不思議なもので、どうしても顔には永年の性癖が顕れてしまう。

顔に責任を持つべき年齢にして、逆に卑しさが滲み出てくるのだ。

特に邪な部分は透けて見えるようになる。

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だから私達は、初対面でも10分もしないうちに、

その相手がどんな生活をしていて、どんな行動をするか大抵見分けてしまう。

仮に見抜けずに痛い目にあうとしたら、

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自分の修行が足りないか、利害に固執していたからだろう。

そんな邪な輩に近づかなきゃ良いのだが、この世が組織立っているから仕方ない。

彼らは、大抵が自己中心で強欲で妥協が出来ない。

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私も昨年は、自治会でそんなのに出っくわして往生した。

子供の頃から「人は見かけで判断しちゃいけません」って教えられた。

だけどやっぱり、数少ない例外を除けば、

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そりゃ、人は見かけでしょ!

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2011年2月 8日 (火)

山と海

私は遠州灘の海岸から3kmほどの所に住んでいる。

と言って、不断は海を意識することなど殆ど無い。

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台風接近時の海鳴りや生シラスが届いたりして感じる程度だ。

この日本列島は四囲海に囲まれていて、

相当に海に馴染んでいて良さそうなものだが、

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欧米人に比べて海に対して無関心にも見える。

大陸人にとってベイエリアは一等地で、

ヨットを横付けしたりして富豪の憧れの場所でもある。

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だが海溝に接する日本列島は、高波や津波、それに速い海流もある。

それで海は、かなり怖い場所になっている。

私達生物は太古の昔、この海から丘に上がって進化を遂げてきた。

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地球の3/4が海であるように、

私達の体も3/4が海水と同じ成分で満たされている。

海と言う字は水の中の母と書く様に、私達の故郷は海なのだ。

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だけど私達の遺伝子は、山を目指している。

山には、私達は常に力強さや霊験を感じてしまう。

朝、子供達を見送っていると、北の方に南アルプスが見える。

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そのアルプスの山並みが、

この冬の雪で忽然と浮かび上がって大きく見える。

海の音を聞き、富士山も含めて山並みを望見して暮す。

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海にも山にも、そして空にも恵まれている。

時に、こんな暮らしをこよなく快く思うのだ。

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2011年2月 7日 (月)

鉄と私達

人類の進歩を促した最大の金属は鉄だ。

鉄器の搭乗が農耕の飛躍的な発展をもたらし、

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鉄の武器が古代国家を形成する原動力になった。

古代国家は、鉄を作る火力を生み出すために大量の森林を伐採した。

その自然破壊が古代ローマ帝国を衰亡させ、

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中国の古代国家の盛衰にも大きな影響を与えたようだ。

近世の産業革命にしても、

磁石の磁性から電気が発見されて、今日の電力になったのだ。

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それに実は、人は鉄が無くては生きていけない。

血中のヘモグロビンは鉄が主成分で、体にはクギ一本分が含まれている。

だから鉄分が不足すれば、たちまち貧血症に陥ってしまう。

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かつて日本の製鉄産業は、「鉄は国家なり」し呼号し、

この国の高度経済成長を支えた重要産業だ。

その製鉄産業も、

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現在では新日鉄でさえ生産量で世界で6番目の会社に過ぎない。

上位には何時の間にかタミルを始め、

中国の3社、韓国のポスコが跋扈している。

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そんな折、新日鉄と住友金属が合併へと歩みだした。

家電ですら輸入が主流になりつつある昨今、

この大手二社の合併で、タミルに次ぐ世界第二位の製鉄会社になる。

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こっちは政府のえせ開国と違って、本物になるだろう。

この合併を機に、日本企業の再活性化を祈りたい。

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2011年2月 6日 (日)

シーズン突入

別府大分同様に市民マラソンも盛期に入った。

それにブームとやらで何処のマラソン大会も人で溢れている。

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ともあれ今日は、遠州森町マラソンのハーフを走った。

ローカルな大会だけど、歴史も情緒もあってなかなかの大会なのだ。

コースは街の中心からスタートして太田川を遡る。

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途中から吉川にそれて太田川ダム近くまで行って折り返すこーすだ。

半分が登りで帰りは下りになる。

そういう意味では走り易い大会なのだ。

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それに今日は、例年のように強い空っ風もなく、

ウソのような温かな一日だった。

自慢のコスチュームで走るランナーもいる。

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今日目立ったのはうさちゃんとパンダかな。

ウサギのコスプレで走った女性は、まったくのお似合いで、

沿道の応援を一手に「かわい~ィ」と言われずんめで走りとおした。

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お陰でその後ろを走る私なぞ、誰も関心を払っちゃくれなかった。

でもまあ、マラソンは走る方も応援するほうも楽しくなった。

そんな訳で、1時間52分はとりあえず満足する他ない。

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これから清水マラニック、駿府マラソン、日本平マラソン、

そして掛川マラソンとレース毎に春が深まっていく。

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2011年2月 5日 (土)

人生の午後

人生に午前と午後があるなら、

還暦を過ぎればそれは紛うことなく午後の時間だろう。

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しかも来し方を振り返り、やがて訪れる夕闇までを過ごす一時なのだ。

その事を忘れて、何時までも若いつもりで出過ぎるのは見苦しい。

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人生というのは、不可思議な一回だけの物語だ。

しかもそれは運命に意志が掛け合わさった自分だけのものだ。

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問題は、団塊の世代が遭遇しているこの午後の一時を如何に過ごすかだ。

見るべきほどの事は見てきたのだから、

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ひねもすのたりとうたた寝するのも一興、

過ぎてきた懐かしい日々の追憶に生きるのも良かろう。

しかして、人生の午後は何時まで続くのか分からない。

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その間に何をして何をしないのか、問題はかかってその一事にある。

しからば身の程に適う役割とは何か。

それは適当に金を使って内需を拡大すること。

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それに人の為に体を動かすことだろう。

自分の為に生きるのは程々にすることだと思う。

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そうすりゃ、仮になが~い午後になったとしても生きる意味がある。

この世に無形の置き土産だって残せるかもしれない。

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厭世ではなくて「うき世になにか久しかるべき」(伊勢物語)なのだ。

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2011年2月 4日 (金)

ブログと日記

私はかつて、かなりまめに日記を書いていた。

それも「今日は○×をした」などという記録ではなくて、

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心の襞をかきむしる様な、かなり暗いものだったような気がする。

特に一貫した考えがある訳でもないから、

日記は心の迷いや悩みそのものだった。

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今改めてそれを読めと言われても、

自分の混乱を覗き込むようでまったく気乗りしない。

幸いにある時、一大決心をして永年の日記帳をすべからく燃やしてしまった。

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後ろを振り返るのは止めようと考えたからだ。

その代わりに、1730日前からこのブログを書き続けてきた。

ブログには心の襞は書けないから、主に頭の襞を書く。

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感じたことを掘り下げていくと、思いは更に鮮明になってくる。

それに第一、日記は私だけのものだった。

それこそ人に読まれようもんなら、冷や汗三斗じゃ済まない。

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だがブログは全く逆で、自分を不特定多数の前に晒すことである。

殊にヒロさんや米山さんの様な常連読者を意識するようになる。

わざわざ私の拙文を読みに来てくださるのだから当然ではある。

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いつの間にか日課になった書き込みだが、

日記の自己記録と違って、社会の一員として声を出している。

それは恐らく、自分が社会の一員であることの確認でもあるのだ。

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ちっとばかり理屈が過ぎるってご意見もあるが、

「俺は、ここでこう生きてらい」ってメッセージだからな~ぁ!

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2011年2月 3日 (木)

氷河乳

ヒマラヤの谷間にフンザと言う半独立国がある。

そこに氷河が大地を削って作り出す氷河水が湧いている。

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それで、その水をがぶがぶ飲んでいる国民は病気知らずだと言う。

みんな長寿で棺桶に入る直前まで歌い踊り、

そして男女は交わるのだとか。

大地のミネラルには途方もない力があるらしく、これを氷河乳と呼んでいた。

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しかしながら近年では、化学物質の混入でその効果もガタ落ちなんだとか。

氷河乳は失われてしまったようだが、この日本に似た物があった。

それはお茶だ。

お茶は、紀元前の神農の時代から飲み続けられてきた。

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日本では鎌倉以来、薬としてもミネラルの補給源としても珍重されてきた。

その科学的因果関係についても、この20年であらたか実証されている。

だけど人間ってヤツは、それを目の前で見せ付けないと信用しない。

先日のNHKの試してガッテンは、それを少しばかり見せてくれた。

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先週、掛川駅の売店に行列が出来ていた。

何事かと思ったら、掛川茶を求める行列だった。

お茶を丸ごと飲むことで病気知らずでいられる。

そのことに、人々が吸い寄せられているのだ。

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栄西禅師が喫茶養生記を著したのは12世紀のことだ。

お茶の効能はつとに知られていたはずなのだが、

現代人にはマスコミが全てなのだ。

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ともかく、私達が自然の力で生かされていることは厳然たる事実だ。

それは私達の命も自然の一部だからだろう。

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2011年2月 2日 (水)

ご近所さん

路線バスが撤退して、全国の自治体で自主運行バスがブームになった。

交通弱者救済がその大義名分だった。

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私の住む市にも14系統の自主運行バスが走っている。

しかし、利用者は限られる上にその人数も年々減っている。

バスストップまでの距離や便数、路線とニーズのギャツプなどが原因だ。

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さりながら広いエリアを上手くカバー出来るアイディアもない。

それで市では、毎年一億円余をこの運行に費やしてきたが、

いよいよ打開策を模索し始めている。

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一方、高齢化世帯の増加もどんどん進んでいるし、

近くの商店もみんな無くなった。

自転車に乗れるうちは何とかなったのだが、

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それも困難な独居老人が増えていく。

さて、一体これからどうするのかと言うのが地方の課題なのだ。

ボランティアによる生活応援クラブの結成や、

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デマンド型タクシーの試行などが続いている。

だけどボランティアに手を挙げる人は決して多くは無い。

やはりここは、「お近所さん」の復活が必要だろう。

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困っている人がいれば近所で手助けする。

それが江戸の昔から村の慣習ではなかったか。

近所づきあいの復活こそ求められるのだが・・・。

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新しい村十部の構築を真剣に考えてみたいと思っている。

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2011年2月 1日 (火)

世を遊ぶ

人生は、遊ぶためにある。

何も遊興三昧をしようという意味ではない。

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だが近頃、つくづくとそんな風に思うようになった。

人が幸福を感じるのは、物事を成し遂げた刹那だ。

それは仕事の成功や記録更新、結婚や新居建設だったりする。

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そり目的に走って行って、到達したその達成感こそが幸福感なのだろう。

しかして、その諸々のチャレンジこそが人生の遊びそのものではないか。

例えば42.195kmのマラソンだって、そりゃ遊びそのものでしょ。

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だけど事前の練習からして、それは苦行の連続でしかない。

苦行でも目的に向かって黙々と進んでいく。

そしてそれは、一種の高揚感を帯びてさえ来る。

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これは仕事であろうが習い事だろうが、事は同じなのではないか。

障害物を乗り越えることは、その遊びを面白くすることに通じる。

人生すべからく、そんなもんじゃないかと思うのだ。

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ただ、一生は結構長いし人それぞれに遊び方も違っている。

場合によっては、楽しかるべき時間を苦行のままにしてしまう。

人生は楽しい時間を自ら限りなく作り出して、

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仲間と共に「また、遊ぼうねッ」って生きたいものだ。

そしてその楽しい時間は、楽をして得られることはないのだ。

人生は、長くてたかだか80年、盛年は50年でしかない。

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人間五十年 下天の内をくらぶれば 夢幻のごとくなり(敦盛)

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