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2011年3月22日 (火)

宝林寺

天竜浜名湖鉄道金指駅の近くに、異国情緒溢れたその寺がある。

明国の僧、独湛禅師の開創した黄檗宗の寺である。

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山門をくぐって仏殿を臨むと、これは日本ではないと感じる。

1667年に建立された明朝風の建物なのだ。

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独湛は隠元禅師と共にこの国に渡来し、

黄檗宗大本山蔓福寺の4代目の住持でもあった。

この中国風の寺の見どころは、仏殿と方丈の間合いだと思った。

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仏殿から一段高いところに位置する方丈を見上げ、

広やかなその萱の屋根に心やすらぐ。

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そして方丈から仏殿を見下ろすと、そこには弥勒菩薩が静まっていて、

えも言われぬ宗教空間がそこにある。

宗教とは来世への希求であり、それ自体に美の空間が求められるのだ。

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そういう意味で、心憎いばかりの配置と言える。

仏殿の右脇には報恩堂があって、宗祖隠元禅師の木造が祀られている

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それにこの寺には「金鳴石」と呼ばれる石がある。

この石を小石で叩く金属音がする。

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それで金運上昇、場合によっては宝くじも当たるという訳で人気がある。

この石、独湛禅師が中国から持参したものだそうだが、

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果たしてどういう組成なのか摩訶不思議でもある。

ともあれ私は、この金鳴石を五度も叩いて山を降りた。

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果たしてご利益は如何?

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