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2011年3月27日 (日)

風土に根ざして

人生永くやっていると色々なことに遭遇する。

今回の東日本大震災も原発危機もそうだ。

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やがて何時かは東海・東南海巨大地震が私の住む地域を襲うだろう。

しかしそれも、この災害列島に住まう以上栓の無い話だ。

出来るだけの備えをして、運を天に任せる他あるまい。

私の数多くの先祖達も、そうやって生きてきたのだ。

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そんな悠久の歴史や自然を思えば、

私ごときが人生如何などと語るのは、全くしゃらくさいことだ。

市塵に埋もれて、ただ自然体で生きれば良いのだ。

この世の万物に不変は無く、空即是色なのだから。

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いまあるがままのこの瞬間を精一杯生きれば良い。

道元はそのことを「而今(しきん)を生きる」と表現している。

望むらくは、明代の思想家洪自誠の「菜根譚」のように、

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つつましく質素なくらしに真の暮らしを求めよう。

ちなみに菜根譚は硬くて植物繊維たっぷりの菜だそうで、

そいつをかみしめていてこそ本当が見えるのだという。

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いやいや、無闇に真実など分からないとしても、

そりゃそれでも良かろう。

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コメント

三重県に旨い日本酒がある。この銘酒の名前が「而今」であった。読み方が判らなかったので読み方と意味を調べたことがあった。この酒の名は「じこん」と記憶しているが・・・・・・・。小生の記憶違いか?

投稿: 同世代の暇人 | 2011年3月28日 (月) 19時11分

 暇人さん! 正法眼蔵では確かに「しきん」と読むのです。然るに今を楽しむ酒ならば、「じこん」の方がはるかに余韻がありますね。
 それこそ色即是空なんでしょうね。
               山草人

投稿: 山草人 | 2011年3月28日 (月) 19時51分

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