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2011年3月20日 (日)

浜名湖北五山

浜名湖の北側には、東海道の古道が続いていた。

今切れを嫌った旅人は、この湖北の道を辿ったのだ。

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その道に沿って、湖北五山が並んでいる。

西から大福寺、摩訶耶寺、方広寺、龍譚寺、宝林寺である。

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もともと五山とは、南宋にならって北条氏が定めた官寺制度だ。

室町時代に南禅寺を別格とする政略的格付けがされて、

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東福寺などの京都五山と鎌倉五山が確立する。

その五山とはまったく関わりは無いのだが、

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それぞれ室町期の古刹が姫街道に沿って残っている。

まず、その摩訶耶寺に足を運んでみた。

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中でも摩訶耶寺は奈良時代の開創で、

庫裡には藤原時代初期の千手観音像や、

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平安時代の不動明王などが残っている。

ちょうど寒緋桜が満開近くで、本堂前の白モクレンも見頃だった。

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摩訶耶寺の庭は鎌倉時代のもので、

まだ冬枯れだったが力強い鎌倉時代の雰囲気を感じさせる。

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ともあれ、この三ケ日の山間に古刹然とした寺が生き残っていた。

今日の本堂は寛永9年(1632)の建造物である。

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田舎にも田舎のしぶとい歴史があるのだ。

否、そこに生きてきた人々の歴史なのだ。

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