« 踊る阿呆 | トップページ | 自制の姿 »

2011年4月24日 (日)

人ごとじゃない!

福島原発の風評被害は、真にもって悲しい。

レタスやアスパラ、キューリなど、福島産と言うだけで叩売りなのだ。

Cimg3765

一体、誰がこんな事にしたのか。

政府は、リップサービスだけ。

Cimg3769

目に見えない補償など、誰もしようもない。

生産者の苦衷は見るに忍びない。

Cimg3770

ところで私の家は、浜岡原発から25kmのところにある。

もしもは考えたくないが、

地球の造山運動ほどの地震が起これば、成す術もないだろう。Cimg3768

福島で起こっていることは、人ごとじゃないのだ。

それで我が町の市長が、福島産野菜をトラックで買い付けてきた。

「人ごとじゃない」「みんなで支えよう」の呼びかけは、共感を呼んだ。

私も早朝から、福島の野菜を買うために行列したCimg3767

そう、その福島の野菜を買うために長蛇の列ができたのだ。

市長は、ずっと職員とともに売り子をやっていた。

一人一人に「ありがとう」と声をかけらがら、袋に野菜を入れて手渡していた。Cimg3771

「ガンバレ日本」の掛け声だけじゃ駄目た゜。

一人一人が行動するしかないのだ。

家屋敷も仕事も放棄して、僅かな持ち物で避難所で生活してる人のこと。

その一人一人の気持ちは察するにあまりあるけど、Cimg3766

経済的な豊かさを追求して国土をないがしろにしてきた結果がこれなのだ。

今朝は、皿に山盛りのアスパラを頂いた。

福島の農家の皆さん、ここにも貴方たちの味方がいるからね。

TPPなんて言ってる奴らにゃ、この美味しいアスパラ食わせるな!

|

« 踊る阿呆 | トップページ | 自制の姿 »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

風評被害が起きる要因は、政府が真実を話していないことにあるのではないかと考えてる。
野菜や水道水から基準値を超える放射性物質が検出されても「ただちに健康に影響はない」と繰り返すだけ。
その影響が、福島だけではなく栃木、茨城、群馬、茨城、東京(水道水)と広範囲に及んでいるから相当の放射性物質が排出され風に乗り広範囲を汚染したことは素人でも解ることである。
最近になって、3月15日、16日の放射性物質の排出量が数万テラベクレル(テラは1兆)だったと発表された。
この数値は、当然のことながら、当日モニタリングされたものであり、後から推定したものではない。原発事故がレベル7と言わざるを得ない主要因がこの放射性物質の排出量である。この量もレベルを決める有力な指標である。放射性物質の排出量は風向きや風力で大体の数値が計算できる。水素爆発があった頃から海外ではチェルノブイリ並みかそれ以上の事故だと指摘されていた。
日本では、当初のレベル4から5になり6を飛び越して7になった。
保安院が「数万テラベクレルの排出量があった」と発表した時に、現在の排出量は「1テラベクレル/時間」と発表した。1日あたり24テラベクレルである。
この数値もテラが1兆であるので相当な量ではあるが、数万テラに比較すれば少なくなったなと思っていた。
ところが、民主党議員の勉強会で原子力安全委員会の課長から1日の排出量が「10の14乗ぐらい」との発言があった。
100テラベクレルである。
興味のある方は、ユーストリームで見ることができます。53分頃にその発言があります。
鳩山前首相の質問でポロリと出てしまいました。
http://www.ustream.tv/recorded/14168194
後で、「もう少し少ないかもしれない」と言っていますが、勉強会が終わった後正確な数値を持ってきたようで、その数値は1日153テラベクレルと増えたようです。大事な情報を出さない政府を国民は信じてはいない。
このような放射性物質が風に乗って関東周辺を漂っている。野菜や牛乳に影響が出るのは当然である。
放射線は、距離によって影響が低下するが、放射性物質は、風に乗り漂い、呼吸や食べ物(野菜、水)により体内に入り放射線を出し続ける。
先日、反浜岡原発のデモに参加するために東京に行ってきた。マスクをしてシュプレヒコールはできないのでマスクはしなかったが、東京の人で放射性物質を吸い込まないようにマスクをしている人はどれだけいるのだろうか?今は、花粉症でマスクをしている人が多いと思うが・・・・・・。
文科省が放射線と放射能物質の県別の数値を発表しているが、東京(新宿)の値がかなり高い。お子さんやお孫さんが東京近辺にいる方はマスク着用を呼びかけたほうが良いと思う。
そんな訳で、福島を応援したいという気持ちは解りますが、福島の野菜を小生は食べたくないですね。

投稿: 同世代の暇人 | 2011年4月25日 (月) 01時14分

 山草人さんの「福島原発の風評被害は、真にもって悲しい。」の意見に同感です。それ故に、「市長さんを始めとする、一人ひとりの市民の皆様の活動」に敬意を表します。

 残念ながら、横浜市街に住む我が身としては、近くにそのようなマーケットがありませんので、未だ行動できていません。しかし、チャンスがあれば必ず参加します。
 私の場合には、「人ごとじゃない」「みんなで支えよう」、つまり「絆や人情」という理由だけではありません。第二種放射線取扱主任者(原発作業に関係ありません)の資格を有している知識からして、「問題の無い農作物と確信している」から、当然の行動なのです。
 そして、間違った情報をそのままに、風評を撒き散らす人の気持が全く分かりません。

 「同世代の暇人」さんのコメントは、不勉強による誤解・曲解と考えています。お名前のように「暇人」であるならばなおのこと、図書館等で放射能の基本を勉強してから投稿して欲しいものです。
 それから、確率統計の意味を理解してください。その意味を理解しないで確率統計の数字を見ると「数字に踊らされ」ます。  例えば、「喫煙と健康問題」があります。明らかに確率統計では害がありますが、「精神的なストレスとの関係をみれば、選択の自由があっても良い。」のではないでしょうか。(私は元々の非喫煙者ですが、友人の喫煙を認めています。受動喫煙のリスクより友人のストレス軽減を優先するからです。)

 26日の新聞に故田中好子さんのメッセージがありました。一部です。
 「私も一生懸命、病気と闘ってきましたが、もしかしたら負けてしまうかもしれません。でもその時は必ず天国で、被災された方のお役に立ちたいと思います。それが私の務めと思っています。」

 「役立つとはリスクを負うこと」と思います。余りにも社会的意識の格差が大きいです。
 「この度の震災に対し、我々年寄がこの世で果す務めとは何か。」を改めて真剣に考えてみようではありませんか。

投稿: 米山 | 2011年4月27日 (水) 11時14分

同世代の隣人さま、米山さま、私も今回の震災、津波、原発事故、農産物風評被害には、人事ではなく心傷め、また自らが何が出来るで有ろうか?
と思い悩む者です。
今回の様な地震・津波・原発事故、農地汚染は、これから中部地方を襲うだろう、東海地震での最悪のシナリオとして既に有りました。
今回運良く福島第一原発は、放射能をチェルノブイリのようには、拡散させてませんから、不幸中の幸いです。
また、福島第二原発や東海村の原発でも福島第一原発事故の寸前でした。から最悪被害は、想定内だと思えます。
もんじゅも昨年事故を起こしたままです。大変にお金をつぎ込んでます。
いずれにしても、安全で安価な発電方法と説明されて来た原子力発電は、冷却機能を僅かの間失ったら暴走する時限爆発になると言う事です。
地震大国日本に有るべき発電方法でしょうか?

投稿: ひろ | 2011年4月27日 (水) 23時07分

米山氏から「不勉強の烙印」を押されてしまった。不徳のいたす所です。3月17日を境に日本における食品の放射能濃度が変わった。それ以前の数値は以下のとおり。
●3/17までの日本の基準値(飲料水)
ヨウ素 I-131 10ベクレル(Bq/L) 
セシウムCs-137 10ベクレル(Bq/L )
日本には放射能に関する飲料水基準は無く世界保健機関(WHO)基準相当を守っていた。飲料水中の放射性核種のガイダンスレベル(WHO) である。
しかもセシウム-134とセシウム-137の合計値が370Bq/kg。基準値を超える物は輸入させないというものであった。
食品中の放射能濃度の暫定限度は、日本の国民一人一日当たりの輸入食品の摂取量を考慮した上で、放射線防護の国際専門機関である国際放射線防護委員会(ICRP)の1990年勧告
「公衆の被ばく線量限度は1年間に1ミリシーベルト」も十分に下回る量として設定されている。
●3/17以降・現在の日本の暫定基準値
・ヨウ素(I-131)131  300ベクレル(Bq/L)
 飲料水 300 Bq/kg
 牛乳・乳製品 300 Bq/kg
 野菜類 (根菜、芋類を除く。 ) 2,000 Bq/kg
・セシウム(Cs-137)137 200ベクレル(Bq/L)
 飲料水 200 Bq/kg
 牛乳・乳製品 200 Bq/kg
 野菜類  500 Bq/kg
 穀類  500 Bq/kg
 肉・卵・魚・その他 500 Bq/kg
飲料水に関わる放射能の基準値を、急遽、今までの数値の20倍から30倍に決めてしまった。 野菜のセシウムも370ベクレル輸入禁止であったものを500ベクレルに上げた。勿論、そのほうれん草を毎日1キロ1年間食べ続けた場合の放射線量は0.04ミリシーベルト程度だということも知っている。別に危険をあおっている訳ではない。しかし、政府の決めた基準が気に入らない。 こと原発に関しては政府の発表を全く信じてはいない。「食べてもすぐには健康に被害が出るものではない」と言いながら「出荷制限する」というのはなかなか理解できるものではない。野菜は「流水で洗って食べれば安全」とテレビなどでいっているが、洗ったものを検査した数値である。(更に良く洗うことを否定するものではない)
「 野菜等の試料の前処理に際しては、付着している土、埃等に由来する検出を防ぐため、これらを洗浄除去し、検査に供すること。なお、土、埃等の洗浄除去作業においては、汚染防止の観点から流水で実施するなど十分注意すること」(検査に関わる厚生省通達)
小生は、放射性物質には「恐れて、怖がるな」という態度で接すべきだと考えている。放射性物質は非常に危険なものであることは事実である。従って、その危険性を訴え、病気治療のようなやむを得ない場合は別として、出来るだけ近寄らない。すなわち「恐れる」ということ。同時に微量な放射線の人体への影響は「確率的なもの」で、放射性物質に触れたり当たったりした人の全部が病気になるわけではないことも承知している。病気になる人は確率的だから「怖がるな」である。しかし、「確率を上げるようなことはやってはならない」というのが鉄則だと思っている。だから食べない。これは小生のスタイルであるので許されたし。
東京の放射性物質下降量
 日本各地の放射性物質下降量(文部科学省のデーター 3/18~4/20 累積値) https://spreadsheets.google.com/spreadsheet/pub?hl=en&key=0AjgQ0pwrXV8YdGJORHAzdi1qMlFldUMwRkl4V3VfN0E&hl=en&gid=1                                              

投稿: 同世代の暇人 | 2011年4月27日 (水) 23時10分

 ひろさんへ

 「地震大国日本に有るべき発電方法でしょうか?」
 ずばり、厳しい質問の刃を上段から打ち下ろしてきましたね。(笑)
 世の中には、風評を非難することをもって、原発を擁護しようとする戦術も横行しているようですから、当然に相手の意図を事前に試すという手段が必要と思っています。
 ですから誠実に、お答えさせて頂きます。

1.原発に関する米山の是非
 是でも否でもありません。
 4月2日の朝日新聞に掲載された冨山和彦さんのご提言と一致した立ち位置にいます。 その部分を転記します。
 
 これからの日本再興で一番大切なことは、すべての政策やプランを「子どもたちにプラスかマイナスか」で判断することです。「国は何をしてくれるか」ではなく、「あなたは国の未来のために何ができるか」を問うこと。それを国民に問う勇気あるリーダーを選ぶこと。  だから町づくりも、さらには国づくりも30代までの若い世代に任せたい。50年後にも生きているだろう彼らが、未来を決めるべきです。  それより上の世代は、子どもたちのためにどれだけ犠牲になれるか、当然と思っている既得権益をどれだけ捨てられるか、が問われる。年金受給権も、医療保障も、あるいは年功序列や終身雇用も。それが大事です。すべての政策や復興計画は、子どもたちの未来を軸に考えていく。

 つまり、冨山さんの提言に則り「30代までの若い世代に原発の是非も含めて任せたい」のです。彼等に足りないのは我々の経験と思考時間でしょう。ですから、彼等に私が経験したこと考えたことを伝えるのが、私の責務の一つと考えています。もう一つの責務は「無責任な風評」の防止に務めることです。以下に原発に関する私の経験と考えを記します。

2.米山の経験と考え
(1)電力とライバル関係にあった都市ガスに勤務していた経験
 ご存知と思いますが、「熱エネルギーを電気に出来る効率は40%程度にしかなりません。」しかも電気は溜めておけませんが都市ガスは溜めておけます。だから電気より都市ガスの方が有利のハズですが違います。それは電力がウランという安い熱エネルギーを利用できるからなのです。従って、電力とエネルギーの価格競争となった場合の、強敵は原発です。原発の廃止は都市ガスにとって、電力との価格競争というクビキから解放されたことになります。
 それで喜んでいれば良いのでしょうか? 私には、日本国民として国民の利益を考える立場もあります。

(2)国民そして技術者として
 長くなりますので、簡単に箇条書にします。(詳細説明が必要でしたら、質問してください。)
① 第一次オイルショック(1973年)の再発防止・予防に原発は役立った。
② 柏崎の原発事故は構造力学的には1Gにも耐えることを証明した。耐震設計技術の勝利であった。
③ 福島原発がレベル7になったのは、海水注入ポンプ稼動の遅れという人為ミスである。
④ 人為ミスならば、それを排除すれば安心利用できることも、意思決定者には伝えたい。
⑤ 原発は「使用済み燃料処理」を考えない限り、安価な電気エネルギー源である。


 これでは、ひろさんへの答えになっていないでしょうね。(笑)
 逆にいえば、誰にでも答えられない課題なので、大勢で真剣に議論することが求められていると思います。
 ひろさんに課題を提供して頂けましたら幸いです。私にも議論させてください。 

投稿: 米山 | 2011年4月28日 (木) 21時08分

 米山さまへ
まずは、山草人さまのブログのお題『人ごとじゃない!』の発信に感謝します。
そして米山さまのコメントの切り角度や知識の深さだけでは無く、人格の素晴しさを感じずには、居られない、私の喜びを察して頂きたいです。
 
 この数日に沢山の思いを文字にしましたが、コメントは、止めます。
 文字数が多過ぎです・・・。

 短く結論だけ話します。
  私の住む愛知県太平洋沿岸部では、宝永の大地震で多くの被害を出しました。
 歴史を読むと今回の東北の地震と様子は、同じ様です。
 まず、10分程の大きな揺れの後、一時間以上に及ぶ、大津波で多くの人命や財産が流されました。地盤の沈下でかつての沿岸道路は、既に海の中にあり現存していません。
 間もなく、東海地方を襲うだろう、地震は、今回の地震同等の大きさが想定されてます。
 ひっとして関東地震も周期を過ぎていますので、四っの地震が連動するやも知れません。
 この地の浜岡原発は、止まりませんから、世界が注目するなかで、一国の中枢地を巻き込んでの大実験が行われる訳です。
 止めなければ成りません。
 代わりの発電方法が必要です。
 最終的に、人類るを苦しめる形となる原発は、時代遅れですよ。
 現実に、浜岡もメルトダウンしたら日本で人が安全に住める場所は無くなるでしょう。

投稿: ひろ | 2011年5月 1日 (日) 21時24分

 ひろさんへ

 顔も知らず、歩む道が違っていても、信頼しあえるというのは幸せですね。
 山草人さんに感謝しましょう。

 ひろさんのコメントは住民の当然の権利です。大いに主張して仲間を集めて一つの大きな力となるように祈念しております。
 ただ、一点気懸かりがありました。
 「代わりの発電方法が必要です。」というところです。
 論敵が、この弱点を突いてくるのは必定です。つまり代替発電が無い・遅れているという理由で、「生活レベルを維持するために止む無し」という論法です。

 と考えていたら、1日のTVで橋下徹大阪府知事が、ひろさんの強力な味方になる発言をしているのに気付きました。
 「産業の生産性を損なわない節電と代替発電を組み合わせて、具体的に近畿7県が力を合わせて、原発に頼らない実行可能な計画を立案する」とのことです。
 中部も近畿と力を合わせて、東京を中心とする中央官庁による「現場を知らないで済む慣例主義(前例が無ければ机上の空論になる)」を橋下知事のご提案により現実に則して打破して頂けると、日本も変われると思います。
 頑張って欲しいものです。

 私とて橋下知事の提案実現が最も望ましいことに異論がありません。
 しかし、私は、技術者として「人類・日本が原発を完全に制御できる方法がないか」を今後も模索していく所存です。
 それは、30年後には訪れる石油枯渇後のエネルギ問題で、原発が再浮上するのは間違いないと思うからです。その時のためにも、より正しい判断ができる技術情報・ノーハウを後世に遺しておきたいのです。問題が発生した今だからこそ、我々世代の科学技術者が後送りすることなくやらねばならない、と考えるのです。

投稿: 米山 | 2011年5月 4日 (水) 07時26分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 人ごとじゃない!:

« 踊る阿呆 | トップページ | 自制の姿 »