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2011年4月25日 (月)

自制の姿

日本人は、とかく感情を押し殺すことを美徳とする。

今回の震災でも、被災者の冷静さに世界中が驚いた。

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だけど何も、殊更格好をつけていた訳ではない。

前代未聞の災禍を前にして、諦観に支配されていたに過ぎない。

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泣いても叫んでも何も解決しないことが分かっていた。

それがこの災害列島に生きてきた民族の歴史なのだろうと思う。

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この点大陸の人間は、とにかく喜怒哀楽を剥き出しにする。

儒教などでも、時にそうすることが孝養の道とさえ教えている。

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それが風土が育てた民族の格好なのだろう。

ともあれ、その格好というものは結構大切なものだ。

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たとえば力士には力士の、教授には教授の、警官には警官の格好が必要なのだ。

それを力士が八百長をやったり、教師が教え子に手を出したり、

検事が証拠をねつ造したりするから物事はおかしくなる。

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さらにこれこそ肝心だが、人は歳と共に格好を考えるべきだ。

もとより子供が世間体を気にする筈もないし、

若者が格好つけるのは色気づいて見た目を気にするだけだろう。

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それに引き替え我々熟年者は、

馬齢を食んだ分それなりのスタイルができている。

人生や世の中に対する姿勢が、つまりその格好そのものなのだ。

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格好の表現の仕方はそれぞれだとしても、

私は私なりの格好をつけたいと思っている。

熟年には熟年なりの、人生の処し方があるはずだ。

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