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2011年5月26日 (木)

貧乏の効用

かつては「家貧しくして孝子現る」と言われた。

ほんの一昔前までの日本全体が貧しかった頃のことだ。

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と言っても、昭和40年頃までの大方の日本人の生活はつましく貧しかった。

電化製品なんて殆ど無かったし、食い物も魚肉などはめったに口に入らなかった。

親父がたまに鶏を絞め殺して、それをみんなで分け合って食べた。

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だけど殺す一部始終を見ていた訳で、・・・腹が減っていたんだろうな。

ご飯だって、ヘッツイで藁をくべて炊いた。

水道すら無かったから洗濯も裏の井戸端でたらいで洗った。

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親達は朝早くから暗くなるまで野良で働いて、夜なべ仕事も連日だった。

それでも我が家には、暮れには借金取りがやってきた。

そんな親達を見ていたから子供達もく手伝いをした。

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それが農村のどの家でも当たり前だったのだ。

私は22年の生まれだが、この頃の農村の生活は「おしん」に近かった。

何だか侘しくなってきたが、本当のことだ。

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ところで今日の金満日本の子供達はどうだろうか。

欲しいものは何でも手に入るし、親を手伝うなんてことも無い。

政府からは多額の子供手当もあ(った?).る。

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貧乏から学ぶなんてことも無い。

はてそんな子供が「若い時の苦労は買ってもせよ」なんて思わないよな~。

貧しさは、確かに人を育てると思う。

少なくとも、子育ては金じゃないって!

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コメント

 藤城様

 5月29日のコメントをありがとうございました。
 私の言いたいことの全てが、正確かつ簡潔に記載されていました。

 法律用語の問題とのこと、思いつきませんでした。「目から鱗」です。 「未成年者年金」との言葉を使用することで解決できるように思います。
 「子供手当て」でマスコミや高年齢層がヤジる映像は「若い母親が赤子を抱えて、子供の学費に貯金する。」との発言です。つまり「手当てを貯金するのは可笑しい。」との主張です。
 一方では10年程前に、「一般サラリーマンは定年時に二千五百万円の預貯金をもち、厚生年金もセッセと貯め込んで、死ぬ時には三千五百万円を遺す。」との報道がありました。しかし、当然のことのように国民に受け入れられました。名前が年金だからでしょう。 しかも、現在では「厚生年金等を補充する税金が10兆円程度」使われているはずです。
 ですから、「未成年者年金」という言葉であれば、問題の出ようがなくなるでしょう。

 「先の政権の60年間、若年日本人は法的に冷遇されてきたと言うことを客観的に見るべきです。未成年者は立派に日本国民であり親権者の所有物ではない、彼らこそ希望であり未来です。銭を掛けるべき」 も、「老齢年金と未成年年金は車の両輪」もその通りです。

 貴重なコメントでした。いろいろな場所で使わせて頂きます。ここに、厚く御礼申し上げます。

投稿: 米山 | 2011年6月 2日 (木) 10時28分

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