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2011年6月18日 (土)

人生のお番茶

子供の頃、親たちの働いている田にお茶を届けたりした。

三時ころに野良で一服することを「お番茶」と言ったろうか。

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番茶に蒸かし芋くらいしか無かったが、畦道に座っての一時がとても楽しかった。

キツイ労働と一時の安らぎは、さながら日本版ミレーの絵のように思う。

ティータイムという言葉は、英国の産業革命の時代に生まれた。

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農作業とは違うがキツイ工場労働の休息の一時のことだ。

東洋から輸入した紅茶と砂糖が、彼らをあるコール中毒から救ったとされる。

貴族のティータイムとは違って、そんなにお洒落でも何でもなかったろう。

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ところで定年退職後の一時、そんな人生のお番茶があっても良かろうと思った。

それで今、そんなステージを設えている。

ぶどう棚の下にイスとテーブルを置いて、

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椅子には長時間座っても良いように厚手の座布団を用意した。

テーブルにはポットを置いて、極上の緑茶と紅茶を準備する。

そうして木漏れ日の下でゆったりと本を読んで過ごすのだ。

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うぅ~ん、パソコンも準備しようか?

ともかく、ひたすらぼんやりと本を読む。

目が疲れたら、ブドウの虫取りでもしようか。

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これこそ至福の一時ではなかろうか。

しかしまあ、これは要するに人生の一時のお番茶なのだ。

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