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2011年6月21日 (火)

浜離宮の異空間

東京に出る用事があって、ついでに汐留の浜離宮を訪れた。

浜離宮というのは海を埋め立てて造られた庭園で、江戸城の出城でもあった。

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すぐ前が東京湾だから、池には海水を引き込んでいる。

日本庭園の池の水が海水なのだ。

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江戸期には鴨場や塩焼きなど遊びの庭園だった。

塩水を煮詰めて塩を作って客に配ったり、池も釣り場として使われたりもしたらしい。

海水の池に舟を浮かべて、雅楽で勅使をもてなしたりしたこともある。

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さすがに江戸末期になると練兵場として馬場が復活し、

大砲も設置されたようだが、明治後は皇室の離宮になった。

公園になったのは戦後のことで、現在は都市の中の異空間になっている。

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池越しに巨大なビルが林立し、東京湾も次第に遠くなっている。

でも水門を覗くと海水が激しく流れていた。

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しこうして浜離宮の池には干満があって風情も変わるのだ。

ともあれ、ゆっくりと江戸時代に腰を据え外の現代を眺め回す。

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そいつが何故か気分がよい。

離宮の中は時間が止まっていて、将軍吉宗の馬を責める姿が浮かんできたりする。

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ヒノキ造りのお伝い橋を行くと中島にお茶屋がある。

ここは米国大統領との会見や公家たちの園遊会の場になったんだとか。

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そして離宮の堀の外は、相も変らぬ大東京の喧騒が渦巻いている。

今度行く機会があったら、中島のお茶屋で将軍の食した昼食なんぞ食べてみよう。

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