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2011年7月 5日 (火)

津波を考える

私の住む町は約15kmが遠州灘に面している。

天竜川の河口から太田川の東側まで、標高1m~4mの地帯が続く。

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ある自治会では、立体駐車場型の避難地を作ることを検討している。

500人程度の収容で4,000万円ほど費用が必要になる。

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財産区の土地を売って調達しようと検討を始めている。

それで今日はその海岸線を走って、自分の目で検証してみようと思い立った。

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松林の遊歩道を西に向かって天竜川に向かう。

1時間ほど走ると風力発電施設のある天竜川河口に出る。

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そこから東に向かって海岸の防潮堤を走った。

天竜川に近い竜洋の海岸はひどく抉られていて、砂浜がほとんど無くなっている。

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だがここは防潮堤に頑丈な波返しが出来ていて、まずは大丈夫か。

それに標高は天竜川から離れるに従って次第に低くなっていく。

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やがて旧福田町に入るころから波返しが無くなって、

水面から8mの砂山が防潮堤になる。

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海岸も昔とは違って随分岸に迫っている。

第三次被害想定では4mの津波が考えられているのだが、

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津波の駆け上がりを考えるとこれで安全なのかどうか?

海岸を25kmあまり走って考えたこと、それは

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「確かに立派な防潮堤は出来ているが、海には水が無限にある。

この水は力さえあればどんな堤防でも乗り越えるだろう」と言うことだ。

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途中には砂に埋まった波返しもあったし、自然の前には人間の力は弱い。

私達はこれまで津波があっても防潮堤を越えるなど考えもしなかった。

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たから防潮堤の間際まで住宅地を広げてしまったのだ。

東日本の津波は、その常識を簡単に覆してしまった。

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自然の脅威は、何時牙をむいて私達を襲うのか分からないということになった。

近くには適当な高台とてない低地の続くこの地域でできる備えは何か。

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防潮堤の補強をとの声が多いが、それには途方もない時間がかかる。

さてこそ、現代版命山を作る方が賢明かもしれない。

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