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2011年7月26日 (火)

宮島の文化度

宮島は、日本三景の中でも随一と言えるだろう。

人間が空想し得る色彩美を神の名のもとに表現している。

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起源は推古元年(593)に遡るらしいが、現在の姿にしたのは平清盛だ。

海の中に宮殿を設える大胆な発想は普通の人間では無理だろう。

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鮮やかな朱塗りと檜皮葺きの社殿が海の青さの中に浮かぶ。

その宮島は戦国期の壮絶な戦場として、

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はたまた毛利氏の時代には能や連歌の舞台として広く知られる。

殊に印象的なのは千畳閣である。

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豊臣秀吉が天下平定までの犠牲者を弔うために、

安国寺恵瓊を奉行として建設を進めていた。

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ところが秀吉の死とともに完成を見ないまま今日に至っている建物だ。

まさしく歴史の遺物なのだ。

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ところで厳島神社には何故か三人の姫命が祀られている。

その3人の姫が年に一度海を渡って本土に遊びに行くという。

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それが神社最大の祭りである管弦祭だ。

私が訪れたのはその祭りの前日で、社前には飾り船が並んでいた。

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姫達は夜半に静かに厳島に帰るようで、何のために本土に渡るのだろうか。

姫命にも年に一度の夜遊びが公認されていたのだろうか!

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などと詰まらぬことも思いつつ、海中に浮かぶ大鳥居を眺めていた。

はてさて、文化とはこうしたものなのだろう。

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