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2011年8月29日 (月)

土と共に

私たち人類は、土と水から生まれてきた。

そして今も、その自然の懐の中で生きている。

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だが都市に住む人々は、その土を忘れて暮らしている。

それどころか、土とは汚いものとして忌み嫌ってさえいるのが現実だ。

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だから悪夢のような管総理のようにTPPなどと出来もしないことを言ったりするのだ。

彼は農村の実態を何も知らなかったし、恐らく土の上で暮らしたことすらなかったのだろう。

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ともあれこの国の最大の不幸であった総理大臣が変わる。

そのことだけでも慶賀すべきだろう。

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さてこそ、今日のテーマは土である。

私は今、朝から晩まで土を踏みしめて暮らしている。

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様々な作物を育てるには土は必要不可欠だし、

土は最良の培地なのだ。

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ただ、雑草もこの雨と共に一斉に勢いを増している。

作物も雑草も自然の営みの中でし烈な戦いをしているのだが、

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私はその雑草の勢いに辟易としつつも、その自然を許容しつつ悪戦苦闘している。

そして午前中のランでは、ずっと土の上を走っているのだ。

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土の絨毯の上を走れるなど、今の日本ではかなりの贅沢と言える。

昨日の沼津アルプスだって、イノシシ注意の山中である。

涼しい風のそよぎ渡る土の上で汗を流すことが出来た。

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そうして自然物の一部である私達は、やがて誰もこの土の成分に帰っていくのだ。

そう、食い物を含めて私達は土なくして生きてはいけない。

この国土と土を危うくする政治屋が滅びるのは当然なのだ。

福島原発はきっかけはともかく人為が重なって起こした重大事故だ。

水素爆発の指摘を無視した技術者と経営者、

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緊急時に上空を飛んで措置を遅らせた素人政治家たちの人災なのだ。

この国の土を彼らが傷つけたのだ。

このことを、私達は決して忘れまい。

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コメント

正に、意義深いお題です。
私は、名前に土の文字を入れて改名したのも、土を愛する一人でも有ります。
土は、水と同じく生命の源ですよね。
 水も土も、私達より永きに渡り生きています。
そして私達を生み出し育てくれました。
生きてる土や水を汚さないで、生きて行けたらいいですね。
美しい自然は、心を癒やしてくれます。
無くしていまうから気が付くのでしょうね。
美しかった江戸時代へタイムスリップして見たいですね。
出来るならば、安政元年のあの日を体験してボランティアして来ますか?
ついでに、宝永四年も行って来たいですね。
一緒に山草人様も行きませんか?
デジカメと大量の支援物資を持って…帰って来れなくなるかも知れません。
記録を残してきましょう。
現代へのメッセージを…
これ映画になるな~。
キャッチコピーは『2011年冬、世界中が震えた…』題名『TUNAMI』で…
副題は『二人が見た宝永四年…』
娯楽映画なら、ヒーロー&ヒロインが基本ですね~親父二人じゃ映画な成らないか~…。

投稿: ひろ | 2011年8月29日 (月) 21時01分

 親父二人でも、映画になりそうだね。「1854年 オヤジ二人安政の旅」ってね。

 だけど苦労して(帰れないリスクを冒して)行かなくても、ひろさんの様に丹念に古文書を紐解けば実態は分かるかもしれませんね。

 それでも安政や宝永に行くって言うんなら、付き合いますよ。記録を残せるんなら、命なんて要りません。
             山草人

投稿: 山草人 | 2011年8月30日 (火) 20時35分

過去に旅できたら楽しいですね。
帰れなくなるとは、歴史をいじりたくなるからですよ。
 いじったら戻れなく成りそうです。
 幕末へは、会いたい人が沢山いるでしょう。
 教えたい事あるでしよう?
通いたい処もあるでしよう?
走ってみたい道もあるでしよう?
わくわくしませんか?
戻れなくなったら歴史をいじり倒したいですよね。

 歴史に記録が残ります。本望だな~。

投稿: ひろ | 2011年8月30日 (火) 22時44分

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