« 秋のキザハシ | トップページ | 明日ありと・・ »

2011年8月21日 (日)

邂逅の彼方

私の卒業した高等学校は大正11年の開学である。

以来25,000人余の卒業生を出している。

Cimg4521

それで来年が創立90周年を迎えようとしている。

今日その同窓会総会があったのだが、例年の様にメダルの授与があった。

Cimg4532

高校は大抵18歳で卒業する。

卒業から70年の方(米寿)に金メダルが、

Cimg4534

60年には銀メダル。そして50年には銅メダルが授与される。

私の場合、銅メダルにも未だ距離があるのだが、

Cimg4535

矍鑠とした88才の代表が十数人も壇上に立った。

思えば、恥じらいと自己嫌悪と将来への不安と共に過ごした3年だ。

Cimg4536

その三年間の縁を、或いは同窓と言うだけの縁を絆に多くの人が集まっている。

同窓というのは、か細いけれども縁は縁だ。

Cimg4539

何十年かぶりに会っても語るべき言葉すらないかも知れない。

しかし、青春の一時を共に共有した人々なのだ。

Cimg4541

その縁を再びより新鮮な縁にするかどうかは別として、

しばし、その邂逅の夢の中を彷徨っていた。

Cimg4542

人はこの世に生を受け、蝶の羽化の様に精一杯羽ばたいていく。

鱗粉を散らすことなくこの世を謳歌して、

やがて何時しか静かな邂逅の時を迎える。

Cimg4543

88才には気が遠くなるほどの間があるが、

彼らの顔にはそんな人生の諸々が刻まれていた。

私が金メダルの席に立つことが出来たとしても、

その時どんな晴やかな顔が出来るだろうか。

その時を励みに、一歩一歩進む他はあるまいと改めて思った。

|

« 秋のキザハシ | トップページ | 明日ありと・・ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 邂逅の彼方:

« 秋のキザハシ | トップページ | 明日ありと・・ »