この町に犯罪は要らない
この日本では、空気と水と治安はただだと思われてきた。
それが福島原発で水も空気も食い物さえ危うくなった。
それでも治安だけは、かなり高い水準が維持されている。
勿論その大部分は警察・検察の負うところだ。
しかし私の住むような地方都市では、地域住民が防犯の一翼を担っている。
それで今日、防犯パトロール推進大会が開催された。
80台余の青パトが参集して一斉にパトロールに出かける行事だ。
実は私の街には約300台の青パトが登録され、千人余の実施者証保有者がいる。
自治会によっては地域の公会堂にパトロール要員が常駐している。
そしてその防犯活動が地域のコミュニティーとなり、熟年層の域外にもなっているのだ。
お陰で犯罪の発生件数は年々少なくなってきている。
防犯・防災・互助は江戸の昔から地域の役割だった。
それらをみんな役所に押し付けて勝手放題振る舞うようになったのが戦後のことだ。
民主主義と利己主義を混同してしまったのだ。
今でも都市に住む人たちにとって防犯・防災は無縁だろう。
私たち地方住民は、TPPなどの攻撃に苦しめられながらも、
地域の自立に向けて必死で頑張っている。
もう勝手放題やりたい放題の時代は終わったのだ。
管さんのかつての市民運動も勝手放題じゃなかったろうか!
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