運動の真価
今夜は今頃、富士宮の浅間神社あたりを走っている。
田子の浦の灯台を18時にスタートして、ひたすら山頂を目指す。
目標としては五合目に2:30迄に着いて、山頂の剣ヶ峰に遅くとも8:30には到達したい。
それから山を一気に下って田子の浦の海岸に18時までに到達するには、これが限度だ。
標高と気温差のこれ程大きなトレイルは世界中探してもあるまい。
毎回完走率は20%程度でしかない。
それほど苛酷だし、高山病にも苦しめられる。
私の挑戦は今回で5回目になるが、未だに完走できていないのだ。
今回の挑戦が最後かと思って、この一か月間周到な準備を重ねてきている。
ところで今日の本題である。
「健全な精神は健康な肉体に宿る」ってことだ。
この齢になって、人間の体って不思議だと改めて思う。
私は若い頃からブキッチョで運動はからっきしダメだった。
球技でも格闘技でも得意は無くて、体育の時間がうっとうしかった。
それが40歳を過ぎてからマラソンを始め、泳ぎをマスターした。
体を動かすってこんなに素敵なことかって、初めて分かったのである。
この体の変化と精神が実は連動していた。
体を動かすことの理屈がわかったというか、スポーツはコツだと言うことも悟った。
すべからく前向きで積極的になったし、臆することも少なくなった。
体が意識を変え、意識が体を変えてくれたのだ。
今からでも遅くはない「スポーツッ子」になろう。
ともあれ、今年こそは完走したいと思っている。
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