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2011年9月 5日 (月)

防災と人

3.11の震災は、思いがけないところまで波及してきている。

東海地方は、早くから東海地震に備える自主防災組織がつくられてきた。

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しかし、防災会長も役員も毎年変わるし、防災会の体をなさないと指摘されてきた。

これまでは、とにかく一年を無事もなく過ごすことで、

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防災会の存在すら忘れかけていた。

年に一度の防災訓練すら、マンネリのおざなりで過ごす傾向にあった。

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だけど心ある人は、3.11で明らかに覚醒した。

昨日はある地区の津波避難訓練に立ち会った。

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あの豪雨の中を150人余りが避難所の小学校に集まってきて、

しかも整然と避難所開設までの訓練を体験していた。

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整然とした訓練の源は、きびきびとして分かりやすい説明をした代表防災会長にあった。

集落別に色分けされた備品やプラカード、

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避難所開設のための表示看板、

それに訓練と実際の違い、それに訓練の意味を逐一説明していたことだ。

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彼の頭には、明らかにこの地区で東日本大震災と同じ事態が想定されていた。

そのことが集まった一人一人に通じたからこそ無駄口一つ無く訓練が行われた。

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私もその訓練指揮の経験があるだけに、まったくもって感心してしまった。

綿密な計画とその使命感に心からの拍手を送ったのだ。

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やはり防災会の長は人を選ばなくてはいけない。

何時来るか分からない災害に備えるのだから、

その訓練には周到な準備と胆力がいる。

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その周到さが、イザと言うときに大きな差になって表れるのだろう。

自主防災は、江戸の昔から集落自治の基本なのだ。

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コメント

防災の意識改革は、そちらでは進んでいますね。
こちらとはかなり温度差があります。先日、沼津で三草人さま達と呑んだ時、私は、岩手のTシャツ着ていて、お店いた見知らぬお客様に、『大変だったよな~』と話し掛けられました。
沼津では、東海地震の際には20m以上の高台へ上がるように、最近は、言ってると話してくれました。東北でも危機意識の有る無しが、津波被害から逃げれたか遅れるたかの明暗分けをした様に、東北の地震被害に何を学ぶかは、危機感の持ち方でエラいちがいですね~。

投稿: ひろ | 2011年9月 6日 (火) 22時43分

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