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2011年11月17日 (木)

小笠山トレイルを前に

この20日のトレイルランを前にして、今日はコースの白線引きである。

小笠山は、東海道沿線で唯一残された緑のコロニーと言える丘陵だ。

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だから渡り鳥やアサギマダラ(蝶々)の中継地になっている。

何万年か前には大井川の河口が掛川駅付近にあってCimg5167

その大井川の作った三角州が隆起してできたのが小笠山だ。

北側が大きく隆起して丘陵全体が南に沈み込んでいる。

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だから北側は切り立った崖で、海に向かって浸食された痩せ尾根が続いている。

尾根の分岐は比較的少ないのだが、それでも山の中では方向感覚を失ってしまう。

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それでYさんと二人で、26kmの要所要所に目印を付けて回ったのだ。

邪魔になる歴や枯れ枝を除きながらの山歩きである。

その途中、小笠山の秘境?でもある屏風岩に初めて足を踏み入れた。

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50cm程の空隙で約30mの崖が向き合っている。

礫の山を水が削ってできた不思議な空間である。

その自然の力を前にして写真を撮ることすら忘れてしまった。

この山で20年も走っているのに、まだ知らない所があるのだ。

Cimg5162_2

川の作った礫の山だから、雨水はみんな地下に浸透してしまう。

丘陵の幾つかの川も、普段は全て水なし川だ。

その水の少ない尾根道には、乾燥に強いウバメガシが続く。

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カンアオイやシダの類には珍しいものもある。

ともあれ、皆さんにはこの特異な自然を堪能していただこう。

今年こそは、道に迷う人が出ませんように !

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