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2011年11月27日 (日)

豊かさに溺れて

子供の頃の事を思い出している。

風呂は五右衛門風呂だったし、裏の井戸からバケツで水を運んだ。

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湯加減がぬるくたって、誰かが薪をくべてくれなきゃ熱くならない。

だから風呂だって、家族が順番に助け合って入ったのだ。

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ところが最近じゃ、年寄の入った湯は捨てこぼして、新たにお湯を入れるのだという。

蛇口を捻ればジャブジャブとお湯が出てくるからだ。

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洗濯機が2台あるという。

一台は現役世代のもので、一台は年寄り専用なのだそうだ。

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そんな家の子供達が、外で高齢者を敬うだろうか?

挨拶をしたり、福祉活動をしたりするだろうか。

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かつては確かに貧しかった。

今は置き場の無いほどに物があふれている。

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だけど私達は、物が一つ増える毎に大切なものを失ってきたのではないか。

今日は、ある町の地区社会福祉協議会の設立総会に立ち会った。

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スローガンは「みんなで取り組む、助け合いのまちづくり」だ。

誰もが歳を重ねて年老いる。

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殊に最近では、一人暮らしの高齢者が激増しつつある。

もう行政(税金)では、高齢者福祉は限界に近づいている。

とは言え、住民による住民のための社会福祉活動は、

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弱肉強食、金々を煽る政府のもとで、いかにもアゲインストではある。

だけど人には、金よりも一人一人が助け合う心の方がはるかに大切なのだ。

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手前勝手な子供達に、それを一体誰が教えるのだろうか?

豊かさとは、みんなの幸福の事ではなかったのか?

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