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2011年12月31日 (土)

年の瀬に

閉塞感に覆われて不幸の続いた年だったけど、あと数時間で新しいノートに変わる。

でも私個人にとっては、出会いがあり新しい出発があり、かなり恵まれた年だった。

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しかし最大の怒りは、

震災から10か月近く経過して、信号機がつくかつかないかと言う復興の余りの遅さだ。

そして残念だったのは、56歳であのジョブズがこの世を去ったことだ。

stay hangly  stay foolishと、私達に人間として生き様の大切さを語ってくれた。

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イディオムに囚われることなく、自分に愚直に生きる大切さを教えてくれた。

今年の締めくくりはハワイでの数日だったが、

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ハワイで目にした現実も私にとっては鮮烈だった。

パイナップルで栄えた日系移民の街は寂れ、

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移民の成功者として伝えられていた松本さんのお宅も侘しく残っていた。

野生化した鶏の飛び交うハワイにも驚かされた。

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それもそのはず、55年には3万1000haも生産されていたパイナップルは、

今ではその10分の1に過ぎなくなっている。

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サトウキビも相次ぐ製糖業者の撤退でほぼ絶滅してしまった。

その跡には、延延と荒廃した農地(?荒地)が続いていた。

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ハワイの農村地域は、農業の崩壊と共に衰退する他なかったのだ。

私は、ことTPPに関して「愚痴」など言ってきたつもりはない。

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TPPは、農工に係らずこの国に不幸をもたらすと言い続けている。

培われた文化の破壊もさることながら、人々の心を荒廃させる源になる。

TPPに関しては、これから本格的な戦いが始まる。

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もとより私のホビーである農園に何の影響の有る筈もない。

問題は、私のお付き合いしてきて億円近い投資をしてきた企業的農業経営だ。

彼らにとって事の推移は、とてものこと看過できるものではない。

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このブログに理不尽なコメントを寄せる人には、その事実が分かっていない。

農業はホビーではなくて、とてつもない産業なのだ。

先日親しくしているある市長と話をした。

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彼はTPP反対は条件闘争なのかと聞いてきた。

私は即座に「ノン、日本の心を破壊することを補いうる条件などない」と答えた。

これから私に何が出来るか分からないが、とにかく戦い続けるつもりだ。

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そんなこんなで、来年は今年よりも何割か忙しくなる。

エントリーするレースも多くなるし、企画している行事も数多い。

目前の課題に挑戦することを躊躇してはならない。

誰が何と言おうと、私は私の道を行く。

心の奥底から信じた道を行く。

生きているうちはね。

人の足を引っ張って、くた貯めている暇なんてないよね。

とにかくも、お互いに来年を稔り多き年にすることを祈念して !

ハウ ホレ マカヒキホ(迎える新年を祝おう)

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2011年12月30日 (金)

日立の樹

何百年も生きてきたような巨木には、誰だって神秘を感じる。

あの日立のコマーシャルが始まった頃、この樹を実際に見てみたいと思った。

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そして先日、あの同じ樹と対面することが出来た。

その樹は、オアフ島のモアナルア・ガーデンに確かにあった。

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樹齢約130年、高さ25m 、枝幅約40mのアメリカネムだ。

日立はこの樹を維持管理するために毎年4,500 万円を払ってきた。

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この公園は元カメハメハ五世の避暑地だったのが、

側近に下げ渡されて今ではその者の私有の公園である。

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最近その持ち主が、公園の中央付近にあるこの樹を伐採すると言い出した。

止む無く日立は、大金を出してこの樹の所有者になった。

はてさて公園の持ち主は、金の卵を産む鶏を殺してしまったのかどうか?

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とまれ、この樹を見物に来るのは日本人だけである。

実はアメリカネムは、郊外に出ればどこにでも有ってまったく珍しくない。

枝を大きく広げるから日陰を作るには格好の樹木で、ハワイでは何処にでも見られる。

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その何の変哲もない樹を見に大挙して押しかけるんだから、

現地の人たちは驚いた。

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実はモアナルア公園にはアメリカネムが十数本あって、

あのコマーシャルは、幕を張り巡らせて特撮したものなのだ。

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広い芝生の真ん中に巨木が一本だけ立っている。

私達は、その圧倒的な存在感に心打たれたのである。

そう ! 誰だって思うじゃない。

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「俺も、あんな樹に成れれば良いなあ~」ってね。

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2011年12月29日 (木)

ワイキキ・ジョガー

ホテルの37階からアラカウア通りを見下ろすと、

未だ薄暗いのに数多くのジョガーが走っている。

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否、昼間だって夜だって、スパッと格好の良くしまったランナーが走っている。

とにもかくにも、このワイキキは世界最大のジョガーの街なのだ。

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私もつられて、あけぼのの街に飛び出した。

朝のビーチには、もう早々とビキニの娘たちが繰り出している。

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その椰子の木の下をダイヤモンドヘッドに向かって走っていく。

すれ違うランナーはみんな、年齢にかかわらず躍動的でとっても美しい。

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エメラルドの海にはサーファーたちが広がっている。

んっ・・・、あれはサーファーじゃない !

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立ち止まって見つめていると、

大きな尻尾が見えて一筋の噴水が吹きあがった。

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クジラだっと叫ぶと、近くにいたサーファーがホェールと大声を上げた。

早起きは三文の得、そして早朝ランは数万円の得だね。

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ワイキキは、ホノルルマラソンの地だ。

今年は2万7千日と幾分少なかったが、

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毎年3万人超の世界最大のマラソン大会になる。

その半数は日本人なのだが、世界中のランナーのお祭りがこの大会だ。

だからツーリストも、ここに来ると自然に走るのだろうか。

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とにかく街のいたる所ででランナーを見かけるんだから、全く違和感がない。

私も走っていて、

美人の女性ランナーに微笑みかけられると嬉しくない訳はない。

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かくして毎日走ることになるのだ。

ハイビスカスやブーゲンビリアの花の赤がひときわ鮮やかで、

南国を走る躍動感のようなものが湧き出してくる。

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ダイヤモンドヘッドは朝日に輝いて、

いやおうもなく異国情緒を味わわせてくれる。

「走っていて良かった」しみじみとそう思うのだ。

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2011年12月28日 (水)

観光立州ハワイ

かつてハワイの産業は、観光とパイナップル〔農業〕そして軍隊と言われた。

農業は、日系移民の始まった明治元年以来試行錯誤されてきて、

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やがてパイナップル生産は世界最大となり、ドールなどの世界的農企業を生み出した。

温暖な気候を生かしてサトウキビやパパイヤなどの果物生産も盛んだった。

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しかし、この2~30年の間に急速に衰退してしまった。

人件費などの経費高騰の一方で農産物価格は下がる一方だったからだ。

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だからパイナップル生産はブラジルやフィリピンに移ってしまう。

そしてデモントなどが農業から撤退しプランテーションは崩壊していった。

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今や、あのドールの僅かなパイナップル生産を残すのみで、

広大な農地が荒地となって売りに出されている。

しかしそんな農地が売れるはずもなく、荒涼たる荒れ地が続く。

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あの日系移民で有名だったハレイワの街も古びて、

その佇まいは移民時代を思わせるほど寂れていた。

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残ったドールだが、現在コナ〔アルワルア〕コーヒーの生産に力を入れている。

しかしこれとて風前の灯で、近く農業からの撤退が噂されている。

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田舎の町にはあちこちに野生化した鶏が飛び回り、

朝でもないのに雄鶏のけたたましい鳴き声がやかましく聞こえてくる。

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ハワイの農業は、ほぼ完全に崩壊しつつあると言える。

結果としてハワイの産業は、観光7割、陸海空の軍隊が2割、その他が1割となった。

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だから当然ながら、沖縄のように軍の騒音への苦情が出ることはない。

軍隊がハワイを支えていることを分かっているからだ。

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ハワイ出身のあの日系議員も軍事予算の獲得に必死だ。

観光産業は水物だし、景気動向にも大きく左右されるからだ。

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ともあれハワイの観光産業は、今の所成功しているように見える。

震災の影響などで減っているとはいえ、日本人観光客のおかげだ。

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ところでTPPの交渉如何で、日本の農業も同じ憂き目を見ることになる。

人件費や資材・環境維持などのコストの高い日本の農業は、

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安価な輸入農産物によって駆逐されていくだろう。

たとえ税金で価格補填がされたとて、競争力を持ち得ないのだから。

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温暖なハワイでさえそうであるように、

日本の農業環境は米国本土とのコスト競争など到底不可能だ。

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農地を潤す治水コストは莫大だし、山川に囲まれた狭隘な農地は如何ともしがたい。

これまで使われてきた農業補助金の大部分は、この生産基盤づくりへのものだ。

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確かに戦後の米を中心にした価格〔所得〕政策では転換を誤ったが、

ただそのことが戦後の日本の安定に資することになったのも確かだ。

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しかしこれから、この日本の農村地帯を荒地地帯にしていって良いものだろうか。

既に荒れ果てている山を見るにつけ、日本人は都市だけに住むことが出来るだろうか?

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いやまた、日本の農村がハワイのような観光産業を育て得るとでも言うのだろうか?

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伊豆など日本の観光地をこれからどうしたら良いのだろうか。

ハワイの観光地にあって、ますます不安は募るばかりだ。

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2011年12月27日 (火)

パール・ハーバー

今日は真珠湾を訪れた。

1941年12月7日朝、この湾と近くの飛行場を連合艦隊が急襲して大戦が始まった。

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第一波の攻撃は170機がトラトラ渓谷をすれすれに進入した。

レーダーの補足を避けるために山の北側、湾の裏側から襲ったことになる。

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真珠湾には空母を除く98艦が停泊していたが、うち18艦が被害を受けた。

中でも戦艦アリゾナは、弾薬庫に命中して5分で爆発沈没した。

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この時1177人がアリゾナとともに沈んだ。

アリゾナは今でも水深14mの湾に沈んだ状態で、その上に記念館が作られている。

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記念館に渡るには船に乗るのだが、その前に真珠湾攻撃の映画を見せられる。

散々に日本軍にやられたのだが、その記録が克明な映像として残っているのだ。

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もちろん撃墜された日本機や座礁した潜水艇の記録も残る。

ともあれ、この日を境にあの悲劇が始まっていく。

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アリゾナの沈没地点から1km程の所に戦艦ミスーリが係留されている。

ミズーリーは、あの湾岸線そーではトマホークの発射艦として使われていた。

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実はこのミズーリが太平洋戦争の終結となった場所でもある。

1940年9月2日、東京湾のかつてぺりーが停泊した地点と同じ場所で、

マッカーサーの前で重光外相以下が降伏の調印を行ったのだ。

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式典は終わるまで25分でしかなかった。

そのミズーリには神風特攻隊の傷跡も残っていた。

ただ一機だけが落とされずにたどり着いて炎上したのだ。

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ただ爆弾は不発で甲板には火が広がっただけで、数分で消し止められている。

残ったは戦闘員の二つに裂けた遺体だった。

この二十歳の特攻隊員の死体は、館長の命令で翌朝葬儀が盛大に営まれたという。

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ともあれ、ここにはあの戦争の回線と終戦が保存されている。

このミュージアムには、世界中から毎日数千人が訪れている。

しかし日本人はその3%に過ぎない。

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平和ボケした日本人にとって、パールハーバーはリメンバーどころか、

既に過去のものにしているのだろう。

日本軍の攻撃で黒焦げになった死体や爆発する戦艦の映像を、

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アメリカの若い人たちが食い入るように見つめていた。

会館の前ではもう少なくなったアリゾナの生き残り2名が戦争を語っていた。

彼らは真実を伝えることにこれほどに忠実なのだ。

かつて日本軍は嘘ばかりついていた。

それに最近の政府の言うことは嘘ばっかりだし、

原発の水素爆発の映像も日本の映像とは違う。

あれもどうやら政府が情報操作たのだろう。

ともあれ、日本人はますます信用されなくなっているようだ。

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2011年12月26日 (月)

ホヌ・カイ

皆さん、メレ・カミキラカ〔メリー・クリスマス〕。

こちらは今日がクリスマスで、昨日と打って変わってどこも休みです。

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それで島の北部のノースシュワーに向かったのですが、

道路も空き空きで快適なドライブになりました。Dscf2522_2

通り過ぎるワイキキのビルは、みんなすっきりとして綺麗です。

広告や表示、そして洗濯物を干すのも景観美化のため禁止されているためです。Dscf2526_3

それにハワイの海はどこも磯臭い匂いがしません。

それも快適を増す重要な要因なのですが、これは磯に昆布が生えないからだそうです。Dscf2524_3

ノースシュワー近くのハレイワの街の近くにサーフィンで有名なビーチがあります。

そのビーチに、ホヌ〔青海亀〕カイ〔海〕が泳いでいます。

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そして私たちが通りかかった時、ちょうど海から上がって甲羅干しをしていました。

亀は州法で触ることを禁止されていて、Dscf2530_2

ちゃんとレンジャーが赤いテープを張っていました。

彼らは毎日この浜で亀を守っているのです。

亀がこの浜にやってくるのは、例外的にここの岩にコケや磯のりが着生しているからです。

それでこのハイレワの街は、Dscf2531

かつて日系人がサトウキビやパインの生産に入植したところです。

今では農業がほとんど崩壊して、サーフィンの世界大会で知られています。

農業に変わってハワイを支える産業は、観光業が7割、軍隊が2割、

その他は1割に過ぎず、観光なくしては成り立たないのです。Dscf2909

かつてこの街に有名な日系一世がいました。

松本という方で、日本から氷搔機を持ち込んでアイスを販売して成功した人です。

今でも松本という店があって、毎日人で溢れているらしいのですが、Dscf2539_2

今日はやはり人っ子一人いません。

うらぶれた古い店が静かに歴史を伝えていましたよ。

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でもノースシュワーのあちこちのビーチで開放的な人々をしっかりと見物してきました。

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2011年12月25日 (日)

ポリネシアン・カルチャー

今日は一日た~っぷりの観光で、今ホテルに帰ったばかりだ。

既に、現地時間の23時30分を回っている。

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ポリネシアとは、おおむねハワイ諸島とニュージランド、

モアイ諸島を結んだ線の中にある地域を指す。

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タヒチ、サモア、トンガ、フィジー、そしてハワイなどの島々だ。

沖縄や鹿児島など日本の南部地域にも影響は及んでいるのだが、

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歴史は彼らにとって悲劇を繰り返してきた。

大航海時代に大英帝国のキャプテンクックらに虐殺されたり、

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トンガ以外は領国にされたりで大方は滅んでしまった。

しかし、ポリネシアンは太平洋の広大な地域に広がりながら、

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ほぼ共通の独特の文化を持っていた。

その文化を伝承して世界に伝え、同時に彼らに就学の機会を与えようとしたのが、

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モルモン教〔キリスト教の一派〕の教団だった。

彼らはハワイの協会本部近くに大学を作り、

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広大なポリネシアン・カルチャー・センターを建設した。

センターはポリネシアンの文化ミュージアムと言って良い。

そしてそのセンターで働くガイドなど大勢の若者は、教会立大学の学生である。

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驚くことに1.500名程の学生のうち約200人が日本人だという。

ともあれ彼らに案内されて、ポリネシア各国のアクティビティーを味わったのだ。

私はポリネシアの踊りなど、土民の手踊り位にしか考えていなかったのだが、

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そのそれぞれに独特のはぐくまれた情緒や起伏のようなものを感じてしまった。

そして圧巻は、BREATH of LIFE 「HA」である。

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パシフィックシアターで50人余の踊り手が2時間に渡って繰り広げるミュージカルだ。

ポリネシアン青年の生涯を描いた壮大なスペクタクルだ。

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残念ながら写真撮影が禁止されていて紹介できないのだが、

シアターではこのポリネシアンミュージカルを2千名の観客とともに堪能した。

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たかがフラダンスと言うなかれ、これがどうして感動的なのだ。

しなやかな手の動きに妖艶な腰の躍動が目についてしまって、

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どうやら今夜は眠れそうになさそうだ。

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2011年12月24日 (土)

ALOHA

ハワイに来てしまった。

観光だけの島だから私には縁がないと思っていたのだが、

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離婚の危機〔?〕を感じて、止むにやまれず夫婦でのハワイである。

日本の寒さを尻目に、ここには目くるめく陽光があふれ、

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爽やかで心地よい微風が流れている。

そして青空にはすくっと伸びる椰子がそびえている。

通りの左右には美しい建物が立ち並び、

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水着の女性が闊歩している。

ん・・、男もいたかもしれない。

ビーチに出れば海はどこまでもエメラルド色に広がっている。

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そこにはこれまたビキニの娘たちがこれ見よがしに肌をさらしている。

やはりここは常夏の島だ。

それに欲望が開放されて、官能の露出すら感じさせる。

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多分、このハワイでは「もの」など考えることは出来ないだろう。

物事を考えるんなら、もっと官能の刺激は少なくなくてはなるまい。

人間は暖衣飽食では大成は出来ない。

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不自由こそが人をして大成せしめるようだ。

この点、今の日本の飽食の子供達はハワイに住んでいるのと同じだ。

食べたい時に食べたいものを食べゲームやTVに現を抜かす毎日だ。

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近頃では二十歳を過ぎても乳歯が抜けない大人もいるのだとか。

またしても脱線してしまったが、ともかくハワイの明るさは素晴らしい。

しばらくハワイの空気を楽しもうと思っている。

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2011年12月23日 (金)

来年に向かって

この市政懇談会で今年の行事はすべて終えた。

それで、今日から私は新年のダイアリーに移行である。

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市政懇談ではこの一年を振り返って、随分いろいろな意見が出たが、

やはり多かったのは「防災対策」だった。

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命山・避難タワーの要望、避難路となる橋梁の耐震性、液状化への懸念、

それに津波危険地にある幼稚園保育園の移転整備だ。

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防災訓練を今年は3度も繰り返した地区もある。

やはり防犯とあわせて、安全安心は最大の課題だ。

東日本被災地の瓦礫の受け入れだって焦眉の急だろう。

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この面では地域エゴがあちこちで聞かれるのははなはだ残念だ。

それに交通弱者対策などの福祉関連や教育も話題に上った。

懇談とはいえ各自治会の発言はどうしても市当局への要望になっていく。

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市長や教育長も財政難の中、そうそう色よい回答なんて出来っこない。

私達も行政への依存度を薄めて、地域のことは地域で解決していくしかないようだ。

まあ地域はそれで何とかやっていくにしても、国政は相変わらずひどい。

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嘘ばっかりの〔鳩る〕首相や無意味な粘り〔管る〕の首相は去ったが、

相変わらず意思もビジョンもない状態が続いている。

原発の冷温停止だって溶融燃料回収のめどもないのに宣言だけ先行。

社会保障の改革もせず、公務員給与に至っては人事院勧告の引き下げすら見送った。

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このままではずるずると財政破綻へと向かっていくのだろう。

しかし諦めている訳にはいかない。

新しい年には是非とも新風を期待したいし、この閉塞感を打ち破ってもらいたい。

ともあれ私は、粛々と地域で出来ることを精一杯やっていこう。

また、来月からは忙しくなる。

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2011年12月22日 (木)

光の回復

今朝街頭に立っていると、突然小学校の校長と教頭がやってきた。

今日は小学校の修了式の日で、明日から冬休みになる。

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それで「一年間、有難うございました。」とわざわざ礼に来たのだ。

何だか、心憎い気遣いである。

思えは今日は冬至で、明日からは日差しの回復が始まる。

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寒さはともかくとして、日差しが少しずつ長くなっていく感覚が好きだ。

一歩一歩、確実に改善されるという復活への願望だろうか。

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それに人間はやはり昼行性の動物で、日の長い方が活動的になる。

只、昼の長さは頭脳活動とは反比例するらしく、

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年中日差しの長い低緯度の地域からは優秀な学者はあんまり出ないようだ。

ともあれ、この日差しの少ない時期には、

あちこちで「冬の蛍」とか称してイルミネーションが輝く。

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電飾で自宅を飾りたてるのやら、市街地の光り輝くアレもこの冬だからこそ魅力的だ。

先日、用事の帰りに植物園のイルミネーションに気付いて、思わず立ち寄ってしまった。

薄暗く広い公園のあちこちに造形された電飾が輝く。

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メルヘンチックで実に美しい。

ロマンチックな雰囲気を求めてアベックばかりかと期待したのだが、

さにあらず子供連れの親子が多かった。

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まあ~素晴らしかったが、一人で電飾を見てもさしたる感慨もわかず、

場違いな孤独を味わう羽目になったのだが・・・。

光はやはり陽光でなくてはならない。

殊に私には、頭脳活動よりもアウトドアの方が向いているんだから。

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2011年12月21日 (水)

白菜を育てて

北風が吹いて、いよいよ温かな鍋物が美味しくなる頃だ。

昨年と同様、今年も白菜を育てている。

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きっかけは自家製キムチづくりである。

自家製というからには、

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白菜は勿論、ニンニクも人参・大根、トウガラシも全部自分で育てる。

買ってくるのはキムチの素と塩辛だけである。

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しかし、素人の家庭菜園では白菜の栽培は難しい。

白菜は色んな虫が大好きな植物で、葉っぱが網の目になっちまったり、

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アブラムシで真っ黒になったり、

とにかく順調に収穫まで持ち込むのは中々至難の業なのだ。

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だが台風にもめげず、今年も美味しい鍋やキムチを享受している。

実は白菜は、明治以降に中国から持ち込まれた野菜だ。

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日清・日露戦争を通じて兵士が種を持ち帰って栽培が始まっている。

キャベツと同様に、内部に可食部を重層させるのは人間にとって誠にありがたい。

いや、私達人間が都合の良い野菜の奇形を作り上げてしまったのだ。

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奇形であれ何であれ、とにかく白菜は美味しい野菜だ。

あの膨らみの中に、すべての美味を丸めこんでいる。

ともあれ我が家の菜園では、白菜のみならずブロッコリーや子持ち寒蘭、

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ホウレンソウに人参・大根などが合奏している。

葡萄の木々は、養分を根に蓄えて静かに冬眠に入っている。

この贅沢を豊かと言わずして何と言おうか !

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2011年12月20日 (火)

人の為は自分の為

否、殊更人の為なんて考えなくても良い。

極自然に世のため人の為になっているという実感こそ、

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自分の幸せを実感できる最大のものだろう。

つまり、どうやれば人から必要とされる人間であり続けるかということだ。

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現役で仕事に邁進している時には、それが会社のため社会の為と意識できていた。

そいつがリタイアと同時に無くなって、突然何の為に生きているのか茫然自失となる。

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失った自分を探してジタバタしてみても一向にそれが見つからない。

そう、その自分は自己の中にあるんじゃなくて、外にあるからだ。

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「自分だって社会のために何かできるはずだ」と考えることから未来は広がる。

今年の漢字とされた「絆」とは、血縁の絆でも友達の絆でもない。

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赤の他人のために何が出来るかを考える絆だ。

自分中心の「民主主義」が蔓延し、他人の座敷に平気で土足で入り込む人さえいる。

そこには、この社会のために共に考えたり行動しようとする姿勢はない。

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他者を見下したり威圧したり、自分の意見に沿わない者を排除する姿勢しか見えない。

私は今、どうしたら社会に役立ち得るかということを考えて行動している。

その一つ一つがやがて形になっていった時、それが私の幸せだ。

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そりゃ~すべからくボランティアであって、損や得じゃない。

この世には、残念ながらそんなボランティアを嫉む人すらいるのだ。

そんなんじゃなくて、一歩前に出て人のためになる行動を起こそうよ。

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2011年12月19日 (月)

円熟を目指さん!

かつて人生五十年と言われた。

確かに明治や大正時代の人々の写真を見ると、

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凛とした面影で押しも押されもせぬ大人の威風を漂わせている。

そして、その大方が40歳前後なのだから驚く。

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それに比べて今日の3~40代はどうだろうか。

幼稚とは言わないまでも、何故かみるさを感じてしまう。

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平均寿命の伸長は人間を総じて幼くしたのかも知れない。

いずれにしても、現代の人間は年齢よりも若いのは確かだ。

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ともあれ自分のことになるが、自分で年齢を意識しないのはどうしたことだろう。

先日、床屋で鏡をみて何処の老けた親父かと驚きはしたが、

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只それだけのことで、気持ちは一向に3~40歳の頃と変わっていない。

つまり、何時まで経っても気持ちが幼いのだ。

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どうやら、時間の積み重ねが円熟を生み出すのではないらしい。

何処に向かって何をしているかが、人をして凛々しさを作り出す。

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円熟とは、年齢の厚みの中に若々しい気迫を内蔵することではなかろうか。

ともあれ、私はそいつを目指そうと思っている。

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もったいぶった物知り顔の年寄りだけは絶対なるまいと戒めている。

そうして何時までも、行動する熟年であり続けたい。

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2011年12月18日 (日)

冬至を前に

毎朝街頭に立っていると、どんどん日陰に覆われるようになった。

北風にさらされて、結構寒いのだが、そんな素振りを見せずに旗を振っている。

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ともあれ今年も押し詰まって、この22日には冬至となる。

一年のターニングポイントを迎える訳で、日向欲しさにこの日が殊更待ち遠しい。

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年の瀬が近づいて何かと忙しくなるのだが、

今日はある地区の青パト出発式に出向いた。

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連続刃物殺傷事件や高校生の放火、万引き事件などが続く。

そんな火の粉をこの町に広げてはならないと、防犯街づくり協議会が立ち上がった。

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そんな街の皆さんに激励の挨拶をしたのだが、

そんな小さなことから自治意識が育っていく。

それにしても日が短くなって、何事もしないうちに何時の間にか日が暮れてしまう。

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その合間を縫って、東芝ブレイブルーパスとの試合にジュビロの応援に行ってきた。

しかしまあ、前回の試合とは打って変わってジュビロに精彩が見られなかった。

と言うよりも東芝が強いと言うべきか。

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ラクビーは選手は勿論、応援する方も何故か力が入ってしまう。

簡単に言えばボールの押しくら饅頭なのだが、その押しっこに力が入る。

それに優男なら吹き飛ばされかねない、その迫力が魅力でもある。

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この年末にラクビー観戦なのだから、極めて恵まれた環境というべきか。

ともあれ旅行の予定もあって、今年私に残されたのは数日しかない。

それも既に予定ですべて埋まってしまった。

何だか日数の勘定が合わないような気もするが、

年の瀬が迫っているのは間違いない。

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2011年12月17日 (土)

情緒豊かな新年へ

殊更、私が情緒深い人間だと言うつもりは更々ない。

だけどこの一年、情緒に飢えた一年だったね。

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震災も原発も政治も、情緒などを吹き飛ばす原因になった。

TPPなどは典型的で、

あの先進国中貧困率最大の国、犯罪大国の制度をこの国に持ち込もうというのだ。

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事実無根のトヨタ叩きをやって、国産車を立て直そうとしたのは何処の国だっけ。

リーマンショックをもたらした貪欲資本主義がこの国に何をもたらすか。

想像だに余りある。

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そして政治家は、安易で無責任なポピュリズムを振りまいてきた。

ズブの素人政治が政治主導を標榜して利益を誘導してきた。

震災からの復興も、メドを付けると言いながら何一つしなかった。

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中国の圧力で領海侵犯船長を釈放し、

海保の憤慨職員を首にしたのは刹那主義でしかなかった。

経済大国の筈が、9ヵ月経過して復興も復旧も何も見えてこないのはどうしたことか。

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これが今日のこの国の力なのかと、国民の誰もが思い始めている。

この国は、源氏物語や和歌を生みだし、四季折々の感性を育ててきた国だ。

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意見が違ったって、お互いに思いやって妥協しあう文化を持っていた。

自分の意に沿わないと、遠慮もなく手前勝手な論理を振り回す何てことは少なかった。

少なくとも、節度を持っていたよね。

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ディスカバー・ジャパン、そんなこの国の良さを掘り起こさねばならない。

時には、景色を愛で郷土を愛し、詩文の一つも考える余裕を持ちたい。

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そうして望むらくは、来年こそは情緒の端くれをそこここに見出したいものだ。

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2011年12月16日 (金)

季節感と共に

サラリーマン時代は結構多忙な生活が続いて、

時に季節など忘れていることが多かった。

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それが退職後のこの半年、日々の生活がまるで変ってしまった。

自分でスケジュールを組み立てられるようになったことと、

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精神的な解放感というのが殊更大きな変化だ。

そして、季節の変化の中で日々を送るようになったことだ。

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毎朝の子供達も北風に背中を丸めて通っていくし、

はるか北方の南アルプスが望めるようにもなった。

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もう冬の訪れなのだ。

キャベツやホウレンソー、豌豆や白菜なども冬支度をしている。

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そう、私達は本来季節と共にあるべきなのだ。

言うまでもなく、暑さ寒さという自然の移ろいは、

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人間も自然の一部である以上、とても大切なことなんだろうと思う。

しかるに私達は、より快適な生活を求めて人工空間を作り、

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食物さえもハウス栽培や輸入などで賄うようになった。

その快適さと裏腹に、私たち自身の適応力を衰えさせてきたし、

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日々の感動という心の脈動すら喪失してきたのではなかろうか。

腹を空かせることも少なくなって、農業の大切ささえ忘れている。

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ともあれかつての日本人は、農家のみならず季節に寄り添って暮らしてきたのだ。

多くの文学も芸術もそこから生まれた。

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今私は、改めてよみがえりつつあると思っている。

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2011年12月15日 (木)

終わって欲しくないもの

今日は「おしゃがみ」と言って、地の神様が出雲から帰る日だ。

果たして神様達は、出雲で何を議論してきたのだろうか。Cimg5087

ともあれ、今年も残すところ半月になってしまった。

年賀状を書き始めて、終わるってことを改めて思っている。

私達にゃ、終わって欲しくないことが沢山ある。Cimg4990

恋人との逢瀬・・・こいつぁ~しばらく経験がないが。

大好きな食べ物の最後の一口。

一点差で負けてるサッカーの試合のロスタイム。

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懸命に走ってきたマラソンレースの最後の100m。

それに、定年までの残り時間かなぁ~?

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そうだ!、人生の終わりってのもあるぞ。

だけど生きるってことは、同時に死ぬことでもあるらしいから、

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終わるべきものはキチッと終わってくれないと次が始まらない。

春夏秋冬の繰り返しがあるように、この世のすべてが新陳代謝で成り立っている。

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そう、物事には終わりがあるから良いんだ。

思えば今年はずうっと悪いことが続いてきた。

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東日本の震災に始まって、TPPに超円高やらユーロ危機、

台風12号と15号の被害にタイの大洪水、

経済も就業も底を這っていて、それに政治も何一つ良いことをしていない。

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そればかりか、国民に負担と苦渋を強いている。

安月給の役人に責任を擦り付けて、

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金は幾らでもあると嘯いていた政府だからさもありなんである。

ともかく悪いこと続きの一年がやっと終わろうとしている。

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来年は復興の鎚音が昇竜のように沸き起こって、元気な年になると良いなぁ。

たとえ世の中は元気がなくても、せめて私だけは元気で走り回るぞッ !。

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そんな気分で年賀状に向かっている。

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2011年12月14日 (水)

農耕民族と恋愛

数百本のキャベツを育てている。

播種したのが十月始めだったから、もうあれから3か月近くなる。

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強風で根痛みしたり虫がついたり、それでもようやくキャベツ畑らしくはなった。

だけど、結球して収穫までにまだ3か月は要する。

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キャベツ一個育てるにしても、随分と息の長い話だ。

水稲にしても野菜にしても、

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風水害や病虫害と戦いながら、日本人はずっとそうやって生きて来た。

それで日本人には、欧米の狩猟民族と違う農耕民族の地が流れているようだ。

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戦後、その農耕民族に恋愛結婚なる思想が持ち込まれた。

そもそも恋愛などというものは、性欲が絶大な狩猟民族のものだろう。

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狙った獲物を確実にしとめるのことが苦手な農耕民族には適さない。

ところが恋愛至上主義の結果、見合い結婚を忌み嫌う風潮に染まってしまった。

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ところで私のことだが、小心で引っ込み思案な典型的な日本人だ。

だからずっと女友達も無くて、持てない時代がずっと続いてきた。

好きな女の子が近くに来ただけで、顔が真っ赤になって口もきけなくなった。

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否私がもてないのは、細君の云うがごとく極端に魅力に欠けているからでは断じてない。

農耕民族の節度を守って潔癖に生きてきたからなのだ。

その我が細君が、結婚相談員をやっている。

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夜な夜な電話で見合いを進めるのだが、成果は中々思わしくはない。

男の半数は結婚をあきらめているという。

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恋愛も出来ずに見合いすらしない日本人は何処へ行く・・・。

見合い結婚の復権こそ、少子化のルーチンから抜け出す正道だと思うのだ。

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しかしてキャベツ畑の草むしりは、つまらないことを考えさせてくれる !

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2011年12月13日 (火)

大原の里

洛北大原は、呂川の流れからして山里である。

それに、建礼門院や惟高親王の隠棲の地であったためか、

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どこか物悲しい風情を漂わせている。

この10日には降雪があったらしく、紅葉も僅かに名残をとどめている。

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今日でも里深い所なのに、千年以上前から歴史の地なのである。

天台宗を創始した最澄もかつてこの地に草庵を作っている。

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大原と言えは紺衣に前掛け姿の大原女だが、

そんな山里だからこそ柴を都に売りに出かけては生活の糧としたのだろう。

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そしてそのモデルが寂光院は建礼門院の侍女だと言われている。

ともあれ大原は、やはり三千院である。

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往生極楽院には国宝の阿弥陀三尊像が前屈みにお座りになっている。

そしてその船底型の天井には極楽浄土が極彩色で描かれているらしい。

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まあ~楽器を奏でる天女などだから、

歌舞音曲に恵まれた現代の私達の生活は、極楽同様なのかもしれない。

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本堂から往生極楽院を眺めれば、まるで杉苔の海原に浮かんでいるようにも見える。

既に、杉木立と苔の大海原が宇宙なのだろう。

門跡となった皇族は世俗を離れてここに暮らしたのだが、

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思えばそれは極楽であったのかどうか。

とにかく大原は、物思わせる所なのかもしれない。

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2011年12月12日 (月)

大原の宝泉院

腹の足しがあれば、心の足しがあっても良かろう。

それは読書であったり絵画であったりもする。

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そして古刹を訪ねて物思うのも結構な心の足しになる。

京都大原の宝泉院の住職の言葉の中に、

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「眠られない人に夜は長く、疲れた者には道遠い」とあった。

確かにその通りで、見る目聞く耳を持たない人には馬耳東風でしかない。

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仏教を学問から宗教にしたその要素に声明というものがある。

最澄の弟子円仁がその体系を創始した。

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音楽は人を感動させる、そしてその音楽を宗教の荘厳さに注入したのだ。

洛北は大原の奥まった所に「音無しの滝」がある。

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円仁の声明が滝の音を消してしまったと伝わる。

ともあれ宝泉院である。

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樹齢600年の五葉松が凛としてそびえ、額縁庭園からの庭が美しい。

寺の天上には、かつての伏見城の材が使われている。

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関ヶ原の合戦を前にして、石田光成が伏見城を攻める。

その伏見城を家康の命で鳥居元忠らが守っていた。

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その元忠ら数百名が自刃した場所の材を天井にしたのだという。

一見何の変哲もない天井に見えるが、

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血塗られた材だと思えばまた趣向は変わって来る。

想像を巡らせば、1599年の歴史の転換点にタイムスリップだって出来るのだ。

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声明の里を訪れてみれば、

「この寺の 竹の枝間を うちこして 吹き来る風の 音の清さよ」であった。

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2011年12月11日 (日)

東山三十六峰へ

今日は、京都の東山三十六峰マウンテンマラソンを走ってきた。

スタート地点の洛北のいこいの森も、思ったほど寒く無くて天気も良い。

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宝ヶ池が池を二周して山に向かい、5kmから先がダートの小道になる。

山に入れば追い越しが難しくなるんで、宝ヶ池ではみんな競争になる。

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まあ~私も快調に飛ばして、まずまずの取り付きであった。

やはり昨年とは比べようもなく基礎体力が向上している。

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例年疲れの来るあたりでも、まったくそんな兆しがない。

大文字山や軍艦山、稲荷山など、標高3~400m程の山をの上り下りしていく。

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時々右下に京都市街が見える。

木立の下の山道は心地が良くて、足に伝わる振動を除けば、

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雲の運を待っているような心持で快調に走っていた。

と、突然もんどり打って転倒していた。

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左手から出血しているし、手のひらが動かない。

まあ直に治るだろうと、気を取り直して走り始める。

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右足の先に痛みを伴う他は走るのに支障はない。

とにかく今年は、記録を出さなくてはならないし仲間を抜きたい。

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そんな気持ちが先行して、痛さを忘れて脱兎のごとく山道を行く。

そしてゴールの伏見稲荷まで2kmの地点で更にスピードを出した。

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すると再び、思いっきり地面に叩き付けられるように転んだ。

顔から落ちるかと思ったが右手が速かった。

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しばらく動けなくなった。

特に最初に痛めた右手が又しても犠牲になったからだ。

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ともあれゴールは間近である。

びっ子を引きつつゴールしたのだった。

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記録は3時間42分、距離が長くなったのに昨年より30分も早かった。

最後は京都タワービルの地下で風呂に入って、みんなで宴会である。

しかし帰りは惨めにぴっこを引き、右手も大きく腫れている。

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火事場の馬鹿力で走っている時は夢中なんだが、レースが終わるとね・・。

ともかく、今年最後のレースがかくして終わったのだ。

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2011年12月10日 (土)

リタイア後

定年退職後も人生は結構長い。

それに経済的にだって、決して安閑としてはいられない。

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何故って財政破綻寸前のこの国に依拠していられるかどうか、極めて怪しいからだ。

とは言え、新しい職を得られるなんて可能性もほとんど無い。

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ある程度の蓄えが無ければ、とても悠々自適とはいくまい。

まあ~、武士は食わねど高楊枝。

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経済的にはともかく、充実して生きるには何をすべきかが肝心だろう。

実は私は、あと6年程で従心を迎える。

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そのことに気付いて、今更ながら慌てふためいている。

「えッ、このまんま人生を老いて行って良いの?」って感じだ。

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世のため人の為に生きてきたつもりだけど、まだまだ結果は見えていない。

最後まで見えないかもしれないけど、心決めてやることがあるだろう。

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60歳からの時の流れは、正に矢の如しだ。

という訳で、一寸の光陰軽んずべからずと毎日忙しく動き回っている。

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ほんの少し、焦っていると言えるかもしれない。

人生はキャリアでも金でもない。

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如何に立派なご高説を唱えたって、行動できなかったら駄目だ。

とどのつまり、生涯に何を成し得たかでしかないのだ。

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よし!、この世を去るその時まで精一杯走り抜けてやる。

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2011年12月 9日 (金)

近所衆

かつて世間の狭かった時代には、近所づき合いは最も大切だった。

冠婚葬祭だけでなく、家を建てることから農作業まで、

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全てが近所衆と共に成り立っていた。

だけど今、生活の拠点はみんな別々で、顔を合わせることすら希少になった。

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ただ、近所に住んでいるだけの関係なのだ。

それでも昔から続いている行事が、かろうじてその絆を維持している。

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鎮守の祭りや庚申様だ。

「まいたりまいたりそわか 庚申会  庚申会」

般若心経の後、その文句で坊さんのお経が終わる。

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その後全員揃って二礼二拍手一礼で、山盛りの御飯が回ってくる。

左様に庚申様は豊作を祈願する集まりなのだが、

村の結束を強める大きな役割をはたしていた。

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私の子供の頃までは、この庚申様は月に一度各戸を順繰りに回ってきた。

数年に一度だが、その日は朝から炊き出しなどで大変だった。

それが今では公会堂で年に3回ほど開かれるだけになった。

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それでも、近所衆が顔を合わす貴重な機会なのだ。

話題は、自社タイ工場の被害から健康不安まで・・・・。

昔はほとんどが農事であったろうし、厳しい労働を癒す一時だったろう。

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そうやって歴史が引き継がれてきて、今日に至っている。

その中の一人が私なのだ。

集まるメンバーも、世代交代でどんどん入れ替わっていく。

私もやがて老境を迎え、この庚申様を去る日が来るのだろう。

いやいや、マダマダやることが沢山あるぞ。

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2011年12月 8日 (木)

人と人

この世で最も面白いのが人だし、厄介なのも人だ。

それで誰もが、その自分を分かってくれる人を求めて右往左往している。

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だけど大抵の人間ってやつは、結構立派な仮面を被っていて、

中々本当のところが見えてこないものだ。

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立場や利害なんてのもあって、

そんなこんなでこの地球のいざこざは太古以来頻発している。

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ともあれ、お・も・し・ろ・人立「 めだかの学校 」について書こうとしている。

来年6月で、このサロンの創立20周年を迎える。

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かなり広域から様々な人が集まってきて交流する、このメダカの学校。

私がこの学校に通うようになって、もう15年になるだろうか。

メダカ生の新陳代謝は勿論あるのだが、それでも全体に高年齢になってきた。

長年顔を合わせ来てたのだが、中々肝胆相照らすとまではいかない。

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三ヵ月に一度の会合では、「誰が先生か!」で入れ代わり立ち代わり講義する。

そのお話を伺って、「ああ、この人はこんな人だったのか」とやっと少し分かる。

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その後のグループ懇談もあるのだが、大勢の中で思うに任せない。

所詮人は、一人で生きて一人で死んでいく。

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そもそもが孤独な存在なのだろう。

だから人と人が結びつくには、清水の舞台から飛び降りるような、

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どこかに決断が必要なのかも知れない。

とは言えメダカの学校は、そんな人と人の修業の場でもある。

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事実、私もここで多くのことを学び知己を得てきた。

メダカの学校には、給食当番の制度がある。

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学校の始まる3時間くらい前から当番の仕事が始まる。

魚を焼いたり芋を擦りおろしたり、ご飯を炊いたり盛り付けたり全部やる。

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実は、人の付き合いは給食当番の様な共同作業から始まる。

不思議なもので、対話や会話ではないのだ。

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私は今回、芋すりに焼き芋をしながらお付き合いさせて頂いた。

それにね、共同作業は楽しいわね !。

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2011年12月 7日 (水)

バイマー・ヤンジンさんに学ぶ

今日の午後は中学校で過ごしたので、そのことを書きます。

バイマー・ヤンジンさんは、チベットから日本に嫁に来た人である。

今日、そのヤンジンさんの話を伺って何故か涙が出た。

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チベットは、日本の面積の6倍ほどの広さだが、

平均の高度が4,200mと高くて厳しい気象条件のもとに600万人が生活している。

彼女は、成都からバスで2日間程の所のガワにに生まれ育った。

勿論、牛と羊の放牧地帯で電気も水道もない所だ。

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読み書きの出来ない人がほとんどで、「牛や羊と文通する訳じゃない」と学校にも行かない。

ところが彼女の母親の思いから、彼女は300km離れた学校に行くようになる。

親兄弟が貧しさの中で彼女の学校生活を支えてくれていた。

その思いを胸に、彼女は極寒にもめげずに命を懸けて勉強に励む。

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やがて村ぐるみの支援に支えられて成都の大学へ。

その大学で、漢民族の耐えがたい苛めにあうのだが、遂にそれを突破していく。

その大学に留学していた日本人が彼女の夫君なのだ。

まあ聞くも涙の物語なのだが、彼女は中学の子供達に学ぶことの大切さを切々と語った。

チベットが差別されるのは、教育がないからだ。

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それで彼女は日本に来てから、忽ちにして日本語を覚え

稼いだ金のすべてをつぎ込んでチベットに学校を建設していく。

来日17年、今日ではチベットに10校が出来て3,000人余が学んでいる。

最大の悩みは先生が少ないことだそうだが、

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あまりにも恵まれ過ぎて我慢の無い子供達にも、何かが伝わったようだ。

そして最後に、「沢山の人々に支えられて私の今日がある。

皆さんだってそうでしょ。お父さんお母さん、そして先生。ありがとうと言ってみましょう!

それで皆さん、命を懸けて取り組むものを持ちましょうよ」と語りかけた。

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日本青年研究所の調査では、高校生の64%が「自分は価値のある人間ではない」と思っているそうだ。

この同じ調査の回答が、韓国では24.9%、中国で12.3%、米国は10.9%に過ぎない。

比較にならないほど否定的な生き方になっているし、

結婚をしないのもその表れなのかもしれない。

日本の青少年は余りにもぬるま湯につかって、

自身の存在の意義すら見いだせないでいるようだ。

「別に~・・」と白けてる子供もいるけど、きっと何かをくみ取ってくれたと信じている。

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2011年12月 6日 (火)

相模原市へ

今日は、相模原市まで行ってきました。

神奈川県の北部に位置する政令市なんだけど、思った以上に遠くの街でした。

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市政施行は昭和29年で、当時8万人の人口でスタートしています。

それが今では72万人の大都市に急成長したんですね。

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その町に何しに行ったかと言うと、地区社協のルーツを訪ねたのです。

昭和27年、この町で初めて地区社会福祉協議会なるものが始まったのです。

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当時は養蚕の繁忙期の季節保育から始まったようです。

それがやがて市社会福祉協議会へと発展していくのですね。

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現在この街には22の地区社協があって、福祉講座やら高齢者・障害者支援、

子育て支援、ボランティアの養成などに取り組んでいます。

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財政も豊かで、私達が訪れた大きなビルは丸ごと福祉ビルでした。

私の住む地域とは、余りにも条件が違い過ぎました。

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実は今私自身、私の住む町の地区社協設立に向けて悪戦苦闘中なのです。

何だって歯車を回し始めるには大きな力が必要になりますね。

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「福祉なんて、何でやるんだ! そんなもの市に任せとけ!」などと無碍な声もあります。

しかし、これからは住民自らが助け合っていく時代なのです。

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問題は財源とマンパワーの確保なんだよね。

ともかく来年早々には形(組織)を作って、魂は徐々に育てていくのです。

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日本人が間違えてしまった民主主義を、本来の民主主義に修正するために。

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2011年12月 5日 (月)

地域防災の力

昨日は、私の地域の5箇所の防災訓練会場を見て回った。

地区それぞれに指導者の感性が現れていたし、

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昨年までとは確かに雰囲気が違っていた。

私の住む地域は全域が海抜3m以下だ。

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それに液状化の最も危険度の高い地域でもある。

海岸の防潮堤は7mほどの山形の土盛りだ。

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第三次被害想定では、3~4mの津波が襲来することになっている。

これまでの感覚では、津波は防潮堤で止まって被害はないということだった。

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しかし、宝永地震以前の地震を辿ると、とてもそんなものでは治まらない。

だいたい、防潮堤は津波を想定して作られたものでもない。

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ともあれ昨日の防災訓練である。

中学生を大量動員して飲水の運搬やらバケツリレー、

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消防署員の指導での救護訓練に重点を置いた地区。

参加者を幾つにも分けて、パート別の専門家養成に重点を置いた地区。

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各自治会を色分けして、組織だった避難行動を目指した地区。

などと、例年よりも一歩前進した感があった。

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だけど、まだまだの地区もあるし、訓練参加者も1800人程でしかない。

私の地域人口の一割に過ぎない。

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3.11から、もう10ヵ月が経とうとしている。

改めて、防災への感度を高める必要を痛感しだ一日だった。

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それで来年3月には、

地域住民を対象とした防災講演会を開催しようと考えている。

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全ては、正しい理解から始まるはずで、

釜石の奇跡も訓練の積み重ねであって、地道な努力が必要なのだ。

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2011年12月 4日 (日)

冤罪の構図

昨日の冤罪に苦しむ北川さんを支える会で、杉山卓男さんのお話を伺った。

杉山さんは、あの布川事件の犯人として29年間服役し、今年5月に再審無罪となった方だ。

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獄中から無罪を訴え続けて、44年目にやっと清廉潔白の身になったのだ。

普通私達は、「火のない所に煙など無かろう」などと思っていたりする。

だが日本の司法の世界では、火の無い所にも突然火の手が上がるのだ。

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杉山さんの逮捕されたのは、21歳の時だった。

当時の杉山さんは、あちこちで暴力事件を起こしていたし、確かに街の悪だった。

彼は殺人事件のあった数日後にある暴力事件を起こした。

それ(別件)で逮捕されるのだが、警察は2人組み殺人の一人として内定していた。

悪の仲間が先に逮捕されていて、相棒は「杉山」と言ったというのが理由だった。

やがて目撃者が現れ、「姿形が、杉山さんではない」と証言するのだが、警察は無視した。

代用監獄に収監されて、自白調書の作成が始まる。

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何日もかけて、何も知らないはずの事実を自ら書かされる羽目になる。

弱冠21歳の若者であり、弁護士もつかずずるずると誘導されていく。

やがて本人は、自分を名指しした相手と法廷で対決することだけに望みを託す。

しかし法廷は、何よりも2人の自白調書を重視した。

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犯人しか知らないことを自白しているとの評定が下され、上告審もすべて有罪となった。

事態を変えたのは、杉山さんの必死の研究だった。

刑務所の作業を終えたのち、毎夜のように事件の顛末や調書を検討する。

そうして遂に、決定的な矛盾点を発見するのだ。

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再審決定となって証拠開示されてみると、杉山さんの無罪の証拠は無数にあった。

警察は有罪にするために不利な証拠をすべてを隠していたのだ。

日本の警察は極めて優秀だと思っていたが、犯人を創ることを平気でやる。

戦前の特高警察の伝統が未だに残っているらしい。

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杉山さんは私達に「事件に巻き込まれたのは不幸だったが、けっして不運ではなかった。

こうして皆さんの前に立てているのだから・・」と語った。

ともあれ北川さんの冤罪である。

彼は、虚偽有印公文書作成、加重収賄等で有罪が確定している。Cimg5428

そして今、贈賄したとされたN元市長は、「贈賄は警察に強要され証言させられた。」と明らかにしている。

先日までは「偽証罪に問われても、再度証言する」と言っていた。

調査書改ざんに関係した教諭たちの証言も一貫してはいない。

調査書が改ざんされたのは事実だが、校長はそのこととの係わりを一貫して否定してきた。

第一、高校の調査書というものが校長の指示で書き換えられるものかどうか?

とにかく校長が犯人に仕立て上げられ、収賄までしていたことになった。

一切証拠のない事件で反証すら難しいが、

何としても真相を明らかにして欲しいと願っている。

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2011年12月 3日 (土)

百姓のチカラ

顧問になってくれと言われて断っていたのだが、遂に承諾することになった。

そのNPO法人 浜松百姓のチカラの設立総会が昨日開かれた。

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結集したメンバーは、法人化した農企業が殆どで若い人達が集まった。

第一次産業の関係者が少なくなったことを幸いに、TPPなどと圧迫される一方だ。

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それて゛、もう我慢がならない。

力を結集して、販売先の確保も含め共同戦線を張ろうという趣旨のNPOだ。

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思えばあの最悪の管前首相以降、東京発の情報にもみくちゃにされている。

このままでは、自分の経営も地域も荒れ果てるという危機感は当然なことだろう。

TPPに関しては、あまりにも嘘のプロパガンダが多い。Cimg5393

それを誰が流しているかを考えなくてはならない。

そして、その嘘を暴かなくてはならないだろう。

その第一は、この21世紀がこれまでの様なアメリカの世紀なのかどうか。Cimg5394

米国のブロック経済に組み込まれることで失うものの大きさを考えたい。

第二に、TPPは輸出促進には何の効果もないという事実だ。Cimg5395

為替レートの変化の方がはるかに巨大な力を持っているからだ。

日本の輸出入でヘッジされている関税は、第一次産品を除けばほんの数パーセントにすぎない。

既に世界で最も開放された市場になっている。Cimg5397

そしてその円高は、ドル危機を起因として引き起こされているのだ。

第三に、アジアの成長を取り込むというのも嘘だ。

アジア最大の成長大国は中国だが、既に対TPPの構築を模索している。Cimg5406

この日本の政府と経済界は、農業を売り渡す代償に何を得ようというのだろうか。

単に閉塞感を糊塗する政治ゲームだと思っているとしたら、

まさに平成の壊国に向かって真っ逆さまに落ちていくだけだ。

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現実の問題が露呈してくるのはこれからだが、

国論を二分する深刻な対立に発展するのは間違いない。

だからと言って、企業化した農業者がめげている訳にはいかないのだ。

私に何が出来るかは別として、精一杯この現実と向き合っていくつもりだ。

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2011年12月 2日 (金)

青パト

昨日から師走に入って、各地で一斉に年末特別警戒が始まっている。

景気の先行き不安はあるが、それでも年末は人や車、金の流れが加速する。

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それに時代の閉塞感や鬱積した気分もそれに輪をかけている。

どうしても事故や事件が増えがちなのだ。

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昨日の児童への連続切り付け事件にも、そんな世相の一面を連想させられた。

ともあれ昨日は、その特別警戒出陣式に臨んだ。

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警察署員は勿論、自治会の青パト60台、地域安全推進員など250人が集まった。

署長と市長の訓示の後、それぞれ市内パトロールに出かけた。

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実は私の街の自治会連合会では、170台余の青パトが活動している。

地区によっては濃淡はあるが、街の公会堂に防犯要員が常駐し、

時間を決めて町内のパトロールをしたりしている。

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又その防犯活動が、町内の人と人の交流の機会を増やすことにもなっている。

なおかつ当然ながら、市内のこの五年間の犯罪発生件数は確実に減ってきている。

という訳で私も、朝の子供の見守り活動、そして青パトでのパトロールに努めている。

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そして最近、防犯!とことさら強調しなくても、副次的な効用も多いなと思っている。

多くの子供達とも随分仲良くなった。

毎朝、通行する方々に「お早うございます」と連呼しているお陰で、

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顔見知りが増えていくし、思いがけない出会いだってある。

そして最大の効用は、私自身の心のメリハリがはっきりしたことかな。

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2011年12月 1日 (木)

小浜池

JR三島駅のすぐ南側にうっそうとした森が広がっている。

明治維新の折、その名前の出てくる小松宮親王の別邸だったところだ。

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戦後この別邸が公園となって楽寿園として開放されている。

それで楽寿園の最大の特徴が小浜池からこんこんと湧き出る富士山の湧水だ。

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富士山の溶岩流が流れてきて、ここでその流れが止まって、

その溶岩の下から湧水が湧き出るのだ。

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小浜池は、その溶岩流れの歳末端に位置している訳で、

この池から、三島を代表する疎水のあの源兵衛川が始まっている。

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二三日前のニュースで「小浜池の紅葉」を報じていた。

それで俄かに、三島まで車を走らせることにしたのだ。

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実は小浜池は昭和30年頃から湧水が枯れてしまって、

見るも無残な岩石の窪みになっていた。

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それが平成16年に久しぶりに満水になった。

そして今年、どうした訳か(地震?)7年ぶりに再び満水になったのだ。

その水に映る紅葉が何とも言えないというのである。

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あいにくの曇り空ながら、池は明治の昔の佇まいを蘇らせていた。

訪れる人も少なく、静かな別邸の雰囲気をしばし味わうことが出来た。

楽寿園を出て源兵衛川を下ってみようとして驚いた。

何時もの疎水に水が溢れて、川中の飛び石を歩くことが出来ない。

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どうしたことか、多分近年では無かった程の湧水量になっているのだろう。

疎水を歩くことはできなかったけど、

水の都だった三島を思いがけず堪能することが出来たのだ。

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