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2011年12月14日 (水)

農耕民族と恋愛

数百本のキャベツを育てている。

播種したのが十月始めだったから、もうあれから3か月近くなる。

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強風で根痛みしたり虫がついたり、それでもようやくキャベツ畑らしくはなった。

だけど、結球して収穫までにまだ3か月は要する。

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キャベツ一個育てるにしても、随分と息の長い話だ。

水稲にしても野菜にしても、

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風水害や病虫害と戦いながら、日本人はずっとそうやって生きて来た。

それで日本人には、欧米の狩猟民族と違う農耕民族の地が流れているようだ。

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戦後、その農耕民族に恋愛結婚なる思想が持ち込まれた。

そもそも恋愛などというものは、性欲が絶大な狩猟民族のものだろう。

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狙った獲物を確実にしとめるのことが苦手な農耕民族には適さない。

ところが恋愛至上主義の結果、見合い結婚を忌み嫌う風潮に染まってしまった。

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ところで私のことだが、小心で引っ込み思案な典型的な日本人だ。

だからずっと女友達も無くて、持てない時代がずっと続いてきた。

好きな女の子が近くに来ただけで、顔が真っ赤になって口もきけなくなった。

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否私がもてないのは、細君の云うがごとく極端に魅力に欠けているからでは断じてない。

農耕民族の節度を守って潔癖に生きてきたからなのだ。

その我が細君が、結婚相談員をやっている。

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夜な夜な電話で見合いを進めるのだが、成果は中々思わしくはない。

男の半数は結婚をあきらめているという。

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恋愛も出来ずに見合いすらしない日本人は何処へ行く・・・。

見合い結婚の復権こそ、少子化のルーチンから抜け出す正道だと思うのだ。

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しかしてキャベツ畑の草むしりは、つまらないことを考えさせてくれる !

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コメント

 別に農家でなくとも、結婚に夢見ない男性は、多い世の中です。
 我が息子も、小学校一年の時に、「女は、トラブルの元」と以後、大学三年に至る現在まで、彼女は、居ないし興味なしです。
 親父の私とは、偉い違い。
私は、女を切らした事ない、青春でしたが・・・。
農だとか、猟だとか、微妙に違いは、有るでしょうが、男と女が引き合う行為は、健全な営み。
 スケベやエッチ・・健全です。

山草人様の奥様は、結婚相談ですか、素晴らしい。

私の親も、母親が、出雲の神より頼まれたと、お節介にも結婚縁談婆でした。

 履歴書と写真の山には、驚きました。
あそこに、持って行けば、良い人を紹介してくれると世間の噂に成っていたらしい。
子供心に、女性のお見合い写真の品定めを良くして居ました。
 親達は、秋には、毎年幾つもの結婚式に、仲人として出てたのです。
 お陰で、母の葬式には、700人は、来たと思う。夫婦連れでした。
 今思うと、大学出の良い女性ばかりでした。
 なんで、私の嫁を選んで置かんかったのだろう。

 ぷんぷん・・・独り事・・・。

投稿: ひろ | 2011年12月14日 (水) 21時57分

 ひろさんのコメントで、失礼ながら特に息子さんに興味をもちました。小学校1年生で「女は、トラブルの元」と看破して大学3年まで実践しているのですから、アッパレです。大人顔負けですね。でも親としては心配ですよね。
 ところで老婆心で申し上げますが、「親を反面教師」にしている可能性があります。私も経験があります。その場合には本心を親に語りません。「鍵っ子」であった私は多くを近所の大人達に教わって成長してきた気がします。その意味では、私でも息子さんのお役に立てるかもしれません。その際にはメールでご一報ください。可能なことをします。
 息子さんご紹介用に、「その道」の私の経験を恥を晒して以下簡単に記します。(ご希望があれば詳細を別途に、恥もあらわにメールします。)
 「女はトラブルの元」と思ったことも経験したこともありません。結婚するまで仲間の中に複数の女性が居ました。そろそろ結婚を前提に考える必要を感じたのは、見合の話が来そうという恐怖心です。「見合をしたら自分から断らない。断る程の資格は自分に無い。好き嫌いの話ではない。自立するための家庭共同経営者・パートナの発見と覚悟である。後は好いところを見つけて好きになれば良い。」と考えていたのです。そうしたら幸いに見合をすることなく、家内と出合った、ということです。
 四十台になってから、クラス会等で女友達からこんな話が出ました。一人は「ヨネサンに恋愛の経験を聞いてもダメ、鈍感で女心が分からないのだからありえない。」と、一人は「人畜無害だから安全」ということです。黙って笑う以外に何も言えませんでした。

 ひろさんは、母親が見合い写真を持ってこなかったことをご不満・不審に思っているようですが、医者の世界と同じと思います。「医者は家族を診断しない。情が入って誤診する怖れが高くなる。」ということです。家族だと失敗の影響が払拭できない、ということもあると思います。
 もっとも、ひろさんはこのようなことを分かった上で、ブログを和ませる意図をもって記したと思います。でも、なんとなく蛇足で書いてしまいました。

 山草人さんの「恋愛は農耕民族の日本文化と無縁」というのは誤りと思います。というのは、学生時代に明治時代の文豪の小説に親しんだ経験からすると、沢山の恋愛があったことを窺わせるからです。森鴎外が留学中にあった大恋愛を思い浮かべています。坂本竜馬とお龍さんもありました。
 「否私がもてないのは、細君の云うがごとく極端に魅力に欠けているからでは断じてない。」という反論には笑ってしまいます。山草人さんのように多才で健康な方に魅力が無い訳がありません。奥さんが心配するのは、向上心が強烈過ぎるので将来の反作用が怖ろしいが故に、ブレーキをかける意図でしょう。暖かい思いやりに「ありがたい」と感謝すべき、と考えますがいかがでしょうか?!

投稿: 米山 | 2011年12月23日 (金) 10時18分

米山様、いつもの様にコメントありがとうございます。
 私が、反面教師?・・恋愛については、どうでしょうか?
 私を尊敬してくれる、娘と息子が居ます。
母親の日常の子供達への愛情も子供達は、感じて育っている筈です。

 息子には、こう言います、「恋に焦がれず、女に愛される男に成れ・・」と。
 娘には、結婚前に、「好きな男を見つけたら、まず同棲して、男を選べ・・」と。

 米山様、本当の事を言うと、母は、私の嫁を、早くに、決めて居ましたよ。
 複数の方をね・・・。
 
 私の間違いは、会う前から、与えられる人では、駄目だったのです。
 もう一つの間違いは、経営者の息子の私は、サラリーマンの頑固な女性を選んだこ事ですかね。
 でも変わり者の真面目な女性です、誰より信頼出来る、人ですね。
 嫁は、自分に厳しく他人には、もっと厳しい人です。
 つまりは、真面目過ぎるのが、難点ですかね。贅沢ですが・・・。
 ともあれ、有る意味、調和が成り立っているとも言えます。
 問題は、息子ですが、イケ面の男ですから、社会人に成ったらもてると思いますよ。
 あれから(トラブル発言から)何年も経ってますが、色気づくのは、遥か先だと思います。
 それまで、自分を磨く時間ですね。
でも恋愛もして磨かなきゃね~女心は分かりませんね。

投稿: ひろ | 2011年12月23日 (金) 23時24分

 私のコメントは余計なオセッカイだったようで、お詫び申し上げます。
 幸いに、23日のひろさんコメントは、ひろさんが幸せかつ充実した日常を過していることが良く理解できました。ホッとしています。

 私のコメントで誤解を招きそうなところがあり、ひろさんが誤解されたように感じましたので以下に補足します。
 「反面教師というと全人格否定」を想定されることが多いようですが、私の場合には個々の側面に関すること、つまり「部分的な反面教師」ということです。例えば、ひろさんも母親が心に秘めていた嫁を断った、ということも「部分的な反面教師」と解釈できるように思います。近くで尊敬できる親ほど、子を思う親心が分かるほど子供たちにとって「違う考えを表現し辛い」ように思っています。心優しいひろさんの息子さんを思い浮かべた老婆心です。

 それから、私がコメントで強く意識したことは次の通りです。
 一つは、ひろさんへのコメントになっていますが、大勢の読者に参考になる事柄に配慮しています。特に、この問題は若い人達に読んで欲しい課題です。ですから、ひろさんからの反論は反論として、他の人に役立てば良いな、と考えている次第です。
 一つは、若い人達に「大人達に多様な考えのあることを知って欲しい。」という気持があります。現在の社会は標準化の意識が強すぎるのではないか、と危惧しています。人間の多様性こそが重要と考えます。
 一つは、若い人達に「悩みがあれば大人達に気軽に助言を求めて欲しい。」ということです。昔、戯れ歌がありました。「先生 先生と威張るな先生、先生、生徒の成れの果て。ヨイヨイ デカンショ。」偉そうにしている大人達も皆、若い頃には失敗を重ねつつ大人から教わってきたのです。 

投稿: 米山 | 2011年12月26日 (月) 08時29分

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