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2012年1月 5日 (木)

長尺たらん

今日は午前中は、地区社協設立準備会議、

そして午後は、国保運営協議会であった。

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何れも、将来への大きな課題を内包している課題だ。

これからの日本は、どう考えたってバブル再来の様なことは起こり得ない。

かなり質素に、皆で助け合っていくような時代になる筈だ。

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金や嘘を振りまいて票を集めたり、住民エゴを要求する時代ではない。

例えば私の街の国保保険税の付加世帯は2万5千余世帯だ。

この保険者の50%が60才以上であり、この人達が診療費の70%を費消している。

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そして今後、60才以上の構成割合は増え続け、

医療費は増高する一方で、その納付額は減っていく。

その現状の納付金だって、医療費の26%に過ぎないが、

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今後当然ながらその収支バランスは大きく乖離していく。

それを埋めるのは税金でしかない。

国や自治体の財政難の折、現状の制度を維持することすら難しくなりつつある。

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そこにTPPの議論である。

当然ながら、国民皆保険の崩壊が心配されるだろう。

外資の医療保険の参入すれば、高額所得者は当然そっちをチョイスする。

何故って、現在の制度は納付できる高額所得者から保険税をもらって、

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弱者は7割まで免除してホローする仕組みだからだ。

TPPでは、民間の医療保険会社の参入を阻止することは出来ないだろう。

所得の高い人が抜けて、現在の制度を維持することができるかどうか?

結局のところ、医療の分野も貧しい人はそれなりにと言うことになる。

オバマも弱者救済を掲げて当選したが、結局は無理だったようだ。

米国の民主主義は、競争に徹することで成立している社会だ。

「努力しないやつが悪い」と切り捨てる荒々しいシステムと言える。

それを良しとするのも一理だが、犯罪の増加や心身の荒廃など反作用も多い。

私達は今、長い尺度で今後の日本をどうするのかを問われている。

黙っていてはいけないのだ。

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