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2012年1月21日 (土)

黄昏のガンマン

毎日の通勤が無くなって半年余になる。

それで、かつて何の不思議もなく在ったディスクや執務室を思い出している。

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出かけて行ってそこに座れば、自ずと全てが回転していった。

そういう居場所と装置があった訳だが、

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今では、荒野をさすらうガンマンのように、囲む焚火を求めて転々としている。

手を温める焚き火が尽きればそれまでで、もとより執着はない。

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「オイ、兄弟・・」と威勢の良かったガンマンだって、

やがて老いれば終の棲家に閉塞せざるを得まい。

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果たして、その棲家はどんなものであるのか?

子供の頃、秘密の隠れ家を作って遊んだことがないだろうか。

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私も裏の竹藪の中にそんなひそやかな巣のような場所を作っていたことがある。

逃避の場だったのか、自分の力の確認だったのか、

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そこに行く度に、アラジンの洞窟に入るようなワクワク感があった。

話は変わるが、植物には厭地という性質がある。

トマトや馬鈴薯のようなナス科に顕著でアブラナ科にはあまりない。

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私の作っているアカザ科のホウレンソウにも、その厭地がある。

同じ場所に作っていると、やがて播種しても芽すら出なくなってしまう。

ナスやトマトでは一定の大きさに成長すると、ある時突然バサッと枯れてしまう。

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植物のくせに生意気なと思うのだが・・、

そうやって子孫を増やしてきたんだから、彼らには彼らの言い分がある。

植物だって常に新天地を求めている証拠だろうか。

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私達も新天地に行って新たな体験をすれば、いやが上にも元気を出すし、

新しい栄養と活力が得られたりする。

一方で、黄昏のガンマンの様にひたすら安息の地を求めたりもするのだ。

居場所を考えるようじゃ、俺も黄昏たかな~?

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