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2012年3月31日 (土)

俺の顔

年度替わりを前に、思い立って床屋に出かけた。

床屋は嫌な所で、見たくもない自分の顔と否応なく対面してしまう。

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今日だって、「あの紅顔の美青年(?)は何処に行ったのか?」と嘆息してしまった。

先日のマラニックのエイドで熱い味噌汁を頂いた。

寒い中だったし思わず「あちっちち」と顔をしかめた。

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すると隣にいた女性が「そんな顔をすると、皺ばっかりになっちゃうよ!」と言う。

そこには「俺の顔に皺なんかある訳ないだろう!」と反射的に反応する自分がいた。

しかしそれには、幾分の無理があった。

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あの外見上の若々しさは、既に風と共に去ってしまっていた。

床屋の鏡は、実に正直である。

私自身10年前、否20年前の自分の気持ちと何にも変わっていないのに残酷ですらある。

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それで床屋の親父に「思いっきり、若々しくやってくれ !」と注文した。

親父はそれに答えて「ハイ、思いっきりですネ・・・」

ともあれ長い間人間をやっていると、その生き様が顔ににじみ出るようになる。

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狡賢い生き方をしていれば、きょろきょろと目だけを動かす顔になる。

長いことヤクザをやってりゃ、見るからにヤクザの顔になる。

TVの馬鹿番組を見て暮らせば、口をだらしなく半開きにヘラヘラ笑う阿保顔になる。

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理屈ばっかりこねてりゃ、やはり小難しい顔になるのだ。

つまり精神が顔を創るのであって、やはり顔には自分が責任を持たねばならない。

さてこそ、私は俺の顔に責任が持てるだろうか?

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それが・・・もっと良い男の筈だったと思うのだが…

ともあれ、今からだって遅くない。

自分の顔は自分で創るのだ。

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熟年よ、大志を抱けである。

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2012年3月30日 (金)

嘘も方便 !!

春や春である。

そして、その春のうららの日本人の単純さに感嘆している。

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三年前の、あの日本中の熱狂は何だったのか?

この国は無駄遣いの天国で、それを官僚が貪っている。

金は幾らでもある。

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だから子供手当も高校授業料無償化も、農業の戸別所得まで保証して、

はたまた福祉もお釣りがくる。

特別会計は埋蔵金の温床で、これを揺ればザクザクと・・・。

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・・・・そう言ってなかったっけ?

私達はその真っ赤な嘘を「ひょつとたら・・」と思ってしまった。

しかしてどうだろう、この嘘は三カ月ほどで「こりゃ駄目だ!」に変わった。

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特別会計から何が出てきたのか?

国会でその都度予算決算を決めてきた特別会計だから、

中身は始めっから分かっていたのだ。

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でも素人の私達に、そんな嘘が見抜けるはずもない。

事業仕訳などと、多くの税金と労力を使ってパフォーマンスはやった。

しかし牛の角を矯めただけで、肝心の莫大な財源はサッパリ出てこなかった。

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そして今「皆さん、金は有りませんでした。増税にします。」とおっしゃる。

それも今度は、

消費税率を10%にした後の更なる引き上げは隠しておこうと相談をしている。

三年前のあの「正義(?)の政治主導」は何処へ行ったのか?

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確かに官僚叩きはやったが、それはこの国の活力を削いだだけだった。

これほどいい加減な政治が、臆面もなくまかり通るのがこの国なのだ。

日本人ってのは、付和雷同で時の雰囲気に流され易い。

あの太平洋戦争への突入がそうだったように、

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バブル経済に日本中が狂乱したように、

今また、嘘のつき放題に流されようとしている。

最低でも県外の筈の普天間は、天下り禁止は、公務員人件費はetc。

これみんな、政権を取る為の方便だった。

それでせめてもの罪滅ぼしが、この「消費税引き上げ」なのですよ。

さてこそ、その嘘に踊った自分の馬鹿さ加減に感動している。

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2012年3月29日 (木)

小さな春

数日前の寒さと打って変わって、今日はやっと春めいた日和になった。

ソメイヨシノもちらほらと咲き始めている。

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だが私のブドウの芽は、例年よりもずいぶん動きが遅いようだ。

ランニングの帰りに園芸店に立ち寄ると、茄子とトマトの苗を売っていた。

「幾ら何でも早かろう」と店員に言うと、「ちょっと間違えました」と苦笑いしていた。

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しかしながら、春本番はもう目前なのだ。

今夜は「考える」ことについて書こうと思っている。

パスカルだったかが「人間は考える葦である。」と言っている。

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何故葦なのかは別にして、考えることと言葉は密接不可分な関係にある。

人間は言葉を得たことで考えることが出来るようになった。

だから当然ながら、手持ちの言葉が少ない人は考えることも貧しくなる。

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感覚で判断する他なくなって、今どきの「切れ」易い人間になる訳だ。

幅の広い人間になりたかったら、いい本を読む他ない。

逆に馬鹿になりたかったら、今時のTVのお笑いトーク番組を見てればよい。

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確実に馬鹿になれるだろう。

私もそれで随分馬鹿になったのだが、何時の頃か司馬遼太郎を読むことで救われた。

司馬さんの文章には力があるし、思考を喚起する所がある。

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そうして私は、司馬さんにかなり感化された人間になっている。

考え方だってかなり近くなっているかもしれない。

ともあれ言葉を文章にすることから思考は始まる。

文章を書くことは、考える力を鍛える作業なのだ。

私も毎日駄文を書いて、馬鹿になった頭を必死で鍛えている。

日向ぼっこの誘惑に負けるな 一茶これに在り!!

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2012年3月28日 (水)

自分達の根源

有史以前から、その地域の人口は食料生産によって規定されていた。

それがつい近世になって、労賃や土地の広がりの違うところから輸入するようになって、

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人間が土地と食料と結びついて生きていることを忘れるようになった。

もっともその忘れたのはこの日本人位のもので、

ヨーロッパの諸国は、歴史の教訓からか食料を厳守している。

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独伊も敗戦国で戦後の食糧には困窮したのだが、

彼らは塗炭の苦しみの中でも米国の援助(?)を拒んで耐え抜いた。

そして英国(65%)も含め独(80%)伊(63%)は、今日でも基本食料の絶対的な自給を守っている。

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家畜の餌だった脱脂粉乳など米国の援助(?)物資を易々として受け入れたのは、

この日本位のものだった。

その後この国は、米国の余剰農産物の最大の吐口となって今日に至る。

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つまり食料自給率39%である。

今回のTPP論議に先駆けて、幾つかの前宣伝がされた。

それが「自給率39%の嘘」という嘘だった。

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似非学者に書かせたんだろうが、

「あれは農林水産省の組織温存のためのプロパガンダだ」と言う宣伝だった。

それが折からの官僚攻撃の中で、さも真実であるかのように信じられたのだ。

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ともあれ毎日自分の食べているものを考えれば、そんな嘘はすぐわかる。

毎日飲む牛乳は100%輸入飼料で生産されているし、肉の6割は既に輸入だ。

パンをつくる小麦は100%輸入だし、

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そば粉もエビも天麩羅油も醤油や味噌の原料も全て輸入だ。

極論すると、一日の食卓で国産は米と水くらいのもんだろう。

国民の目を意図的に誤らせようとした張本人は一体誰なのか?

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政府かはたまたグローパル資本か、犯人を突き止めねばなるまい。

しかし、自分達の生活の基礎を忘れた浮浪の民の方が罪は重い。

自分の飲んでいる水は何処から供給されているのか?

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電気やガスはどこから供給されるのか?

そしてそのエネルギーの源は何か?

排泄物はどうやって処理しているのか?Cimg6219

いわんや生命を育む糧食の供給をや ! である。

否、農業は食料だけを生産してきたのではない。

実は、第一次産業は全ての産業の源なのだ。

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生産資材やら土地の管理、流通加工業などは言うに及ばず、

植物資源は繊維やエネルギー、はたまたアルミにまで変身していく。

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その基礎産業を根こそぎ根絶やしにしようと言うのが、今回の米国のTPP戦略だ。

食糧を自給できない国はやがて亡びる国だと言うことを忘れまい。

かつてのローマ帝国のように。

 

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2012年3月27日 (火)

男の自立

雄ライオンの様に、つくづく男は悲しい存在だと思う。

男に比べて母性は、自信に満ちている。

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考えてみれば、オギャーと産んでもらって、その乳に育ててもらった。

大きくなったって、母親の作ってくれたものを食べて、

着る物だって私の頃は作ってもらっていた。

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当然ながら女性に依存して生きるのが常となる。

物心付いて母親が小うるさくなる頃に、若い女に目移りするようになる。

それで若い肉体に幻惑されて結婚と相成るのだが、

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そもそもそれが悔いの始めとなる。

無能さに呆れる間もなく、あれよあれよと言う間に子が出来て、

何時しか、デンと尻に敷かれてしまっている自分に気付くのだ。

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その頃には、女はもう微動だにしないお不動さんの様に自信に満ちている。

そう言やあ~、顔もお不動さん(時に閻魔大王)に似ている。

女の自信に比べて、男は何かに怯えるようにびくびくと自信がない。

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万丈の山や谷を乗り越えてきたつもりの私だって、何時も I'm scared of ・・なのだ。

学生の頃は学業が、職に就けば仕事や会社が、家庭を持てば家庭が・・・・・。

それに「一歩外に出れば、男にゃ七人の敵がいる。」って言われるように、

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トラブルは常在だから、心配の種は白浜の砂のごとく湧いて出てくる。

と言う訳で、男は常に身構えて生きているのだ。

「十有五にして学に志し、三十にして立つ」と、あの孔子はのたもうた。

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私だって、孔子の30歳は無理にしても50歳くらいになりゃと思っていた。

だけど駄目だね、立たないね !

還暦を過ぎたって、何時も未来にゃ怯えてる。

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とは言え、その心配を乗り越える楽しみも知っている。

当然ながら、心臓にもかなりの剛毛が生えて度胸も座ってきた。

それで良しと思っている。

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2012年3月26日 (月)

人を育てる

自分の子供も満足に育てられなかったのに、

何故か色々な面で教育と関わるようになっている。

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それで人材を育てることの難しさを、痛感させられることが多い。

自分の経験からすれば、人の開花は「きっかけ」次第だと思っている。

「大化け教育」なんて言葉もあるが、どういうことが契機となるか分からない。

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でも、ちょっとしたことを褒められたり、「ああ、そうか!」と気付くことで人は様変わりする。

どうすればそれが叶うのかマニュアルはない。

今はどうか知らないが、かつて愛知県の国府高校の数学は有名だった。

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子供達がこぞって数学を面白がって勉強した。

そしてその仕掛け人は、数学好きの一人の教師だった。

その一人の教師によって、学校中が数学に熱狂したのだ。

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左様に数学に限らず、白熱教育の担い手さえいれば多くの人達の人生が変わる。

決められた義務教育から得られるものは多くないかもしれない。

そういう意味で、公立学校の教師にはアクティブな姿勢が少ないだろう。

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或いは、モンスター父兄を気にして臆しているのかも知れない。

この点私学は、成果を上げてナンボの世界で生きている。

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しかし私学は今、何処も生徒数の減少に悩んでいる。

親にすれば「我が子を少しでも良い教育環境下に置きたい」のだが、

高等学校授業料無料化の誘惑や長期不況もあって、思うに任せない。

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私達は環境の動物で、その置かれた環境によって大きく規定される。

どんな人間に接したかによって、人生航路さえも左右されていく。

教育とは、単なる教科の教え込みではない。

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学ぶことの面白さを知れば、誰だって面白さを追い求めるさ。

時間はかかるが、教育の本当の価値を見つめなおすことが必要だ。

そして本当は、その子供の人間力を育てることなのだ。

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2012年3月25日 (日)

姫街道マラニック

江戸時代には、東海道に並行して山側を姫街道が走っていた。

その二つの街道を追分街道などのジャンクションが梯子の様に繋いでいた。

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今日の東名高速と新東名の関係に似ている。

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今日は、東海道と姫街道の分岐点(追分)、

愛知県豊川市の国府から浜松市の細江までの36kmの区間を走った。

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時折風花の舞う寒い一日だったけど、その歴史街道を一気に走り抜けてきた。

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とは言え、途中で豊川稲荷に寄り道し、

三明寺の700年代の三重塔を眺めたりしながらのマラニックである。

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姫街道は、表の東海道に対して裏街道のように言われているが、

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恐らく明応地震(1498年)で今切れが陥没して浜名湖が希水湖になった頃、

新居の関所からの船便を避けて、湖北に道を開いたのだろう。

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ともあれ姫街道とは名ばかりで、急坂を登ったり下ったりの連続である。

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それにちゃあんと一里塚が設置されていて、歴とした官道だったことを示している。

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その道を海抜305mの本坂峠を越えて弘法堂へ。

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そこでは仲間の伊藤さん夫婦がエイドを設けてくださって、

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美味しい餅の入った温かな善哉を頂くことが出来た。

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冷たい空気の中での温かさは何よりなご馳走だ。

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本坂からは三ヶ日を経て引佐峠へ。

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この間、つづら折りの結構な上り下りが続く。

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これなら東海道の方が旅はよっぽど楽だったろう。

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ともあれ私達は奥浜名湖を右に見て、気賀の関所のある細江神社にゴールした。

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9:00にスタートして、ゴールは15:18だった。

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そこから1.1kmほど登ったところにある細江国民宿舎でゆったりと風呂に浸かる。

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都田川から浜名湖への広がりを見下ろす高台である。

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36kmを走ってきて風呂に浸かる気分は、得も言われぬ心地である。

始めて走った姫街道は、ほとんど新たなる発見の連続だった。

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やはり自分の足で辿ってみて、少しだけ本当のことが見えてくるのだろう。

今日も幾つかの出会いがあり、そして触れ合いもあった。

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江戸期の旅人も、私達と同じ様な気分を味わいつつ辿ったのだろう。

街道はもっと賑やかだったろうしね。

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2012年3月24日 (土)

農であれ

狩猟の民を駆逐して、田畑を広げ耕やして暮らすようになる。

弥生時代を通してこの国土を覆った私達の先祖のことである。

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以来、瑞穂の国として稲作をつかさどる天皇家を戴いてきた。

だが常に農民は貧しく、虐げられ続けてきた。

戦国の世は、どれだけの領民(農民)を囲い込むかの争いだった。

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江戸期だって、四公六民などと農民への重税が社会の基礎だった。

そして、農地開放によって

米を作る農民が満足にコメを食べられるようになったのは戦後ではないのか。

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全て人力に頼るコメ作りは、それはそれは重労働の連続だ。

それで明治以降、その農から脱出することが出世への道になった。

先祖伝来の田畑を守るために長男が家を継いで農業をし、

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次三男が村を出て今日の都市生活者のもとになった。

その後稲作労働は機械化によって大幅に軽減されはした。

しかしその時には、都市の膨張による土地バブルで

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経営規模の拡大は困難になっていた。

農家は経営の多角化で必死に生活を支えるのだが、経済の成長には追い付かない。

結果として兼業収入への依存を強めてきた。

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この間、米国は一貫してその余剰農産物の輸出先を育ててきた。

結果は米国のもくろみ通り、カロリーベースで6割近くを押さえたのだ。

後の残りも我が物にするためには、関税障壁を取り除く必要がある。

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それが最後の仕上げとしての米国のTPPへの目論見である。

確かに金があれば食料は買えるだろう。

しかしこの島国日本が、

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第二次世界大戦直後の英国の様に食料を買う金に困ったとしたら、

英国に金を貸した兄弟国(米国)のような国があるだろうか?

食料は自給自足は無理でも、少なくとも食繋ぐに足る量位は必要だ。

国土を荒廃させて買い食いしている民族は、秋のキリギリスではなかろうか。

軽々薄々な口舌の途には、農耕民族の血が流れていないんだろう。

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2012年3月23日 (金)

今なんだ !

深々と雨が降っている。

そんな春の夜に「今」を思っている。

このブログを書き始めたのは6年前である。Cimg6198

最初の5日ほど書いて、ほどなく書くことが無くなった。

仕方ないから気が向いた「時」に書くことにした。

当然ながら次第に投稿間隔が開いていく。

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二カ月ほどして大いに反省、一念発起して毎日書くことに決めた。

最初は苦しかったけど、やがて書くことが普通になった。

それ以来、今日で2,148日毎日書いてきた。

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何年か前、ブログを書くために放火をした人がいた。

なんとまあ~とは思うが、ブログを書くために何かしているという点では共通している。

アクティブに行動する人間になったのだ。

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植物を見ても新聞を読んでも、はたまた山を走っていても「今日」を思っている。

そう、朝起きてから夜ブログを書き終えるまで、

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一日中自分をを俯瞰しながら生活している気分だ。

何気ない所にも目が向くし、そこに意外な発見をしたりしている。

そうして、物を見る目が人よりも鋭くなって行くのを感じている。

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しこうして、このブログを含めて色々と書くことが私を変えてきたようだ。

走ることも書くことも、私自身の今を見つめることに繋がっている。

それで可能な限り「今を生きたい」と考えている。

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あなたの「今」は、輝いているでしょうか?

私は過去に生きるのではなくて、その時その時を生きていたいと思う。

過去を褒められたってちっとも嬉しくない。

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その代わり、今が満足できているかを問い続けている。

このブログも、そういう意味で私の人生の一部になっている。

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2012年3月22日 (木)

土着人の思い

私は生まれてこの方、ずっとこの地で暮らしている。

そういう意味で、農耕民族の末裔であり、先祖伝来の土地を守って生きている。

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仏教の教えに「身土不二」と言うのがある。

その土地に生まれ、その土地の生み出すものを食し呼吸し、その土地で死ぬ。

その土地に依拠して生きれば、それが自然な姿だという考えだ。

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簡単なように思うかもしれないけど、

土地を維持し管理するってことは実は大変なことだ。

田圃だって畑だって、一年も放っておけば只の原野になる。

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この国の風景は、私達の先祖が数千年かけて作り上げた国土なのだ。

自然と戦い続けて、この日本の国土を作り上げてきたのだ。

正に瑞穂の国の連綿たる歴史だろう。

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ところが近世に至って、都市生活者なるものが生まれて、

土地と離れて中空で暮らす人々が多数を占めるようになった。

彼らは土地を維持する苦労を知らないから、自分本位の勝手を言う。

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「私が私が」って、常に自我を盛んに発散するようになった。

私に言わせれば根のない戯言にも思えるが、それが多数を占める国になったのだ。

TPPは、そうした中空生活者を象徴するような事象になっている。

「この国土などどうなったって良い。自分達さえ良ければ!」と言う発想だ。

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日経新聞を始めとした東京発のメディアは、毎日それを流している。

彼らの中空の思想がまかり通ったら、この国はこの国でなくなるのではないか。

「国破れて山河あり」の故事があるが、山河を荒廃させて国があるのかどうか?

都市生活者は、土地との繋がりを失ってジプシーになってしまったのだろうか?

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ともあれ私は、この私の生まれたこの土地をこよなく愛している。

海抜2mしかない低地だけど、そこに依拠して生きていく。

今日は、30人余のパパやママと共に

市長に震災津波にも耐えられる幼稚園・保育園整備について陳情した。

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市長はその席で、苦しい財政の中で15億円余の整備を約束してくれたのだ。

震災地はもとより、国民がその国土を愛さなくなったらその国は亡びる。

TPPは、思想も何もない亡民による亡国の発想だ。

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2012年3月21日 (水)

幸せの時間

人それぞれ、幸せってのは違うのかも知れない。

貯金の数字に悦に入って「幸せ」って眺めてる人もいるだろうし、

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人のために働いて「有難う」って言葉に人生の甲斐を感じる人もいる。

或いは、人の困るクレーマーのパフォーマンスを楽しむ輩だっている。

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そう、蛇足だがコメントを拒否することにしたFさんがそうだった。

彼は人の嫌がることを楽しむ、少々卑屈な人格を持っていたようだ。

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ともかくも、人はみんな必至で生きている。

それも、自分の生きている意味を何とかして発見しようともがいている。

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子育てや仕事に夢中になっている時には、それ自体が目的になっている。

それが空の巣や退職後の空虚に直面して、改めて人生を考えてしまうのだ。

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あなたは今、幸せですか?

否、諦めじゃなくってあなたの人生に満足してるかってこと。

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畢竟私の場合、歳と共に人生を楽しむ度合いが高まっている。

様々な世界に友人知己が広がりつつあるし、

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それも利害の絡む職域の付き合いじゃない。

社会的にもかなり広範囲に動くことが出来るようになっている。

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言うならば、今自分の人生を謳歌しているのかも知れない。

歳をとると言うことは、どうやら若い時に考えていたよりも良いことらしい。

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日々是好日なのだから。

自分の幸せは、自分で開拓する他ないのだ。

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2012年3月20日 (火)

遠州三山遠足

今日はお彼岸のお中日で春分の日である。

冷やっこさは温かな日差しに消されて、絶好のランニング日和である。

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そして恒例の三つの名山を巡る26kmのマラニックである。

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午前9時、集まった20人余でJR袋井駅から北に可睡斎に向かう。

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車では結構な距離に感じるのだが、ワイワイと話しながら走るとかなり近くに感じる。

それに登る石段だって何故か印象深く、まさに遠足に来たって感覚さ。

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先ずは彼岸のお参りをして、今度は東へ油山寺に向かう。

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油山寺では、あの独特の中国風社殿が解体されてしまっていた。

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さすがに本殿が無いと寂しい限りである。

ともあれ門前で写真を撮ったりして、私達はあくまでもマラニックなのだ。

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油山寺からは南に長躯して法多山に向かう。

早咲きの桜やら河畔の一面の菜の花の広がりを眺めながら、

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春を迎えようとしている野山を気持ちよく走り抜けていく。

11時30分法多山に到着。

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お彼岸と言うこともあって、ここはかなりの参拝客が見える。

ともあれその人々を追い越しつつ参拝を済ませ、

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後は名物のダンゴを頂くことになる。

法多のダンゴは五本が一組になっていて、

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昔から「五体満足で元気に過ごす」縁起物のダンゴなのだ。

法多山で三山巡りは終わりなのだが、

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私達のゴールはそこから6km先の和の湯(温泉)なのだ。

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腹は減ったがダンゴのエネルギーでとにかく先を急ぐ。

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と言う訳で、ゆっくりと湯に浸かって足の疲れを癒し、

真昼間からビールを頂くのがこのマラニックの恒例なのだ。

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而して今日も、あっという間に一日が終わってしまった。

皆さん有難う。

楽しかったですよ!

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2012年3月19日 (月)

これからの時代に

平成8年生まれの子供たち、192名の卒業である。

半分大人の顔をしているけど、未だ15歳だ。

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彼らのこれからには、膨大な未来が待っている。

ただその未来は、必ずしもかつての「坂の上の雲」の様な一本道ではなくって、

幾つもの未開の道を探していく未来かも知れない。

21世紀はITに支えられたバラ色の世紀と思われていた。Cimg6091

だけど中東などでは依然として人が殺し合っているし、

リーマンショックや放漫国債発行によるユーロ危機、Cimg6107

はたまた繰り返し襲う災害などと、人間の世界は常に波乱に満ちている。

彼らの身にも、それらの試練は繰り返し押し寄せるだろう。

だからと言って恐れることはない。Cimg6106

常に自分欠けているものを補う努力を続けることだ。

そして自分が描く他ない自分の人生を豊かにすることだ。Cimg6109

人生ってのは、その人生観によって随分と違ってくるはずだ。

だから人生観を養うために学び、日々努力するんだ。Cimg6103

時代がどんなに過酷だって、人生にゃ楽しいことだって一杯ある。

団塊の俺たちゃ結構恵まれた時代を生きてきたけど、

それだって波瀾万丈の連続だったよ。Cimg6104_2

君たちの作る未来にだって、谷があれば必ず山がある。

その谷で、そしてその山で一人一人がどんな働きをしているか。

精一杯命を燃焼させることだ。Cimg6100

もう年代物の仲間になった私だって、そうしているんだから!

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2012年3月18日 (日)

春の曙

我が家の(河津)桜が、早くも葉桜になろうとしている。

大根も白菜も水菜も、菜の花になんなんとしている。

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それに木蓮が彼岸を待っていたように咲き始めた。

四季の移り変わりは実に律儀なもので、

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やがて私のブドウ達も芽吹きを始めるだろう。

思えばこの春は、私がフリーになって初めての春である。

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それで殊の外、諸々の変化に敏感なのかも知れない。

卒業式も、明日の中学校が最後で、次は入学式が続く。

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官庁の人事異動の内示も一段落である。

かつて価値を持っていたものが価値を失い、

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身近でささやかな変化が殊更嬉しく感じられる。

私自身が、より自然に寄り添った生活をしている証拠だ。Dscf2782

そう、季節は春が良いけれど、それよりも曙の方がさらに良い。

だって、明日が約束されているんだもの。

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2012年3月17日 (土)

これからの視点

私達の目は、ミミズクと同じように顔の前に二つ並んでいる。

だけど四足動物や鳥、それに魚の多くは、目が顔の両側についている。

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多分彼らと私達とでは、世界の見え方がかなり違うのではないか。

それぞれ違ったものを違った風に見ていて、

それでこの地球上に共存できているのかも知れない。

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人間の場合、目の位置は同じ様なもんだがそれぞれ見ている所が違う。

だが被災地の瓦礫処理やら原発やら、

それにこの数年の政治も単細胞的な見方が横行してきた。

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選挙民の歓心を得るには好都合だったけど、前後左右を全く見ていなかったとも言える。

そして一瞬の間、国民の目線が大勢翼賛的に靡いてしまった。

結果として、今日の混迷があるんだから恐ろしい。

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ともあれ、一つの見方に凝り固まるんじゃなくて多角的に見るのは大事なことだ。

そして人と違ったことのできる人は、恐らく目のつけどころが違うんだろう。

世の中には恐ろしいほど着眼点の鋭い人がいて、

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私のような凡人には見えないものまでが見えてしまう。

さて今日は、私立中学校の卒業式に臨んだ。

当然ながら昨日の卒業式とは雰囲気がまるで違う。

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でも私達は、卒業と言う殻を一つずつ破りながら自分の視野を広げてきた。

彼らとて同じで、中高英才一貫教育の次の段階に向かうのだ。

独創的な目のつけどころを育んで、

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望むらくは、この中から群れの先頭を飛ぶ頭雁が育ってほしい。

教育は、まがい物にマヤ化されない視野を育てるためにあるのだと思う。

いずれにせよ、彼らの未来に幸多かれと願う!

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2012年3月16日 (金)

感動の卒業式

今日はこの話題を書く他あるまい。

いや~ぁ、子供達にとっても思い出に残る素晴らしい卒業式だった。

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毎日顔を合わせている子供達が、驚くほど凛々しくて大人びて見えた。

毎朝必ず元気に「お早うございます」と挨拶するあの子もいる。

はにかみやのあの子の姿もある。

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そう、旗を持ってグループの先頭を歩いてきたこの子達が、もう卒業なのだ。

その小学生の卒業式が、小さなオペレッタの様に組み立てられていて、

歌あり語りありと流れるように進んでいく。

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これでは二階に陣取ってカメラを回すお父さんも、

整然と並ぶ母親もハンカチ無くしてはいられまい。

私ですら、目を潤ませているのだから!

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何よりも161名の卒業生は、全員で演じたこの卒業式の晴れ舞台を忘れまい。

校長は式辞の中で、「有難う」の反対語は何かと問いかけた。

そして有難うの反対語は、「当たり前」と思う心だと諭した。

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大人の私達だって、権利だのなんだのと何時も「当たり前」を主張していないか。

ちょっとした感謝の気持ちがあるだけで、世の中は滑らかに回っていく。

それに今の子供達はバーチャルな世界に生きている。

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漫画やゲームの世界でもある。

ともすれば知ったつもり、分かったつもりで過ごしてしまう。

だから汗をかいて本物と格闘する勇気を持って、今を精一杯生きてほしい。

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バーチャルの世界の様に、君達の前には次々と扉が現れるだろう。

その扉を一つずつ開けて新しい世界へと歩みを続ける。

大変さがあったとしても、それは実はとても楽しいことなのだ。

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一緒に校歌を歌いながら、心の中でそう語りかけていた。

彼らは、これからの困難な時代の扉など物ともしないで乗り越えていくに違いない。

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2012年3月15日 (木)

TPPの嘘

TPPの嘘が次第に明らかになりつつある。

もっとも数えきれない嘘をついてきた政権だから、

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この程度の嘘は何とも思ってないのかも知れない。

最大の嘘は、「自由貿易こそが国の生きる道」でそれがTPPだとの説明だ。

現在だって工業製造品の関税など数パーセントにすぎず、

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為替と通貨政策の影響の方がはるかに大きい。

いったい何が自由貿易なのか全く不明であること。

つまりTPPによるデメリットは明確だが、メリットが全く明らかにできないのだ。

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まあ1%に満たないグローバル企業にとっては幾分のメリットはあるにしても、

日本のほとんどの産業にとってデメリットに働くはずなのだ。

米国にとって、TPPは米国の景気と雇用確保のためにこそ必要であって、

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そのために日本をどう言う手練手管で抱き込むかしか眼中にない。

次は、「アジアの成長を取り込む」と言う嘘だ。

TPPは米国を中心としたブロック経済であって、

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アジアの発展途上国とは対立しかねない枠組みになりつつあることだ。

当然ながら、中国をはじめ多くの国が警戒をし始めている。

次は、「輸出で農業を発展させる」という嘘だ。

日本のコメ農業で最も生産性の高い経営でも1万/60kg以下では採算は合わない。

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対して広大な広がりを持つ米国では2,000円で収益が出る。

この国の国土と気象や労働力では、天地がひっくり返ったって無理だ。

一部の評論家が「中国で高く売れてるじゃないか」と発言しているが、

何処にだって例外はある訳で、それを一般論にする愚はなかろう。

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農業に知識のない人々はその嘘を真に受けて、政策の間違いと思っている。

次に、「公的医療制度を絶対守る」という嘘だ。

現実に米韓FTAで韓国は改変を余儀なくされているではないか。

それでこの14日、遂に日本医師会もTPP反対を表明した。

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さらに問題なのは、ISD条項を盛り込もうとしていることだ。

米国とFTAを結んでいるカナダは、

このISD条項による相次ぐ敗訴で地方自治さえ脅かされている。

そのカナダも、日本の参加が無ければTPPの(輸出先としての)メリットはなくなる。

日本が離脱すれば止めるだろうし、

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そもそも日本を参加させないTPPなど米国にとって全く意味がないのだ。

私達はTPPに関して幻想の観念の中にいる。

国の形も景色すらも激変させかねない亡国協定なのだ。

戦後最悪の首相の置き土産は、国民の深刻な対立を生み出した。

結局は有耶無耶に終わるのだろうが、何と無益なことをしたことかと思う。

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2012年3月14日 (水)

年代物を磨く

自分ってやつは何者なのかを探すこと。

それが人生最大のテーマなのかも知れない。

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長いこと人間やってても、未だに自分に何が出来るのか手さぐりが続いている。

これは子供の頃と少しも変わっていない。

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これまでの人生は助走で、本番はこれからだと思ってる。

かと言って、「お前に何が出来るのか?」の答えはない。

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人の前に立てばステージフライと言う状態になるし、

頭の中が真っ白になって逃げ出したい気分にだってなる。

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それでも、あえてそんな裸身を晒し続けている。

馬鹿だと思うが、「逃げちゃいかん」と心しているからだ。

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それで、歳歳年年人同じからずなのだ。

植物の様に生きる生き方もあるだろうけど、

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折角人として生まれたんだから、波瀾万丈大いに結構じゃないか。

何処まで行ったら見つかるのか、とことん自分探しをしてみよう。

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相当年代物にゃなったけど使い方(研磨)次第で、

まだまだ新しい自分を発見できると思っている。

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2012年3月13日 (火)

分かれ道

昔は一日が結構長かったけど、最近じゃひどく短く感じる。

朝は五時過ぎに起きて活動を始めるんだけど、Cimg6068

あれこれ動き回って、直に夕方になっちまう。

それで、今日もあれとこれをやり残したってことになる。

そして「まあ、いいか!」とアバウトに一日を終える。Dscf3025

それでも毎日色んな選択をしつつ生活している訳で、

その選択には迷路の路地の様に分岐点が一杯ある。

普段はどんな選択をしようが、目的地が決まっているからどうってことはない。

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だけど人生にゃ、高速道路の様な分岐点もあって、

やり直しの利かない決定的なことだってある。

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自分の分岐点を考えてみた。

入試や就職、結婚もかなり大きな分岐点だった。

しかしそれ以上に、大きな曲がり角だったなと思うことが二つある。

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それは40歳の頃、自分で自分の道を変えようと意図したことだ。

きっかけは10歳も下の後輩のハーフマラソンのゴールの姿だった。

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彼はかなりのスポーツマンだったのに、足を引きずって見るも無残な格好でゴールした。

どうってことない風景だが、私はその時何故か軽いショックを受けた。

大変なことに挑戦する姿になのか、その痛々しさになのかは分からない。

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ただその時、「俺も、人のやらないことをやろう」って思ったんだ。

その時から、私はあれこれと挑戦する積極的な人間に変わっていった。

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もう一つは、仕事で上司の先回りをすることだ。

ある仕事で、たまたまやった先回りがヒットした。

それから私は「俺が管理者なら・・・」と思いつつ行動するようになった。

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それが、結果的にそれなりの出世を引き寄せることに繋がった。

何れもきっかけは他愛のないことだ。

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日々の選択にもそんな大きな分岐が隠れているんだ。

高速道路にゃちゃんと標識があるけど、人生にゃ案内板はないからな~。

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2012年3月12日 (月)

アバウト

年の功と言うのか、若い頃の厳密さが無くなった。

A型人間で、子供の頃から隅まで整頓されていないと気が済まなかった。

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理不尽なことに対しては、無性に腹がたった。

だから、いい加減な奴は嫌いだった。

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それが歳と共に、「まぁ~いいか」と遣り過ごすようになった。

昔は徹夜してもやることはやったけど、今じゃ直前に目を通す程度だ。

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つまり、「何とかなるさっ」て高を括るようになっている。

誤魔化し方が上手くなったのか、それで良いとなると惰性がつく。

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実は、あのピリピリと緊張した自分が好きだった。

何時も真剣勝負で生きてきたし、

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その結果として今があるような気がする。

それが大雑把になったのは、自己防衛本能のなせる技なのか?

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殊に最近は、あんまり深刻に考えないようになっている。

これは成熟なのか、はたまた単なる老化なのか?

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ともあれ、最近ではそのアバウトに慣れ親しんでいる。

英語のaboutは、「およそ」と言ったような意味で、

:形容詞としては「大雑把」なんて使い方は無いから、実は和製英語だ。

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日本人の作った言葉だけど、アバウトって生き方が好きになりつつある。

否、それに慣れ親しみつつある。

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2012年3月11日 (日)

震災に備えて

あの東日本大震災からもう一年になる。

それなのに、いまだに34万人もの人々が避難生活を余儀なくされている。

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震災瓦礫を含めて、あちこちに地獄はここだと言う惨状を残しているのだ。

被害が広域だと言うことを考えても、

あまりに・・、あまりにも復旧復興が遅すぎる。

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私の住む地域は、海抜2m前後に広がる沖積平野だ。

土盛りの7mの防潮堤があるが、果たして耐えられるものかどうか?

それで今日は耐震水門の閉鎖訓練に続いて、

震災と同時刻に防災講演会を開催した。

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津波に備える水門は立派なものだが、建設から30年近く経過している。

おそらく第四次被害想定では、この水門をも乗り越えるかもしれない。

耐震水門自体の信頼性も問われかねなくなっているのだ。

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ともあれ、その緊急閉鎖にも多くの人々が立ち会った。

そして午後からの防災講演には、4百人近くの人々が集まってきた。

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講師は、長くSBSアナとして防災を担当してきた郷隆志さんだ。

郷さんには、「あなたでなければ」と無理を通してお願いをした。

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映像とコンピュータを駆使した講演は、実に分かり易く、

災害と言うものへの私達の対処の仕方を分からせてくれた。

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防災は人頼みじゃ駄目だってことだ。

一人一人が自助・共助をすることで生き延びることが出来る。

東海地震など四連動ともなれば、被害は日本列島の過半に及ぶ。

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道路も港湾も被災して、公助は少なくとも10日位は当てにはならないかも知れない。

局所災害じゃないから、全国からの救援も期待できないだろう。

最後は自分達の地域は自分たちで守るしかない。

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そのための備えが、私達に出来ているだろうか?

そんな反省を改めてさせられることになった。

それにしても、4連動地震が起こったら、

この日本は当分立ち直れないだろうな~!

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2012年3月10日 (土)

自己表現

あの大震災から一年が経過してしまった。

語り尽くせない程の思いがあるが、

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ともかく岩手県の田老町に行って来ようと計画している。

言うまでもなく、高さ10mの防潮堤を半世紀かけて造った街だ。

それがあの震災で一瞬にして倒壊、街は跡形もなく消えてしまった。

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184名が亡くなったこの町が、今どうしようとしているのかが知りたいのだ。

ともあれ明日、私の街では防災講演会を開く。

私の住む街は、天竜川と大井川に挟まれた最も低地に位置している。

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津波や液状化の危険度が最も高い所だ。

心配するだけじゃなく、正しくあの震災から学ぶことが大切だ。

と言うことで、5千余戸のすべてに講演の告知を差し入れた。

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しかし、果たしてどれ程の人が集まってくれるのか、今はそれを心配している。

ともあれ今夜は、人のパフォーマンス(表現形)について書こうと思っている。

欧米人とは比較にならないが、私達も自分をそれなりに認められたいと思っている。

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だけど悩ましいのは、どうやって自分を表現すりゃ良いか分らないことだ。

誰も「俺は神様だ!」とか、「俺は立派なんだッ」なんて言わないように、

自分のことを本当に正しく表現できる人は少ない。

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だってワンワン吠える犬は弱いって分かっているし、

多弁は損だとも承知しているからだ。

しかし、本性から派生している表現形もある。

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大変権柄で横柄な人が蚤の心臓だったり、

物静かで寡黙な人が実は図太い神経の持ち主だったりする。

極めて攻撃的な人は、守りに入るとからっきし弱かったりする。

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人(の内面)は、その外見とは裏腹なことが多い。

要するに、自分の弱い所を庇って隠そうと擬態を装っているんだろう。

私は今、三種類の名刺を持っ(たされて)いる。

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だけど、何れも私を表現したものではなくって、何時も困っている。

出来れば名刺なんて無くって、「こいつ」を知って欲しいと思うのだが、

とてものこと痒い所に手は届かない。

人って、難しいよね。

ちょつと迂遠だったけど、田老町の堤防と似ているような気がしたんだ。

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2012年3月 9日 (金)

私の流儀

と書いたのだが、・・・誰ぞに「吹けば飛ぶよなお前に流儀なぞ有る筈もない。」

と言われそうな気がする。

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その通りで、これって流儀がある訳ではない。

只私の場合、何時までも幼い(利口でない)ってことがその特徴かもしれない。

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英語にSalad Daysと言う表現がある。

語源はクレオパトラの恋の故事に由来するらしいが、

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「青二才」とか「若気のいたり」といったような意味だ。

どうも私の場合は、還暦を過ぎてもその若気のいたりをやってるって感じなのだ。

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つまり、毎日余分な所に首を突っ込んで苦労している。

昨夜だって、夜中に目が覚めてそんな事どもを考えている。

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このブログだって書いているから、およそつまらない中傷もされる。

要するに、利口な生き方が出来ないのだ。

人にはいろんな生き方がある。

そして、その人や時代なりの流儀があるだろう。

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だけど私は小利口にゃ生きられないが、

それぞれ人のすることには常にその必然性があると思っている。

TPPだって、考えもしないで反対と言っている訳じゃない。

軽薄な権力の無策が見えるから指摘しているのだ。

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ともあれ、人に何と言われようと納得のいくようにするのが私の流儀だ。

生涯青二才を通してやれ、苦労は本望だと考えている。

けだし、サラダの日々は新鮮であってこそ価値がある。

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2012年3月 8日 (木)

春を急ぐ

突然春がやってきて、植物も人も慌てふためいている。

今年の冬は殊の外寒かった。

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それで梅も桜も三週間は遅れてしまった。

それが、このところの降雨と気温上昇で彼らが傍目にも春を急いでいる。

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梅は咲くと一緒に花びらを散らせているし、

我が家の河津桜も七分咲きにまでなった。

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それにコブシも目を大きく膨らめてあと数日で花開きそうだ。

私だって春を待ち焦がれていた。

それなのに、何故か「春が来ちゃった」と言う気分がある。Cimg6037

時の流れの速さへの恐れと言うか、季節に追われる気分と言うか、

自分でも不可思議な春の迎え方である。

とは言え年度末で、連日連夜あの会議この会合と息つく暇もない毎日だ。

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昨夜は二つの会議を梯子したし、今日も幾つかの場面があった。

そういう意味では、植物同様に私もあわただしく春を迎えつつある。

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そう、そうやって人も植物も自然の大きなウェーブの中に紛れていく。

春が来て夏が来て、そしてまた冬へと向かう。

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あくせく動き回っているけれど、自然の流れの中ではどうと言うことはない。

人はその自然の変化に一喜一憂しながら年老いていく。

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ならばこそ、精一杯寒さなり暑さなり、花なりを味わい楽しもうではないか。

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2012年3月 7日 (水)

メダカの生涯

メダカの学校が発足してから、この夏で20年になる。

メンバーの新陳代謝があるとは言え、構成員も当然ながら年をとる。

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既に黄泉の国に旅立たれた方も数多になる。

何時だったか、末期癌をものともせず教壇に立って自分の生涯を語った方がいた。

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その方は、それから二か月ほどで亡くなった。

その父に代わって娘さんがメダカ生になり、

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今回の学校では教頭先生を務めてくれた。

メダカの学校では、「♪誰が生徒か先生か」の歌の様に、

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メンバーが代わる代わる先生になって講義をする。

そのジャンルは実に多彩を極めている。

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しかし実は私には、今一つ食い足りないような気分があった。

何かを得(吸収し)たい一心で毎回参加するのだが、

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講義の内容からは中々満足が得られないでいた。

ところが今回の学校で、問題は私にあることに気がついた。

講義で語られることなど高が知れている。Dscf3080

それよりも、その人間の生き様から学ぶべきだったのだ。

そう思って見渡せば、隣にはチンドンをやっているAさんが座っていた。

昨年はチンドン隊を率いてドイツに繰り込んで好評を博した。Dscf3081

そして今年はスペインに乗り込むのだそうだ。

日頃は懐かしのメロディを引っ提げて老人ホームを慰問したりしている。

それに近頃じゃ仲間に「落語隊」を作って、Dscf3082

チンドンと落語を組み合わせた出前を始めている。

これだって顔に化粧を塗りたくってオドケタ格好もしなくっちゃいけない。

生半可な根性じゃ足元にも近寄れないだろう。Dscf3083

その隣の人は陶芸家だし、舞踊やピアニスト、書家、蕎麦職人や和菓子工芸家etc。

そう、メダカの学校に集まる人々は普通の人じゃないんだ。

そんな変わり者の生き様をとくと観察すりゃいい。

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それに良く考えると、「私に何が出来るのか」と恐れ入らなきゃならん。

もっと、人と言うものに対して謙虚にならなきゃいかんと思った次第だ。

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2012年3月 6日 (火)

遊びの醍醐味

遊びせんとや生まれけん !

「猫は何のために生きているのか?」って考えたことがないだろうか。

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彼らの人(猫)生は、実にゆったりしたものだ。

寝て食ってじゃれてまた寝る。

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私のブドウの木の下に穴を掘って糞をする。

警戒の目を私に向けたまま、その糞場をのっそりと離れていく。

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彼らは一体何のために猫生をやってんだろうか?

そりゃ~親しく聞いた事が無いから分からないが、

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多分私達の人生も、その猫生とあんまり違いがないのかもしれない。

例えば私の場合、目的もなくあちこちに走りに出かけたり、

このブログを毎日書いて「独裁者」なんて言われたり、

あちこちで人と会ったりしている。Cimg6030

勿論、糞もするし欠伸だってする。

猫と同んなじじゃんか?!!

だけど猫はネズミも取らずに毎日遊んでんだけど、それで楽しいんだろうか?Cimg6014

これも聞く機会がなくって分からない。

だけど多分彼らには遊びの快楽はないな。

だって快楽ってのは、艱難辛苦の裏返しだもんな。Cimg6028

猫がそんなに苦労して生きているとは思えない。

ってことは、惰眠をむさぼって面白くもない猫生をやってんだろう。

俄かに春めいた今日、あわてて葡萄に牛のウンコを施したCimg6002

ウンコの成分を吸って春に目覚めるのだ。

ともかくも、ボランティアなどとくだらないことを毎日やっている。Cimg5910

「何とくだらんことよ」と笑うなかれ !

くだらないことにこそ人生の醍醐味があるのだ。

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2012年3月 5日 (月)

円熟を目指して

昨日の駿府では、ほぼイーブンの走りが出来た。

マラソンを好タイムで走るには、後半のへたりを少なくすることだ。

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フルマラソンなら30kmを過ぎてからが、本当の勝負と言うことになる。

私達の人生も同じ様なもんだろうと思っている。

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かつては人生50年なんて時代もあったが、

今や長寿社会で90年くらいは考えないといけない。

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つまり、勝負どころの距離がぐぅ~んと長いのだ。

だけど現実は、定年まで走り続けて来て、やれやれなんて思ってない?

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それとも、もう息絶え絶えなんて言うんじゃないでしょうね。

そう簡単に、自分で自分の挑戦に終止符を打っちゃいかん。

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余生を決め込むことは、心の若さを放棄することにつながる。

そりゃあ老眼にもなるし運動神経だって衰えはする。

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それは止むを得ないことだが、加齢自体を悲しむことはない。

熟年者にはその熟度に応じた活躍の場が有るのだ。

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要は心がけ次第さ。

私も、次々と新たな目標に向かいたいと思っている。

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心の若さはその目標から生まれるし、体だって若々しくなっていく。

熟年の青春を謳歌しようと企んでいるのだ。

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2012年3月 4日 (日)

光の春

春は、陽光の輝きから始まる。

草木は、これを敏感に感じて今年の胎動を始める。Cimg6007

私達だって、日に日に早くなる夜明けと共に春への蘇生に向かっている。

河津桜が咲き始めコブシの蕾が膨らんでいる。Cimg6012

そう、この陽光と共にマラソンシーズンが始まるのだ。

とは言え、今日は冷たい東風の吹く曇天である。

それでも今年の春を呼ぶ駿府マラソンは、Cimg6018

1万4千人余のランナーで賑わった。

この一年の、私の基礎体力の増強には目覚ましいものがある。

今日も最初から飛び出して飛ばして行った。Cimg6016

昨年までなら、10km過ぎからぐ~んとスローダウンするのだが、

今回はそのまんま、まっしぐらにゴールまで走ることが出来た。

ハーフ3,679人中908位、1時間38分07秒だった。Cimg6015

還暦をとうに過ぎたランナーとしては、

まずまずの成績(エヘン)だろう。

走り終えて皆で街中に繰り出したのだが、Cimg6019

レストランは何処もランナーで長蛇の列だ。

セノバからパルシェ、駅南から又パルシェへと徘徊。

やっと昼食にありついたのは1時過ぎだった。Cimg6021

でも気持ち良く走って、皆で頂くビールは限りなく美味しい。

これで、いよいよ春が来るぞ !

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2012年3月 3日 (土)

巣立ちの日

今日は、私の関係している高校の卒業式である。

345名の卒業生と父兄など約千名で、やはり独特の緊張感が漂う。

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進学するにしろ就職するにしろ、子供達の大きな転換点だ。

そうだな、最近じゃ17~20歳が大きく化ける年頃かも知れない。

殊にこの学校は、文武両道で活躍する者を輩出するようになっている。

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ジュビロ磐田に所属するJリーガーも何人かいるし、

昨年は甲子園にこそ行けなかったが野球も準優勝だった。

卒業生のEXILE・AKIRAが、体育大会ダンスの振り付けをして話題にもなった。

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そうそう、今日卒業した遥奈(川島遥奈)は、

シンガーソングライターとして東京を拠点に本格的な芸能活動に入る。

個性豊かな子供達が、その個性を自ら発掘して巣立つところなのだ。

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青春の三年間は、多分瞬きする程の期間だろうが、

その中に貴重な稔りを詰め込んでいる。

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一人一人の名前が呼ばれる間、これからの時代と彼らの人生を思った。

高度成長期のように、丸ごと押し上げられるような時代ではない。

思いっきり羽ばたくには、自分の個性を本当に磨かねばなるまい。

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やがて「♪・・教えの庭にも はや幾とせ・・身を立て 名をあげ やよ励めよ・・」

と歌になって、久しぶりのこの歌に思わず涙ぐんでいた。Cimg5999

そう、ひろさんの云うように、人の一生は結構面白いのだ。

AKB48だって、「思い出よりも 輝く明日を信じよう」って歌ってるじゃないか。

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2012年3月 2日 (金)

桶狭間

言うまでもなく桶狭間は、2万5千の兵を3千の寡兵で破った歴史転換の地である。

この地は尾張だが、かねてから両勢力がせめぎ合う接点の地だった。

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桶狭間の西5km程にある大高城は今川方の城であり、

信長はこの城の北側500m程の所に鷲津砦と丸根砦を築いて対抗していた。

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義元は、そんな小競り合いを一挙に解消し、

出来れば清州を覆滅すべく出陣したのだろう。

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義元が沓掛城に入った17日には、先遣部隊は既に二つの砦に向かっていた。

19日、義元は沓掛城から5kmほど離れた桶狭間に向かう。

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同時に先遣部隊の砦攻撃が始まっている。

そしてこの日の昼前には、この二つの砦は全滅して陥落。

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義元はその報告を桶狭間で受けるのである。

彼にすれば、すべて順調に事が運んでいるとの認識だったろう。

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だがこの時信長は、砦の燃える煙を見ながら、

砦の北3km程の所を桶狭間に近づいていた。

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二つの砦は、信長とっては囮の位置付けだったかもしれない。

いずれにしろ12時30分頃、雷雨を突いて義元の本陣に突撃。

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義元は桶狭間山の南麓に退却しつつ深田に追い込まれ、

遂に毛利伸介に討たれてしまう。

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その場所が現在の古戦場公園だ。

今ここには、信長と義元の像が仲良く並んで建てられている。

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公園近くには、今川勢に酒食を供して持て成したと伝わる長福寺がある。

またこの寺は、信長が義元の同朋の林阿弥に首実検させた所としても知られる。

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いずれにしても450年前、

この十キロ四方の地で起こった事件がこの国の歴史を変えたのである。

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この機会に、その諸々の遺跡を自分の足で踏査してみようと考えた。

先ずは桶狭間南麓の古戦場公園に向かった。

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あちこち見回っていると、突然地元の方に呼び止められて、

「実はこの地は南北朝以来・・・」と20分余歴史講義を聴かせていただいた。

ともあれ遅れを取り戻すべく、急ぎ首塚のある長福寺へ。

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そこから長躯して丸根砦跡と鷲頭砦跡に。

この二つの砦の守兵は全滅したと記されているが、

規模はさしたるものではなく、千余の兵に囲まれれば守りは難しい。

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あくまでも砦であって、ここに兵を込めておいたのは信長の戦略だろうか?

向かい合った南側に大高城跡がある。

こちらは天守台を含めて城郭の形がそのまま残っていて、規模もかなりのものだ。

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記録では戦いの前夜、この城に松平元康(家康)が「兵糧入れ」したことになっている。

ともあれ織田信長26歳の折であり、突如出陣した彼に勝算があったのかどうか。

「人生五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごときなり、

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ひとたび生を得て、滅せぬ者のあるべきや」と幸若を舞って駈け出している。

史跡はあくまでもひっそりと佇んでいた。

この日の史跡巡りは、走行距離約20km、4時間の行程だった。

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2012年3月 1日 (木)

ホーム・パーティ

今夜は英語に中国語、そして日本語が飛び交っていた。

香港のランナーが、Kさん宅を訪問すると言う。

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陳さん、NANAさん、そして徐さんだ。

韓国釜山出身の李さんに、地元の迷走会のメンバーが加わった。

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Kさん宅は、名古屋市の桶狭間である。

そのパーティに、私とHさん、うっちゃんが招かれたのだ。

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何故香港からKさんを訪ねて彼らがやってきたのか?

それは、モンゴルの崑崙山脈の麓を走る100kmレースでの出会いである。

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Kさんと陳譲は、

その高低差2000mの道なき道を22時間も共に走ったのだ。

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二人は最後尾のランナーだった。

で、時間オーバーとは言え喜びの完走を果たしたのである。

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それで今回は、彼らが東京マラソンにやってきた。

当然ながら、是非我が家にと言うことになったのだ。

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ランナー同士の会話は、言葉の不自由さはすぐに無くなってしまう。

モンゴルでのレースのスライドやら、

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完走できたエピソードやらで話題は尽きない。

そこにノルウェーのレースから、今朝帰ったばかりのYさんが加わった。

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トランスアメリカやさくら道250kの話題が噴出して、

やっと100kmを走っている私なぞは、

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アイム シェイキング ライク ア リーフである。

とは言え、ランナー仲間は一人として捻くれた人間がいない。

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素晴らしい仲間の輪が広がっていく。

心の壁が、アッと言う間に吹っ飛んで100年の知己の様になる。

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思えば、私の人生を大きく変えてくれたのもランだ。

走ることで苦しい局面を乗り越えてきたし、

全国に実に多くのラン仲間も出来た。

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それでこの輪は、これからもどんどん広がっていくだろう。

今夜は名残欲しくて後ろ髪を引かれるような気分で帰ってきた。

Kさん、そして皆さん有難う。

私も何時か香港のレースに出かけるからね。

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