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2012年4月30日 (月)

ブログの六年

このブログを書こうと思ってから、もう6年が経過している。

2190日、私の生活もこの間に随分変化した。

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退職の二年前からこのブログは始まっている。

その変遷の日々を毎日書いてきた訳だが、

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当時、人生の節目を前にもう一つ自分の張りを創ろうと思った。

それが日記ではなくネット上に公開するブログだったのだ。

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はたして思惑通り、ブログが自分の生き様への叱咤になってきている。

それにブログを書くようになって、あれこれ迷うことが少なくなった。

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毎晩PCの前に座って、幾何かは考える習慣が出来たんだろうと思う。

このブログは、多分に自分に向かって書いているところがある。

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それにもかかわらず、多くの方々に30万回超のアクセスを頂いた。

一日にすれば140回のアクセスに過ぎないから、炎上などは勿論縁のない世界だ。

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地味で少しも面白味のない独白なんだから当然だろう。

だけど私と同じ世代は数多いし、みい~んな同様に生き様を模索している。

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人生を諦めちゃった人もいるけど、そうでない人だって多い。

「折角生きてるんだから、精一杯生きてやろうぜっ」って人と共鳴したい。

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「俺もやるから、お前も頑張れっ!」ってね。

愚にもつかない屁理屈を並べ立てるのは止めよう。

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要は、今をどう生きているかが肝心だと思うんだ。

人の個性には一生を通じて変わらない部分があるようだ。

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多分、それを人格って言うんだろうな。

私はこれからも、このブログを通じて自分の馬鹿を赤裸々に書いていきたい。

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人が何と言おうと、これが私なんだから。

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2012年4月29日 (日)

遠州大名行列

東海道は見付宿、その大祭りのメインイベントが遠州大名行列だ。

今年で12回目を迎えたが、その行列には毎回異なった物語が加わっている。

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単なる行列ではないと言うことだ。

確か一昨年は、駒ケ根市生まれの犬のしっ平太郎がテーマだった。

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そして今年は、お江とその娘和子との出会い、そして北斎の富岳絵だ。

実は、私もその行列に遠州藩侯をそば近くで護衛する目付の役で参加した。

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その装束も本格的なもので、一時間ほどかけて係の女性がしっかりと着付けてくれる。

春の陽気に、これ程かと思うほどの着付けである。

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ともあれ、見付宿の西はずれにある西光寺と言う寺が発駕式の場である。

そしてその西光寺には、

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お江の息女で天皇家に嫁した東福門院和子(まさこ)の寄進した日限地蔵尊がある。

寺の表門は、家康の滞在した中泉別荘の門が移築されたものだ。

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そこで北斎が転寝をし、お江と和子の出会いを夢見る設定から行列は始まる。

北斎が住職に起こされて正気になったところから駕が出発するのだ。

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下にぃ~下にの声に合わせて、半歩また半歩ずつ行列は進む。

だがこの半歩が大変なのだ。

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右に左に半歩ずつ前進しなくてはならない。

それに足の長さで歩幅が違うから当然間が空いてしまう。

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そうして慣れない歩き方だし、しっかり着込んでいるから汗びっしょりである。

見物はともかく出演は初めてで、こんなに疲れるものとは思わなかった。

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見付宿に入ると宿役人の出迎えがあって、

本陣では遠州侯(市長)のもとに北斎が呼び出される。

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そこに浜松城代(川勝知事)が訪れるのだが、

北斎はこの場で見付宿から見た富士を書くのだ。

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その折、この絵を門外不出とする約束が交わされるのだ。

後に北斎の富嶽三十六景がヒットするのだが、

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どういう訳か見付宿からの富士だけが含まれていない。

それがこの見付宿での藩侯との約束だったという次第だ。

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行列は本陣を離れ、東木戸に向かって進むのだが、

途中、産婆さんが急ぐあまり行列を横切ると言うハプニングを交えながら、

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最後は宿役人(各自治会長)に見送られて宿場を離れ、

東海道を東に見付天神の坂を登っていく。

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ここまでが4時間余の大名行列のドラマだ。

この歩き方の練習や振り付けに3日間を要した。

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奴っこの中学生などはこの一か月間稽古してきた。

見付は宿場として古い歴史を刻んできている。Cimg6628

そもそも見付とは、西から進んできた旅人が初めて富士を見付けることに由来する。

しかるに富嶽三十六景に何故見付が含まれていないのか?

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そんな疑問を題材に今日の行列を演じたのだ。

暑い一日でござったが、ご同輩衆ご苦労でござった !!

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2012年4月28日 (土)

生贄

残念ながら、北川元天竜林業高校長は生贄にされたのだと思う。

今日はその「北川さんを支える会」の第三回勉強会に出席したのだが、

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改めてその印象を強く持った。

この冤罪は、贈賄罪に問われたN元市長の偽証から仕立てられた。

既にその元市長は、マスコミの前でも警察に言われるままに偽証したことを認めている。

改ざんされた調査書は、

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私立の東京農業大学演習林練習生の推薦に添付されたものだった。

仮に担任の教諭のさじ加減が加わったとしても、

そもそも校長の出張る性質のものなのかどうか?

確かにあの頃まで、私立大学の推薦書について一般的にも兎角の噂はあった。

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北川さんが有罪とされた大きな理由は、4名の教諭の一致した供述調書と、

元市長の20万円を送ったと言う供述だった。

一体全体誰がそんな偽証を強要したのだろうか。

警察には、北川校長を起訴するためには是か非でも収賄容疑が必要だった。

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私の知る北川さんは、まあ堅物のくそ真面目な男だ。

それに慎重居士で進退してきた退職間際の校長が、

そんないかがわしい20万を受け取るだろうか?

現職の4名の教諭は、仮に真実はどうあれ過去の供述を翻すには覚悟がいるだろう。

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それに彼らは、校長に命じられたなら処分を軽くすると諭されて署名している。

人間は誰でも弱いもので、公権力がその身分に係る時には殊更だろう。

教諭と言ったって、改ざんと言う弱みのあることだし、気の弱い人もいるだろう。

供述のおかげで、彼らの処分は停職一か月にとどまった。

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一方の北川元校長は、極めて異常だが341日間の拘禁が続いた。

彼が一貫して否認を続けたからだ。

その北川校長には、刑が確定したことで退職金返納命令が出された。

返納猶予のために3,909人の署名を提出したが、これも空しかった。

この事件には物的証拠は何一つない。

ただ、この5人の証言だけが有罪の根拠となった。

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あの厚労省の村木敦子さんは、フロッピー改ざんと言う動かぬ証拠で判決が覆った。

しかし元市長が「あれは強制されての証言でした。申し訳ない。」と言ったからと言って

残念ながら再審が約束される証拠にはならないのだ。

ダーウィンは進化論発表当時大変な迫害を受けた。

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人は神が創ったとされていたからで、「真実と向き合うには勇気がいる」と述懐している。

地動説を説いたコペルニクスは宗教裁判で死刑となった。

そして「それでも地球は回っている」と言って死んでいった。

現代の私達にも、この事件の真実を何としても明らかする勇気が求められている。

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2012年4月27日 (金)

暮らしの景色

雨が上がると一気に初夏のような陽気になった。

たまらず今日は、下着と半ズボンに着替えての畑仕事である。

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この間まで寒さを呪っていたのに、あの張りつめていた装いを脱ぎ捨てる。

そこここに花が咲き、そのほのかな香りが漂ってくる。

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富士五湖に出かける日の朝播いた大根が、一斉に芽吹いている。

草木の命の躍動が気分を軽やかにし、心までも弾ませてくれる。

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葡萄は蔓を伸ばし花房をつけている。

今日の作業は、毎年栽培しているオクラの鉢上げである。

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このオクラと葡萄が私の一夏を楽しませてくれるのだ。

人の暮らしは、こうやって少しずつ移ろっていく。

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仕組んだ幾つかのイベントを除けば、そんなごく平穏な暮らしが過ぎていく。

でもその平穏な中に小さな変化が育まれ、

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それが時にむくむくと思いがけない展開をみせる。

それは新たに責任を負うことだったり、自らの挑戦や自然災害だったりもする。

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人生は平穏が幸せだろうが、山を乗り越える新たな経験も面白い。

山に登るまでには勿論色々あって、

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普段は持たない荷物を背負って新しい一歩を歩み始める。

初めての道を地図を頼りにひたすら登るのだ。

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人は「そんな余分なことしなくても・・・」と言う。

指摘されるまでもなく、変化を恐れる自分と、真逆に変化を求める自分がいる。

しかし人生は、その新しい景色を見るか見ないかの選択なんだろう。

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苦行して山に登らなきゃ山頂からの眺望は味わえないし、

場合によっては自分の能力以上の山に登れるかもしれない。

その人生のその場その場に展ける景色を十分に楽しもう。

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せっかく、私達は生きているんだから!!

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2012年4月26日 (木)

騰々として

今日は朝から会議続きで、4,000歩程しか歩いていない。

大小4つの会議をこなしたんだけど、会議は決して得意ではない。

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それに会議自体は大切だけど、それで得られるものは多くはない。

ともあれ、夜のしんしんと降る雨の音を聞きながら、

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偉そうに言うと、「あらま欲しき生き様」を思っている。

殊更の主張をする訳でもなく、決して目立つことはない。

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だけど、やることはキチッとやって、その気概を内に秘め、

静かに騰々とした力をみなぎらせている。

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自分をそんな男にしたいと思って見た。

仔細に気を病むことも無く、天真爛漫に戯れて過ごす。

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四季折々の変化に身を任せ、自然と共に生きていく。

と、しかしまあ現実は、降りかかる火の粉は払わにゃならんし、

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会議であれ何であれ、毎日をこなしていかなきゃならない。

毎日、その起伏の中で動いている。

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それでも身びいきに考えれば、これまで幾つかの自分のステージを創ってきた。

それぞれに自分の役割があって、精一杯の努力もしている。

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もとより慢心など有り様もないが、常に謙虚に騰々と闘っていきたい。

「騰々として天真に任す」(良寛)

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2012年4月25日 (水)

季節を感じて

薫風が爽やかに若葉を通り抜けていく。

時間のあるこんな時には、野山を走らない訳にはいくまい。

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それで思い立って、島田市の千葉山にどうだんツツジを見に行くことにした。

満開らしいと言うことと、100k走の足を癒すにはうってつけだと思ったからだ。

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千葉山は智満寺の裏山で標高は500m弱だ。

その頂上付近にある十本杉を目指して、大井川の縁から走り始めた。

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最初の急坂を登れば後は、だらだらと登りが続く。

やっぱり思った通り、疲労の残る足に快い刺激がある。

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見渡せば、眼下に新東名が横たわり大井川の雄大な流れが続いている。

7km程そま道を走ると、パッと明るく開けた所に出る。

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明るいのは、どうだんツツジの若葉と白い花の故だ。

そう、この若葉の色は、あの目に染みるような茶の新芽の色と同じだ。

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山上からは、山裾に広がる茶畑の若葉が輝きながら広がっている。

どうだんツツジの花には桜の様な派手やかさはないが、

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何だか、桜に負けじと一生懸命に咲いている感じだ。

懸命に咲いてるんだけど、あんまり認めてもらえないって思いかな。

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その代り彼らは、秋になれば真っ赤に紅葉して桜を凌ぐのだ。

1時間少々で千葉山の山頂に至る。

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そしてそこには、樹齢千年余の十本杉が林立している。

何度来ても、この巨木の前では不思議な感覚が沸き起こる。

誰がどういう意図で残したのか、その長寿の訳を聴いても静まり返っている。

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一人ここに来て、自分の流儀を確認したかった。

人には、それぞれの生き方があるだろう。

だけど人生に必要なものは、ほんの少しの挑戦する勇気なのだ。

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何事にも挑戦し続けることを忘れまい。

杉の巨木にそう誓って山を下った。

既に豊穣の春が訪れている。

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2012年4月24日 (火)

季節の確認に

100kのダメージで、足が少しふらついている。

しかし、春の陽気が私を山へと向かわせた。

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「なに、足のストレッチを兼ねて山菜でもとってこよう」と言った気分だ。

山に入っていくと、木々が春の装いに一変している。

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萌黄から若葉への変化だ。

それもそのはず、大会が続いたから10日ぶりの小笠山だ。

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何時もの所に来ると、やはり幾分は走らざるを得なくなる。

林に足を踏み入れると、山が随分と賑やかになっていた。

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山鳥たちが一斉に営巣活動を始めているのだ。

この間まであんなに寒かったのに、季節は巡り、花が咲き鳥は歌う。

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蕨を探しつつ走っていくと、走友の何人かと顔を合わせる。

話題は勿論「おい、どうだった?」ってことだ。

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季節の変化の中で、私達の表情も少しずつ変わっていく。

そう !  春は若葉同様に元気の季節なんだ。

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多分この国の風土が、私達をそんな様に育んだのだろう。

殊に、ランナー仲間の様に自然の中で過ごす者は、この傾向が顕著だ。

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その春の元気を食そうと、太めの蕨だけをたっぷりと採った。

今夜は、蕨を肴に未だ興奮冷めやらぬレースを振り返ろうか !

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ともあれ次の季節、初夏への準備も怠るまい。

と言う訳で、茄子とピーマンの苗をもとめて帰った。

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耕して苗を植え、馬鈴薯に土を寄せ、そしてハウス葡萄の灌水と芽欠きをする。

葡萄たちも、この3日間の留守の間に目を見張るほど成長している。

植物たちも私も、何れも季節の作業に励むのだ。

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こうして今日のこの人生の一日が、静かに終わっていく。

数えきれない程のささやかな季節の変化を確認しながら。

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2012年4月23日 (月)

悔いなく

「ああすりゃ良かった。言わなきゃ良かったのに・・・。

駄目だな~俺、何故できないんだ。etc」

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振り返ってみりゃ、人生って後悔の連続だよね。

一個の人間は結構孤独な存在だから、くよくよと悩んだりする。

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それで何時も自分にブレーキをかける様な生き方になる。

私もずう~っとそんな具合で、決断できない人間だった。

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40歳を幾分過ぎたあたりから、日常的に体を動かすようになった。

その体を動かすって行為が、私のメンタルを少しずつ変えてくれた。

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悔いの部分が速やかに忘れられるようになったし、

思ったことに突き進む決断も出来る様になった。

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「自己実現」って言うけど、実現すべき自己が始めからある訳がない。

行動することで自分が創られていくんであって、

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逡巡してたって何にも見えてこない。

だから走っていく様になったと言う次第だ。

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もとより与えられた時間が無限に有る訳じゃない。

私達は限られた時間を生きている。

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だったらさ、その時間内に喜怒哀楽を一杯するさね。

そうすりゃ日々感激や達成感、それに出会いもあって悔いている暇も無くなる。

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昨日の富士五湖もそんな一日だった。

100kmを走りぬくのは決して楽なことじゃない。

足の痛みに雨、それに冷たい風に心萎えることだってある。

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それに頼りは自分の足だけだから、結構孤独な旅だ。

その道すがらに仲間との出会いや励まし合いがある。

沿道からの「ナイス ラン!」の声。

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何かを作った訳じゃないけど、自分の中に悔いのない人生が残る。

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2012年4月22日 (日)

自己ベスト

午前2:30には起床、直ぐカーテンを開けて空模様を確認する。

雨は落ちていない。

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支度を済ませて、3;42の送迎バスに乗る。

気温は五度、スタート地点の富士北麓公園はすでにランナーでごった返している。

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私たち100kmランナーは、夜が少し白み始める5;00のスタートである。

スターターは、どういう訳かはるな愛である。Cimg6515

先ずは山中湖を一巡して、次に河口湖方面に向かう。

富士五湖を自分の足で巡ってみると、途方もなく大きな湖なのだ。Cimg6514

湖面には早朝から釣り船が浮かんでいる。

そのとき突然、雲の中から富士山が姿を現したのだ。

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一時だったけど、私達が何をしているのか気になったのかもしれない。

ペースをやや抑え気味に入ったのだが、50kが五時間20分。

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だが次の60kくらいから雨も降り出して、先週のフルの疲れが気になり始めた。

次第にスピードが落ち始めたんだけど、一度も歩くことはなかった。

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そして「俯くんじゃない! 胸を張れ!」

「気持ちばっかり、前に出すな。マラソンは人生と同じなんだから」

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と、そう何度も自分に言い聞かせていた。

そうしてゴールしてみれば、何と11時間48分。

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還暦を過ぎて、自己ベストを更新したのだ。

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2012年4月21日 (土)

富士吉田へ

今日は、河口湖に来ている。

明日の富士五湖ウルトラ100kは雨になりそうだ。

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富士吉田の春は遅い。

桜は未だ二分咲きだし、北麓公園には雪が残っていた。

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明朝は5度くらいらしい。

それに雨だから、体感気温は冷たいだろうな~!

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そんな不安からか、説明会場にはランナーがあふれていた。

この「チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン」は、今年で22回目になる。

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初回は13人だったそうだ。

それが今年は3,500人がエントリーしている。

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サンシンの音が聞こえてきて、音に引かれて近づくと、

そこには丹後でいつも一緒になる加々美さんがいた。

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堅く健闘を誓い合ったのだが、

実はこのコースでの100kは初めての挑戦なのだ。

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寒さと雨が心配だけど、内心はかなりワクワクしている。

どれだけ走れるか!!

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山中湖、河口湖、西湖、精進湖、本栖湖を

十分楽しみながら巡ってみようと意気込んでいる。

これも、私の人生の重要な一ページなのだ。

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2012年4月20日 (金)

菜種梅雨

柔らかに雨が降っている。

菜種を濡らす春雨の季節なのだ。

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穀雨とも呼ばれるこの雨が、本格的な農作業への入り口になる。

葡萄は芽をだし、昨年秋に播いたスナックエンドウがもう食べられる。

これからナスにキュウリ、ゴーヤにオクラ、それに時無しの大根と人参も播こう。

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忙しい毎日だが、畑を構想するそんな余裕だってあるのだ。

思えば幾つもの人生の節目を経てきて、

やっと平穏なと言うか、自分の裁量のある程度の広がりを楽しんでいる。

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40年余の長い間自分の神経を組織の中で振幅させてきた訳で、

その呪縛から解き放たれて一年近くを経、

やっと冷静にこの菜種梅雨を眺められるようになったようだ。

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人生は時々刻々と変化していくもので、

その景色の移り変わりと共に新しい視界も境地も生まれてくる。

この期に及んで、高い山に心躍らせて登ろうとも思わない。

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そうして今、自分なりのに演じている役割に没頭している。

もちろん役割には際限がないが、出来ることの十二分をやっていると思っている。

時に激しく果敢に、はたまた融和に努めることも私の役割だ。

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そして春の雨は、明日への希望にもつながっている。

自分の一歩一歩が、春雨の様な慈雨にならんかしと思うのだが・・・。

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2012年4月19日 (木)

男のやせ我慢

何時の頃からか、人前で話す時には書き物を読まないことにした。

事前に何を話すかは考えておくけど、本番では素手で対峙しようと決めたのだ。

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かなりのやせ我慢だけど自分にそれを課して、それでずっと通してきた。

内容が仕事がらみが多かったからか、それでも考えたことの七割は伝えられた。

だが最近では、思ったことの半分も伝えられなくなっている。

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おまけにマイクの前に立つと、火事場の早鐘の様に鼓動が高まってくる。

つまり、自分が何のために人の前に立っているのか一瞬分からなくなるのだ。

そんな時は、不埒にも大地震の到来をすら願ってしまうことだってある。

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それで取敢えず自分の名前を「・・・です」と言って、名前を言えたことにホッとする。

いや、ホッとするように一生懸命に仕向ける。

それで半鐘のテンポは、集会の知らせ位にはなるのだ。

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はてさて困ったもんだがそれに比べ、長年組合をやってきた某先輩などはすごい。

本番になったとたんに本領は水を得た魚のごとく存分にほとばしる。

中味はもとより聴衆はその勢いに圧倒されるのだ。

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こりゃ能力なのか熟練なのか、はたまた度胸なのか。

しかして蚤(フリー)の心臓にも負けるほど気の小さな私は、

本番では借りてきた猫のごとく、可哀そうにもネズミにすら噛まれてしまうのだ。

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つくづく人間には得手不得手があるな~と思う。

だがしかし、かつて心に決めた痩せ我慢はがい骨になっても貫くつもりだ。

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所詮お互い人間同士なんだ。

下手でも心からの声なら、幾ばくかは届くだろう。

大向こうを唸らせるよりも、少しだけでも心を振るわせられたらそれで良い。

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俺は俺の格好でやる。

この痩せ蛙に、そう言い聞かせている。

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2012年4月18日 (水)

感動は何処に

子供達の生き生きとした顔の変化は、あれは感動の賜物だね。

毎朝の子供達の表情が面白い。

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「へえ~っ」「うっそ~」などと言いながら、弾ける様に笑う。

それが歳を経るとともに、亀の甲羅のように厚い年の甲羅で覆われたようになっちゃう。

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無表情で無感動を装って「大概、そんなもんだ」と片付ける。

そうして難しい事や煩わしさから遠ざかって、

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愚痴を言いながら惰性で生きる方向を選ぶんだ。

ありゃ~、年の効じゃなくて老化と言うべきなんだろうな。

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私達が生きるってのには、やはり気持ちに弾むような弾力が欲しい。

何だろう?  観てやろう!  やってやろう! ってね。

心までひからびて、ブヨブヨの古い輪ゴムみたいにゃなるまい。

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それにはね、思いっきり体を動かすことだ。

新たな挑戦に厄介はつきものだけど、

そんな前向きな気持ちで生きてると、子供の頃の感動が蘇ってくるかも。

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草木が芽をだし花を咲かせるこの春は、野にも山にも畑にも感動が一杯だ。

そうして、胸いっぱいの空気を吸って野山に入れば、

木々の変化、人々の表情、風情のあるたたずまい、田植えの様子、

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日々景色を変えていく田畑、芽を出した蕨やタラ、

そうして自分の小さな挑戦にすら感動する。

生きてるって、こういうことだよねって思う。

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留まるのは止めて、感動に会いに行こう。

子供達とおんなじ気持ちで生きてみよう。

青春とは怯懦を退ける勇気、安易を振り捨てる冒険心なんだから。

時々、自分にそう言い聞かせている。

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2012年4月17日 (火)

地縁の再構築

自治会連合会の支部総会を終えて帰ったところだ。

自治会は本来の自治組織なんだろうが、

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何時の間にか行政の下請けに甘んじるようになってしまっている。

つまり市の配布物を配ったり、ゴミ収集の手伝いをするのが自治会だと思われがちだ。

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だから今日は新任の自治会長の皆さんを前に、

敢えて「自治会は行政の下請け機関じゃない」と申し上げた。

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自治会員の安心・安全、そして福祉向上のために行政をどう活用するかだと。

しかしまあ、それだけの自治意識と言うか、

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主体性を持った自治会長がどれだけいるかとなると怪しい。

この国の民主主義が問われているところだろう。

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かつて(江戸時代まで)は村十分の自治が行われていた。

そして村からパージされた人は、村八分と言って火事と葬式以外はハブにされた。

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今日ではその九分(防犯や防災、福祉)の大部分を行政が担っている訳で、

当然ながら自分達が地域を作っていると言う自治意識は希薄になる。

おまけに個人主義・利己主義が蔓延していて、「隣の人は何する人ぞ」が普通だ。Cimg6386

それでも、慣習だけは未だに生きていて、

葬儀ともなれば近所の人たちがこぞって集まり弔いの儀式が行われる。

確かに形式化してしまっているかもしれないが、顔の見える僅かなつながりだ。Cimg6342

震災を機に絆の大切さが強調される。

極限の危機で生まれる絆もあるが、大切なのは日頃からの絆だろう。

自治会の役員も毎年交代して暖簾に腕押しの感もある。Cimg6264

しかし、か細い絆であっても守り育てなければなるまい。

明日のこの国のために!

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2012年4月16日 (月)

日程管理

春の陽気のせいか、予定を忘れて時々ポカをやる。

先日は大事な三役会議を度忘れしてすっぽかしてしまったし、

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今朝も静岡市での予定を忘れて山に行くところだった。

それでも虫の知らせか、「待てよ?」と気になって手帳を確認してみた。

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すると、10:0から役員会と書いてあるのには驚いた。

慌てて東名高速を走らせて難なきを得たのだが、ことほど左様である。

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老化(呆け)の始まりかと内心忸怩たる思いだが、とにかく手帳が手放せなくなった。

ところで男の平均寿命は78歳である。

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私は粗食に耐えて頑強だから、まったくの病気知らずだ。

世の中の肥満体を見るたびに、余計なお世話だがその自己管理能力を疑ってしまう。

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彼らが医療費や介護の負担を増高させているとの連想もある。

スポーツで健康な体を維持することは世の為でもあるのだ。

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と言う訳で走りを習慣にしてきたのだが、

そのランニングが板について、予定までも後回しにするようになったんだ。

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で、私の余命はとなるとさらに伸びる(希望的観測)だろうから、

今から予定を失念している場合ではなかろう。

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それで今夜は、夜遅くまで明日以降の仕事の準備をするつもりだ。

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2012年4月15日 (日)

続く快進撃

今日は、掛川新茶マラソンである。

荒っぽい春が続いて、新茶の芽は随分遅れている。

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それでも茶園の表面は黄緑に色づき始めている。

嬬恋からその芽吹き始めた茶園を縫って、例年より千人も多いランナーが駆け抜けた。

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少し曇って柔らかな春の風が心地よく、絶好のマラソン日和になった。

ゆっくり走り始めて徐々にアップしていこうと考えていた。

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しかし山の仲間が、かなり前の位置にスタンバイして構えている。

既に仲間内の競争が始まっているのだ。

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こりゃまずいな~と思いつつ、その後ろに付いてしまった。

従ってスタートからいきなりダッシュである。

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それでも18km地点までは5分/kmをきるペースが続いた。

しかし登りに入って、流石に反動でスピードが落ちていく。

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何とか6分/kmを維持しようとしたんだが、次第に難しくなっていく。

前半を飛ばし過ぎた訳で、もう後悔しても遅い。Cimg6465

とにかく終盤は苦しい展開になったが、それでもゴールは3時間48分であった。

5435人中945位だから、まあまあ快調と言わなければなるまい。Cimg6466

昨年夏から、記録が確実に少しずつ上向いている。

多分日頃の練習の積み重ねで、基礎体力が大きく向上しているからだろう。Cimg6467

この調子でどこまで行けるか、内心楽しんでいる。

ともあれ、このところのマラソン人口の増加には目を見張る。

今日も会場までの混雑でスタート時間が10分繰り下げになった。

渋滞の発生で選手を運びきれなかったのだ。

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でもこの大会が終わると、もう全面的な春になる。

そして、今年もあっちこっちを走るぞッ !

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2012年4月14日 (土)

官僚達の悲劇

この三年余り、魔女狩りの様な官僚叩きが続いてきた。

でも喧伝されているように、日本の官僚が本当にそんなに「悪」なんだろうか?

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東大を優秀な成績で卒業して官吏になって、

早くからそれなりの立場に置かれてしごかれる。

勿論公務員は年功制だから、給料も民間に比べれば馬鹿馬鹿しいほど安い。

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それでも国を背負っていると言う使命感で、ハードな仕事に没頭している。

それなりの歳になって、局長や審議官になれば中小企業の社長位の待遇にはなる。

ところがそれも束の間で、同期生が次官になれば肩たたきで退職が示唆される。

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いわゆる天下りで、関連会社に左遷されるのだ。

年齢は大抵55歳前後で、まだ働き盛りなことは言うまでもない。

私は縁あって、その年代の悲劇の官僚を二人知っている。

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一人は保証関係の機関に天下っていた方だ。

確か57歳の時にあの魔女狩りの対象にされてしまった。

それで、そのポストが俄かに公募されることになって首同然に放り出された。

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彼の後には、公募に応募してきた農家が就任した。

彼はかつて某県に勤めていて退職し農業をやっていた方だ。

彼の採用は象徴的な人事としてマスコミの話題にもなった。

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選考にパスしたんだから優秀な人には違い無かろう。

だが、あの騒ぎで一体何が変わったんだろうか?

もう一人は某研究機構の理事長をされていた。

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彼はアイディアマンで行動派の優れた指導者だった。

自費を投じて、あの緑提灯(地産地消運動)を創始し全国に広めた方だ。

彼は政権が変わって二カ月もしないうちに、突然辞表を出して止めてしまった。

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何故この人がと思ったのだが、彼は一言も言わずに職を去った。

時代の悲劇と言えばそれまでだが、

あの熱狂の様な魔女狩りには抗し様もなかったのだろう。

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思えばフランスの魔女狩りでも、

罪もない女性達が魔女に仕立てられて火あぶりにされた。

あれと同じことを今日のこの日本でやったのだ。

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私の知る限り日本の官僚達は限りなく優秀だし、使命感に燃えている人達だ。

でも政権交代のためには、

魔女にされても文句を言えない対象が必要だったのではないか。

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しかして、官僚の支えを失った政権は五里霧中の蛇行を続けてきた。

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2012年4月13日 (金)

農と感動と

決して豊かではない農家の長男に生まれた。

どこの農家も、おしなべて手作業で重労働の農作業に追われていた。

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当然ながら小さな子供だって貴重な労働力として扱われた。

それで小学校から帰ると何時も、土運びやらボイラー掃除、

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ハウスのこも架け、秋の稲束運びなど様々な仕事が待っていた。

子供の頃は、その農作業が厭で厭でしょうがなかった。

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出来ることなら重労働の百姓から逃げたいと思っていた。

だけど今、その土いじりと作物を育てることをこよなく楽しんでいる。

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汗びっしょりになって鍬をふるい、畑を耕す。

ハウスに堆肥を入れる作業にも何日と費やす。

種を播いて苗を育て、やがて収穫の時を迎える。

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葡萄は、今芽欠きの真っ最中である。

必要な芽だけを残して伸ばし、やがてあの豊穣の房になる。

土を割って馬鈴薯が芽を出し、スナックエンドウも元気に育っている。

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畝の出来栄えを眺めて自分の労働の結果に感動し、

生え揃った大根やニンジン、はたまたホウレンソウや小松菜にすら感動する。

もちろん台風やら虫や鳥の被害はあるけれど、

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その自然との闘いだって一喜一憂の人生のドラマだ。

食だって畑から採りたての野菜を使っているんだから、豪華な新鮮さだ。

TPPなどと言っている奴らに、「どうだ、悔しいか」って言ってやりたい。

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この春は、夏から秋に向けて仕込み期間だ。

そろそろオクラやキュウリ、人参に大根を播かなきゃならない。

それにナスやカボチャもね。

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そうやって四季折々、様々な作物と触れ合っていく。

生きているってのは、どれだけ感動できるか否かだと思う。

そして感動の無い人生ほど無意味なものは無い。

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この国を沢山の感動で満たす。

それは豊かな自然景観を育てることと、

それを担保する農業を大切にすることだと思うのだ。

どんなに逆立ちしたって、ミカンの樹に葡萄は稔らないのだ。

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2012年4月12日 (木)

目標の引力

目標ってのは、不思議な力を持っている。

目標の明確な人と惰性で生きている人とでは、

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日々の行動もその目の輝きも違ってくる。

目標は、私達を新しい世界に連れて行ってくれる。

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これは人でも組織でも同じで、その設定如何で運命が決まっていく。

三日坊主で終わるような計画は、所詮目標では無い。

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あそこまで行こうって決めたら、大抵の人間は万難を廃して到達しようとする。

百名山登頂とかウルトラマラソン百回完走、はたまた一億円の貯金などと、

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目標にもいろいろとあるだろう。

それは思うだけでは駄目だけど、その達成を目指し始めると人は変わっていく。

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例えば万歩計だ。

ただ健康のために歩こうと思っても続かない。

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それが万歩計を持って、その歩数を目標にすると、

それまで車で行った買い物にも歩いていくようになる。

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私の場合は、ウルトラマラソンを節目節目に配しているから、

日々の練習をさぼる訳にはいかない。

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だから、月間にして400km以上は走っている。

今日は雨だしとか、疲れてるな~などと、走らない理由は一杯ある。

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でも怠け心を封じ込めて、何時の間にか走り出している自分がいる。

そうして、ゴール間際のあの昂揚感と感激を思い出している。

こいつは、何もスポーツに限ったことじゃない。

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作物を育てるのだって、ブログを書くのだって同じだ。

目標は一つ達成すると、次はさらにその上の目標が欲しくなる。

私たち人類は、そうやって進化してきたんだろう。

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そう、私達は目標の発見によって変わることが出来るのだ。

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2012年4月11日 (水)

貿易戦争とナショナリズム

あの手この手の熾烈な貿易戦争が展開されている。

リーマンショック以降は各国とも国内の雇用を守るのに必死になって、

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極端な通貨安戦略で生き残ろうとしてきたようだ。

この国はその通貨戦略でも散々にたたかれ、明らかに敗色濃厚である。

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円高で低迷する業績に賃金も上がらず、言いようのない閉塞感が漂う。

その閉塞感と不満感を、公務員叩きと言う形で煽ったのが今日の政権党だ。

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そして公務員の後は、開国とか維新とか中身のない言葉で、

守るべき農業を破壊しようとしている。

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「保護が悪い」とか「競争原理導入で強くなる」などと、

子供と巨人とを競争させようとしている。

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国土のサイズや諸々の条件を無視して、出来ない競争をしろと叫ぶ。

背景にあるのは米国発のグローバリズム至上主義だ。

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あの小泉構造改革での格差拡大を批判して政権を取ったのに、

アメリカの商習慣を押し付けるTPPに加わるんだと言う。

あの戦争に懲りて以降、ずう~っと米国の顔色をうかがってきた。

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ナショナリズムをなくす教育の成果で自己中心の民主主義が普及して、

この国の事よりも自分のことが大切な国民(?)が大多数になった。

そして政府はいよいよ、

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この列島に住む人々を競争原理で食い合う狩猟民族にしようとしているようだ。

もしもTPPなどを推し進めれば、格好の米国の輸出市場にはなるだろう。

逆にこの国の企業や国民が得られるものは多くはない。

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そして、多数の負け組と一部の勝ち組が残るだけだ。

今の政府は、国の形なんて考えていないのだし、

残念ながら、尖閣衝突事件で露見したようにナショナリズムなんて無いんだろうな。

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2012年4月10日 (火)

春の光

このところ荒っぽい春が続いていたが、今日は春らしい光が注いだ。

桜吹雪の舞う中を新入生と父兄の列が続く。

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不安と期待と好奇を胸に入学式に向かう子供達だ。

今日は学校法人の中学と高校の入学式に臨んだのだが、

この春と共に訪れる緊張感は一種独特のものだろう。

ところでこの学校の校訓は「中庸」で、子供達には少し難しいかも知れない。

儒教やアリストテレス(徳論)の中心的な考えだが、

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私達にだって思想はともかく実践は出来ていなかろう。

「常に偏ることなく正しい道を歩くこと」は、言うは易く至難だ。

東西冷戦は終わっても依然として各地で紛争が続いているし、

北朝鮮のミサイルだって、体制維持のために敢えて発射されようとしている。

日々の私達だって、利害得失に囚われることなく正しい中間を見極めているだろうか?

ともあれ、学校は正邪を見極める力を養うところだしね。

先ずは明るく元気に人間性を育てていってほしい。

それで夜は、新しい委員が出そろった地域の福祉委員会に臨んだ。

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福祉は何処までできるか、マンパワーによる地域力が試される課題だ。

一人暮らし高齢者の見守り、高齢者ふれあいサロンの運営、子育て支援、

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認知症予防活動などと際限がない。

しかもボランティアだし、住民による福祉が当たり前のように出来るまでには、

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社会のかなり高度な成熟が必要だろう。

ともあれ、51人の福祉委員の皆さんに協力をお願いするばかりだ。

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福祉も防災も、明日は我が身だからね。

中庸よりもさらに課題は大きいかも知れないな。

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2012年4月 9日 (月)

偶然の奇跡

この地球が誕生して60億年、そこに人類が生まれたこと自体が奇跡だ。

そうして今、私達はこうして日々の生活を送っている。

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泣いたり笑ったり、怒ったり悔しがったり恥ずかしがったりと。

至極当たり前のようだけど、良く考えると全て奇跡の積み重ねだ。

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父母の結婚自体が偶然だろうし、数多の精子と卵子の出会いがあった。

その出会いの結果、生を得た訳だが、

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今日まで元気でいることだって様々な偶然でしかない。

戦争がありゃ・・、東北の震災に直面すりゃ・・、交通事故だってある。

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それに毎日多くの人達との出会いがあるだろう。

そこでどんな人と出会ったかによって、その人生の軌跡も変わっていく。

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学校や職場で優れた友達や上司に出会えば自分も伸びていく。

逆に悪と交わって身を持ち崩す奴だっている。

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時代の流れや景況如何だって、結婚や仕事などにかかわってくる。

人生街道ですれ違う人は数多いだろう。

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でも何かのきっかけがあって、それが恋に発展するかもしれない。

何処にどういう偶然が潜んでいるのか誰もわからない。

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だけど、その偶然を選び取っていく食指があったからこそ今日がある。

無意識なのかも知れないが、選んだ偶然で今日を生きている。

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だから無駄な抵抗は止めて、この偶然の奇跡に身を委ねるしかあるまい。

そして、現在のこの生命の奇跡に感動することだ。

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ひとりの人間が、十二分に生きて生涯を全していく。

そのことの奇跡の数々を感動すべきなのだ。

この私にだって、日々無数の感動がある。

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そいつをね、共に楽しもうよ。

そう思っている。

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2012年4月 8日 (日)

桜花を訪ねて山へ

今年も1月が行き、2月が逃げ、3月が去り、

そして桜の花も終わろうとしている。

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コブシやモクレン、ミヤマツツジや花桃などと春の花は数多い。

だけど桜花は特別な情感を私達に起こさせる。

華やぎと切なさをない交ぜにしたような気分になる。Cimg6378

年度の始めと言うこともあろうし、散り際のあでやかさ故かも知れない。

ともあれ今日は、その桜花を追って天竜の山間部を走った。

ブログ「とっちーの終わりなき旅」の、Cimg6379

とっちーさん呼びかけの天竜お花見マラニックに参加したのだ。

船明ダム広場を8:30スタート、熊水車の里を経由してぐるっと42km程の行程だ。

ダム広場の桜は満開で朝早くから花見客が訪れていた。Cimg6381

スタートした9人と二匹は、そこから阿多古を経て徐々に高地へ登っていく。

家々の庭の花が一際あでやかで、仲間の背中も華やいで見える。

山桜や路傍の桜花を見上げながら、気分良く走ることが出来た。

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でも熊への道は昨年の台風15号以降、半ば放棄された様になっていて、

杉の落ち葉が積もっているし、道路の決壊部分もそのままになっていた。

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山間地の道路は人家の無い所は後回しにされているのだろう。

そんな道を難儀しながら走ったのだが、標高400m付近からは

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桜はつぼみのままに変わっていった。

まだ梅の花が満開なのだ。

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楽しみにしていた熊平の桜も満開はまだ10日ほどは要するだろうか。

近くの方に伺うと一昨日も雪が降ったのだそうだ。

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爆弾低気圧などと、確かに今年の春は荒っぽい変化をしている。

と言うことで、タラの芽を楽しみにしていたNさんはがっかりであった。

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とは言え、がけ端のあの棘の生えたタラによじ登って、

なけなしのタラの芽を採っていく。

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石器時代以降タラは、春一番のご馳走で私達の先祖の命をつないだ。

蓄えた食糧が無くなる頃に芽を出すタラは、先祖たちの蘇生の妙薬だったはずだ。Cimg6382

多分Nさんには、その弥生人の血が多量に流れているのだろう。

ともあれ熊水車の里で蕎麦を戴く。Cimg6412

そこから今度は10kmあまりの長い下り坂が続く。

青く透き通った清流を横目にひたすら足を運ぶ。Cimg6410

疲れを癒してくれるのは、やはり沿道に現れる桜花なのだ。

今しか咲かない桜をたっぷりと味わいながらの旅である。Cimg6413

その贅沢な旅も、午後3時の船明到着と共に終わりである。

いやいや、名残が惜しくて花の下でのしばしの宴会である。Cimg6419

そうして快い疲労感と共に、貴重なこの桜花の一日が終わっていく。

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2012年4月 7日 (土)

総会の一日

外には、春霞どころか冬の月がこうこうと輝いている。

今その月を見ながら、自治会連合会などの総会を終えて帰ったところだ。

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毎度の様に型にはまった総会ではあるが、

儀式と言われようがそれはそれで重要なけじめだ。

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主催者としては、それなりの緊張もし心構えもして臨んでいる。

特に4月1日の内閣府有識者会議の発表は衝撃的だった。

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唖然として取敢えずの対策をどうしたものか思いも付かない。

低地に住む人々の気持ちは、恐らく理解されないだろう。

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都市生活者がTPPで農村を囃し立てているようなもんだ。

病気になって初めて健康の価値が分かるように、

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その立場に立たなきゃ、本当のところは分からない。

腹立たしいが、他人の立場に立つのはなかなか難しいことなのかもしれない。

ともあれ、様々な思いを集めて総会が開かれている。

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これからしばらく、各種の総会が続く。

そして、そこで伝えなければならないのは心からの叫びだと思っている。

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この地域をみんなの力でどうするのか。

一緒にやろうよって、その気持ちを伝えたいと思っている。

人の思いは様々かも知れない。

でもどこかで一致しあえるのではないか。

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議論のための議論なんてやってはならない。

心の叫びを伝えようと思っている。

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2012年4月 6日 (金)

熟年紳士論

古き良き時代の英国の紳士たちのことを考えている。

探検家リビングストンとか文筆家ギッシングのような多彩な人物がごろごろ登場した。

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十九世紀、彼らは世界中を探検したし、思想や福祉、文学などにも大きなものを残した。

そして彼らは、自らの収入のためにそうした活動をした訳じゃなかった。

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彼らの多くは貴族であり、農園主としての立場以外職業人ではなかったからだ。

つまり食うに困らなくて知性も教養もあるジェントルマンだったのだ。

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しかして彼らの知的好奇心は、冒険やスポーツのみならず人類の博愛まで広がっていく。

私達の英国紳士のイメージは、まさに彼らの功績によるものなのだ。

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ところで、幾ばくかの年金を得るようになった私達熟年世代の事である。

職業的な打算から卒業して新たな立場で世の中を見るようになった。

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通用するか否かは別として、培ったキャリアだってある。

先のことはともかく、現状では食うに困らない程度の年金もある。

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寿命だって、実年齢に七掛け程度にはなっている。

どうだろう  !、かつての英国紳士並ではなかろうか?

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そんな自由な立場を得て、今流の紳士にならなくてどうするか。

今この国は、未知の超高齢化社会に突入しつつある。

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そうしてその未知の世界のパイオニアが、熟年紳士でなければなるまい。

コミュニティーに福祉、社会安全、防災、行政サポートなどと、

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やることは山ほどある。

そしてもう、国の素人政治家に何ほども期待は出来ない。

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さてこそ熟年諸君、時代のジェントルマンになろうではないか !

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2012年4月 5日 (木)

大志をいだきて

桜の花が満開になり、一斉に小中学校の入学式である。

私も午前は小学校、午後は中学校の式に臨んだ。

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小学一年の入学は129名、私の頃には300人はいたんだから少子化は著しい、

かつてのマンモス校も中規模校になっている。

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それでも子供達は大勢の中の一人になる訳で、それなりの緊張を感じている。

そんな中で、二年生が立派な歓迎の舞台を演じてくれた。

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小学校の一年の価値と言うか進歩を見せてくれた訳だ。

午後の中学は制服だから、急に大人びて見える。

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毎朝挨拶を交わしていた子供だってそうだ。

小学校と中学では雰囲気がまるで変る。

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幼かったあの頃、そんな雰囲気の変化にドギマギとしていた自分を思い出す。

かなりのカルチャーショックを感じたし、

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小学生と違う何かを意識させられた記憶がある。

そうやって一年一年、小学・中学・高校と子供達は脱皮していくのだ。

ところが今、盛んに「小中一貫校化」が言われるようになっている。Cimg6351

何度か説明を聞くのだが、例の秋入学と同じで少しも得心がいかない。

背景にあるのは少子化と教育予算の削減だ。

事業仕訳の流れの派生かも知れないが、Cimg6352

小学校と中学校を一つの学校にすれば、校舎も教員も少なくて済むと言う次第だ。

もちろん校長も一人で済む。

高校の授業料無料化や子供手当の人気取りに比べて、Cimg6353

小中9年間の一体化は陰に隠れて密かに進められている。

だけど人間は、段階を踏んで精神的にも体力的にも発達していく。

それを幼児性の残る小学生と、精神の不安定な中学生を一緒にすべきかどうか。Cimg6354

それに第一、それで教育効果が上がるのだろうか。

そんな議論は、政治の世界からはチラとも聞こえてこない。

当然ながら、そんなマニフェストでは票が減るからだろう。

私は、子供手当を出すよりも、学制をキチット維持する方が大切だと思うのだが…。Cimg6355

「僕も中学生だ」と認められ意識することで、人は一歩一歩育っていく。

小学生の気分と中学生の精神性はかなり違うだろう。

中学生には多分、沢山の不安が同居してるんだろうけど、Cimg6356

精神的に確実に進化して行って、将来への志だって育つ時期だ。

本当に小中一体化で良いんだろうか?

ともあれ、186名の中学入学生おめでとう。Cimg6357

今、君達は人生のスタート台の第一段階に立ったのだ。

友達一杯つくって、それで切磋琢磨するんだ !

「春風や 大志をいだきて 丘に立つ」(虚子)

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2012年4月 4日 (水)

遊び心の処世

かつては何処にでも還暦の祝いってのがあった。

赤いちゃんちゃんこに烏帽子で、隠居としての第二の人生の始まりを祝った。

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古希と言うのも古来稀な70歳と言うことだったが、今じゃ近来ザラなりだ。

と言う訳で、今や還暦なぞは洟垂れ小僧の範疇になった。

とは言え、その洟垂れ小僧が日向ぼっこして暮らす訳に行かないのがこのご時世だ。

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当然ながら、かつての経験をベースに知的冒険の旅に出る。

ただ違っているのは、銃後の守りを意識する必要がないことだ。

もっとも、銃後なぞはどこぞのレストランで駄弁ってるだけかもしれないが・・・。Dscf2947

余談はさておき、かなり自由な立場での活動が出来そうだ。

発言にも行動にも、予断と言うやつが要らない。

生のままに生きられるような気がする。

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しかも拘りを無くせば、その時々の自分を達観して楽しむこともできそうだ。

年の功ってやつだね。

ボランティアを始めとした社会的な仕事を道楽にできるのだ。

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かつての仕事は、生きるために耐え忍ぶようなところもあった。

だけと今、その仕事を楽しんでやらせてもらっている。

そりゃ色々と苦しいことだってあるけど、それも時々のアクセサリーと思えばよい。

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これを第二の人生の醍醐味と言わずして何と言おう。

それにフリーになって、返って人との自由な出会いが増えた様な気がする。

それで自ずと人への関心も出てくる。

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男であり女であれ、お互いに支え合って自立していこうと言う気持ちになる。

そいつがね、命を輝かせる活力になるでしょ。

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天寿と言うのは250歳なんだそうだ。

そこまでの全うは所詮無理だとしても、

大還暦(120歳)まで矍鑠として生きてやれと考えている。

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「壮にして学べは 即ち老いて衰えず 

老いて学べは 即ち死して朽ちず」だからね。

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2012年4月 3日 (火)

小市民

不甲斐ない政治に憤ったり、ボランティアに精を出したり、

素敵な女性を見れば密かに心ときめいたり、

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美味しいご馳走を皆で食べたいと思ったり、

別れや再会の場面で感激の涙を流したり、

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ハラハラドキドキ、そうやって日々が過ぎ去っていく。

それはみんな人々のドラマだし、私もその流れの中の一人だ。

笑ったり微笑んだり、悔しかったり恥ずかしかったり、怒ったり、

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そうやって日々の人生が過ぎ去っていく。

毎日仕事に熱中していた頃は、そんな日々の感慨を意識する暇もなかった。

それが今、一井の小市民となって、月日の流れをしみじみと味わっている。

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今日は明治大正昭和の美人画展覧会を覗いてきた。

上村松園やら鏑木清方、伊藤深水や広田百豊の世界だ。

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画家の絵心をかき立てた女達が、そこに息づいていた。

女性独特の曲線美に恍惚となりながら、彼らの目線を感じていた。

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男にとって女性は永遠のテーマだろうし、悩みの種でもある。

古今東西、女のために命を懸けた男だって多いのだ。

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好きな女を描きとっていく絵描きを羨ましいとさえ思った。

とまれ小市民の私は、喜怒哀楽と共に日々を味わっている。

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多分、小市民なりに人生を謳歌できているのではないか。

仕事仕事で追われていた頃には、美術館など無縁のものだったのだから。

気概を持って懸命に生きればこそ、美しいものが美しく見えてくる。

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生きるとは、そう言うことかも知れない。

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2012年4月 2日 (月)

アスペリティ

一時の華やぎを演出する桜の花は、半面人生の様に無常観を漂わせている。

思えば昨年は桜の花の記憶がない。

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勿論花見もすべて中止になったし、花どころではなかったんだろう。

花を見上げながら・・、花とカップルのしぐさを眺めながら・・、

「桜の花も私達の人生も似たようなもんだ」と感じていた。

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人間には、未来を予測する能力なんてない。

地震予知も、数十年の単位は別にしても基本的には無理だろう。

確かなのは、今こうして眺めている花の現在だけなのだ。

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明日は何が起こるかさえ、私達には分からない。

地震は間違いなく繰り返し起こる。

それは二つのプレートのくっ付いている所が限界に達して剥がれるからだ。

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そのくっ付いている所をアスペリティーと呼ぶらしい。

こいつは無数にあって、巨大地震を起こすのは大きな範囲のアスペリティーだ。

内閣府の有識者会議が一昨日発表した推計は衝撃的だった。

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私は海岸から2km・海抜2mの地に住んでいる。

海岸には海抜8mの土の防潮堤があるが、

津波は最大で12mが押し寄せると言う。

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津波の駆け上がりを考えれば、巨大地震には多分何の備えにもならないだろう。

かと言って、何時起こるか分からない地震のために引っ越すこともままならない。

今から、この自然の驚異への備えをどうするか大きな議論になるだろう。

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しかし、行政当局も含めて定かなる対応方法は見いだせまい。

人間も自然の一部だし、在りのままに身を任せればよいのかも知れない。

そう観念して、今を精いっぱい生きるのも一つの人生だ。

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人の世も、利害得失や感情で引っかかってトラブルが起こる。

地殻だってスルスルと滑りゃいいものを、アスペリティが邪魔をしている。

あッ、すべりてぃ・・・??? なら良いんだけどな。

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2012年4月 1日 (日)

日本平を走る

今日は日本平23kmkの桜マラソン大会である。

遅れていた桜の花も、ちゃんと間に合わせてくれて富士山も顔を出していた。

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スタートゴールの草薙は、あの日本武尊の草薙の剣に由来する。

近くには古る~い草薙神社があって、神話の世界の地であることを伝えている。

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草薙の剣は大蛇の尾から出てきたとされ、

日本武尊が東国出征の折、焼津(今の焼津市)で火攻めにあうのだが、

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剣でその火を薙ぎ払って窮地を脱出する。

さらに20km程東進した有東山(日本平307m)の麓が草薙だ。

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余談だが、有東山とは弥生の遺跡で有名な登呂遺跡の東にあると言う意味だ。

ともあれレースは草薙球場から一気に日本平山頂307mまで駆け上がる。

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頂上からは清水港に向かって駆け降りて、丘陵をクルット回って球場に戻るのだ。

今回私は、清水次郎長にちなんで例の股旅コスチュームで走った。

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強い風に三度笠が煽られて難儀したのだが、

沿道の切れ間なく続く私への応援に気を良くして快調に走った。

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「次郎長、頑張れ」とか「三度笠、良いぞー」、「まあ~すごい」などと、

まさにこの大会が私の為にあるかのようだった。

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風に飛ばないように片手で三度笠を支え、片手は沿道に手を振り続けた。

悦に入って走っていたのだが、終盤になって面白くない事態が発生した。

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「親分、やっと追いついたよ!」とか「次郎長さん、先に行くよ!」とか、

次々と抜いていく不届きな輩が続出したのだ。

三度笠を支える腕は軋むし、腕も振れない。

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悔しいが、コスチューム故に止むを得ない。

ともあれ1時間54分丁度でゴールである。

そしてその後は、駿府城公園に繰り込んでみんなで花見酒である。

良くしたもので、あんなに寒かったのに桜はちゃんと咲いてくれていた。

今日からは、一気に春本番だね。

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