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2012年5月28日 (月)

生と死と

初夏の様な日差しの一日である。

会議の終わった午後、オクラを植える畝立てをしていた。

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このところ雨が無いから乾いた土が固く締まっている。

耕し進むうちにミミズが転がり出てもがいている。

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早く土に潜らないと脱水して干乾びてしまうのだが、なかなか上手くいかないらしい。

少しばかり様子を見ていたが、ミミズを助けることもせず耕すことを急いだ。

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私は生死に対して冷淡なのか、かなり唯物的な捉え方をしている。

自分も何時か燃え尽きるだろうが、執着はしないだろうと思っている。

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植物や動物の命の営みを数限りなく見てきたし、

人の生死にだって幾たびか接してきた。

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身近にいた人が消えてしまうことは、狂おしく悲しいが私は涙を流さない。

一個の命を終えたと言う客観的事実を、ひたすら凝視するのみだ。

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「人は何処から来て、何処へ行くのか」と問うても詮無い。

人は生きている限り、自分の出来ることをやり、そうして歩み続けるしかない。

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オクラやゴーヤを植え、一夏を共に過ごす。

彼らはたった一夏で、子孫を残して生を終えるのだ。

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それを私は不思議だとも何とも思わずに接している。

だけど私だって一年性の植物と同じで、

先祖から綿々と繋がってきた鎖の小さな点の一人に過ぎないのだ。

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誰だって老い、衰えて死にゆく道程を辿らざるを得ない。

耕し終わって、あのミミズを思い出した。

はたして死骸は無く、ミミズは土の中に入ったのだろうか。

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