防犯の砂利効果
今日は、ある地域の防犯街づくり協議会に招かれた。
それで、そこでお話しさせて頂いた中身を少し書くことにする。
実は、私の街の自治会連合会(304自治会)では、
地域ごとに防犯協を組織して、熱心に防犯活動に取り組んでいる。
地区によって多少の温度差はあるが、朝昼晩と毎日防犯パトロールをしている地区、
はたまた子供の登下校時に多数の見守り隊が出ている地域などだ。
そういう活動によって何が起こったかと言うと、
先ずは、犯罪の発生がそれまでの三分の二以下に激減した。
そしてそれ以上に大切なことは、地域の皆さんの顔が繋がったことだ。
「今日は !」「お早うございます」と、毎日のように顔を合わせるのだから当然だろう。
犯罪発生が減ったのを、「自治会の砂利効果」と私は呼んでいる。
砂利とは、勿論あの川砂利のことだ。
夜などは、試してみると分かるのだが相当に大きな音がする。
コソ泥は、その音を嫌がるのだ。
自治会の防犯活動も、その砂利の音と同じことだと思う。
更に付け加えると、自治会では毎年多くの役員、例えば交通安全委員、
防犯委員、若草委員、体育委員、保健委員、福祉委員・・・などを設けている。
でも、どうでしょうか?
何もしないで一年たっちゃったなんてことも多いんじゃないか。
それを自治会として、組織的に活動できるベースを創っていく。
それが自治会活動を活発化させるし、地域のコミュニティーも円滑になる。
防犯活動もその一つではないだろうか。
とまあ、そんなこともお話しさせて頂いた。
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