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2012年6月26日 (火)

手さぐりの人生

今日は一日中会議の連続だった。

こんな日は「さて今夜は何について書こうか?」としばし思案することになる。

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それで、昨夜の続きの述懐を書くことにする。

人は誰だって迷いながら生きている。

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確信に満ちて迷うことなく歩くなんてことは、神様でも中々難しかろう。

手さぐりで迷い歩きながら一歩前に出て、

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そこで見えてくる新しい景色を確認しながら又手さぐりが始まる。

誰だってそんな風に生きてきているはずだ。

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私も子供の頃は、親父の跡を継いで農業をやるものだと思い込んでいた。

ところが時代の流れは、物凄い勢いで社会を変えていった。

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食糧難の時代は去って、私が大学を卒業する年には「減反」が始まっていた。

それで止む無く就職となったのだが、子供の頃から勤め人など見たこともない。

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ネクタイの締め方も知らなかった訳で、正におっかなびっくりの毎日だった。

組織の仕組みを荒掴みするまでに5年は要したろうか。

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一つ一つ手がかりを見付けては、その組織の中で生き抜く術を学んでいった。

挫折もあったし、幾ばくかの成功もあった。

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結果として今日に至っているんだけど、不安は常にある。

ただ、色々な不安があるからこそ大胆にも慎重にもなれる訳で、

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手さぐりの人生を「それで良かろう」と今は思っている。

多分みい~んな、そうやって生きているんだと思う。

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そして世の中を見てきた分、今の方が遥かに選択の幅は広くなっている。

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