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2012年7月31日 (火)

アルスター湖の朝

昨夜、オランダのスキポールから北ドイツの都市、ハンブルクに着いた。

ハンブルクは、人口178万のベルリンに次ぐ大都市である。

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しかし、どうもフランクフルトやミュンヘンよりも知名度が劣るようだ。

もともとはエルベ川の下流に開けた水運の街だ。

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下流とは言っても河口から100kも溯った所にある河川港である。

だから運河が街の中を縦横に流れていて、北海にまでつながっている。

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それで橋の数はあのベネチアを上回るのだとか。

今日の物流は海と川から車と航空路に移りつつあるのだが、

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このハンブルクの港は今でもクレーンが立ち並ぶ巨大な港として機能している。

街は人工のアルスター湖を取り囲むように広がっている。

製粉の為に作られた人造湖だ。

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湖の外周は7.7kmだと言うんで、早速走ることにした。

今朝は明るくなるのを待ちかねて、暗いうちからホテルを飛び出した。

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勤勉なドイツ人の朝は早くって、もう既に走っているランナーもいる

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それに湖を巡ってランニングコースが続いている。

さすがは健康重視のドイツ国民である。

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朝の気温は13度と少し手がかじかむ程で、

柳やポプラの巨木の下を走っていくと、マラソン大会を知らせるポスターもある。

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湖を一周し終える頃、対岸から朝日が昇り始める。

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教会の尖塔の隣に電波塔がミスマッチに並んでいる。

湖は市街地のやや後背部に位置していてリゾート的な機能もあるらしく、

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豪奢に別荘が並んでいるゾーンもあるし、早朝からヨットが出てきたりしている。

同行のAさんと二人、すれ違う人にグーテン・モルゲンなどと呼びかけながら、

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「早起きは三文の得」をしっかりと味わったのである。

朝から幸先の良いドイツ旅行のスタートである。Cimg7661

と言う訳で、湖を二週もしてしまったのだ。

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2012年7月30日 (月)

国家と宗教

オランダと言う国は、16世紀宗教を変えることで飛躍した。

日本の宗教意識からすれば想像も出来ないが、

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中世のキリスト教は人々の上に重くのしかかる存在だったようだ。

このネーデル地域に住む人々は、商業を抑圧するカソリックから

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逸早く抜け出してマルチン・ルターのプロテスタントに改修してしまう。

極めて自由度の高いプロテスタントになることで、彼らは自由を得た。

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しかし、その自由を得る為の犠牲も多かった。

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当時の統治者はスペインで、

その国王フェリペ二世はカソリックの守護者を自認している男だった。

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異教となったプロテスタントを排するためにスペイン軍が侵攻してくる。

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そして80年にもわたる戦争になるのだ。

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ライデンという街がある。

この街の人々は一年もの間城砦に立てこもって戦うのだが、

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スペイン軍の包囲の中で飢餓も極まる状況に陥る。

その危機を救ったのは、自分たちの築いた堤を決壊させて国土を沈めることだった。

そして、この戦争で彼らは遂に自由と独立を獲得するのだ。

彼らが帆船に乗って世界中に飛躍するのはそれからのことだ。Cimg7629

プロテスタントは、キリストなどの偶像崇拝をしない。

結果として、絵画の分野でもあの重苦しい宗教画を描かなくてすむようになる。

かくしてレンブラントやフェルメールなど燦然と輝く画家を生み出すことになる。Cimg7630

ハーグ私立美術館や国立美術館を回っても、絵を見たという気持ちになれる。

それぞれの絵に物語があって、絵を気楽に楽しむことが出来るのだ。

レンブラントの夜警、ユダヤの花嫁、フェルメールの乳絞りの女、小路などをCimg7636

指呼の間で眺められるし、写真を写すことだって自由なのだ。

彼らの絵からも、自治や市民の自立を感じることが出来る。

宗教のドグマからの開放によって、オランダ人は大きな発展を遂げるのだ。Cimg7633

アムステルダムにはユダヤ人も多くが移り住んだし、

東インド会社など新たなビジネスモデルを編み出していく。

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ダムの運河沿いにはプロテスタントの教会やら、

ユダヤ人の居住区域、それにあのアンネ・フランクリンの隠れ住んだ家もある。

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2012年7月29日 (日)

アムステルダムの朝

早朝、例によってランパンで街に走り出た。

運河に沿って走る。

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街全体が静かで人も少ない。

実はこの時期、バカンスで人口の半分ほどがニース方面に出かけているのだ。

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オランダ人は、一般的に働かないと言われている。

平均してに月に36時間程度と言うから不思議だが、

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政府がワークシェアーを奨励していて、残業などは犯罪視されている。

当然収入も少ないのだが、そこはオランダ人である。

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質素な暮らしで、その代わり時間を豊かに使って楽しんでいる。

それに彼らは常に開放的だ。

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住宅も窓を広く開けて、外からも見通せるようになっている。

当然ながら、女性の着替えだろうが裸だろうが丸見えだが、彼らは平気だ。

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そんな国民性が育ったのは、この国が常に他民族に占領されていたことに因がある。

占領者に私は隠し事をしてませんと示すことが必要だったのだ。Cimg7481

オランダは、自転車の国だ。

この国には山が無いし、全土がフラットで自転車には好都合だ。

それでこのアムステルダムでは一人当たり5台の自転車があると言う。Cimg7482

どう使い分けるのか知らないが、街には自転車専用ラインが整備され、

駐輪スペースも至る所にある。

そんな運河沿いを走りながら、私の間違いに気付いた。Cimg7483

オランダは、正しくはネーデルランドだ。

そのオランダもホーラントを日本に来たポルトガル人がなまって発音したことに始まる。

更には、ホーラントはこの国の一つの州の名に過ぎない。Cimg7484

日本にやってきたオランダ人が、たまたまホーラントの人々だったのだ。

ともあれ、そんなことには頓着ないのがオランダ人だ。Cimg7485

彼らは民族のアイデンティティを超えたところで生きている。

言語も民族も意に介せず、ひたすら商売に専念してきた。

稼ぐためには、そんなプライドは無用だと言う訳だ。Cimg7490

フランス人等からすれば、それがダッチと呼んで軽蔑する理由なのだ。

まあとにかく、オランダ人は自由に生きている。

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キンデルダイクに

堤が国土を作ったといわれるオランダである。

事実国土の4分の1  は海抜以下にある。

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アムステルダムからキンデルダイクに向かう途中、

高速道路はスキポール空港の下をくぐる。

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この欧州一の広さを持つ空港は、ハブ空港としてにぎわっている。

しかし、そのスキポールの意味は「海の玄関」であって、もともとは大きな港湾だった。

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港湾の外に堤を築き水を掻き出して空港にしたのである。

ともかくもこの国には水路が張り巡らされていて、その水路が高いところを流れている。

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それで時に、車上からは船〔時にはタンカーまで〕が陸地を走っているように見える。

もちろん道路は水路の下を走っているし、すべて常識をこえている。

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ともあれ私は、世界遺産でもあるあの風車を目指している。

何故なら、水を掻き出す風車があればこそこの国が出来たのであり、

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風車はオランダそのものではないか。

その風車は最盛期には一万機に登ったそうだが、現在は950機を残すのみだ。

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1800年代の後期に蒸気機関が出来て風車はその役割を譲ったからだ。

そして今日では、発電用の風車があちこちに林立している。

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もとより得意中の得意と言うところか。

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しかし昔ながらの風車の維持はなかなか大変らしくて、

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今では文化財として保護されていて、

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住宅やレストラン、博物館などとして活用されているものもある。

キンデルダイクには19機の風車が残っていて、典型的なあの風車の風景が見られる。

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既に観光資源であって、風車守を資金を出して定住させ維持されている。

とは言え、ドンキホーテの時代にタイムスリップしたかのような異空間である。

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この風車が立ち並ぶ隣には、排水用の巨大なスクリューがあった。

今では、このスクリューが大地を守っているのである。

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話は変わるが、このキンデルダイクは古くからの帆船建造の歴史がある。

そしてこの風車地帯の直ぐ隣には造船工場があった。

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その造船所が、幕末の咸臨丸を建造したのだそうだ。

幕府から派遣された磐田の赤松則良は、この地で過ごしたのだろうか。

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ともかく、150年以上前の造船所が今日も健在なのである。

ヨットを発明したオランダ人ならではである。

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2012年7月28日 (土)

ホーラント

奇跡と言えば奇跡で、それは歴史の稀な現象だったろう。

江戸期を通じてこの国にとっての外国とはオランダでしか無かった。

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しかも、長崎の出島の10人前後のオランダ人から世界の情報を得ていた。

幕末に咸臨丸で渡米した福沢らが目にしたものは、

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初めてのものが多かったにしろ、それは既に知識として書物から学んでいたものだった。

蘭学を通じて世界と言うものを既に熟知していたのだ。

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杉田玄白が小塚原で女死刑囚を解剖したのは1771年のことで、

彼らは蘭書ターヘル・アルタミアの正確無比にショックを受ける。

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結果として、前野良沢らとの解体新書の訳業となり、

後の蘭学事始につながっていく。

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すべからく、その淵源はオランダと言う国にあった。

今日の我々からすれば、ネーデルと呼ばれる低地に住む、

たかだか千五百万人足らずの欧州の田舎の国に過ぎない。

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知られていることと言えば、風車にチューリップ、

それにレンブラントにゴーダチーズくらいだろうか。

紀元1600年、この国は東洋に向かって5隻の探検船を出発させた。

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そのうちの一隻、

三浦安針やヤン・ヨースティン〔八重洲の由来の人〕らを乗せたデ・リーフデ号だけが、

奇跡的にもこの日本列島に到達したのだ。

この偶然が、長年にわたる日本と蘭国との特別な関係の始まりになる。

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そうして、その蘭学が基礎となって明治維新が成り立つ。

いま、芝居のようなオリンピック開会式の中継を見ながらこのブログを書いている。

日本はもう朝だろう。

私は二時間ほど前、雨のアムステルダムに到着したばかりだ。

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この国の土を踏むのは初めてのことで、これから何が見えてくるのかとワクワクしている。

ところで、私の投宿しているのはホテル・オークラである。

この宿には、あの司馬遼太郎さんが何度も投宿している。

彼の「オランダ紀行」にも何度か登場しているのだから。

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2012年7月27日 (金)

EUへ

ユーロ危機に揺れる世界経済、その震源地に向かっている。

奇しくも、今日からはロンドンオリンピックが始まる。

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だが、スペインのバレンシア地方政府が中央政府に財政支援を求めたとかで、

遂にユーロは対円で94円台に突入している。

4年程前に訪れた折には、130円前後で物価の高さに目を見張った記憶があるが、

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今回は果たしてどんな雰囲気なのか・・・?

ともかく今回は、オランダとドイツを訪れることにしている。

そのドイツは、ユーロを生かすも殺すも過半の権能を握っている。Cimg7269

過去の歴史や常識を乗り越えられるのかどうか…。

今年初めまでは、TPPに関連して米国の農家を訪れようと考えていた。

しかし、既にTPPは政治の単なる道具と化してしまっているし、

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時の経過と共に、その国益無視の馬鹿馬鹿しさが知られるようになってきた。

さらに米国から「時間は気にしなくても・・・」などと甘言すら聞こえる。

TPPに加わらないことで損をするのは米国であって、日本ではないからだ。

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いずれにしても、米国と日本とでは農業の基礎的条件が違い過ぎている。

それが対等(デューティ フリー)の競争を出来るはずもない。Cimg7333

折から、トウモロコシと大豆の価格が史上最高値を更新し続けている。

きっかけは米国の干ばつだが、中国やアフリカ諸国の需要増大も要因になっている。Cimg7327

今年秋からは豆腐や食用油、畜産物価格も高騰することになる。

この日本は、トウモロコシや大豆のほぼ全量を米国に依存しているんだから。Cimg7246

あともう4時間ほどでミュンヘン空港に到着する予定だ。

ここで乗り継いでアムステルダムに向かう。

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到着は20:50の予定だが7時間の時差があるから、日本の28日午前4時になる。

そんな訳で、明日からのブログアップは深夜になりそうだ。

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2012年7月26日 (木)

自分ってもの

今日も朝から会議が続いた。

連合会の三役会議、それに続く理事会、総務研修会、支部地区長会、

さらに夜には、浜名湖100kmのエイドスタッフの打ち合わせだ。

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傍目には「良くやるよ!!」と呆れられるかも知れないが、

これが私の選び取ってきた人生の一部なのだ。

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人は若い頃から選択枝を一杯持っていて、それを選びながら道を決めてきた。

後悔も含めて、みい~んな、自分が選んできた結果なんだろう。

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人の一生は、犬や猫のように単純じゃない。

下手な小説でも書けるかと思うほど、かなりドラマチックだったりする。

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人生とは、そのドラマを少しずつ書き込むことだったのだ。

自分ってのは、始めっから有った訳じゃなくて作りあげた結果でしかない。

しかも、この工作は一度っきりのもんだった。

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はてさて、あの紅顔の少年の頃、そんなことは想像すらできなかった。

「少年老い易く学成り難し 一寸の光陰軽んずべからず」

実は、命には等しく限りがあったのだ。

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昨日の高等学校の終業式では、「君たちの今年の夏は一度っきりしかないんだ。

学ぶにしろ鍛えるにしろ、悔いを残すことなく思いっきり過ごして欲しい。

私も野山を駆け回るし、見聞を求めてあちこち出掛ける。」と語りかけた。

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前途に洋々たる未来が開けている彼らに、

その有限の人生の意味が通じたかどうか。

人生の一本道は、夢幻のごとくなのだ。

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2012年7月25日 (水)

健康寿命

65才以上の方の比率が21%を越えると、それはもう超高齢化社会なんだそうだ。

それは、もっとずっと先の事だろうと思っていた。

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それがもう静岡県全体でも23.8%なのだ。

況や今夜出席した地区では28.5%だった。

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農村部の事で独居が少ないから、今のところあまり問題は起こっていない。

しかし、極端な少子化が進んていて、10年もすればどうなることやら…とも感じた。

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孤独な高齢者は、加速度的に増えていくのではないか。

健康寿命と言うのを厚労省が発表している。

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自立して健康に生活できるまでの年齢だ。

男70歳、女74歳なんだそうだ。

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仮に100歳まで生きた所で、意識も希薄で寝たきりと言うのでは価値はない。

やはり、健康寿命をこそ伸ばすことが必要だ。

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とは言え、この数字を見る限り私の健康寿命も残り少ないのかと考えてしまう。

そう言えば最近、各種の同窓会の便りが届く。

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時間に余裕が出来たのか、それとも余命を潜在的に意識しているのか・・・。

しかしまあ、過去の思い出に浸ると言うのは私の趣味には合わない。

思い出に浸るよりも、当面は前に進むことが必要だ。

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ともあれ、私自身の健康寿命を伸ばすことに心がけよう。

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2012年7月24日 (火)

64回目の夏

今日も蒸し暑い一日だった。

子供達には夏休みがある。

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私の夏休みの思い出は、何時もあのオーシー ツクツクなのだ。

やろうと思ったことの半分も出来なくって、

そのうちヒグラシが鳴きはじめて、悔悟と共に新学期を迎えてしまう。

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あの気怠くて怠惰な夏の思い出だ。

思えば、もう64回目の夏を迎えている訳で、

気持ちの若さとは別に、遥かかなたを旅してきたような感慨もある。

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とは言え、その大半が冷房の中で夏を忘れていたのではなかったか。

それが改めて夏を意識していること自体、私にとって特別な夏なのかもしれない。

今年の夏は一度しかない。

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だからもう、あのかったるいような夏は御免こうむりたい。

暑い夏をどれだけエキサイティングに過ごすことが出来るか挑戦する。

若い頃の夏を、今になって取り戻すのだ。

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毎朝のブドウやオクラの収穫に始まって、仕事やらランニング、

それに各種の会合、海外旅行などと魔の一か月に突入している。

今日も初めての会合に出たのだが、それなりの緊張と発見が嬉しい。

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人生は、毎日が発見であれば退屈しなくて済む。

芭蕉は「旅に病んで夢は枯野を駆け回る。」と詠んだ。

束の間の人生ならばこそ、悔悟の夏は過ごすまいと思うのだ。

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2012年7月23日 (月)

夜店

かつては何処の商店街だって、遅くまで明るくって賑わいがあった。

それが今は、真っ暗のシャッター通りと化している。

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物流や生活パターンが変化するとはこういうことでもある。

その分、「あの店のお婆ちゃんはね・・・」と言った風情が消え去った。

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あの賑わいを取り戻そうと言うことで、商工会が夜店市を開いた。

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かつての中心街をホコ天にして、40余の露店を並べたのだ。

10年ぶりの納涼祭とあって、子供達を中心に大いににぎわっていた。

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各種の露店はもとより、昔懐かしい金魚すくいや射的、輪投げ、

ダンスやマジックショーに祭囃子まで繰り出した。

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私も孫達に連れられて、ほんの一時の賑わいを楽しませてもらった。

通りをそぞろ歩いていると何十年ぶりかの出会いがあったりして、

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Cool  Cool などと呟きながら過ごしたのだ。

夜店が流行らなくなったのは、TV等を含め娯楽が増えたからだ。

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そんなに群れなくたって、自分勝手な時間を楽しめるようになった。

かくして日本的な風物も次々と消えてきた。

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でもさ、久しぶりに夜店を散策して、「寅さんの活躍の場面も必要だろっ」て思った。

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近世の人間は物に執着して生きてきた。

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だけどさ、こんな風景を大切にして生きる社会だってありだと思ったのだ。

物なんてのは、「死」の瞬間に意味を無くす。

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それに比べて、体験と言うのは自分だけのものだ。

どんな所のどんな場面に立ち会うことが出来たか否か、結局はそれしかない。

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ともあれ経済一辺倒で進んできたこの国だが、

本当の豊かさを探っていく時代が来ているようだ。

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人との出会いやコミュニティーを大切に育てる時代だ。

TPPなどというのは、もう止めよう!!

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2012年7月22日 (日)

為すべきこと

毎日のように会議が続く。

一昨日は、何と5つの会議に係った。

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8;30からの運動施設管理を巡っての検討会、10;00からは職場での打ち合わせ。

1:30から各会派代表との懇談、続いて民生児童委員役員との懇談、

最後が職場での職員会議だ。

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会議によってそれぞれ立場は変わるのだけれど、何れも必要な過程なのだ。

しかしまあ、為すべきことが多いと言うことは、幸せなことかもしれないと思っている。

もともと人間ってやつは怠け者にできている。

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労働しなくても年金収入が有るとなると、とたんに何もしなくなってしまう。

結果として脳味噌の活動は緩慢になり、自ら自分の住む世界を狭めていく。

しこうして、加速度的な老化が始まるのだ。

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ともあれ、毎日の為すべきことをきちっと作っておくことが必要だ。

年金生活とは、何もしないで休息することではないのだ。

年金は過去の労働の対価だと思っているだろうが、負担しているのは若年世代だ。

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自分の出来ることをして、年金に報いることをしたとしても罰は当たらない。

むしろ自分の若さを保つことに繋がるのではないか。

だから We'll  try  anything  once! べきなのだ。

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行動しないで、屁理屈だけを言っている人間に幸福な晩年など有り得ない。

もちろん、他人を攻撃して自分を慰めている人間なぞ押して知るべしだ。

為すべきことを成してこそ人生足り得るのだと思う。

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畑を耕して作物を育てている時、自分の心と共に生きている実感がする。

為すべきことがあることに感謝しなければなるまい。

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2012年7月21日 (土)

持ち時間

あなたの残りの持ち時間は、どの位ありますか?

一般的には65歳からを「老人」と言うのだそうだ。

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しかし私には、その老人と言う自覚が全くない。

老眼や外見はともかく、身体能力だって40台に負けないだろう。

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朝街頭に立っていて、ときどき車上の見知らぬ高齢者から親しげに挨拶される。

過ぎ去ってからあれは誰だったのかと考えて愕然とする。

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あれは確か同級生だったのだと。

そんな具合で、老化と言うのは周囲から意識させられるものかも知れない。

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浦島太郎は助けた亀(遣唐使船=仕事)に乗せられて竜宮城(唐の国=会社)に出向く。

彼の地は鄙びた島国とは違って、絢爛豪華な文化(競争)の地だった。

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そこで費やした極楽の様な月日は、正に夢のようであったろう。

やがて船を得て、何十年ぶりかで故国に帰ってくる。

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帰国してみれば故郷の人々は知らない人ばかり。

何時しか自分は白髪の老人になっていたのだ。

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彼の持ち時間は、一瞬にして煙の様に消えうせていた。

時間は休みなく静かに流れている。

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もとより、消えうせた時間を取り戻すことなんてできるはずもない。

だから、今をしっかりと生きる他ない。

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止まるな!

可能性に向かって、とにかく走り続けよう。

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歩みを止めるのは、自分の人生を終える時だ。

あなたが歩みを止めても、時は永遠に流れ続けている。

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2012年7月20日 (金)

a nice change of pace

昨今は、恐ろしいほどのマラソンブームである。

お陰でエントリーが時間との競争になっている大会も多くなった。

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ともあれ私がジョギングを続けるようになったのは、

抜群の気分転換になると思ったからだ。

それで職場の昼休み、毎日駿府公園の内堀(1.7km)を三周した。

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だからシャワーを浴びたり昼ご飯を摂ったり、誠に忙しいひと時になる。

ひと頃、そのジョギングが心無い市民から攻撃された。

昼休みにあんなに運動して、果たして午後の仕事が出来るのかと言うのだ。

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恐らく運動習慣のない人のお節介だったろうが、

それで暫く昼ジョグが白い目線に晒される羽目になった。

しかし現実は全く逆で頭も体もリフレッシュして、

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私の経験では午後の能率アップはもとより、新しい発想さえ生まれてきたのだ。

実を言うと、私はこのジョギングのおかげで成功したと思っている位だ。

今ではこのことが医学的にも、

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ランニングで脳内の海馬が活性化することが実証されている。

それに認知症予防も期待できると言うんだから願ってもない。

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走ることで脳が刺激されて記憶力や認知機能が高まるってんだから嬉しい。

しかしランニングを愛好してきて25年、私の認知能力は確実に低下している。

とにかく日程管理に手帳が手放せなくなったし、名前を度忘れする頻度が増えた。

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気分転換効果は請け負えても、認知能力は・・・・・どうだろう?

まあ~、そんなに欲を書かなくても楽しく走れれば良かろう。

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しかも素晴らしい仲間と会えるだけでも、脳は限りなく輝くのだ。

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2012年7月19日 (木)

プレイヤー

松井やイチローのことではない。

スポーツやオリンピックの選手の事でもない。

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私もあなたも、人生のプレイヤーではないかと思うのだ。

観客が有ろうが無かろうが、演じ続ける人生物語。

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その自分を、一人のプレイヤーと思うか否かではないか。

最近、そんなことを思うようになった。

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もとより人には運不運もあり、出来ること出来ないこともある。

でもチャンスがあって、そこにゲームの舞台があるなら辞退することはあるまい。

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不肖優男だとしても、それなりにプレーして見せるべきだろう。

或いは挑戦すべきだろう。

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それが我儘に見えたとしても、人生のプレイヤーは自分自身でしかない。

自分が得心できるんなら、どんどん遠慮せずにやりゃ良いんだ。

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誰に迷惑をかける訳でもない。

人には色んな生き方があるけれど、石橋を叩いてもただそれだけのプレーだ。

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敢て大リーグと言わなくとも、プレーする場所は幾らでもある。

そして、プレーできるステージは幾ら多くてもいいと思うのだ。

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自分の人生を燃やすのに何の遠慮がいるものか。

残りの人生を密度濃くプレーしようと思っている。

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2012年7月18日 (水)

心の旅

人間の主体は、体なのか頭なのか、はたまたその中間の心にあるのかは分からない。

当然ながら身体の健康と心の躍動は相互に関連している。

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心の起伏と共に還暦過ぎまできて、ここにきて自分の心の居場所に少し戸惑っている。

これまではどちらかと言えば単線で、進退は一本道だったような気がする。

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しかし今、私自身が多くの顔を持つようになっている。

ある時は旗振りオジサンだし、農夫である時もある。

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時に自治会連合会の役員だし、各種審議会などの委員だったりする。

もちろん市民ランナーだしRCの一員だ。

それに幾つかの役員も務めているし、福祉関係のボランティアだったりもする。

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そうした係わりはどんどん増えていくから、多忙なことは言うまでもない。

体が忙しいのはどうと言うこともないが、問題は心の整理だと思っている。

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そしてこの心は、自分一人で完結するんではなくって、人との関わりにも及ぶ。

対人関係は微妙で、かなりナイーブな要素を含んでいる。

その中で、自身の責任を全うすることが求められている。

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好んで苦労を背負っている訳ではないが、

事を前にして逃げることの出来ない男の必然の心の旅だ。

やがて時と共に、諸々が安定した航路を辿るようになるだろう。

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だがそれまで、夜な夜なあれこれと思案しなければならない。

既にrat raceからget awayして久しいのだが、

いつか「This  was  worth  all  the  effort」と思えたら良い。

人生の旅は、諦めないことから始まるのだから。

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2012年7月17日 (火)

日々に変化を

時は音もなく流れている。

昨日と今日とで、何が変わったのか。

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植物は、刻一刻と蔓を伸ばし、花を咲かせ小さな幼果を着ける。

葡萄だって少しずつ色づきを深めている。

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台風の潮風で全滅したゴーヤは、やっとトンネルの天井まで伸びてきた。

彼らは、時の流れを形にして見せてくれるのだ。

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しかして、私達はどうだろう。

政治や株価が、少しぐらい変わったってどおってことも無い。

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毎日の幻滅が変わる訳でもないからね。

それよりも、自身の心の変化を見つめている。

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毎日様々なことがあって、先々の事も含めて色々と思い悩む。

でもそれは、昨日と今日とでは少しずつ違ってくる。

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時の流れが物事を少しずつ変えていってくれるのだ。

昨日不安でたまらなかったことが、今日は少しの自信を佩びてくる。

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一歩一歩進む度に、少しずつ景色が変わっていく。

今朝は五時ころから、約60本のキャベツの苗を定植した。

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朝飯前の仕事だが、オクラや大根人参、そしてゴーヤと共に日々の変化を楽しむ。

そうやって少しずつ環境を変えながら、心の赴くところを楽しんでいる。

今日、明日、明後日、毎日が新たな挑戦でありたい。

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今日何が変わったか、そのことも可能な限りブログに書いていきたい。

人間は生きている限り、一つ所にとどまることは出来ないのだ。

I'm game everything !

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2012年7月16日 (月)

球児達と共に

今日は、朝から高校野球の応援に出掛けた。

私の関係している高校は、昨年は県大会の決勝まで進出した。

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だが毎年選手は入れ替わっていく。

昨年の中心メンバーが抜けた今年、何処まで勝ち進めるかが課題だった。

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ともあれ今日は歴史ある強豪の韮山高校との対戦である。

韮山高校は伊豆の名門で、あの江川太郎左衛門(末裔)の創立である。

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この韮山戦が最大の分水嶺だったから、

万難を排して応援に沼津の愛鷹球場まで出かけたのだ。

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高校野球には独特のすがすがしい雰囲気がある。

それぞれの校歌斉唱やらエールの交換があって、

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12:30にサイレンが鳴り試合が始まる。

身贔屓に見ているせいか、こりゃ良い試合になるな~と言う実感である。

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四回の表、ランナーを一人置いてのホームランで2点の先制である。

いやが上にも意気が上がる。

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だがその裏、エラーがらみで2点を奪取されてゲームはイーブンに。

しかしその後がいけなかった。

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二つのエラーが続いて、取られなくても良い得点を2点も献上してしまった。

ともかくこの試合5対3での敗戦となって、球児達の夏は終わった。

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ゲームに負けたからって、悔しさは残るがどうってことはない。

改めて次の大会に向けて挑戦するだけだ。

私達の人生ゲームだって同じ様なものだ。

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失敗(エラー)は幾らでもあるけど、それでもメゲズニ踏ん張って生きている。

終わってからエラーを咎めたって、何にも始まらない。

失敗を糧にお互いに励まし合って、次の試合に向かうのさ。

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人間には、常に足を引っ張りたがるネガティブな奴と、

アクティブな前向き思考の人間とがいる。

願わくば、前向きな人たちとお付き合いしたいと思っている。

「選手諸君、良く頑張った!」見せどころもあったしね。

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2012年7月15日 (日)

浜名湖サマーラン

今日の11回目を迎えるサマーランは、約50名の仲間と共に走った。

浜名湖半周36kmを、夏の暑さを含めたっぷりと味わうランニングである。

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まあそれにしても、曇ってはいたが湿度100%かと思うほど蒸していた。Cimg7346

まるでサウナ状態の一日だった。

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それで飲んでも飲んでも、水分補給が追い付かないほど汗をかいた。

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午前9時30分、10月の100kmUMと同じスタート地点を出発。

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100kと同じコースをなぞりつつも、途中で船に乗って対岸に渡るのだ。

それでかなり余裕があると踏んで、途中でガーデンパークに寄り道した(3km)。

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モネの庭の睡蓮も最盛期で、それはそれは感動的だったんだが…・

少しばかり、誤算だったようだ。

本来のコースに戻って館山寺の船着き場に向かう。Cimg7363

船着き場までは8km弱だから1時間半で十分と計算していた。

ところがAさんのペースが突然遅れだして、息を乱している。

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11時45分発の船に乗らないと、その後1時間は船がない。

何とかAさんのペースを維持してもらおうと励ますのだが、歩きペースになってしまう。

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それでも少しずつ距離を縮めて、船の出る10分前にやっと間に合わせることが出来た。

Aさんも、かなり無理をしたんだろうなぁ~。Cimg7371

船上には涼しい風が流れて、湖面にはプレジャーボートが浮かぶ。Cimg7376

船上30分余り、しばしの休息である。Cimg7374

瀬戸港について、そこからゴールの開春楼までは21.6km走らなくてはならない。

気温もぐんぐん上がって蒸している。

でもまあ、歩きも織り交ぜて、

ペースのあった方と四方山話をしながら距離を縮める。Cimg7381

新居の関所跡を過ぎれば、残り3kmである。

ゴールは15時52分だった。

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熱い風呂に浸かって、

混浴の露天風呂を楽しんでいた人もいたが…

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その後は、例によって大宴会が始まる。

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じゃんけんゲームやら全員の自己紹介やらで2時間も盛り上がったのだ。

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かくして暑い暑い一日が終わった。

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2012年7月14日 (土)

浜名湖一周100kmUM

新たな試みを動かすのは斯くも大変かと思う。

勿論私はサポート役だから、Hさん程の深刻さは無いのだが…。

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今日は浜名湖一周ウルトラマラニックの距離確認とエイド設営場所の確認の日だ。

ロードレーサー2台と車に分乗して、距離表示を10kmごとに付けていく。

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間違え易い所の確認やトイレなど、必要なチェックをしていく。

レースの前日敷設する表示板の位置も大切な課題だ。

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警察や市当局の意向もあるし、民地なら承諾を得なくっちゃならない。

それもコースは100kmにも及ぶし、表示板の取り付けだって68箇所になる。

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午前8時に出発したのだが、コースを一周するのに午後の4時半までかかった。

改めてこのコースの素晴らしさと共に、100kマラソンの運営の難しさを思った。

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初回の事であり、地元の自治体や観光協会の全面的な支援はない。

彼らは何時も様子見を決め込んでいる。

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頼りにはならないから、それぞれの友人のネットワークでボランティアを募っている。

エイトステーションだって5km刻みは無理だから、10kmごとになる。

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そのエイドだけだって、少なくとも15名程度の要員は必要になる。

雨天対策はどうするか、日没以降の方向表示などと悩みは尽きない。

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ともあれ5人のメンバーはコースを辿りつつ、一つ一つの問題点を把握していく。

当日は先導の自転車3台に加えて、緊急時の車も併走させようとか、

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記録写真班の配置、エイドスタッフのローテーションにまで及んでいく。

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浜名湖を周遊するこのコース、

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大きな傾斜はないのだが車で回ってもぐったりと疲れた。

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改めて、この100kmを走るランナーは凄いと思う。

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人間と言うのは、「やる」と決めて取っ組めば信じられないこともやってのける。

このコースを完走したランナーは、そのことに必ずや満足する筈だ。

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私も、エイド担当などはよして、自分の足で走りたいのだが…。

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何せ、サポート要員が足らないのだから仕方がない。

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2012年7月13日 (金)

俺らの消防団

今夜は、地元消防団の訓練成果披露会に招かれた。

消火ポンプ操法やら倒壊家屋からの救出訓練の実演である。

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この2か月間の訓練の成果を披露したいと言うので、

自治会の役員の皆さんとともども参観させてもらった。

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キビキビトした演習が続き、

常日頃思っているよりも頼りになる若者達である。

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かつて、そう40年程前までは生活の拠点が生まれた地域にあったから、

田舎では若者は誰もが消防団に入った。

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入団が大人になる登竜門のようなものだった。

ところが経済の高度成長とともに就業形態は激変していく。

遠距離通勤は当たり前になり、自宅には寝に帰るだけなんてことになった。

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当然ながら価値観も多様化するし、消防団への入団者は激減する。

しこうして各戸が僅かばかりの消防協力金を出して、かろうじて支えている。

江戸の昔を考えるなら、村が火事も葬式も建て舞いだって防犯だって、

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時には共済の機能さえ担っていた。

そして、その中心には青年達を中心にした消防団の存在があったのだ。

しかし今、自衛消防と言えども補完的な機能を果たすに精一杯だ。

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それで自衛消防が、次第に身近な存在として感じられなくなっていた。

住民自身が、自分達の消防団と感じなくなっていたと言っても良い。

それで今夜の訓練披露の会となったのだ。

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消防団は消防や水防はもちろんのこと、今日でも地域のコミュニティーの結び目にいる。

バラバラになってしまった地域の人々が辛うじて繋がっているのは、

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消防団員の横のつながりに負うところが大きいのだ。

私は冒頭の挨拶で、「消防団はもっともっと身近にあって、

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俺らが消防団であるべきだ」と呼びかけた。

あの東日本の震災や最近の水害での消防団の活躍をあげるまでも無く、

消防をみんなの組織にしなくっちゃいかんと思っている。

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2012年7月12日 (木)

初蝉

梅雨の中休みの昨日、今年初めての蝉の声を聴いた。

早朝の晴れ渡った空に蝉の声が響く。

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「夏だ! もう直ぐ、あの暑い夏になる」そう実感した。

ある種類の蝉は十七年も地中で暮らした後、地上に出て羽化するのだという。

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地上での命は一夏に過ぎず、一気にやるべきことをして生を終えるのだ。

人間はどうだろうか?

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とてもそんな芸当は出来そうにない。

ただ、蝉に学ぶべきは集中して懸命に生きることだ。

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漫然と生きたって、意味のない生命の浪費だし、それにつまらんだろう。

先ずは目標に向かって真っ直ぐ走ってみる。

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そしてその最初の目標がクリアーできると、人は誰も可能性の信者になる。

そうして次々と夢を追いかけていくことで、

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一夏の蝉の様に濃密な時間を過ごすことが出来るかもしれないだろう。

還暦を過ぎて久しいが、未だに自分の可能性を信じようとしている。

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だから、あえて楽な道を選ぶまいと思っている。

人から何と言われようと、自分の道を進んでみよう。

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所詮、俺自身の人生なんだから!!

ゼアリズ ナッシング ローリー アバウト

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2012年7月11日 (水)

人に身ありて

今日も色々とあって、夜は静岡支部の同窓会に出席した。

昨年まで支部長だった関係上、止む無く出席のつもりだった。

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だけど92歳を筆頭に年代を越え、様々な職種の方が集まる。

若いうちは、その意味あいをなかなか理解できない。

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だけど馬齢と言うのは、馬は馬なりに人を見るようになる。

そういう人の係わりにも、実は意外な発見もある。

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その母校は、今年90周年を迎える。

信じられないような年月だが、中学11回卒業の92歳の先輩は、

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同窓生150人のうち35人が戦死したことを語った。

正に特攻やらロシアでの悲劇の戦死だ。

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戦後生まれの私にとっては昔の事と思っていたことが、目の前に広げられる。

人は今を生きているけど、ちゃんと歴史の上に乗っかっている。

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伝統やら習俗やら、場合によっては弥生の時代から続くものだってある。

静岡市美術館の、七夕の美術展を覗いた。

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中国の節句に日本の伝説が結びついて彦星と牽牛のロマンスになる。

天を見上げて、この世と宇宙の係わりを誰もが思ったろう。

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そういう生命の神秘を男女の浪漫に結び付けているのがすごい。

七夕は、男を慕う織姫の力強さや世の中の試練をも歌いこんでいる。

そういう習俗・伝統だって私達の血液の中に脈々と生きているのだ。

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「人に身ありて 現在に生きる 故郷を想うは 我が身を愛するなり」

わが母校の初代校長尾崎先生の言葉だ。

やっと、私にもそんな心情が分かるようになっている。

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2012年7月10日 (火)

俺の責任

どんな組織であれ、責任の所在が明確でなければならない。

明日から新たな責任を担うことになって、その責任を思っている。

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子供の頃の草野球だって、打順が来て2アウトの打席に立つ、

ランナーは二三塁にいる。

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さてこそ重責を意識するあまり、大きな空振り三回となる。

かつての職場の責任は、自分の職業人生をかけたものだ。

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その中には、家族の扶養責任なんて要素も入っている。

組織を背負って人前で挨拶する時、責任を伴った緊張の中にいる。

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数十年の間、瀬戸際を含めそうした様々な場面に立たされてきた。

時には逃げ出したくなるようなことだって何度もあった。

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だけど逃げ出さなかったのは、何時も「責任」ってやつのお陰だった。

つまり責任と言う意味では、小学生の通学班のリーダーと同じだ。

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今、俺がやるしかないって気持ちだ。

明日からは、これまでの経験とは異なった領域の責任を引き受ける。

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それはもう既に、自分の人生の志向的挑戦の領域にある。

何も私がその責任を引き受けなくったって、やる人は幾らもいるだろう。

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「大変ですね」って挨拶される。

しかし、本人にはその大変さが未だ分かっていない。

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分かってはいないけど、最後のご奉公のつもりで体を張ってやるさね。

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2012年7月 9日 (月)

出会いの妙

あなたは今日、何人の人と出会っただろうか?

そうして、その内の誰と心が通じ合っただろうか。

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私は山で数人と会い、午後の審議会では20名余と議論を交わした。

だけどそれは、単に顔を合わせたと言うに過ぎない。Cimg7222

もとより、人と人が親密な関係を得ることなど稀なのだ。

普通は特殊な利害関係にあるとか、或いは仕事の上で必要から付き合っている。Cimg7223

だから、そうした関係は離職と共に消え失せたりする。

退職後の孤独は、多くの場合そんなシチュエーションからうまれている。

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人と人の出会いは、心しなければ生まれないようにも思う。

人を必要とし求める心があり、それを受け入れる必然が必要だ。

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偶然にも利害得失を越えて親密な関係が得られたとすれば、

それは後生大事にすべきものだと思っている。

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所詮人間は一人だし、他人の心の中に分け入っていくようなことは出来ない。

でも、お互いに気遣う心はある。

気遣ったからって何の足しになる訳でもなかろうが、心の支えにはなる。

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自分の理解者が一人でも存在すると言うことは、真に掛け替えのないことなのだ。

この世の中には、人それぞれ価値観を異にする多くの人々がいる。

その中に私達は生きている。

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心許せる出会いは、人生の宝石なのかもしれない。

梅雨の晴れ間に、半夏生が咲いていた。

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2012年7月 8日 (日)

生涯の一時

還暦を過ぎてからと言うもの、時に砂時計の残りを思うことがある。

その砂は、サラサラと音もなく流れ続けている。

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そして過ぎ去ってきた月日は、小さな山になって堆積している。

その中には喜びや悲しみも、或いは過ちも埋もれている。

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これまでの生涯のすべてが山になっているのだ。

もとより後戻りなどできないし、その山を掘り返すことも無意味だ。

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そうして残りの砂を見れば、決して多いとは言えないかも知れない。

しかし、今日も元気で動き回る私自身はここにいる。

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歳月が刻んだ歳相応の刻印はあろうが、それは生き物の自然の姿だ。

それに人には、その年齢でなければ演じられない役割もある。

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その役割を演じるために私は生かされている。

そう、だから自分に与えられたその役割を精一杯やることだ。

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やるべきことがある限り、もとより休息なんて有り得ない。

季節は猛々しい初夏に入ろうとしている。

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睡蓮が、今年も透き通った美しい花を咲かせている。

睡蓮の寿命が如何程かは知らないが、咲かせる花は見る人の心をとらえる。

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人生のいろどりも、前向きに「もう一花」と思うところから始まる。

その花が、人の為に役立つなら尚の事である。

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時の流れは、その過ごし方によって著しく違ってくる。

人生は有限なのだから、残りの砂を有意義に使うべく覚悟している。

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2012年7月 7日 (土)

ものぐさの今昔

今日は七夕だが、本来は旧暦の筈だから8月24日の行事だ。

この梅雨空に彦星を探せと言うのには無理がある。

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ともあれ子供の頃は、竹を切りだして短冊に墨書するのが習いだった。

里芋の葉の上の朝露を集めて墨を擦る。

その清らかな墨で短冊に願い事を書くのだ。Cimg7214

今時、そんな風習も幼稚園の行事に名残を止めるくらいになってしまった。

だが7月7日は極めて分かり易く、色々な行事が行われる。

今日は青少年の健全育成キャンペーンで駆り出された。Cimg7217

記念の品を配ったりするのだが、果たしてそのことにどれだけ意味があるのか疑問だ。

もっと大人のやるべきことがあると思うのだが・・・・。

話しの角度が変わるが、「私は人と違って、年を取らないんじゃないか。」って思っている。Cimg7215

老眼を除けば肉体的な衰えは更々感じないし、

時間に拘束されることも無くなって、精神的なゆとりだって無限に広がっている。

残された未来には、夕焼けのどころか曙の輝きすら感じているのだ。Cimg7219

定年と言う仕事からの解放は、多くの場合人を無気力にさせてしまう。

何もすることがないのが習慣になって、やがて何をするのも億劫になるのだ。

そしてすべてのことに興味を失い、自分の人生すら否定するようになる。Cimg6638

多くの人が産業廃棄物に化していく所以だ。

そうならないためには、熟年者は熟年者なりの仕事をつくることだ。

思うに私は、そんな仕事を創り過ぎて息つく暇もなく動いている。Cimg7151

と言うよりも、ものぐさだった私がその真逆の反動を楽しんでいる訳だ。

人と会い語らい、そして呼びかけ、体中に汗して走り、時に神妙に考える。

更には、そのことが人の役に幾何か立てている実感は尚更である。Cimg7121

二度と、ものぐさにはなるまい。

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2012年7月 6日 (金)

お茶点描

鎌倉時代、お茶は長寿の妙薬として広まった。

最初は僧坊からだったが、カテキンやテアニン、それに各種ビタミンを含むお茶は、

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只飲むだけでサプリメントであり、日本人の寿命を幾何か伸ばしたのではないか。

やがてお茶は妙薬から貴族の嗜みとなっていく。

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千利休らの茶の湯の世界がそうだ。

江戸中期、永谷宗圓の煎茶の発明で一気に大衆茶の時代になる。

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そして今日、食は贅を尽くす時代になって、

お茶にサプリメント効果を求める必要はなくなった。

それに、高級茶をゆったりと楽しむような時間的余裕がどんどん失われてきた。

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かつて花嫁修業の定番は花とお茶だったけど、

大和撫子同様にそれも既に風前の灯だ。

しこうして高級茶が売れない。

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静岡は全国茶生産のほぼ半分を担う大産地だが、

贈答需要の減少もあって、このところずっと価格低迷に苦しんでいる。

今年の一番茶も、昨年の一割ほど価格が下がっている。

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お茶の生産者は規模拡大や機械化でコスト削減に必死だが、

価格の低下のスピードの方が速いようだ。

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お茶と言えは今では、ペットボルトで売られるあのお茶のイメージになった。

ペットの原料茶など、それ程の手間暇かけて作る必要もない。

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と言う訳で今、お茶生産も大変革期を迎えている。

価格低迷の影響もあって、今年は台刈りした茶園が目立つ。

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茶樹がどんどん伸びて高くなるために、5~6年に一度株を切り下げるのだ。

片や西尾の碾茶産地では、日光を90%以上遮断して抹茶の原料を生産している。

碾茶は被覆にしても摘み取りでも人海戦術に依存せざるを得ない。

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私が訪れた時も、高校生が大挙して摘み取りを手伝っていた。

あの抹茶の清涼感も、こうして手間暇かけて生まれるのだ。

それにしても、お茶を味わうゆとりを失った日本人は、これから何処に向かうのだろうか。

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2012年7月 5日 (木)

偶然と運命

言うまでもなく、私達の出発点は受精の瞬間からだ。

それも、1億個もの精子の中で首尾よく卵子に到達し得たか否かから始まる。

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待ち受ける卵子はともかく、到達し得た精子にとって運命はそこから始まる。

そうして物心ついて気付くと、私がそこに存在しているのだ。

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これは偶然の運命としか言いようもない。

人と人との出会いだって、同じ様なものかも知れない。

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やはり億余の人々の中で、幾つかの偶然が重なって必然となり、

やがてコンクな結びつきへと発展していく。

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その結びつきの理由を考えてみたって、それは運命だとしか説明のしようもない。

職場での出会い、趣味の世界での出会い、地域コミュニティなどと、

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それぞれ濃淡の違いはあるけれど、共にこの時代を生きる仲間だ。

流れに浮かびやがて消えゆく運命の仲間だけど、

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偶然に出会って、そしてお互いに影響しあっている。

そしてその偶然の出会いは、人を思いもかけない所に連れて行く。

私の現在立っている所だって勿論そうだし、これからもそうだろう。

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その刹那刹那で、これまでの経験を踏まえた自分なりの対処をすれば良い。

しかも心からの、気持ちを込めた対応をすればよい。

お互いに偶然の出会いだが、その幾つかが運命の出会いになるのだ。

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小学校の黒板に「少年老い易く学成り難し 一寸の光陰 軽んずべからず」とあった。

子供達には「老い易し」なんてことは想像もできないだろう。

だけど銀河を高速で旅するように、

時の偶然と運命は光と共に飛び去っていくのだ。

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2012年7月 4日 (水)

ブログの断面

何万、何十万と言う人がブログを書いている。

毎日書く人もいれば、週一なんて人もいる。

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書くことに長けていたとしても、それでも結構負担なんじゃないかな?

そんな幾分の負担にもメゲずに書き続けるのは何故か?

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それは、「俺は私は、ここに生きてる」って証だからだと思う。

私も既に2.300日間、毎日書き続けてきた。

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昔は、日記を書いていた。

日記を捨ててブログを書くようになったのだが、

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ブログは「晴れのち曇り、今日は何も無し」なんて訳にゃいかない。

それに、書きたくたって書けないことだってある。

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書くために、意識して行動に駆り立てるってこともある。

それからよく言われるけど、支出はあっても一銭の収入になる訳でもない。

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逆に、あのFのようなブログストーカーに付きまとわれることだってある。

Fは、多分ネットカフェを泊まり歩いているのだろう。

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それで夜半、およそ馬鹿馬鹿しい書き込みをする。

一年くらい前は、変だとは思いつつもそんな変人だとは思わなかった。

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丑三つ時、一人寂しくネットサーフで憂さを晴らす人の人生。

Fは、私のブログを「無明灯夜」だと書いていた。

「ベトナムの山奥から」と書いていたのもFだ。

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ともあれ、私のブログの周りだけでも、様々な人生模様が透けて見える。

「何かを伝えたい」

それはお喋りと同じで、人間の本源的な欲求なんだろう。

私にとっても、このブログは人生行路のオールの一つだと思っている。

まだまだ、漕ぎ続けまっせ!!

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2012年7月 3日 (火)

1700余の瞳

今日は、870人余の子供達の拍手に迎えられた。

毎日街頭に立って子供達を見守っていることに感謝する会に招かれたのだ。

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もちろん学校側の企てだが、子供たちの笑顔と拍手には感激だ。

それに6年生の女の子が、私じゃ真似できない様な立派な挨拶をして、

・・・・こりゃ馴れじゃない、能力だねって改めて思った。

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校長が「このオジサン達知ってる子?」と言うと、ほぼ全員の手が挙がった。

「僕はあのおじちゃん知ってる!」などと声も聞こえてくる。Cimg7200

まだまだ幼い子供達だけど、この子供達の心に何かを残している。

そうして、私は何かじゃなくってもっと確かな心を伝えようと思っている。

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だから私の「お早う。行ってらっしゃい。今日は元気がいいぞっ。それ何だ?」は、

子供達の心に躍動を伝える思いで発している。

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毎朝の子供達も、私に何かを伝えたがっている。

そして今、800人余の中から私に向けられている100余の眼差しを感じる。

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色々な子がいるけれど、一年一年どんどん成長していく。

みんな良い子ばっかりだ。

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「今日は、何番? 。今、何時? 有難う。行ってきます。これ、蛇の子だよ!・・・・」

その一人一人の個性が、私にも分かるようになっている。

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何時も集団登校に遅れていた子が、

副班長になったのを機にピリッと先頭に立つようになった。

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大人だって子供だって、「責任」ってやつが人を変えていく。

子供達を見ていたって、人間は一人じゃない。

人の中でこそ、成長できるんだってね。

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会は、最後に全員で校歌を歌ってお開きとなった。

明日の子供達のリアクションはともかく、これからも子供と私の元気を創ろう。

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2012年7月 2日 (月)

山野草

もう10年来、私のペンネームは山草人である。

山に生えているぺんぺん草の様に目立たず、でも性強く生きようとの思いだ。

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山野草にも色々な個性がある。

この時期、山には捻れ花が咲いている。

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山道のあちこちに、10cm程の花序を伸ばしている。

気に留めなければ、ただ踏みつけて通り過ぎる花だ。

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この山野草は、小さな花を螺旋状に咲かせる。

そしてこの花を見る度に、何故螺旋なのかと何時も考えてしまう。

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たかだか10cmにも達しないのだが、ソラマメみたいに天にまで伸びたいのか。

目立たない小さな花なのにそれでも目立つために、

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奇をテラって螺旋階段の様な姿を見せるのか。

その地味な山野草を健気だと思っている。

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それで何時も「お前、立派だよ」と声をかけてやる。

「俺だって、何の取り得も無いシガナイぺんぺん草よ!

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お前と、おんなじさ!!

でもさ、小さな花だって精一杯咲かせてりゃ、誰かが気付いてくれる。

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俺がお前を気に掛けているようにね。」そんな気分だ。

人は結局は一人で生きなきゃならないんだけど、

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誰かが受粉してくんなきゃ子孫も残せないしね。

人の中で生きて、そして人の中で一人で死んでいくのさ。

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強がり言ったって泣きべそかいたって、最後は人は一人さね。

でもね、今現在だって沢山の人との係わりの中で生きている。

そのことに感激しなきゃ、そのことに感謝しなきゃ、

そしてそのことの永久なれと努力しなくっちゃね。

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2012年7月 1日 (日)

宴のラン

ランニングをとことん楽しむ一日と言うべきか!

梅雨空のもと、今日は石巻登山マラソンを走ってきた。

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石巻山は戦国期には山城があったところで、麓から急勾配が続いている。

その坂道を行ったり来たりの15kmを走るのである。

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その大会に、今回は50人もの数寄者が集まった。

小ぶりの雨が降り続いて、走るコンディションとすれば願ってもない条件だ。

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9:30のスタートと共にダッシュする人やらマイペースやら、

それぞれにランを楽しむのだが、私は11:04には山頂の石山荘にゴールしてしまった。

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少し早すぎた感もあるが、ゆっくり風呂に入って早々にビールを戴いて後続を待つ。

そして全員がゴールするのを待って大宴会が始まるのだ。

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毎度宴会コンダクターのNさんの司会で、全員のスピーチ・・・・

その後、安来節の泥鰌すくいを踊ったのは今年80歳になるOさん。

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Oさんは、走ることはともかくこの安来節を踊るために参加している。

確かに年季が入っていて、表情一つにもそれらしさがある。

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もちろんその若さにも拍手喝さいを浴びていた。

次に登場したのは、浪曲子守歌のNさん。

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もう70歳になるNさんだが、今日は何と第三位でゴールしている。

ズボンのポケットから哺乳瓶を取り出して赤ちゃんに飲ませるシーンではドッと笑いが起こる。

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そして愉快な女性五人組のラブリーズに至っては、

もう出ずっぱりで、舞台の板が壊れるかと心配なほどのパフォーマンスである。

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走って飲んで思いっきり騒ぐ。

そうやって、みんな明日への英気を養うのだ。

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外は、深々と雨が降り続いている。

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人それぞれ色んな背景が有る筈だけど、

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今日一日すべてを忘れて走り、そして笑って語らいまた散っていく。

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まるで人生の縮図のようなランの宴の一日だった。

つまり、今日も一日たっぷりと楽しませていただいたのである。

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