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2012年8月29日 (水)

巨大地震に立ち向かう

東日本大震災を起こしたプレートの隣が、南海トラフだ。

過去の歴史に学ぶならば、近いうちにこの3連動地震が起こる。

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そして今日、その被害想定が発表された。

第四次被害想定につながる非常に重要な指標だ。

死者は東日本の震災を大幅に上回る32万人。

そのう、ち静岡県では10万9千人に上るとされている。

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35人に一人が死ななければならないのだ。

昨年の3.11以降、声高に津波対策などが叫ばれてきた。

私の地区でも官民合わせて幾つかの避難タワーが建設され、

避難ビルの指定も相当数に上っている。

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安心を幾分か担保するための措置だが、問題は一人一人の意識だ。

防潮堤のかさ上げとか避難場所の確保は叫んできた。

しかし、一人一人は、例えばあなたはこの一年何をやってきましたか?Cimg7580

飲料水や食料の備蓄、避難路の確認、子供の避難への対応、

家具の転倒防止、防災会活動への参加、防災機器の調達、

要援護者への対応、てんでっこを担保する家族の話し合い、etc・・・・Cimg7582

実は多くの人が、諦めと言うか・・・しょうがないよな・・って、思っていない?

これ程多くの情報があっても、残念ながら何もしていない人が大部分なんだ。

被災するのは個人なんだけど、とりあえず自分の事じゃないって思っている。Cimg7644

不思議だが、人間には不幸は他人の上に起こるって思う癖がある。

だけど、地震は間違いなくあなたと家族の体を襲うんだよね。

発表は、もしもと言っているけど私は「ほぼ確実に・・」だと思っている。Cimg7654

しかも多分、この地震は私の生きているうちに起こるだろう。

私達は今、3.11を「家庭防災の日」にすることを提唱している。

一年に一度、家族で身の回りを点検して安全のための行動をする日だ。Cimg7819

防災は、他人任せじゃなくって一人一人の問題なんだよ。

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地方自治」カテゴリの記事

コメント

 この想定も少なく見積もってると感じますね。
 去年から私は、言ってるけど・・・。
言ってなかつたとすれば例えば、かつての磐田市ですが、津波で壊滅と記録がある。
 静岡県遠州灘一帯は、計り知れない被害となる。
 三河湾それとも同じだ。
今陸地の場所も海の中へと沈むのが、かつての歴史です。
 兄貴の住む磐田市に言えば、かなりの確率で人々は、消えます。
 でもかつて生き残つた人は、先祖の言い伝えを守った人でしょう。
 水の備蓄やガスの備蓄、一週間は、援助なしで生きられる様に出来てます。
家具もチェーンで固定してある。
 そんなのも意味ないかもしれませんけど。
 生き延びて次の世代に繋げる仕度は、必要な事と皆に話してますが、過去の文献を馬鹿にされます。
 今70歳位の方でも聞く耳すら持たない。
 最後は、心配しても死ぬだけとおっしゃるし、そんな地震は、来ないと言う。
つまりは、兄貴の言われる様に自分身には、起きないだろうという逃げです。
 団塊の世代には、東南海の経験なんて記憶に薄いし、連動は、東南海の比ではないと心配すらしない。
 それより問題は、世界的な日本の基幹産業が集う静岡県、愛知県です。
 経済活動に被害をもたらしたら大変です。
噂ですが、トヨタ田原は、生産工場から倉庫にしたい感じと聞きます。
 ともあれ移動しないにしても地震にあったら工場再建はしないそうですよ。
 私の知る頭のいい会社社長ですが、業務拡張の際に豊橋市も山手に工場を移しました。
 30年前に自宅に核シェルターを作る社長でしたからね。
 兄貴にもお金有ったら移住を勧めますね。
 地震津波は避けても核からは逃げらりないですからね。
 福島第一より危険な地層ですよ。
かつての東芝設計者が、建設に適さず無理だと調査した場所です。その調査書を書き換え立てた原発ですからね。

投稿: ひろ | 2012年8月29日 (水) 22時19分

 昨今の「巨大地震報道」を読んでいると、地震専門家とマスコミが煽っているようにさえ感じて、不安になります。冷静な対応が必要と考えています。

 「でもかつて生き残つた人は、先祖の言い伝えを守った人でしょう。」というひろさんのご発言に賛成します。「緊急時に生き残れる確率は、事前に対策を講じておいた者が高い。」のは当然です。だからといって押し付けは無理でしょう。
 「緊急時に生き残るか緊急時を忘れて今を楽しむか」を選択可能にするのも「てんでっこ」ではないでしょうか。「てんでっこ」の精神は自分の感性を大切にする。逆にいえば「他者はどうでも良い」のです。そういう割り切りも必要と思います。「日本では何事も標準化を図って強制する」傾向にあります。長所でもあるけれど短所にもなります。「余計なお世話」にもなるのです。

 そのように考えた時、緊急時対策を重要視して叫ぶ山草人さんに「兄貴にもお金有ったら移住を勧めますね。」は痛烈です。本気度が問われているのでしょう。私でさえもその回答に興味があります。
 山草人さんは「この地震は私の生きているうちに起こるだろう。」と断言しています。それで思い出すことがあります。40年前、首都圏にガスパイプラインを建設しました。私はその設計に携わったのです。地震も担当しました。「60年周期説」というのがあって、それが10年後に迫っていたのです。しかし幸いにも、関東付近に大地震はありませんでした。(とはいえ、明日あるかもしれませんが…。)地震の発生確率とは、この程度のモノと理解すべきとご紹介します。
 だから、ひろさんが紹介する会社経営者のように、経営の状況に合わせて、臨機応変に対応策を講じることが有効になると思うのです。

 ところで、今回の「巨大地震報道」を読んでいて、奇異に感じていることがあります。「遠海での地震直後の津波観測によって、津波の大きさと到達時間を精度良く推定する方法が」開発されていたのです。
 これは津波の人的被害軽減に直結する、最優先に取扱われるべき技術成果です。
 しかし、不思議と大きく論じられていません。
 ご存じない人のために、その情報をここにご紹介します。
 朝日新聞「プロメテウスの罠(遅れた警報⑩)マニュアルに従った」(2012-05-20)の一部を転記します。
 「大津波が岩手県釜石に到着する約20分前に津波を観測した釜石沖の水圧計は、2003年の十勝沖地震や10年のチリ地震でも津波を捉えていた。 この水圧計は東大の地震研究所が設置したものだ。同研究所の地震火山情報センター長、佐竹健治は『水圧計の有用性は国内外の学者が10年以上前から指摘しており、早く警報に使ってもらいたかった。今回は76キロ沖の水圧計が5mの津波を観測した4分後に29キロ陸側でも5mを観測したのだから、沿岸に大津波が向っていることは明らか』と話す。気象庁が使う計算式では、沖の5mは沿岸で30mになる。」
 そして、当時の担当課長を尋ねたところ、「マニュアルに書いていないから警報できなかった。止むを得ない」との返事があり、これに対し、環境防災総合政策研究機構の岡田弘は厳しい。 マニュアル通りなら民間に任せればすむ。マニュアルに頼らず判断できる専門家が気象庁にいないことこそ問題なのです。」

 このように明らかな技術を使えば大津波の大きさと到達時間を計測し、警報を発することは容易です。そして、人命の損失を直接に軽減できるハズです。どうして前進させずに隠すのでしょうか?
 私は、その理由の一つに「日本人が他人の行動を総括するのが好き」という国民性にあるように思えてなりません。つまり、「総括と称して他人を断罪することに価値を見出し夢中になる」性癖です。だから、南海沖巨大地震においても「水圧計を利用すれば人命の損失を軽減できる」と発表すれば、東日本大震災の責任を問題にされて大混乱になるので、恐ろしくて発表できないというのが本音ではないでしょうか。
 それで提案です。国が福島、宮城、岩手を考えてできないなら、愛知県と静岡県だけでも共同で独自に「遠海での地震直後の津波観測によって、津波の大きさと到達時間を精度良く推定する方法の調査をして、対策を練っておくこと」が地域住民にとって最重要課題と思うのです。国も学会もかねてから愛知・静岡沖に注目して、色々な観測施設を設置してきました。既に津波に対しても、十分な観測網ができているハズです。最小限の資金で達成できると予想します。国に集中するこれら情報を地方行政にバイパスする仕組を作り、「マニュアルに頼らず判断できる専門家を国に頼らず独自に育成・雇用」すれば済むことです。

投稿: 米山 | 2012年8月31日 (金) 10時06分

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