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2012年9月29日 (土)

里山の一時

休日の午前中は、小笠山で過ごす。

そんなライフスタイルになって、もう20年余になる。

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現役の頃、小笠山総合開発プランに関係して、この山を随分調べていた。

そんな折、山を走っていたKさんに声を掛けられたのがきっかけだ。

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小笠山丘陵は、掛川駅の南の標高264m、約6,000haの礫の山だ。

数万年前、大井川がつくった三角州が隆起してこの丘陵になった。

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乾燥する礫の山だから、尾根はそれに耐えられる姥目樫の純林になっている。

その樫の木のトンネルを走るのである。

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純林だけれど下草は四季折々の変化を見せる。

春には日陰ツツジや餅ツツジ、ササユリ、山桜などが咲き、

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珍しいキノコや山栗、タラの芽やわらびも楽しめる。

それに何よりも、尾根に続くそま道を走る訳で、自然のままの優しさがある。

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さらには緑のトンネルが日陰となって夏は涼しく、冬は北風を遮ってくれる。

そんな訳で、もうこの山のヌシの様な顔をしている。

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朝8時頃から、三々五々走る仲間が山に入っていく。

それぞれ体力に合ったペースで、15kmの上り下りの多い山道を走るのだ。

大抵は2時間余で出発地点に帰るんだが、そこで井戸端会議が始まる。

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取り留めのない会話が続いて、それがまた大いにストレスの発散になる。

走っている時の心中は「無」になっている。

それで、その無の中に苦境を抜け出すアイディアが生まれる。

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つまり私は、山を走ることで随分と助けられてきた。

仲間たちもそれなりに歳をとったけど、今も気の若い奴ばっかりだ。

「今度何処に遠征するか・・」などと、新たな挑戦に話の花が咲く。

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良きライバルであり、気の置けない仲間たちだ。

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コメント

小笠山は、何度走ってもキツイコースと思う。
何度、足が上がらなくなって転んだことか。
でも不思議とまた走りたくなるから不思議である。
猪がいたり、太い蛇がいたり、山鳥、山野草等魅力いっぱいである。
また、気の合う仲間がいることも魅力かな。
JRの駅からこんな近くに自然を満喫できるのは、小笠山しかないのではないか。
私は、毎日そんな小笠山の麓に住めて幸せに思う。

投稿: 高御所の住人 | 2012年9月30日 (日) 17時35分

今週は帰れなかったけど、小笠山にはいつものように、いつものメンバーが集っているのですね。楽しそうですね。遠くにいても山のことが気になるところです。
対抗?して今週こちらの仲間と奥武蔵グリーンライン34kほどを走ってきました。山に生える樹木の違いはありますが、これからの時期トレイルランは最高ですね。
来週帰ります、10/7はフリーになりましたので浜名湖100kのサポートできそうです。

投稿: みのむし | 2012年9月30日 (日) 21時34分

Y田さんみのむしさんのおっしゃる通りです。

私なぞ、それでもう二十数年通い詰めているんですからね。散骨を考えたくもなりますな。

それからミノムシさん、是非100kサボートをお願いします。猫の手も借りたい状況です。
                 山草人

投稿: 山草人 | 2012年10月 1日 (月) 09時09分

100kサポート了解しました。何なりと言ってください。

投稿: みのむし | 2012年10月 1日 (月) 22時28分

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