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2012年9月24日 (月)

三つの「間」

12年前、「心豊かな新しい時代のために」と題して自製本を書いた。

私の最初の本で、21世紀を目前にしてこんな時代にしたいとの思いを書いた。

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それでその書き出しが、「本当の豊かさを求めて」と題した一文だ。

内容は、来るべき成熟社会に於ける豊かさとは何かと言うことだった。

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私は、それは「空間・時間・仲間」の三つの豊かな「間」を生み出すことだと書いた。

豊かな空間とは、

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町並みや住まいは無論のこと、安らぎを生み出す景観やステージを創ること。

豊かな時間とは、どうやって私達の時間を充実させるかってこと。

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そして、家族や友人に止まらず多彩なコミュニティを形成することだと書いた。

さらに政治・行政には、

豊かな「間」を育てる間尺に合う施策こそ大切だと付け加えておいた。

しかして12年経過した今日、その「間」の豊かさは進展したのだろうか?Cimg8275

残念ながら、哲学も理念もない政治が続くし、

利己・金権主義はグローバリズムと共に一層顕著になったようだ。

このブログにさえ、依然として嫌味なエゴを書き込む(随時削除)輩もいる。Cimg8267

自分本位に時間や空間を歪める心の貧しさは、如何ともしようがない。

これは私達社会に止まらなくって、国際社会に於いてもしかりだ。

それにしても、尖閣を巡る我が国の間の悪さは極まっている。Cimg8266_2

暴力に訴える中国の「愛国」の行き過ぎは言わずもがなだが、

日本外交の鈍感さも甚だしい。

その一、ウラジオストックで胡錦濤主席から猶予の要請のあった2日後に、

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尖閣の国有化を閣議決定したこと。

その二、国有化決定が柳条湖反日記念日(9/18)の直前だったこと。

その三、10月の大会で党幹部の入れ替わる稀有な節目の直前だったこと。

その四、日中国交四十周年記念の準備の最中だったこと。

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いずれにしても、間が悪すぎた。

言葉を変えると国際感覚のない「間」抜けだったと言われても仕方ないだろう。

この間の悪さの惹起した波紋は、相当根深く続くことになるだろう。

間抜けとは、間合いを考えずに自分中心に行動することだ。

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ともあれ、仲間を大切にし、心広がるステージで、

心豊かな時間を共有したいものだと思う。

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