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2012年10月 2日 (火)

Rat race

今日は、年に一度の奈良の正倉院の扉を開ける日である。

奈良時代以来、正倉院の扉を開けるには勅諚が必要とされてきた。

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正倉院には、蘭奢待と言う最高級の香木がある。

この香木を求めて、歴史上三人の男が正倉院を開け、この香木を削っている。

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一人は足利将軍足利義正、二人目が織田信長、三人目が明治天皇だ。

信長は京都を制圧すると、その10日後に奈良の東大寺に向かっている。

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「正倉院の扉を開けろ」と言う訳だ。

世界で第一級の香木を焚かなければ、真の王者になれないと考えたのだろうか。

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そして蘭奢待の香りの中で、彼は天下人としての実感を噛締めたに違いない。

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戦国のrat raceを勝ち抜いた勝者ならではの美香だったろう。

日本の経済社会も、合理的な優位があってこその優位だった。

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しかしながら、あの民主党の「2番じゃだめなの?」と言う思想に象徴されるように、

学校の徒競走すら順位を否定するような世相になった。

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当然ながら、日本経済はこの20年下降線をたどっている。

先日、幼稚園の孫娘が意気揚々と帰宅した。

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理由を聞くと、リレーでトップでゴールしたのだと言う。

その得意の絶頂を大いに褒めてやったものである。

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私だって毎月の様にレースに出ているけど、

順位や記録は、自分自身の大切な目標になっている。

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悪戯に競争社会を煽る必要は無いが、競争が無ければ進歩もない。

そのコントロールこそが政治の要諦であって、

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今日のような理念のない政治ではそれは困難だ。

内閣改造なんかよりも、一日も早い「政権交代」こそが必要なのだ。

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コメント

昔から単一民族の私達に取っての競争は、国力を上げる為に繋がって来たのではないのかと改めて思える。
平和な時代スポーツの競争は、微笑ましいです。お孫さんが、一番とは、嬉しい限りですよね。
 日本の競争主義は、 アメリカやヨーロッパの自由競争とは、少し違いが有る様に思う。
 あの方の『二番じゃ駄目ですか?』ですか?
全てに駄目ですよね~。

 実際アメリカの軍事技術も航空機産業も大切なハード面は、日本の技術だ。
 エネルギーの無い国、日本が生きて行くためには、一番で無くては成らないのは、技術『匠』だと思う。
 今また軍国主義に戻っては成らないが、アジアで強国化する国に対等に防衛力や対当な政治力が必要とされている思いがします。
 正しい近代日本史教育も・・・。
 しばし民主党に期待をしてしまったが、彼らは政治家では無さそう。
 長い野党時代が有るだけに、マスコミの使い方も上手かったですね。
 かつて漢字の読み間違いの多くを批判されし、自民党総理が居られたが、英語力はたけていた。 
 マスコミを鵜呑みにせず、真実を見抜く力が必要です。
 40年前に、とても親日に見えた鄧小平氏は、日本の戦後の発展を見て驚いたとする鄧小平氏。
 中国に帰り嫉妬したでしょうね。
 改めて抗日教育をし始めたし、民主化路線の政治家の失脚させたり、第二次天安門事件の際には、学生達を軍を使って弾圧した。

 戦後復興を成し遂げて平和ボケして行く日本と経済での戦いの準備をし始めた、鄧小平氏の指導の中国。
 そのつけは、今現れていると思えるのですが、兄貴の思いは如何でしょう?

 ・・・ちょっと飛び過ぎたかな~(笑)

投稿: ひろ | 2012年10月 2日 (火) 21時38分

中国との関係は難しいですね。図体(経済)は大きくなったけど、内実は未成熟な子供のようなところがありますね。

 体制の矛盾も抱えたままだしね。

 ともあれ、近世の歴史を正しく教える教育をやらないと、この国の将来は危ういですね。
 どこの国だって、愛国を教える。自分の国を尊重することを教えるのは当然じゃないですか。
 いい加減に、終戦直後の左翼のトラウマから抜け出して、普通の国にならないとね。
                山草人

投稿: 山草人 | 2012年10月 3日 (水) 19時31分

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