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2012年10月10日 (水)

海と親しむ

民主党のY農林水産政務官の発言には驚いた。

「尖閣は、中国政府が所有しても良い」とのこと、日本の領土ならばの前提でだが。

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形だけ領土にしおけば、所有は中国で結構との見解だ。

まったく見事な解決法で、これが民主党の政治主導の実体なんだろう。

彼の発言の背景には、海洋国家でありながら海と親しんでいない事実が透けて見える。

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尖閣だって、戦後これを活用した形跡がない。

ならば、利用は中国に任せりゃ良かろうと言うことだろうか? 

漁業者や海運業者を除けば、日本人は海の存在を忘れて生活している。

昨年の大津波で認識はされたが、逆に海は忌避される傾向にある。

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海に囲まれていながら、日本人は海と身近な暮らしをしていない。

オランダの様に、海を埋めて国土を三割方ふやした国もある。

それに彼らは北海に乗り出して、その漁獲で国の基礎を作りあげた。

ヨットで遊ぶことを始めたのも欧州人だ。

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オーストラリアの波静かな海岸部は、おしなべてシーフロントの別荘地になっている。

どうも日本人は、海との付き合い方が下手なようだ。

私は、遠州灘の海岸から4kmほどの所に住んでいるが、

海に行くのは、一年に一度の海岸清掃の折だけだった。

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実は近くを流れる太田川の河口部に漁港があって、

シラスや河豚は我が郷土の特産なのである。

だけどこれまで漁港は、閉鎖的な漁業者の拠点でしかなかった。

今、その漁港を「食の拠点」にしようとの試行錯誤が始まっている。

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港にはヒラメやアジなどの多種多様な魚も揚がっている。

これを「食」として扱える拠点を創ろうと言うのだ。

何人かの漁業者が出資して海鮮食堂をつくろうとしている。

それで一昨日、「市場化テスト」なる試みに招かれたのだ。

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雑魚に漁師料理の価値を付加して美味を作り出すのだと言う。

私もさっそく、海鮮どんを戴いた。

ヒラメやアジをふんだんに使った美味であった。

食後に漁師のかみさんが、生シラスの揚げ物を自慢げに持ってきた。

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それで私は「これに青シソの千切りを入れたら」と提案した。

途端にそのかみさん、「何言ってのよ」とばかりに膨れてしまった。

そりゃさ、素材の旨さを自慢したいのは分かるけど、料理でしょ。

如何に味わってもらうかの工夫は、商売の常道だがもし!!。

はてさて、この試み軌道に乗ってくれれば良いのだが。

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