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2012年12月22日 (土)

小笠山と私

午後、雨の上がるのを待って小笠山に向かった。

山は、その時々の表情で私を迎えてくれる。Cimg9481

思えばこの小笠山との出会いは、もう20年以上も前になる。

最初の出会いは、小笠山総合計画立案の担当になったことに始まる。

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机上のプランでは駄目と考えて、休日の度に山に入ってあちこち歩き回った。

そんなある日、山を走っていると言うkさんに出会った。

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一緒に走らないかと誘われて、やがて私も山の住人の一人になったのだ。

たかだか標高264m、広がりは6,000ha弱の丘陵である。

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だがここには、ケスタ地形が作り出した独特の自然がある。

六枚屏風や小笠池、ケスタの絶壁、ウバメガシの緑道なども珍しい。

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その小笠山の尾根道を暇があれば走り続けてきこのた二十数年。

走りながら考え、走りながら出会い、走りながら苦しみもしてきた。

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困り果てた末の打開の糸口だって、走りながら見出してきた。

その私を、ウバメガシの林が何時も黙って見つめていた。

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その小笠山を別の目で見続けてきた人がいた。

掛川市の中山幸男さんである。

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今「小笠山の自然」と題して、生涯学習センターで写真展を開催している。

彼の切り取った小笠山の表情は、どれも生き生きとしている。

木々であれ花であれ、尾根道のウラジロだって表情を持っている。

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そしてまた、漆の一枚の葉の変化にまで気を配っている。

そしてその50枚の写真の中には、私のこの20年が入り込んでいるような気がした。

人生は出会いである。

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遡れば、私の数多くの出会いは、この小笠山から始まっている。

そう私にとって、小笠山は何時の間にか心の基盤になっている。

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