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2013年1月14日 (月)

沖縄の風

100kレースに挑むようになって、も15年程にもなる。

毎回、渾身の力を注ぎ込んで走っている。

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こんなに苦しいことに、何故挑み続けるのか。

雨の日も熱暑の中も、一日中走るのだ。

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スタートの合図があれば、前のめりで走り出していく。

50k位までは、それほどのダメージは無い。

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しかし、それを超えると後はもう自分と精神力の戦いになる。

足は棒のようになり、体の節々も痛み始める。

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違うもう一人の自分が現れて、囁きをはじめる。

「もう十分だろ、ここで止めよう! 歩いたって良いんだぞ。」

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すると別の一人が「何を弱気な! これしきが何だ。あと30kじゃないか」と言う。

「お前は、負け犬で帰るんか」とも叫ぶ。

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もう頭の中は、この繰り返しなんだ。

80kを過ぎると。さすがにその囁きも希薄になる。

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そしてひたすら走るマシンに徹するのだ。

とにかく一歩一歩足を前に出す。それだけさ。

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人の一生だって、似たようなもんだろう。

安きに流れりゃ、それが自分の範囲になる。

Dscf5647

行動範囲も人生の幅だって限られてくる。

走りながら、何時もそんなことを思っている。

沖縄の風は図太くて重厚だ。

Dscf5648_2

それにしても、羽田の雪で飛行機が飛ばない。

今日、果たして帰れるのかどうか?

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