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2013年3月28日 (木)

存在との出会い

自分がこの瞬間ここに居るってことを確認させてくれる。

時は17世紀、オランダがかつてない繁栄を謳歌した頃の画家、

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ヨハネス・フェルメールだ。

再創造版だけど、全37枚が静岡のギャラリーに展示されている。

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フェルメールの作品は、昨年夏アムステルダムでとくと観ているから、

改めての再開と言うことになる。

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それから「真珠の首飾りの女」は、丁度上野に出張していて見ることが出来なかった。

だが今回の再創造版でさえ、何事かを伝えようとする存在感を感じさせる。

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「乳搾りの女」「手紙を読む女」「小路」にしても、人生の一瞬を凝縮させている。

400年前に描かれたその一瞬は、今日の一瞬にそのままタイムスリップできるのだ。

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そもそも、人々の日常茶飯は不偏的なものだ。

語らい遊び働き、そして日々の生活を営む。

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その何でもない一瞬を、画布の上に光と共に浮かび上がらせている。

その一枚一枚を眺めながら、その画中の人物の心が透けて見えるのは何故か。

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フェルメールの絵には、技巧を越えた確かな人間の存在がある。

生涯恵まれることの無かったフェルメールだが、

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彼は永遠の存在を残し得たのだ。

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