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2013年3月29日 (金)

桜花爛漫

あちこちの桜が白く輝くように咲き誇り、花びらを舞わせている。

どうした訳か4月の入学式を待たずに、今年は満開になってしまったようだ。Cimg0195

あれ程春を待ち焦がれていたのに、一抹の寂しさを覚えるのは、

明日にも散ってしまう桜花の必然を思うからだろうか。Cimg0196

振り返って昨年の桜は、どんなだったろうか?

震災から一年と言うこともあってか、既にさしたる記憶すら残っていない。

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そして、一年の経過すらが束の間の出来事になっている。

ところで、人は顔にその年輪を刻み、やがてそれは人物の表玄関になると言われる。

Cimg0199

しかして年々歳々、私は如何ほどの顔を作ってきただろうか。

とてものこと、桜に顔向けなどできそうに無い。

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ともあれ不思議なもので、顔にはその人の足跡が残る。

子供の顔は一様に愛くるしく、高校生の頃まではきらきらと輝いている。

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殊に少女の場合は、如何様な美女になるかと思うほどの子もいる。

それが世間の風にもまれるうち、美女でさえも般若顔になり、

酒飲みは酒飲みの、温和な人は温和な、ずるい人はずるそうな顔になる。

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ともかくも、今花は盛りである。

公園の花の下で寛ぐ若者達にとって、今が自らの花や花なのだ。

散りゆく花びらに寂寥感など覚えるはずもあるまい。

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翻って熟年者は、これから年々皺が増えるばかりである。

満開の桜を見上げ、その皺にこそ責任を持たねばなるまいと思った。

既に、我が家の河津桜は新緑を迎えている。

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コメント

 兄貴、兄貴は男前だと思いますよ。
自信に満ちた顔は素敵だと思います。
 謙虚でちっぴり控えめな時の顔も素敵です。
 好きな歴史を語る時の顔も知って居ますよ。
 僕の方が先に、兄貴を観察して居ましたからね。
 立派な顔をお持ちだと思っていましたが、益々最近ファンですよ。
 真似たい所が随所にある宝の様です。

 去年の桜ですか?
去年は、四月に成って本格的に楽しめましたね。
 今年は、関東が速く咲いていますね。
 我が家のソメイヨシノは、今日に成って2分咲きですね。
 温かい我が家は、遅いのかも知れませんね。
 四季の実りや桜の潔さを人生になぞらえる日本人のidntityなのでしょうね。
 兄貴の心は、四季や花にも学ぶ日本人の謙虚さですね。
 吉田松陰先生の残した『留魂録』にも似た今日のお題です。
 ありがとうございました。

投稿: ひろ | 2013年3月29日 (金) 20時38分

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