Differrent Walks of Life
どんな環境の下に生まれ、どんな女性と巡り合い、どんな仕事をしたか。
それで人生のあらかたは決まってしまう。
それも惚れて一緒になった女は大抵駄目だね。
それから、長年の仕事が人を一定の型に作りあげてしまう。
だから仕事によって、伸びる人もいれば閉塞する人もいる。
だが、どんなに恵まれた環境下で育ったとしても、それが裏目に出ることだってある。
子供の家庭内暴力で塗炭の苦しみを味わう人、
逆に身体障害の子供が生まれても、むしろ温かな家庭を育む人もいる。
財産に恵まれたとしても、心さみしく孤独な人生を強いられることだってある。
上を見れば限がないし、下を見たって際限もない。
とどのつまりは、人生色々なのである。
「人生いろいろ」と発言して物議をかもした首相がいたけど、正に現実なんだよね。
夫婦共に優秀で可愛がってきた子供に半殺しの目に合うことだってある。
学校の成績は駄目だったけど、心優しい子供に巡り合う人もいる。
何が幸せかって、それはどんな環境でもめげないで生きることさ。
毎日のように、色々な会合で様々な方と顔を合わせている。
誰だって、人に言えない悩みもあるし苦労もある。
それでも、それぞれ役割を背負って健気に生きている。
人生は、辛いことの方が多いのだ。
だけれども、それを乗り越えた喜びの方がさらに深いのさ。
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