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2013年6月 9日 (日)

堤防を守れ!

私の家は、太田川の造った沖積平野の自然堤防上に建っている。

その太田川堤防の喫水まで水が増えることがあって、

Dscf7530

子供の頃から何度となく水防団と共に水嵩を見守ったことがある。

最も危険を感じたのは、七夕豪雨の時だったか。

Dscf7531

あの時は、堤防が決壊しなかったが、それでも相当の水が押し寄せた。

何しろ私の地区は、海抜2mでしかないのだ。Dscf7533

それから後、上流にダムが出来たりして、最近では増水の頻度はかなり減っている。

とは言え、災害は忘れたころにやって来るらしいから油断はできない。Dscf7538

と云う訳で、本格的な梅雨・台風の季節を前にして、

今日は関係の水防団などによる水防演習が行われた。Dscf7539

堤防を守るにもシート張り工・せき板工・月の輪工などと様々なやり方があって、

土嚢づくりから築堤までその技術を復習する。

その技術は、資材こそ新しくなったが、古くから伝承されてきたものなのだ。Dscf7540

ともあれ多くの関係者の見守る中で、防災ヘリも飛来し、きびきびと演習が進んだ。

いざと言う時、堤防を守るには恐らく人海戦術しかない。Dscf7542

風雨の中で弱くなった堤防を補強する作業は、命がけのことだ。

無いに越したことはないが、一昨年の和歌山のゲリラ豪雨などを考えると、

やはり真剣な訓練が必要になる。Dscf7543

それに多くの人々は、水防などは自治体の仕事だと考えている。

だけど実際には、消防団や日赤奉仕団などを含め多くの人達に支えられている。Dscf7545

大自然(水の威力)の前には人間の力は細やかでしかないが、それが大切なのだ。

関係者に深く感謝しつつ会場を後にした。

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コメント

自然と人間の関係。
考えさせられる話ですね。

投稿: 会話のきっかけ★吉野 | 2013年6月11日 (火) 21時40分

 吉野さん、コメント有難うございます。

私は、ブドウを始め色々な作物を育てていますが、やはり何時も自然との駆け引きみたいなものを感じています。

 自然と言ったって、人間も自然の一部だし、最後の最後は逆らえないでしょうね。津波の様に対処のしようのない災害もありますからね。

 それでも私達は、その自然との間に結構良好な関係を作ってきた。それが私達の歴史ですよね。
 環境美化や防災、一人一人の力が必要です。是非、地域で力を貸してやってください。
               山草人

投稿: 山草人 | 2013年6月11日 (火) 22時24分

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