なりたい自分
毎朝、大人顔負けの挨拶をする小学一年生がいる。
どういう育て方をすれば、こんな素直で丁寧な挨拶が出来るのかと感嘆する程だ。
今日は、地元小学校の学校協議会である。
一年から六年まで順繰りに28程の教室を見て回った。
そこには、またまだ幼稚園の気分の抜けない一年生から、
もう立派な中学生と言った風の六年生まで、変身を遂げつつある子供達がいた。
勿論、毎朝顔を見ている子供さんとは自然と目が合ってしまう。
それはともかく、学校の重点目標の一つに『「なりたい自分」に向かう』とある。
自分で考えて目標を決めて、それをやり抜くことの出来る子供を育てようと言うのだ。
それで、「なりたい自分」とは何かと考えてみた。
それは子供の事だから、挨拶の出来る子とか、毎朝起きられる子、好き嫌いのない子、
宿題をちゃんとやる子、走りっこの早い子などと・・・・無限に有るだろう。
それを自分で決めて頑張る積み重ねができりゃ、そりゃ素晴らしいことだと思った。
一つが出来ればそれが自信になって自己肯定に繋がっていく。
是非とも、そんな子供の自信を育んでほしいものである。
子供の事はさておき、私達の「なりたい自分」はどうだろうか。
呆けずに健康な古希を目指すとか、孫達の好々爺でありたいとか、
社会の役に立ち続けたい、はたまた新たな事業を目指す人だっているだろう。
いやいや現役でclimb the corporate ladderを目指している人もいるかも知れない。
ともあれ、中味は別にして『なりたい』自分がイメージできるか否かが肝心さ。
人生は、まだまだ長いぜ。
Walks never gets old.
元気な子供達に目を細めながら、ついつい自分のことを考えてしまった。
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