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2013年7月 6日 (土)

深山幽谷

正に梅雨真っ盛りの湿度100%の曇天である。

こんな日の何時もの山は、全山もやがかかって雲の中に没する。

Dscf7873

さしずめ遠景ならば深山幽谷の趣だし、林間は幽玄の世界になる。

そのそま道を走る。

たかだか364mの山だが、気分は霧(?)中に漂う。

Dscf7874

良い気分で走っていくと、突然眼前に鋸を持った男が現れた。

この霧の中で、走友が走路に倒れた姥目樫を切っていたのだ。

何しろ往復15kmに及ぶ山道である。

草も生えれば蛇も出る。Dscf7875

嵐が来れば木も倒れるのだ。

それを誰かしらが少しずつ整備して、少しでも快適に走ろうと努めている。

この山を走り始めて二十幾余年、孔雀やカモシカ、イノシシも現れた。

コジュケイやタヌキ程度だった頃からすれば、随分と賑やかになった。Dscf7876

それに・・・今日は若い人達が何組か私達の走路を走っていた。

若い人達と言わなきゃならない程、俺達が馬齢を重ねたのだ。

それでも山自体は、ちょつとも変わっちゃいない。

Dscf7877_2

これからだって、俺達が居なくなったって、多分変わることなく時を刻むんだ。

ウバメガシだって、倒れた後には又新たな木が育つ。

我が物顔で走ってるけど、俺たちゃこの山のほんの一時の間借り人のようなもんさね。

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