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2013年8月31日 (土)

秋来ぬと・・

明日は二百十日である。

その貞亨暦にあるとおり、台風15号の襲来となった。

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しかし、この遠州地域は稀に見る干天続きだったから、恵みの雨になるだろう。

このところ、鰯雲などに秋の気配が少しずつ感じられる様になった。

特に朝晩は、ひんやりとした風が心地良い。

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それも、この二百十日を過ぎると急速に秋になるはずだ。

「秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる」〔藤原敏行〕

それにしても、今夏の酷暑と少雨には恐れ入った。

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作物はすべからく喘いでいたし、私も潅水で随分苦労した。

今水田にコンバインが走り回って、一斉に稲刈りが始まっている。

気温が高かった分、収穫時期が早まったのだ。

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それも「日照りに凶作なし」で、灌漑用水の潤沢な故に豊作だろう。

秋の声を聞いた途端に「夏も終わっちゃうのか・・」と一抹の寂しさを覚える。

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昨日まで、あのジリジリと照りつける太陽と熱風に辟易していたのにである。

今年の夏はもう二度とやってこないし、こうやって年年歳歳を費消していく。

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気だるかった今年の夏も、もう終わりなんだ。

しかして私にとって、十分な夏であったろうか。

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あの夏の花火は、あの時限りのものなのだ。

「秋風起って 白雲は飛び ・・・・・・ 少壮 幾ばくの時ぞ 老ゆるを 如何せん」〔武帝〕

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2013年8月30日 (金)

モチベーション

この暑かった夏も、ようやく終盤に差し掛かっているようだ。

7月15日から始めた葡萄の収穫作業も、この夏同様にもう暫くで終わる。

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ハウス一面にぶら下っていた房も次第に少なくなって、少し心寂しく感じるようになった。

そう、ブドウ栽培も季節同様に一年に一度なんだ。

何故毎年苦労して作るのかと言うと、

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あの収穫前の房が勢ぞろいして色付いていく時の壮観を眺める楽しみのためだ。

だから出来れば、収穫などせずに眺めていたほうが良い。

しかし、それを許さないのがカミサンで・・・「折角作ったんでしょ・・」などと脅迫する。

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ともあれ、一円の収入にも成らないが、収穫もそれはそれで喜びではある。

人間の行動の原動力ってのは、実は誰かに認められたいってのがある。

この点葡萄は、目に見える確かな稔があるし、

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「美味しいねっ」とか言われたりして、それなりに遣り甲斐もある。

しかし、もう四半世紀もの間、走り続けている原動力は何だろうか?

この夏だって、猛暑の山で信じられないくらいの汗をかいた。

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「よくやるよッ!」と呆れられながらも、めげることが無い。

この走るって事については、家族は諦めてるし、誰一人褒めてくれる訳でもない。

モチベーションは一体何かって考えると、

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それはウルトラレースを完走する為〔目的〕に走ってるってことだ。

100kを走りぬいてヨレヨレになってゴールしたとしても、

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そこには自分と共に勝利したって言う確かな手応え〔達成感〕がある。

誰も認めてくれなかったとしても、それ以上に自分が自分を認められる瞬間だ。

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その瞬間を求めて、来月15日は丹後100kを走る。

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2013年8月29日 (木)

頭の天辺から爪先まで

いよいよ今日から、小学校の新学期である。

朝寝に馴れた子供達の中には、欠伸をしながら登校する子も何人かいた。

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近頃じゃ子供の言いなりって親も多くて、俄かに早起きなんて出来ないよね。

・・で、「おはよう!」って言っても、中々返事が返ってこないんだ。

ともあれ私も、毎朝の見守り活動が始まった。

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午前のランニングを終えて、午後は警察署に出向いた。

用件は、高齢者の事故防止に一枚かんでくれと言う相談だ。

何しろ、自転車及び歩行中の交通事故死者の7割が高齢者だと言う。

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磐田署管内でも、この半年間の交通事故848件のうち213件(25%)は高齢者が事故当事者だ。

昔は事故を起こすのは20歳前後の若者と決まっていたが、

今じゃ、交通事故は高齢者のものになりつつあるんだ。

おまけに静岡県の死亡事故発生率は、愛知県に次いで全国第2位だという。Dscf8407

だから特に秋の夜長を前にして、自発光や反射材の装着を徹底したいのだ。

歳をとりゃ誰だって「頭の天辺から爪先まで弱ってくる」んだ。

それで左右も見ないで、歩道でもないのに真っ直ぐ・もたもたと渡ってしまう。

気を付けているつもりでも、実態が伴わない。Dscf8406

シニアクラブに呼びかけて交通安全講習会をやる。

しかしそれだって、組織率は既に二割を切っている。

指導員が高齢者のお宅を戸別訪問指導すると言う。

これもまた、海の水をバケツで汲む様なもので、百年河清を待つのと同じだ。Dscf8408

それで自治会と警察が一体になって、地域ぐるみの運動を起こしたいと言う。

これからの超高齢化社会は、様々な未知の現象を惹起する。

そして、それらは地域の問題として返ってくるんだ。

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2013年8月28日 (水)

煩〔わずら〕い合い

嫌だな~、面倒くさいな~ってのが、煩わしいってことだろうか。

それを分かち合うってことを考えている。

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私達の子供の頃には、学校で「将来何になりたい?」と問われて、

パン屋さんとか魚屋さん、大工さんなどと答えていたと思う。

職業が自営業中心だった昭和30年代までの話だ。

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それが昭和40年代以降、サラリーマンが職業の通り相場になった。

何がしかの組織に帰属することで生計を成り立たせる時代になって、

地域社会と言うのは利害を共有する村落共同体ではなくって、

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逆に役員分担やら出役やら何かと煩わしい存在になった。

あちこちで「自治会長の成り手が無い」「民生委員の引き受けてが・・」などと聞かされる。

今では、それぞれがたまたま同じ地域に住んでいるに過ぎない縁でしかない。

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それに、自治会に出て行っても親しい人もいないしな~!

それなら、煩わしいことは出来るだけ避けて通りたいと言うのが本音だ。

自己利益中心の小市民ばかりの社会になったとも言える。

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何を隠そうかく言う私自身が、7年前に自治会長を引き受けるまではそうだったんだ。

しかし自治会長を皮切りに、地区長、支部長、連合会役員を経験してみると、

「煩わしい」からこそ生まれる価値があると思うようになった。

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毎朝の立哨や毎日のように開かれる会合、清掃作業や○×キャンペーンなど、

随分多くの人達と顔を合わせている。

当然ながら、お互いの苦労も少しずつ分かる様になっている。

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地域の良かれのために活動するのは、言うならば「煩い合い」なんだ。

煩わしいことだけど、共に汗をかくことで連帯意識が生まれる。

やはり煩わしいことも敢えてやって見なきゃ、何も前進しないぞな。

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人間、楽して得られるものは何も無いのだと思う。

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2013年8月27日 (火)

命を救え

事は、人々のドラマを紡ぎ出すと同時に、人物をも登場させるものだ。

事とは、あの3.11の大震災の事である。

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今日は、岩手県大槌町立吉里吉里中学校の沼田元校長から、

あの震災時の一部始終を伺うことが出来た。

吉里吉里とは、井上ひさしの「吉里吉里人」のモデルとなったところだ。

吉里吉里海岸とは、アイヌ語で「白い砂浜」の意味なのだそうだ。

学校は標高21mの高台にあって、眼下に船越湾が広がって見える。Dscf8398

そしてその船越湾には、あの「ひょっこりひょうたん島」が浮かんでいた。

あの日14時過ぎ、大きな揺れが学校を襲う。

揺れが収まると同時に校庭に生徒を避難させる。

生徒の多くはパニック状態で、赤ちゃんの様にワナワナと泣き叫ぶ女子、Dscf8400

校庭をグルグルと激しく走り回る男子もいた。

教師は、その一人一人を抱きしめて落ち着かせることに懸命だった。

やがて眼下の船越湾から水が音を立てて引いていき、

20m下の海底が曝け出されていくのが見える。Dscf8401

これは大きな津波が来ると判断した校長は、全員を裏手の20mもの崖を這って登らせる。

学校の一段下の農村公園には、何人かの人達が津波の様子を眺めていた。

彼らに避難を呼び掛けたが、反応は「ここまで、来るもんか・・」だった。

しかし、その数分後には彼らは波の壁に押しつぶされていた。Dscf8402

そんな一部始終を、避難した子供達は目撃したのだ。

結果的に学校は浸水を免れ、避難所になる。

子供達は、そこで消防団員の法被を洗い、野球のヘルメットを被って瓦礫撤去を手伝った。

支援物資の運搬やら便所の汚物処理に精を出す。Dscf8395

被災者も子供達が掃除するんだからと、綺麗に使うようになる…・。

災害は悲惨な被害を生み出したけど、一方で生き残った者には貴重な経験を残した。

地域と人の関わり、郷土とはなんだったのか、命とは…、人間の判断とは・・と。

災害は、際限もない人生のドラマを現出させたのだ。

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2013年8月26日 (月)

分かち合い

スポーツの醍醐味は、勝利やお互いの健闘を分かち合えることだ。

100kを走り終えて、仲間の顔を見れば本当に晴れ晴れとした顔をしている。

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仮に駄目だった仲間にだって、熱いエールを贈ることだってできる。

それで皆、今度こそって頑張るんだ。

勝利を共に祝う瞬間は、まさに人生で最も美しい時だ。

ところで美しいと言う字は、羊が大きいと書く。

丸々と太った羊なら皆で分け合って食べることが出来るからだ。

「美味しい」って流れで「美しい」になったのかも知れない。

話しは変わるが、我が街のJ1ジュビロ磐田に往年の元気がない。

このままではJ2降格が懸念される事態になっている。

それで今シーズン、私達は太った羊を食べることが出来ないでいるんだ。

もちろんスポーツは、ガチンコ実力勝負の世界だ。

勝てないってのは、実力が劣っているんだろう。

応援は、市長を先頭に随分気張っているんだから・・・。

ともあれ勝利をもぎ取る他、打つ手のない世界なのだ。

その勝利の美酒を、早く分かち合いたいと思うのだが・・・・。

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2013年8月25日 (日)

想定内だけど・・・

去る6月27日に公表された第四次被害想定は、レベル1とレベル2に区分けされている。

レベル1は3連動を想定した安政地震タイプ、レベル2は南海トラフ巨大地震だ。

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レベル1ならM8~8.7で津波高6m、レベル2ならM9で最大津波高は12mになると言う。

それで当面この10年内にできる対策はレベル1止まり、

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レベル2対策は、何だか訳が分からない複合対策になると言う。

要するに安政地震クラスには堤防整備などで対応するが、

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レベル2には、とてものこと手が回らないから逃げてって言うこと。

スワッ地震って時、我々にゃ1か2の区別なんて付きようもないから、

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兎に角高い所に避難するしかないだろう。

被害は想定(しとく)けど、対策は「逃げて!」しかないと言っているのと同じだ。

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今日は被害想定研修のために私の地区の自治会長・防災会長に集まってもらった。

今回の想定でこれまでと大きく異なったのは、太田川下流部の津波浸水範囲の拡大だ。

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その理由は、6mの堤防が液状化によって最大75%沈下する可能性があるからだ。

堤防があるからと安心してたら、液状化で消えちゃう可能性があるのだ。

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この地域には昭和19年12月7日、熊の灘を震源とする東南海地震が起こっている。

先日、その折の太田川堤防が崩壊した写真を発見した。

地割れによる崩壊らしいが、この時の津波高は1m だったから津波の被害は免れている。

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ともあれレベル2の地震が起これば、私の街の6万棟のうち2万7千棟が大破。

17万の人口のうち1,900人が死ぬと想定されている。

そのうち津波による死者は1,200人だ。

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これを、どの程度まで減災出来るかがこれからの課題だ。

しかしレベル2の対策は、現実は避難しかなくってお手上げ状態なのだ。

確かに想定外は無くなったが、さてこれからどうするか・・??

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2013年8月24日 (土)

ちょつぴりの徳

この暑さと同様に、連日の様に何がしかの会合がある。

昨夜は、第二回目となる浜名湖100kウルトラマラニックのエイド隊の打ち合わせ。

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100kもの間のエイドだから、人数もエネルギーも大変なものになる。

これを昨年に引き続いてボランティアを募ってやるのである。

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みんな、このボラを楽しんで一種の「徳」としてやろうとしている。

話しは変わるが、実は私はかなりの早起きである。

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毎朝、大抵は五時前後から活動を始める。

この時期なら、先ずは窓を開け水を飲んでから収穫作業である。

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オクラから始まってキュウリ、そして葡萄へと約2時間の労働である。

それから朝食を済ませて、山に走りに・・・仕事にと一日が始まるのだ。

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ほらっ、早起きは三文の「得」って言うでしょ。

早朝の作業で、これまで何だか幾何の「得」をしたような気分でいたんだ。

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しかしである。先日ある本でこれは「早起きは三文の『徳』」だと知った。

恥ずかしながら「エッ、得じゃなかったの?」と驚いたんだが、

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そりゃそうだよね。考えて見りゃ、二束三文の(安っぽい)得なんて変じゃない。

どうも「ちょつぴり徳」が備わるってな意味のようだ。

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とは言え私の場合、随分早起きを続けてるから、かなりの徳人の筈だが・・・。

まあ~、人生そんなに甘いものではない。

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駄話しになったが、今夜は「いわた夏まつり花火大会」である。

これも商工会を中心に実行委員会を組織して、資金集めから・・・

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大変に苦労しながら続けている。

誰かの思いと熱意が無ければ続かない催事だ。

この花火大会は、実は約30年前「海岸通り発展会」の若手有志が始めたものだ。

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花火を見上げながら、そんな取り留めもないことを考えている。

いゃあ~「徳」ってのは、人のために黙々と汗をかくことなんだね。

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2013年8月23日 (金)

小鮒釣りし・・

私は、ここで生まれここで育った土着の人間である。

子供の頃は、箒草を浮かべて海老蟹を捕ったり、ドジョウを掘ったり・・、

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はたまた土管の裏のほうにゃウナギだっていたんだ。

鬼ごっこやカクレンボじゃ、村じゅうの屋敷が遊び場だった。

イチヂクやグミ、やんぞっ子やニッキなんてのは、そんな餓鬼共の共通の食べ物だった。

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原っぱだってあちこちにあって、そこでは草野球をやっていた。

兎こそ追いかけはしなかったが、まさに「ふるさと」だった。

しかし今では、家々は垣根でがっちりとガードされ、

農地も整然と整備されて寸分の「あそび」もなくなった。Dscf8342_2

それに、運動場はあっても子供たちは外で遊ばなくなった。

堀だってコンクリート三面張りで、ドジョっ子も鮒っ子も住めなくなった。

そして、誰がどの家の子供かすらも分からなくなった。

個人主義を含め、すべからく経済合理性ってヤツを追求してきた結果だ。Dscf8343

それで生まれ故郷ではあっても、「ふるさと」の存在感はぐっと減ってしまったようだ。

「ふるさとを捨てて便利さと豊かさを得た」ってところかな。

ふるさとを失った人々は、帰るべき川を無くした鮭の様なもので彷徨う他ない・・。

仮に遠くに在りて思う古里であったとしても、ふるさとは大切なものだ。Dscf8344

ふるとさのアイデンティティーが必要だって、今頃になって気づき始めている。

〔よさこい祭りなど〕新しいお祭りやユルキャラを育てるのもそれだろう。

町の小さなバザーや盆踊りだって、子供の心を和ませるだろう。

今、中学生の思春期の心の動揺を心配されている。

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青少年の健全育成とふるさとのありようは大きく関っているのだ。

我が町のユルキャラ、しっぺい君を眺めながらそんなことを思っている。

失った「在りが欲しき ふるさと」はもう二度と再現できないだろう。

でも、新しい古里は皆の力で育てなきゃいかん。

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2013年8月22日 (木)

己が品格

もう四半世紀も、ウバメガシの林を走ってきた。

乾燥に耐えて育つカシだから、ゴツゴツとした木肌で枝振りもすこぶる悪い。

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それも晩生で、成長が恐ろしく遅い。

姿形を見る限りとてものこと品格は感じられないし、むしろ異相でさえある。

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樹木で最も品格があるとされるのはイチイだが、

堂々とした姿の多いカシの仲間の中でも、最も貧弱なのがウバメガシだろうか。

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しかし彼らは、この暑さと乾燥の中でも萎れることなんて無い。

そして、このウバメガシが炭になると、あの金属のように固い備長炭になるのだ。

炭の品格で言うなら、まさに随一と言えるだろう。

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人も樹木も、与えられた環境の中で育つ。

この尾根には、アカガシやシラカシは見かけがいくら立派でも育たない。

しこうして、私の走路のウバメガシ達は胸を張って生きているように見える。

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人にも、それぞれ品格があるらしい。

それはどうも学歴や経歴、資産の有無などとは無縁のようだ。

自分の人生に納得出来ているのか否かで品格は決まる。

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不平不満で生きている人に品格など備わる筈がないのだ。

環境の中で精一杯生きて来て、そういう自分を認められるのか否か。

殊更に虚栄で飾る必要は何もない。

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ひたすら等身大の自分を受け入れれば良い。

否、私ではなく、ウバメガシが私にそう語りかけている様なのだ。

そうさ、痩せガエルにだって品格はあるんだ。

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2013年8月21日 (水)

咫尺千里

望むらくは、何時までも若々しい感性を持ち続けたいと思う。

人は大抵、経験を経るにしたがって、あれは無理これも駄目、止めとこか・・となる。

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体力もさることながら、頭の方から先に痩せていってしまう。

やがて固定観念に凝り固まって、聞く耳の無い人間になりかねない。

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せめて私だけは、若い感性を保持し続けたいと願う所以だ。

それで数年前から始めたことの一つが、English Conversationである。

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何時までたっても物にはならんけど、車の中では英語漬けである。

しかし、覚えたと思った英語も使うところが無くって・・・・、

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覚えるよりも忘れる速度の方がはるかに速い。

しかしまあ、これはちゃんと努力してるぞって言う言い訳くらいにはなっている。

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私の育てている葡萄の品種は、毎年のように新顔が登場する。

種苗屋のパンフを見ると良い所ばかり書いてあって、是非作ってみようと思う。

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苗を取り寄せて3年、大抵は「又、駄目か!」である。

それでこの十数年の間に、5つの品種と私の努力が徒労に終わった。

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とは言え、これもチャレンジである。

これからだって、面白い品種があれば作ってみようとめげないでいる。

それからマラソンブームってこともあって、各地で新顔の100kレースが開かれる。

やはり初めてのコースは、いつもと違った緊張と趣がある。

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これも記録は下降気味だけど、可能な限り挑戦したいと思っている。

咫尺〔しせき〕千里とは、気持ち次第で千里の道もゆけると言うんだが、

紆余曲折・試行錯誤も多いからなぁ~・・・・。

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どんな挑戦にもやせ我慢が必要なものだが、

ともあれジジイの感性は、挑戦心に溢れているのだ!!!

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2013年8月20日 (火)

緑陰

8月も今日から下旬だが、残暑は殊更厳しい。

日傘が欲しくなる気持ちは分かるな~。

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予定のない日の午前は、例外なく山の緑道を走っている。

午前と言ったって暑いのは当然だが、尾根を渡ってくる風があると生き返る。

風は木立の間を抜けて、汗で濡れきったシャツをクーラーの如く冷やしてくれるんだ。

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あれほど頑張って鳴いていたアブラ蝉・ミンミン蝉の勢いが衰えて、

時にヒグラシの声になり、

ツクツクホウシの鳴声は「防災はぁ~ツクツク」などと当面の課題に聞こえてくる。

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里に下りると、羊が木陰に避難していた。

あの厚い羊毛を刈り取ってもらったとしても、彼らだってこのモンスーンの国じゃ暑かろう。

ともあれ、明日からは連日の如く各種の会合が続く。

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汗を流しながら、そんな一つひとつへの対処を思っていたりする。

何も画期的に変わる訳ではないけれど、この暑さと同じで、物事は少しずつ動いていく。

やがて、この暑さを懐かしがる日々が、直ぐにやってくるんだ。

命には限りがあるけれど、

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そうやって私は命を燃やしている。

何事も劇的に変えられはしないけど、少しでも良かれと命を燃やしている。

この国の四季は、私達を退屈させることがない。

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2013年8月19日 (月)

佳境

年内に妥結を目指すのだそうである。

あのTPPのことだが、私には未だにTPPで何が得られるのかまったく分からない。

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かつて、TPPを締結しなけりゃEUや韓国との輸出競争に負けてしまうと言っていたが、

あれはユーロやウォンが40%も切り下がっていたからだ。

過度な円高が矯正されている現在、TPPでフリーとなる関税など僅かなものだ。

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TPPに意味があるとすれば、

米・豪にとっての余剰農産物の輸出市場としての日本だろう。

彼らは、日本の農産物自給率に疑問があると嘘の宣伝さえして、

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是が非でも日本をTPPに抱き込もうとしてきた。

特に米国は、国益の確保のためになりふり構わず輸出市場を確保しようとしている。

その最大のご馳走を、果たして例外品目として拒否できるのだろうか?

ともあれ医療や金融は兎も角、交渉結果次第で農業・農村は危機に直面する。Dscf8322

そして農業がつぶれ農村が衰退すれば、この国の基礎的部分が危うくなる。

最近、オランダ農業に学べと宣伝されている。

九州ほどの国土で世界第二位の農産物を輸出してるじゃないかと。

その主張には輸出先や輸出条件への言及は無い。Dscf8319

オランダの輸出先が野菜生産に不適な冷涼なEU諸国であり、

言うならば九州の西南暖地から東京に出荷するのと同様だということ。

シベリアに巨大な都市でもあって、そこに自由に供給できるならともかく、

中国も韓国も必死で国内農業を支えているのである。Dscf8323

それに九州と同じ広さだとしても、オランダには何処を探しても山や丘はない。

そもそも、輸出どころかこの日本国は世界最大の食糧輸入国なのだ。

意図的に間違った情報が流されていると言わざるを得ない。

そもそも日本人の感性を育んできたのは、四季の変化と美しい自然であり、

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なかんずく農業は整然と農地を管理することによって、

地域の彩と基礎的美を作ってきた。

何としても、この国の底辺をゆるがせては成るまい。

言っておくが、TPPは日本の活力には成り得ない。

かつて菅直人は、そのTPPを「平成の開国」と浅薄な追従をしてみせた。

あの時「売国奴とは、こう言う輩の事だ」と思った。

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2013年8月18日 (日)

老翁

人は皆、何時かは「故人」になる。

今日は、大正9年生まれの老翁の葬儀に参列した。

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祭主は遠州の古社(西暦706年創建)山名神社の神主である。

老翁は、地域の人格者として慕われていたと言う。

物腰から日々の態度に学ぶべきものが多かったと。

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老翁の履歴は、早稲田の理工学部を卒業後、陸軍士官学校の教官として、

陸軍少尉で終戦を迎えている。

自衛隊創設と同時に入隊し、空将補まで上り詰めた。

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キューバ危機の折には、官舎の周りに護衛兵が並んだと言う。

退官後は民間会社の重役を歴任し、古里には老いてから帰っている。

新参同然での帰郷にも拘らず、ライオンズCの会長やら5年連続の町内会長を務めた。

技術畑にも関わらず文学にも造詣深く、自ら幾編かの小説を書残していた。Dscf8312

祭主は挨拶で、「立居振舞そのものが人格だった」と述べた。

私のイメージは、少し頑固だけど物腰の柔らかな好々爺かな。

自己主張する訳でもなく、それでも奥に秘めた何事かがあるような・・・・。

実は葬儀の間、人格とは何なのかと逡巡していた。

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経歴が人をして人格者たらしめるものなのかどうか。

人によっては、過去の経歴が余計な荷物になる場合だってある。

やはり一定の包容力と経験の成らしめるところだろうか。

もっとも、人格云々は人が評価するものであって、自分では如何ともし難いのかも知れない。

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とは言え、人格は心して磨くものだろう。

殊に熟年者は、そうありたいものだろう。

果たして、私の人格は如何なるものならんや!!

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2013年8月17日 (土)

夏オケ

久しぶりに、何と本格的なオーケストラの演奏を聴くことが出来た。

全日本医科学生オーケストラ(夏オケ)である。

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40の大学から集まった250人のオーケストラで、

指揮はベルリンを拠点に活躍、関西フィルや広島交響楽団指揮者だった田中良和氏だ。

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医療系の大学は学生の数が限られ、単独でオケを構成できないため、

毎年全国のどこかでこのフェスティバルを開催しているんだそうだ。

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それで33回目の今回、浜松医科大学主管でアクト大ホールでの開催となった。

曲はラフマニロフの「交響的舞曲」、山田和男作曲の『木曾」、

そしてチャイコフスキーの交響曲第4番ヘ短調の4楽章だ。

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木曾は難しい曲らしいが素晴らしく楽しめた。

それにチャイコフスキーの迫力は、オーケストラでこそ発揮されると思った。

何しろ、総勢250人もの奏者が一糸乱れず曲を紡ぎ出すんだから!!

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それにしても、多忙な筈の医科系の学生たちの多才な能力に感心である。

音楽が好きってだけじゃ、これは出来ない。

全国から集まってパートを決め、一週間の合宿で曲を仕上げたと言う。

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そこには何事にも積極的に参加して、最善を尽くそうとの意志がある。

楽器を弾けるってのは素晴らしい能力だ。

私なぞがひけるのは布団位のものだから、ことさら羨ましい。

しかも、担当のパートだけじゃ面白くもなんともない筈だ。

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それが寄り集まって大曲を作っている。

殊に、あのクライマックスで一際曲を盛り上げるドラムが良い。

あれなら私にも・・・・??、いや、あの間と決断力はとてものこと無理かな~。

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2013年8月16日 (金)

ほどほどの自信

人生は、上を見ても下を見ても限は無い。

人生も一歩一歩足元を踏みしめながら、やがて何時かはと山頂を目指す。

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やがて登り詰めて来し方を振り返れば、大変だったことなどもう忘れている。

まったく、登山とよく似ている。

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私の子供の頃は、何につけ不安の塊だった様な気がする。

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近所に、子供のくせに余りにも自信過剰な子供がいて、

「自分は、なんて駄目な人間なんだ」って子供心に落ち込むこともあった。

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だって、スポーツ音痴で野球も駄目だったし、

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周りの餓鬼共がみい~んなえら~ぁく見えた。

俺にゃこれが出来るってことも見当たらなかったし、喧嘩だって弱かった。

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救いは「勉強で見返してやらぃ・・」ってなことだったか?

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就職してからだって同じで、将来への不安との同居は暫く続いた。

内気で自信のない自分の欠点が気になって仕方なかったしね。

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堂々と持論を展開する同僚を尻目に俯くことも多かった。

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仕事の重圧に眠れない日が何日も続いて、胴回りにヘルペスが出来たこともあった。

だから当然ながら、自分を過大に評価するなんてことがある訳もない。

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それに「人間慢心したら、終わりさっ」って、一人孤独な自分を意識していた。

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だけど、むしろそれが奏功したのかどうか、

やがて仕事にも人生にも幾ばくの自信が得られるようになった。

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それは、やはり40才を過ぎた頃だったか。

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ある程度剣が峰が見えたって言うか、山の登り方が分かったんだ。

でもその頃から、自分の人生を本気で考えるようになったのも事実だ。

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上も下も、ある程度見渡せるようになったからだろうか。

だんだん薄くなる空気の中を無心で登っている自分。

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幸い高山病にも落石にも遭遇しなかったし、道に迷うことも無かった。

富士の高根に登るってことは、実は人生の歩みと同じなのかもしれない。

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富士山は、そんなことを考えさせる山でもある。

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2013年8月15日 (木)

68回目の夏

我が家は長男(叔父)が戦死して、舎弟が復員してきて家を継いだ。

我が家に限らず何処の家だって一人や二人、戦没・戦災死者を出した。

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連日の空襲や艦砲射撃で、街と言う街は押し並べて焼け野原になった。

当然ながら、爆撃の餌食になった人も数知れない。

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原爆は、広島と長崎をそれぞれ一発で人もろとも壊滅させてしまった。

「行ってきます」と広島の学校に行った子供は、8時45分の爆発でもう帰ることは無かった。

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それから、68回目の暑い夏を迎えている。

もう既に8割以上の人々が戦後生まれになって、悲惨な戦争を知る人々は少なくなった。

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余りにも多くの犠牲の上に、戦後の平和と豊かさがある。

何処かの知事じゃないが、アラブの様に喧嘩ばかりしている所に比べりゃ遥かに幸せだ。

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その代り民主主義の名のもとで失った物も多い。

それは家族の連帯や個々人の責任意識、思いやりや恥意識だったりする。

ともあれ今日は、戦没者・戦災死者追悼式に参列した。

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追悼式とは言え、遺族は年々少なくなる道理だし、

靖国を問題化する勢力の日本人のアイデンティティを風化させようとの働き掛けもある。

確かに東条英樹達を参拝するのは抵抗があるが、

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日清・日露・そして軍部によって戦地に送られ殺された、

その余りにも多くの人々に手を合わせなくて何とする。

今日は市内の小中学生の顔も見えたが、学校による社会見学と言った風情だ。

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無理もない…戦争はゲームでしか知らないんだ。

もっとも私だって、知っているのは戦後の残照でしかない。

憲法改正と戦争を結び付けたがる勢力がある。

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統帥権を別にすれば、何も帝国憲法が戦争をした訳ではないのだ。

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2013年8月14日 (水)

富士の高根に

太宰が「富士には、月見草が良く似合う」と書いたのは、

河口湖から甲府に向かう途中の御坂峠からの富士である。

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御坂から望む富士は富士三景の一つとされている。

何故月見草が似合うと言ったのかって・・・

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それは富士山が余りに堂々としていて、正面向かって対峙すると自分が負けてしまう。

それで、えぇ~い風呂屋のペンキ絵だとか、芝居の書割だと難癖をつけているのだ。

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人を圧倒する富士の威容に畏怖を感じる人は少なくないだろう。

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そう、富士山は遠くから眺め崇める山なのだろう。

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その富士山に、通常の登山の他に富士登山競争や山頂往復マラニックなど、

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私はもう彼是30回以上は登ってきた。

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しかし田子の浦と山頂を往復するマラニックだけは、とうとう完走を果たせないでいる。

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富士の高根を目指して0mから3,776mを登りきるのは、それだけ苛酷なんだ。

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ともあれ今日は、盆休みで混み合うかもと思いつつ、敢て世界遺産を登ることにした。

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水が塚からシャトルバスで30分、富士宮口五合目からのアタックである。

外国人が目立つ程度で意外に混み合ってはいない。

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それでもテンポを早くすると息が上がる。

ゆっくりと登って3時間半、昼前にはお鉢の縁で昼飯を食べていてた。

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かつて富士は信仰の山で、このお鉢(噴火口)に銭を投げ入れて願をかけた。

火口に降りて掘り返せば、江戸期の銭が結構出てくるのではないか。

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絶好の天気で、山頂でも小春日和と言った感じである。

しばし火口を眺めていたが、今度は御殿場口から宝永山経由で下ることにした。

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東側は富士山の火山灰が厚く、その砂走りを飛ぶように降りるんだ。

宝永山が噴火したのは1707年、307年前のことだ。

宝永の火口はなだらかだが、大きな噴石を散在させているところが古富士と違う。

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ともかく、1時間40分程度で五合目に降りついてしまった。

簡単に往復したようだけど、それでも富士の高根である。

決して容易い山ではない。

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そう、眺める富士の方が何倍か気高いが、登ってこその人生である。

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2013年8月13日 (火)

所業無常

Different Walks of Life (人生いろいろ)だよね。

今日は盆義理(?)で、村内の6戸の初盆のお宅を回った。

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歳を経て私にも幾ばくの思い出を残して亡くなった人。

はたまた、こんな人がいたのかと思うような人もいた。

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残念なのは二十歳そこそこで母子ともに亡くなった人。

人生は、with luck(運不運) のものなのかどうか?

人生いろいろだけど、とどのつまり人生は自分のものでしかない。Dscf8254

だから遠慮せずに、生きたい様に生きなきゃ駄目だ。

・・・・盆には、門松を焚き死者の霊を迎えてお祭りをする。

我が家でも誰と誰なのか、例年の様に5人分の霊供膳を準備して迎えた。Dscf8255

在る筈もない霊だが、霊は自分の生き様を眺める第三者の目でもある。

先祖を祭って、その先祖代々に恥じないように生きているのかどうか。

時は流れ、やがて立場は変わっていくだろう。

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人は皆、盆には所業無常を思っているのではないか。

泡沫の人の世とは言え、綿々として続いていく。

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2013年8月12日 (月)

この暑さに

この暑さは、どうしたことだろう!!

昨夜は扇風機をつけっぱなしだったけど、それでも随分汗をかいた。

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それで今朝のブドウの調整作業中、コップ4杯も水を飲む羽目になった。

ともあれ今日は盆休みではなく、早朝から静岡で仕事である。

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昨日の山では、この38度の暑さで走れなくなって、帰り6kmを全て歩き通した。

気温が一定以上になると、人間の体は動かなくなるものらしい。

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睡眠不足もあるしね・・・・・・・・。

ともかく、少しは安静も大事だ。

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2013年8月11日 (日)

衆愚を脱して

某氏の失言で「ナチの手口」が話題になったが、

悪の権化とされるナチ政権は、紛うことなくドイツ国民の投票で成立した。

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人々の不満を利用したと言われているが、その手口はちゃちなものだ。

嘘をついてそれを国民に信じ込ませることだ。

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ナチスのゲッペルスは演説で

「農民には穀物の値上げを、労働者にはパンの値下げを、

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パン屋と食品店には大きな利益を約束する。」と説いたそうだ。

嘘のような話だが、国民は自分に都合の良い所だけしか聞いてはいない。

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結果としてあのナチス政権が誕生し、第二次世界大戦となり、ユダヤの虐殺が行われた。

何のことは無い、あの4年前の政権交代の時と同じだ。

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法外な子供手当を約束し、高速道路は無料化、ガソリンも税法改正で格安に、

普天間は最低でも県外、高校の授業料は無料で・・・・、

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おまけに自分達の手足の筈の官僚組織自体を悪者に仕立て上げた。

挙句が、あの事業仕分けと言う魔女狩りのパフォーマンスである。

外交崩壊も含め、思えば最悪の政治だったろう。

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今になってみれば、何故冷静な判断が出来なかったのかと思うのだが、

あの時は、ひょつとして出来るのかも・・・・、このマニフェストに賭けてみよう。

・・・・そう思ったのか、誰もが半信半疑で投票に臨んだ。

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結果として、あの三年半の悲劇になったのだ。

或いは、当時のナチス政権の誕生だって同じ様なものだろう。

私達が学ぶべきは、政治に過大な期待をしてはいけないと言うことだ。

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あれをするこれをするだって、所詮私達から搾り取った税金じゃないか。

戦後70年にもなろうとする今日、もう私達は衆愚と決別しなくてはならない。

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2013年8月10日 (土)

毀誉褒貶

外国から求められている『歴史認識』とは如何なるものか。

1877年、徴兵令による国民軍編成などを不満とする最後の不平士族の反乱、

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その西南戦争に私の地区からも鎮台(国内の治安を守る)兵として

多くの若者が召集されている。

その戦争の模様が旧家の古文書の中から見つかって、大変な苦戦を伝えている。

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士族の反乱が収束して後、山形有朋による軍人勅諭、

そして明治14年の竹橋騒動を経て大日本帝国憲法が出来る。

軍隊の「天皇への直隷と政治からの独立」が制度化され、これが敗戦まで続く。

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軍隊の編成も「主権線」「利益線」「生命線」を意識した外に向かう師団制度になるのだ。

やがて成るべくして満州事変、上海事件、日中戦争へと泥沼化していく。

その戦争目的は「暴支膺懲」であった。

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国民は、抵抗する中国人を懲らしめるのが正義だと教え込まれた。

そもそも日本軍は輜重が無いに等しかった。

食糧も燃料も現地で調達するんだから、中国人からすれば強盗団と同じだ。

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家を焼かれ家畜や食料を略奪され続けていく。

満蒙開拓だって、ほとんどが既耕地で現地人を追い払って部落が作られていった。

満鉄沿線の線的でしかなかった支配を補うための軍の策略だったのだろう。

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昭和16年以前の戦地からの手紙は、こうした機微を臨場感を持って伝えている。

しかし南京陥落前後からは、検閲が徹底されて「大東亜共栄圏」礼賛の一辺倒になる。

苦戦の連続なのに、無味乾燥な「味方の勝利」になっていくのだ。

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ともあれ今回、当時の村長(自宅には送れなかった)宛の多くの戦地からの手紙が見つかった。

そこから見えるものは、悲惨な戦争の実態と、後半は統制された意味のない文書だ。

日露戦争以後の日本人が、彼の地で一体何をしてきたかが浮き彫りにされる。

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そしてまた、韓国や中国が『歴史認識』と言う時、過去の日本軍の暴虐が念頭ある。

「確かに戦後の日本は、いち早く大変な経済成長を成し遂げた。

だけどそれは、朝鮮半島や中国に及ぼした筆舌に尽くし難い戦争の責任を、

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真正面から正すことも無く今日まで来ている。

それも米国に毀誉褒貶、経済本位のご都合主義でやってきた結果でしょ。」

・・・・・と言っているのだろう。

私達が仮に憲法を改正するなら、

国の自主独立と同時に過去の戦争責任を明確にすべきだろうと思う。

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2013年8月 9日 (金)

そま(杣)道

そま道とは、「山に生きる人々の道」ほどの意味だろうか。

山の仕事や生活のために手と足で造られた道、そのそま道をもう四半世紀も走っている。

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小笠山の痩せ尾根の上に続く、正に細いそま道だ。

奥の細道とかさよの細道とでも言えば詩情豊かで、さぞ麗しかろうと思うだろうが、

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私の走るそま道は、痩せた尾根で両側は切り立った谷になっている。

小笠山はもう百年も放置されてきたから、ほぼ原生林と言っても良いだろう。

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そして尾根の部分は乾燥するんでウバメガシの純林である。

時にタヌキを追いかけたり、イノシシに遭遇したり、孔雀と出会ったりと驚きもある。

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ウバメガシはゴツゴツとした木肌と姿で異界を思わせる景観を醸している。

最初の頃、一人でその異空間に足を踏み入れると少し怖かった。

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しかし今では慣れっこで、叶うなら散骨してほしいと思っているのだが、

私の苦手な蛇が多いのが難点で躊躇しているんだ。

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何故25年も、この道を走ってきたのかと思うことがある。

それでそれは、走る仲間の存在とこの異空間じゃないかって思っている。

これまでの人生、戸惑うこともやり場のない苦しさだってあった。Dscf8210

そんな時、黙々とこの異空間を走ることで隘路を見つけ出してきた。

時には仲間から「オイ、元気ないぞっ。どうしたッ?」て励まされたりしてね。

考えて見りゃ、人生そのものがか細い杣道なんだ。Dscf8211

行く先に何が待ち構えているのか誰も分からない細い道だ。

怖気づいてりゃ一歩も前には出られない。

つまずいて怪我をすることだってあるだろう、気怠さに止めたくなることだってある。

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それでも、暇があれば足は山に向かう。

思えばタヌキだって小綬鶏だって、人生の彩かも知れない。

それにしても、今日の山は暑かったな~!!

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2013年8月 8日 (木)

憲法を語ろう

「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、我らの安全と生存を・・・」

これが日本国憲法前文である。

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繰り返し領海を侵犯し続ける中国、竹島を占拠し軍隊を配置している韓国。

毎年軍事費を二桁で増やしている軍事大国の中国。

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TPPの日米先行協議で国益を何としても確保したい米国。

トヨタのHVを袋叩きにして、その隙にGMを復活させた米国。

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どの国だって、自分の国の利のために必死なんだ。

そんなことは当たり前で常識だと思うのだが、この国の政府だけは違った。

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中国漁船の体当たりと中国の恫喝に、土下座した菅内閣。

その前の坊っちゃんの鳩内閣に至っては、外交なんて遊びだったんじゃなかろうか。

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ともあれ酷い政権だったけど、

そいつを許容した私達の感覚には、冒頭の憲法前文が意識されてるのではないか。

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理想は誠に結構だけど、ロシアや中国に公正と信義を信頼していたんじゃ、

とてもじゃないこの国は細り、滅びの道を辿るばかりだろう。

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麻生副総理の失言〔本当は、「ナチのようなやり方にしちゃいけない」と言うべくして、

「ナチに学んだらどうか」になっちゃったんだろう。〕が槍玉にあがっている。

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しかし私達は、憲法をよぉ~く眺めてみるべきなのだ。

世論も最初から改憲反対ではなくって、

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憲法のどこが問題か、改正すべきでないのかを遡上に載せるべきだろう。

朝日新聞なんて、頭っから反対のための反対で世論の体を成していない。

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この国は、自分達の憲法すらマトモに議論できない国なのだろうか。

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2013年8月 7日 (水)

戦争の記憶

広島・長崎に原爆が投下され、無条件降伏となった1945年。

それから67年にもなるんだから、悲惨な戦争の記憶は薄れるばかりだ。

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だけど戦後の生まれの私にも、戦争の余韻の中で育った確かな「記憶」がある。

我が家の裏手に落ちた焼夷弾、浜松への艦砲射撃、B29の爆音、裏庭の防空壕、

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学校近く多くの子供達が殺されたグラマンの機銃掃射・・・etc、そして戦後の食糧難。

みんな聞き知ったことだけど、さも私自身が体験してきた如く、

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鮮明な映像すら伴って記憶されている。

金属は全て兵器製造に供出していたし、買わされていた戦時国債も無価値になって、

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何処の家も無一物だったけど、終戦の翌年、我が家には親父が復員してきた。

私は、それで生まれたんだが、

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何時までも復員しなかった家、諦めて弟と結ばれた嫁さん・・・・。

男は貴重な農業の担い手だった。

その働き手が帰らなくって、私の村にも悲劇を背負った家族が何軒かあった。

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それが何故か、親父のいない子供として虐めの対象になったんだから酷い・・・。

戦争の傷跡は、67年経っても引き摺っているんだ。

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今、終戦のエンペラーが上映されている。

Have you seen the movie,「終戦のエンペラー」?

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映画は終戦直後の一時を扱ったドラマに過ぎない。

しかし、敗戦によるこの国の混乱を思い起こすには十分だ。

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厚木に降り立ったマッカーサー。

皇居とその正面の占領軍司令部、それ以外の街はすべからく焼け野原である。

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占領時のために米軍がピンポイントで空爆を避けたからだ。

ともあれ、今日の日本は、あの終戦の日から始まっているのだ

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2013年8月 6日 (火)

夏の日に

とうもん(稲門)を見渡すと、稲穂が垂れ下がり始めている。

「稔るほど 頭の低き 稲穂かな」となって、月末には稲刈りが始まるだろう。

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「干ばつに不作なし」で、おそらく豊作になるのではないか。

干ばつ気味のこの夏、私の所ではずっと雨が無くって、

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それがやっと雨らしい雨に恵まれた。

畑の野菜たちも、ホッとしたような表情をしている。

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その筆頭は、数百本のオクラ達である。

毎夕灌水をしていたんだが、それでも乾いた大地には閉口の体だった。

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逆に黄色いトマトは、疫病に侵されることも無く実に豊作だ。

少々は早めの秋人参の生育も灌水で確保できたし、

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大根やラッカセイ、それに枝豆用の黒大豆も順調に育っている。

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ゴーヤは、雨を得て肥大の速度を一段と速めている。

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キュウリは既に秋キューリに代替わりしていて、暑さに閉口しつつも頑張って稔っている。

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ウリは、突然の雨に驚いて実に亀裂が走っている。

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もう一か月以上灌水していないハウスのブドウは、めっぽう乾燥に強くって、

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健気にも最後の成熟へと頑張っている。

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そのブドウたちに「頑張れっ、収穫を終えたらたっぷり水をやるから」って約束している。

畑の隅の栗は、そのイガが秋の稔りを知らせている。

そうそう、トウモロコシも既に終盤だが、今日はそいつをたっぷりと味わった。

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「農」と自然は、TPPとか世間の木偶の坊の無知で危機にさらされている。

しかし「農は農」なのだ。

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この豊かさを、滅ぼされてはなるまい。

暑い暑いと過ごしているこの夏、だが明日はもう立秋である。

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2013年8月 5日 (月)

巧言令色

この国では昔から「巧言令色鮮シ仁」と言われて、寡黙が美徳とされてきた。

私なぞも母親からそう教えられた為〔単に巧言の才が無いだけ〕か、

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オベンチャラが出来なくって、サラリーマンじゃ大成できないなって思っていた。

しかしその道のプロは、追従が板に着いていて傍で呆れてしまうほどだった。

何時の頃だったか、某銀行の課長がやって来て、立て板に水のごとくしゃべって帰った。

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帰ってホッとすると同時に、とてもあの軽口には乗るまいと思ったことがある。

しかしながら、世の中には甘言に乗せられる人も多いようで、

取り巻き連中の意見だけを聞いて会社を潰してしまう例も多い。

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この点、我らが出世大名徳川家康は、流石に苦労人だけのことがあった。

主だった家臣に巧言をはく人間もいなかったし、本人もおべんちゃらを嫌った。

而して天下を取り、そして今又、ユルキャラでも全国制覇を狙っている。

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それはともかく、巧言令色を一概に悪くも言えない。

誰だって、生殺与奪の権を持つような権力者の前では萎縮する。

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私も、ひたすら恐れ入るような場面を何度と無く経験している。

と言っても、蛇に睨まれて凍り付いてしまった蛙にゃ言葉すら細ってしまうものだが・・・。

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かつての接待なんて習慣も、そんなこんなから生まれたんだろうな~。

先ずはお近づきを・・・ってね。

ともあれ物の本によると、この巧言令色を細君に用いよとある。Dscf8035

老後の幸せを思うなら、ここは愚妻と思う心を押し殺して、

「今日はきれいだ」とか「君のおかげだよ」などと囁けと言う。

しかも、ごく気楽にさりげなく言うんだそうだ。

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しかし謹厳実直、半世紀以上嘘はつかないことで通して生きてきて、

この期に及んで節を曲げねばならんとは、人生とはレ・ミゼラブルなものである。

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2013年8月 4日 (日)

蒲の穂によせて

この夏、あちこちの水辺の蒲(がま)に穂が見られるようになった。

あのソーセージのような、少し美味しそうな色合いのアレである。

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子供の頃、あれが花だなんて思えなくって、葦に寄生する虫の卵かと思ったりしていた。

しかし「アレ」はガマ科ガマ族の植物のれっきとした蕾なのだ。

穂の下半分に雌花が寄り集まっていて、上半分に雄花が集まっている。

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これが秋になると綿毛を開いて風に乗って飛んでいく。

着地した水辺で新天地を開くのだ。

どれ程の花の集まりか定かではないが、ちょっと学校のクラスに似ていないだろうか。

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青春の一時、あの穂の様に同じ空間を共有して過ごす。

卒業してしまえば、てんでバラバラにそれぞれ根を張って生きていくのだ。

只、蒲と人間の違いは、かつての経験を「縁」として持つか否かだ。

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諺に「鈍才は縁を縁とせず、凡才は縁を縁とし、秀でたる人は縁なきを縁とす」とある。

人と人が胸襟を開きあう機会はそうそう有るもんじゃない。

同時に、人間は一人で生きることなんて出来ゃしない。

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人生はすべからく人と人の出会いから始まって…・・つまり「縁」で決まってしまう。

同窓と言う縁は細やかな縁だけど、息長く続くものだ。

実は今日、高等学校の同窓会総会に招かれた。

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学校は既に半世紀余の歴史を刻み、卒業生は1万8千人を超えている。

勿論、巣立ってこの方、人それぞれの人生があるだろう。

しかし何時の日か、あの青春の一時を思い返すことがあるかも知れない。

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母校の便りに心動かされることがあるかも知れない。

多忙な日々を過ごしながら同窓会に出掛けらりる人はラッキーな人かも知れない。

ともあれ、多くの同窓生に広く門を開けて、同窓会は歴史を刻んでいく。

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学校も少しずつ進化し続けているし、昔と同じではない。

蒲の綿毛だって、新天地にしっかりと根を張ってコロニーを広げているんだ。

同窓会と卒業生の発展を祈念して!!!

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2013年8月 3日 (土)

ジュビロの顔

J1のジュビロ磐田は、往年の名チームである。

そのジュビロがJ1に昇格して今年で20年になるのを記念して、スタジアムに顔が出来た。

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これまでのヤマハスタジアムは、何処が入り口か分からない様な佇まいだった。

立派に改修されて、今日はそのコケラ落としである。

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かつて黄金時代のオフト監督をはじめ、スキラッチやファンネンブルグ、

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それに中山や藤田、名波などが顔をそろえた。

それぞれ低迷するジュビロに激励のエールを送っていた。

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さて今日はストイコビッチ監督率いる名古屋グランパスとの対戦である。

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広がったスタジアムも、ほぼ満席に近く入った。

20周年を記念するイベントが1時間近く続いて、いよいよキックオフ。

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グランパスのサポーターの応援も一糸乱れず素晴らしかった。

ともかくゲームの前半は1対1で折り返したんだが、

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グランパスのパス回しとコンビネーションに随分と押され気味である。

このところの低迷にこけら落としが加わって固くなっていたのかどうか。

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勝負は水物だが、やはり実力が勝負を決していく。

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監督を変えても、もう一つ何かが変わらなければ現状を変えられない。

それは、かつての様な顔になる選手がいないことだろう。

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その顔を確保できなかったのは、近年のヤマハ(株)の低迷があったのかどうか?

ともあれ景況は上向きつつあるから、次の一手が欲しい。

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ジュビロが17位なんて嘘だろう。

何とかしてくれ!!

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2013年8月 2日 (金)

ケータイ

この国から、別れの風景が消えて久しい。

海外など遠方に出かける人がいれば、大抵は駅のホームなどで見送った。

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東京駅で終電を見送る恋人なんてのは、絵にも歌にもなった。

昭和40年代までは、

「汽車の窓から手を握り、送ってくれた人よりも、ホームの・・♪」なんてね。Dscf5786

別れの風景を消した犯人は、実はケータイらしい。

このケータイで、誰が何処に行こうが繋がっている。Dscf5784

メールすりゃ直ぐに返事が来るんだから、わざわざ送別の場面を演じる必要もない。

それにケータイは、あの別れの後に押し寄せる寂寥感まで奪ってしまった。

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何時でもどこでも特定の人と繋がるケータイは、如何とも便利な代物ではある。

便利だけれど、時にそのツールが困った現象を起こすこともある。

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この夏休み、中学生の悪がケータイで群れている。

学校など飛び越えて、悪が悪を呼ぶような現象が起きているんだ。

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夜中に迷惑行為を起こす程度ならまだ可愛いのだが…・。

今後のエスカレートを心配しつつ、どう歯止めをかけたものか困っている。Dscf8127

当面、夜22時以降にPTAが毎日パトロールして様子を見ることになった。

ともあれ、今朝は防犯パトロール推進大会である。Dscf8128

約100台程の青パトと警察はじめ関係者が集まって、この夏の防犯活動の推進を宣言。

「安心・安全の住みよいまちづくり」とは、みい~んなが参加して効果が出る。Dscf8024

子供が茶髪でモヒカンの頭をしていても、たばこを吸っていても誰一人注意もしない。

そのくせ権利だけを主張するお馬鹿モンスター、Dscf7442

全ては戦後の間違った民主主義(ミーイズム)に根源がありはしないか。

ケータイは、確かにその個人主義にフィットしているようだ。Dscf7112

悪餓鬼は孤独が怖くって群れるのだと言う。

それを察したボスがケータイで「集まれ」と号令すりゃ、夜中だって集まってくる。

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仲間外れにされるのが怖いからね。

青少年の健全育成って、言うのは簡単だが・・・・・・・。

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2013年8月 1日 (木)

黄色いトマト

何時頃だったろうか、「黄色いサクランボ」って歌が流行ったことがある。

あの歌はチョットふざけてたけど、黄色いトマト(ミニではない)は本当にある。

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実は今年、半信半疑でそのトマトを栽培したのだ。

どうせ出来そこないだろうって思ってたのだが、意外や意外、強健で立派なトマトが育った。

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一見、柿と見間違うようなトマトが沢山出来て、それが味もかなり良いんだな。

トマトにも色々な思い出がある。

これも昔の話だが、

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50年以上前に親父がファーストって言う先端の尖ったトマトを作っていた。

トマトは冬季でも無加温ハウスで育てられる作物で、もっぱら秋から冬にかけて育てていた。

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当時は時期外れのトマトだったから、東京市場で高値で売れたんだ。

私は学校から帰ると、このトマトを大きさ別に並べ、木箱を造るのが毎日の仕事だった。

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今では機械でする予備選別だが、

親父が夜なべ仕事で木箱にトマトを薄紙に一個ずつ包んで詰めていった。

出荷は毎日のことだったが、中には変形してしまた不良品があった。

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これは、腹を空かせた私の口にかなり入ったのだが、

以来、何故かトマトはあんまり食べたいと思わなくなっていた。

しかし、この黄色いトマトが私の口にあった。

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スライスして塩を振っただけの「黄色いトマト」が、今とても気に入っている。

いやいや、私の朝は黄色だけじゃない。

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「サマーブラック」という真っ黒なブドウを収穫し、

その後に「翠峰」という黄緑の美しいブドウを収穫する。

ピオーネの収穫は、もう一週間ほど後になるだろうか?

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ともあれ、豊かな色合いと戯れる私の朝は、毎日待ち遠しくもあるのだ。

話しは変わるが、今日は合併後の街づくりを話し合う「地域審議会」に臨んだ。

審議会で黄色のトマト(想定外)の様な話は、そもそも期待し様もないことだが、

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広域合併から8年、そろそろ新たな発想でアジな地域づくりが出来ればと思っている。

かつての役場に変る地域を主導する組織が必要だな~。

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